青い人魚と軍艦娘   作:下坂登

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赤信号で停止中。
作者(坂道発進かぁ……エンストしたり後退したくないし、回転数上げてクラッチすぐ繋ごっと……)
信号が青に変わる。
グォン!(エンジンが4000回転まで跳ね上がる)
ギュギュ!(ホイールスピン)
バン!(衝撃でダッシュボードが開く)
ドバッ!(ダッシュボードの中身が散乱)
ゴン!(トランクの荷物が崩れる)
ドン!(リアシートの荷物が落ちる)
作者(……やっちまった……)顔真っ青

陽炎「はい、作者の2回目のドライブはこういうことがあったそうよ」
明乃「前回より酷くなってる気が……」
作者「でも帰りはコツが掴めて、一回もエンストとかしなかったし、ちょっとは上達したと思う。あとギアチェンジ楽しかった」
明乃「頑張ってもっと上達しようね」

追記:2022/6/11 誤字訂正を行いました、アドミラル1907様、誤字報告ありがとうございます。

それでは本編へどうぞ。



15話 死闘

 

 

陽炎と晴風が同時に主砲を一斉射、大小の12.7cm砲弾が入り混じって飛翔する。

対する駆逐棲姫は晴風の砲弾を見切って最小限の動きで回避し、陽炎の砲弾は強固な装甲で受けた。

自分にとって脅威的な攻撃のみを選び躱しているらしい。

駆逐棲姫は攻撃を凌ぎ切ると陽炎に向かって全主砲を斉射、陽炎は左にハングオンで急旋回して回避した。

 

「く……っ!」

 

海面で爆ぜた弾の破片が身体に当たり海洋学校の制服(セーラー服)に擦り傷を造る。

 

「やっぱり私が狙いなのね!」

『主砲!1門ずつの射撃に切り替え!隙を与えるな!』

 

ましろが指示を飛ばし、主砲の撃ち方が変わる、一度に3門同時に斉射する方式から1門ずつ間を開けずに連続して射撃する方式に変わった。1秒1発を誇る晴風の主砲なら3つ合わせて1秒あたり3発の砲弾を発射できる、それを活かし駆逐棲姫を攻め立てた。

だが駆逐棲姫の機動力によって全て躱されてしまう。

さらにメイタマコンビが機銃掃射を加えるが装甲に弾かれている。

 

「ミケ艦長!全然効いてないわよ!」

『了解!このまま攻撃を続行して!』

 

晴風と陽炎の考えは実にシンプル、陽炎が前に出て駆逐棲姫を引きつけ晴風が砲撃で「数撃ちゃ死ぬ」理論で撃破する、というもの。

いくら強固な装甲でも機銃弾が何百発も当たれば破れるし、いくら機動力が凄くても数撃ちゃ当たる、だから攻め続ければ倒せるかもしれない。との淡い期待であった。

 

駆逐棲姫の砲弾が陽炎を掠める。相手にとっては取るに足らない攻撃だが、陽炎のような装甲の薄っぺらい艦には1発で致命傷になりかねない。

 

「狙いが正確すぎるでしょ!」

 

晴風の放つ砲弾の嵐を躱しながらも駆逐棲姫の射撃能力はほとんど衰えていない。陽炎が回避行動を続けているのに弾がすぐ側を掠めて飛んでいく。

 

「あいつイージスシステムでも入れてんじゃないの!?」

『深海棲艦にはイージス艦は確認されていません』

「んなことわかってるわよ!()ーッ!」

 

不知火のクソ真面目な答えに八つ当たりしてから砲撃、砲弾は一直線に不規則な回避行動を繰り返す駆逐棲姫へと直撃した。自動照準の砲かと思われるほどの神業だ。

 

『陽炎こそイージス艦ですか?』

「成れるなら成りたいわっ……ととっ!」

 

軽口を叩く間にも駆逐棲姫の砲弾が陽炎に向けて飛んでくる、咄嗟に身体を捻って躱したがセーラー服の脇腹に大きな穴が開いた。

明乃の心配する声が聞こえる。

 

『陽炎ちゃん大丈夫!?』

「大丈夫よ!」

 

実は心臓バクバクなのを押し隠して気丈に答える。

 

「あー、一瞬死んだかと思った。あ、またそう思った」

 

会話の間にも駆逐棲姫の砲弾が陽炎をビュンビュン掠めていく。

 

陽炎はワンミスでゲームオーバーの戦いの中、餌役をなんとか続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、作戦はすぐに破綻した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『艦長!砲身が焼け始めてる!』

 

光が悪い知らせを伝えた。

晴風の主砲身が赤く熱を帯びている。

冷却装置の無い砲では長時間の高速連続射撃による熱に耐えられなかったのだ。

 

「まだ撃てる!?」

『撃つペースを落とさないと無理!』

『艦長!こっちもヤバイ!』

 

光に続き芽衣からも悪い知らせが来た。

 

『機銃の弾が底をつきそう!』

「もう!?」

『ごめん撃ちすぎた!』

 

機銃もほぼ休み無しに連射していたため、あっという間に弾が無くなった。

そのことを芽衣が謝ったが、弾が無くなりそうなのは芽衣と志摩のせいではないと明乃はわかっている。

 

原因はただ1つ、駆逐棲姫の常軌を逸した防御力と機動力だ。

 

駆逐棲姫の装甲に対し威力が不足していたのに加えて、駆逐棲姫の機動力に撹乱され弾をかなり外してしまいダメージをうまく与えられなかったのだ。

 

晴風の武装が使えなくなれば陽炎を守る弾幕はもう無い。

 

明乃は陽炎に向かって叫んだ。

 

「陽炎ちゃん!もう晴風の武器が保たない!」

 

 

 

     ◇

 

 

 

「嘘でしょ!?もう!?」

 

陽炎は思わず声を荒げた。いくらなんでも早過ぎる、近代化されているとは言え旧型艦の装備ではオーバーワークだったのか、そこのところも旅行で尋ねておけばよかった。

 

『陽炎ちゃん!すぐ離脱して!』

「晴風はどうすんのよ!私が逃げたら貴女達が狙われるわよ!」

『なんとかする!絶対なんとかするから!』

「悪いけど、その言葉信用できない」

 

明乃の声には焦りが見えた、何も手がなくて慌ててる時の焦りだ。

 

『でも……っ!』

「こうなったら一か八か賭けるしか無いんじゃない?」

『賭け……?』

「まだ晴風の武装が使えるうちに撃ちまくって、私がその隙に肉薄してぶん殴るのよ。ゼロ距離の砲撃ならあの装甲もきっと抜けるわ」

『待って、それだと向こうからの攻撃も強くなるってことだよね……?

 

震える明乃の声に、陽炎はフッと笑ってあっさりと認めた。

 

「そうね、当然弾は当たりやすくなるし速度が上がる分威力も高くなるわ」

『危険すぎるよ!』

「承知の上よ!大体戦闘ってのはそういうものでしょ!もう時間も無いんだし、援護頼むわね!」

 

そう言い捨てて無線を切り駆逐棲姫に向け最大戦速で駆ける、機関が唸りを上げて陽炎を前へ前へと押す。

陽炎は主砲の残弾を手早く確認した。

 

「各門に1発ずつ、全部で4発か……」

 

数は少ないがゼロ距離で仕留めるには足りる。

晴風の砲撃が頭上を飛び越え駆逐棲姫を襲う、全て回避されているが隙を作るには十分だ。

まだ晴風の砲が保つのか確認しようと振り返ると晴風が陽炎の後を追いかけてきていた、強引にでも陽炎のことを回収しようとしているのだろう。

 

やっぱりあの艦長は陽炎のことを意地でも見捨てたくないらしい。

 

「ありがとうミケ艦長、でもね」

 

 

 

 

 

__艦長(父親)なら、自分の部下(家族)を守りなさい__。

 

 

 

 

 

「__さあ決着(ケリ)をつけるわよ!駆逐棲姫!!」

 

陽炎は未だ遠くにいる敵に向かって馬鹿でかい声で怒鳴った。

駆逐棲姫がそれに呼応するように加速し距離を詰めながら砲撃、砲弾が陽炎を掠め後方に飛んでいく。

その間にも晴風の支援砲撃が駆逐棲姫を襲い体勢を崩し、少しではあるが砲撃の精度を削いで陽炎の接近する猶予を与えてくれる。

 

 

 

残り340m、相対速度70ノットで残り約10秒の距離。

陽炎は主砲を構える。

 

「あと10……」

 

みるみるうちに距離が詰まる。

晴風の砲撃が陽炎の近くにも落ちる。

 

「9」

 

悪運には自身がある、絶対に決めて見せる。

 

「8」

 

心臓がバクバクしてうるさい、黙ってろ。

 

「7」

 

駆逐棲姫の砲弾が右太股の機銃に掠り粉々に吹き飛ばして、スカートもすこし破られた。

 

「6」

 

駆逐棲姫の顔がハッキリと見えた。

無表情で何を考えているかわからないが、おぞましいという印象だけを受ける。

 

「5!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然、鳴り続けていた砲撃音が止まった。

 

そして駆逐棲姫の側で乱立していた水柱が消える。

 

 

 

晴風の支援砲撃が止まった。

 

『全主砲安全装置作動発射不能!オーバーヒートしてる!もう撃てない!』

 

晴風の主砲に搭載された安全装置が砲身温度の異常上昇を検知、暴発防止の為に装填装置がロックされ発射不能になった。

 

晴風からの砲撃が止んだことで、駆逐棲姫が体勢を整え陽炎に()()()照準を合わせる時間が生まれた。

 

「まずい……っ!」

 

陽炎は回避しようと右に急旋回する。だが、駆逐棲姫はピタリと砲口を陽炎に追従させている。

 

躱せない。

 

そう判断した陽炎は砲弾が放たれる寸前で、空っぽの魚雷発射管を身体の前に出して盾にした。

 

そして駆逐棲姫が発砲、砲弾は見事に陽炎の真正面に突っ込んで魚雷発射管に直撃した。激しい衝撃と炎とともに魚雷発射管が砕け散り破片が飛び散る。

 

「ぎゃあっ!!」

 

咄嗟に顔をギプスをはめられた左腕でガードしたが顔以外のあちこちに破片がぶつかり激痛が走る、そのせいで陽炎はバランスを崩し派手に転んだ。

 

「いったあ……」

 

自分の様子を確認するため身体に目をやると、撃ち込まれたのが榴弾だったからか艤装の被害は魚雷発射管だけで済んでいた。だが、飛び散った破片と炎によってセーラー服はズタボロになっていた。

おまけに、ギプスにでかい魚雷発射管の天板の破片が突き刺さっていた。腕や顔に痛みが無いのはギプスによって守られたからのようだ。

 

「……不幸中の幸いってとこかしらね」

 

陽炎はギプスから破片を抜いて捨てると起き上がろうとした。が、陽炎のすぐ側に砲弾が落ち水柱を立てた。そのせいで陽炎は再び海面を転がった。

 

「あいつ……!」

 

陽炎はギリッ……と歯ぎしりをした。駆逐棲姫が陽炎に向けて砲撃を続けてくる。確実にトドメを刺すまでやめてくれないようだ。

 

このクソッタレ、まだ死ねるか。

 

陽炎は必死で無様に海面を転げ回りながら砲弾をなんとかギリギリのところで躱す。しかしすぐに直撃弾を喰らうのは目に見えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、ファアアアアアン!とけたたましい警笛が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽炎を追い詰め砲撃を加えていた駆逐棲姫はその警笛に気を取られて砲撃を止めた。

 

駆逐棲姫が音のする左方向へ振り向くと、2つのヘッドライトで煌々とこちらを照らし警笛とエンジンの爆音を響かせながら武装スキッパーが真っ直ぐにすっ飛ばして向かってくる。まるで気づいてくださいと言わんばかりに存在をアピールしている、「こっちを見ろ、殺してやるぞ」と。

 

武装を使わないのは無駄だとわかっているからだろう、駆逐棲姫の装甲は機銃程度ではびくともしない。

では残された手は何か?間違いなくやけくそになった挙げ句の自爆攻撃、これは厄介だ。そう判断した駆逐棲姫は優先目標を陽炎からスキッパーに切り替えた。

 

陽炎が尻尾を巻いて逃げていったが、また追いかければいいだろうと後回しにした。

 

回避行動もせず弾丸のように真っ直ぐ突っ込んでくるスキッパーのコックピットに照準を合わせ主砲発射、砲弾は寸分違わすコックピットの中心をぶち抜いた。

 

 

 

 

 

だが、止まらない。スロットルを緩める気配がない。

 

 

 

 

 

駆逐棲姫は慌てずさらにもう一発、今度はコックピットの後ろにあるエンジンに向けて発砲。

エンジンルーム内部で榴弾が炸裂し燃料に引火、スキッパーは爆発して大きな炎の玉に包まれた。

 

 

 

殺った。いや、もしかしてあれは囮か、他にも敵がいるのかもしれない。

 

駆逐棲姫はそう疑い周囲を見回した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一瞬が、人魚(マーメイド)に噛み付くチャンスを与えた。

 

 

 

「轢き殺してやる!」

 

 

 

爆炎の中からスキッパーの破片を蹴散らしながらもう1台、赤羽のスキッパーが飛び出してきたのだ。

 

 

     ◇

 

 

仲間を殺されて赤羽は復習の炎に燃えていた。

このまま引き下がれるか、必ずこの手で殺してやる。

だが機銃も魚雷も全く効果が無かった。

生半可な手では通用しないと考えた赤羽はとんでもない作戦、否、暴挙を思いつく。

 

そう、スキッパーでの轢殺である。

 

時速200kmを超える速度で轢けばどんな怪物もバラバラになるだろう。

 

しかし正直に真っ直ぐ轢き殺しに行ったところで迎撃され撃ち殺されるのは目に見えている。

そこで一計を案じた。燃料タンクの損傷で離脱していたS6のスキッパーを強奪、もとい拝借し駆逐棲姫に突っ込ませて身代わりにする。

燃料タンクにまだ突っ込むのには十分な程の燃料が残っていたのはラッキーだった、ダクトテープで応急的に穴を塞ぐだけで済んだ。

武装スキッパーには開発途中であるものの自動航行装置が搭載されており、無人での航行が可能だったのも大きい。まあ、自爆攻撃に使われたのは不名誉だろうが。

 

S6を一直線に駆逐棲姫に突っ込ませ、赤羽のスキッパーはその真後ろにピタリと貼りついていた。

S6のヘッドライトと警笛で派手にアピールしたのはヤケクソになったと思わせるため、そしてもう1つ、囮だと思わせてS6が破壊された後に注意を逸らすためであった。まさか囮と一緒に本命が来るとは誰も思うまい。

 

そしてそれはピタリと的中した。

 

 

 

 

 

「轢き殺してやる!」

 

炎から飛び出して駆逐棲姫に激突するまで僅か2、3秒、駆逐棲姫の姿がスキッパーのフロントガラスに一気に迫ってくる。赤羽はビビってスロットルを戻しそうなのを押さえつけ、反対にめいいっぱい押し込みさらに加速させた。

 

 

 

そして激突。

 

駆逐棲姫が船首で跳ね上げられフロントガラスに突っ込んだ、艤装の顎がガラスをぶち破りキャノピーをズタズタに破壊する。そしてキャノピーの終わりでもう一度跳ね上げられ、駆逐棲姫は宙を舞った。

 

駆逐棲姫も空中ではどうにもできずキリモミ状態で高さ10m程の放物線を描き海面にバシャン!と叩きつけられた。

 

一方スキッパーも被害は甚大で船首はベコベコに凹みキャノピーが衝撃で粉砕され、血だらけになって動かない赤羽を乗せたままコントロールを失い速度を落としてその場から離れていった。

 

 

 

     ◇

 

 

 

『スキッパーが駆逐棲姫と衝突!』

 

マチコが報告した。明乃は駆逐棲姫の様子より赤羽のことが心配になった。

 

「スキッパーの様子は!?」

『コックピットが破壊されていますが……乗員の様子は確認できません……』

「そんな……。つぐちゃん!スキッパーの乗員に呼びかけて!」

『はい!』

 

明乃の身体がこわばる。

まさか、死んでしまったのか。いや、すぐ助けに行かないと__。

 

その思考を、マチコの声がぶった切った。

 

『駆逐棲姫が動いています!』

 

駆逐棲姫が起き上がり再び海面に立った、スキッパーの捨て身の衝突にも耐え切ったのだ。

 

『駆逐棲姫、健在です!』

「嘘でしょ!?」

「なんて化物なんだ!」

 

ましろも驚愕の声を上げる。

スキッパーに撥ねられてもまだ生きていられるとは、奴は不死身か。

 

「どうしよう……逃げる……?」

 

鈴が恐る恐る尋ねる。明乃は目を閉じて考え込んだ。

 

 

 

主砲はオーバーヒートし使用不能、機銃弾も残り少ない、機関も全開では長くは保たない、そんな絶望的な状況で駆逐棲姫を倒せるのか。仮に主砲を復旧させたとしても数発ずつしか撃てず、全て躱されてしまうのでは__。

 

 

 

「ココちゃん!」

「__であるから我々は!__え?あ、はい?はい!」

 

考え込んで固まっていた明乃に突然呼ばれて、現実逃避の一人芝居中だった幸子は思わず変な声を出してしまった。

 

「こちらの弾道データと相手の回避パターンをまとめて!」

「りょ、了解しました!」

「不知火ちゃん!陽炎ちゃんに呼びかけて!」

「はい!陽炎、応答してください。陽炎、応答を……」

「繋がった?」

 

不知火は首を横に振る。

 

「駄目です、応えません」

「仕方ない、ちょっと強引にでも拾ってこう。現在地は?」

「晴風から4時の方向、距離890mです」

「わかった。鈴ちゃん!」

「はい!」

「面舵120度」

「了解!面舵120度!」

 

鈴が舵輪を回し、晴風は陽炎の方へと艦首を向ける。

 

「しろちゃん!武装の復旧作業、あと陽炎ちゃんの回収をお願い」

「了解、でもどうするんですか?」

 

ましろはこれから晴風がどう動くのかと尋ねた。

すると、明乃はキッパリとこう言い切った。

 

 

 

「とりあえず、逃げる」

 

 

 

晴風は駆逐棲姫に背を向けて逃げ出した。

 

 




作者「戦闘回長い……日常回書きたい……」
麗緒「自分でそうしたんでしょうが」
空「さすが相変わらずの無計画」
桜良「ほら頑張って早く書いて」
作者「うう……次で戦闘終わらさないと……」
麗緒「ちゃちゃっと書いちゃえばいいんだって、いろいろ端折って」
留奈「えー、この戦闘で私達の出番無いのにー」
一同「「「「あ」」」」
空「……ねえ、もしかして」
桜良「私達のこと、忘れてた……?」
作者「アーアー、何も聞こえない何も聞こえない」

次回もお楽しみに。

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