新・魔法少女リリカルなのは〜剣神と夜天の輝き   作:パッチェ

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どもパッチェだよん。

時が……飛ぶよ。飛んじゃうよ!!






1話

 八雲夜と眷属達が転生して6年の歳月が経った。

 夜が3歳の時に建てた会社は見事に成功した。

 今では、世界で一家に一台の家電や人気チェーン店などで世界で10本指に入るお金持ちになっている。

 というよりそういう()()()()()()

 

 

 

 

 それ故に———

 

 

 

「もう…………イヤ……」

 

 夜は、社長室で書類の山に埋もれていた。

 

 

 世界でトップレベルのお金持ちになった八雲達は、毎日の仕事が入り徹夜がなどが当たり前になっていた。

 

 

 夜はこれで三徹なのだ。

 いくら前世の記憶があっても身体は6歳。子供の身体で三徹するといくら天才でも疲れ起きているのが辛くなってくる。

 

「ハァ……書類の山が…減らない……」

 

 軽く鬱になっていると、ドアからノックが聞こえ、開く音がする。

 

「主よる、入りま……って、大丈夫ですか!?」

 

 金髪で9本の尻尾を持つ狐、藍が入ってきたが書類の山に埋もれている

 夜を見つけ助け出す。

 

「ふぅ……助かった……藍」

 

「主よる。いい加減休んで下さい。皆、心配しております」

 

 

「でも……」

 

 渋る夜に藍はため息を吐き、

 

「主は今子供なんですから休んで下さい!倒れたらどうするんです!!」

 

 この言葉に夜は、言う事を聞かないと藍が面倒くなり説教が始まるので素直に言う事を聞く。

 

「わ、分かった。じゃあ2時間だけ寝る」

 

 そう言うと夜は、社長室の奥にある寝室に入って行った。

 

 

 

 ★☆★☆

 

 

 

 

 ———やっと休んだか。主よるは働きすぎなのだ。6歳の子供が三徹などしていたらいつか仕事中毒(ワーカーホリック)になってしまう。しっかりと私がささえねば!そう………

 

 

 

 

 

 

 ———久しぶりの…平和なのだから。

 

 

 そう決意する藍。

 

 

 

 この時、藍は知らなかった。

 将来多くの子供達が仕事中毒(ワーカーホリック)になる事を……。そうなれるのが幸せな事に……。

 

 

 

 

 

 ☆☆★

 

 

 

 

 

 

(そろそろ夜様を起こす時間になりますね)

 

 

 美鈴は腕に付けた時計を見ると夜が居る寝室に向かう。

 

 

 基本的に美鈴は、夜の護衛なので他の眷属達と違って仕事が無いので

 夜の身の回りの事をしていのだ。

 何も無い時は、お昼寝をしているのでよく他の人達にキレられたりするのだが彼女はある意味学者能力が無いので徹夜明けの人達の前で寝ていると攻撃されている。

 

 

(夜様。最近休んで無かったのでいい機会ですね)

 

 

 美鈴は社長室の奥にある寝室のドアを開ける。

 

「夜様、起こしにきましたよ〜」

 

 静かに声を掛けるが返事が無いので中に入り、夜の寝ている前まで行く。

 

 

「あらー、まだ寝てますね」

 

 

 ベットの上で小さく息を立てながら寝ている夜のほっぺたをプニプニする。

 

「もう少し寝かせてあげましょう。最近徹夜で寝てませんでしたもんね。この位なら藍さんも許してくれますし、私も眠くなりました」

 

 

 その言葉と共に、しれっと夜のベットに入ると、まるで夜の母親のように抱きしめると、

 

 

「ゆっくり休んで下さいね………今だけは…ゆっくりと…」

 

 

 こうして美鈴は眠りにつく。

 

 

 

 

 

 

 ★☆★☆

 

 

 

 

 

 

 藍は今焦っていた。

 

 夜を起こしに行った美鈴が戻って来ずもう2時間もたつのだ。

 

(まさか美鈴、主よるを襲ってるんじゃ!?主よるにあんなことやそんなことを!?全く発情龍が!!)

 

 鼻血を出しながら急ぐ藍はブーメランと言う言葉がお似合いである。

 

 

「主よる入ります!」

 

 

 そう言うと藍は部屋の中に入り、目の前の光景に思考が止まる。

 

(な、何故起こしに行った美鈴が主と一緒に寝ているのだ?全く

 羨まし……ゲフンゲフン、このサボり魔羨ましい事を!!)

 

 

 藍は全く隠せていない思考を引っさげ

 美鈴を叩き起こし

 

 

「さっさと起きんか、この馬鹿物!!」

 

「痛い!何するんですか藍さん」

 

「主よるが寝ているのは良い。おぬしが何故主よると一緒に寝ているのだ‼︎」 

 

「そんなの事決まってます。私が眠かったからです!」

 

「ドヤるな、この馬鹿物」

 

 

 言い争いをしているは二人の声が夜の耳に入る。

 

 

「うにゅ…?………うるち…ゃい」

 

「ブハッ」(鼻血を噴き出す)

 

「藍さんっ!?」

 

 

 寝起きの夜を見た藍はあまりにも可愛い過ぎて愛が噴き出す。

 美鈴は耐性があるが藍は一度寝起きの夜に興奮して襲いかかり夜の寝室には出禁になりそれから寝起きの夜を見れなくなり耐性が無かった為、色々な物が噴き出してしまった。

 

 

(主よる………その姿は、寝起きで衣服が乱れまだ意識がはっきりして無く幼児言葉。この藍もう耐えれません。襲ってしまいたいですが、

 あっ、やべ血が足りない)

 

 

 

 ドサッ

 

 

 欲望満載の藍は、愛(鼻血)を噴き出し身体の必要な血が足りなくなり倒れた。

 

 

 

 ———10分後

 

 

 

 

「もう…大丈夫?」

 

 

 夜に心配される藍は血を補給する為、点滴刺しベットで横になっていた。

 

 

「えぇ。もう大丈夫です主よる」

 

「藍さんは、相変わらず変態さんっスね」

 

 

 藍が倒れてから丁度外から帰って来たレヴィが弄る。

 

 

「変態じゃ無い。愛だ!!(キリッ」

 

 

 キメ顔をする藍にレヴィは呆れを隠せない。

 

 

「その言葉、どっかの完璧で瀟洒なメイドも言ってたっス」

 

「あいつと一緒にするな!あいつはただのロリコンだ!!」

 

「イヤ。藍さんも変わらないですよ」

 

 

 美鈴からの的確なツッコミが入る。

 夜は話についていけないようだが、藍はこのままでは不味いと思い話を強引に変える。

 

 

「そ、それよりレヴィがいると言う事は、依頼か!?」

 

「なんか強引に話を変えられた気がするすっスけど、まぁいいっス。その通り依頼っス!」

 

「おっ、久しぶりですね〜」

 

 美鈴はゴキゴキと肩を回し張り切ってる。

 

「今回の依頼……久しい…」

 

 

 依頼とは、夜達がしている一種の退治屋の事だ。転生する前まで裏の仕事をしていたので今も自分達の会社と違い別枠でしているのだ。依頼する人達は裏関係者が多く知り合いの大妖怪も依頼したりするのだ。

 

 今回もその枠に当てはまる。

 

「今回の依頼主は地底からっス。内容は鬼退治っスね」

 

『⁉︎」

 

 他の三人は地底からの依頼にびっくりする。地底とは地上から追いやられた妖怪などが住む場所であり、鬼が多く住むことでも有名なのだ

 

 

「何して……る?……あそこの…鬼…そんな活発…?」

 

 地底をよく知ってるからこそ、夜は疑問持つ。

 

「それがっスね。どうやら一部の鬼達が地底の主を殺して、地底を支配しようと行動したらしくそれに気づいた怪力乱神が退治しようとしたらしいですが、地上に逃げたらしくてこれ以上追えなくて地上の自分達に依頼だそうっス」

 

 

 レヴィの長い説明を受けた三人は、呆れながらも納得いく部分に顔をしかめた。

 

 

「確かに地底の連中は、地上に来れないから我らに依頼は妥当か」

 

 藍の言葉に皆頷く。

 

「受けていい……久しぶり…に斬れる…!」

 

 主人が決めた事に意義は無い、と眷属達も了承する。

 

「……鬼退…治…れっつ…ごー…!」

 

 夜の言葉は絶対。

 

 故に——主の仰せのままに、と眷属達は声を合わせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ________________________

 

 ______________

 

 _______

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔法の森それは多くの妖怪がおり魔女が住んでいることで有名な地。

 ここに空間がくぱっと割れ大量の目玉が現れると一人の少年と三人の女達が現れる。

 

 

「ふぅ、久しぶり…魔法の……森」

 

「やっぱり夜さんの能力は、便利っスね」

 

「…疲れるけど……ね」

 

 

 そしてレヴィが言っているのは夜の能力、干渉する程度の能力のことだ。この能力は、その名の通り何にでも干渉できる能力なのだ。この能力の恐ろしい所は、干渉した物、成分、法則すらも好きなようにできる点だ。

 例えばナイフに干渉し切れ味を強化も出来るし、今回のように空間に干渉すればしっかりと座標に固定してワープのように使える汎用性だ。ただし使いこなすには、能力を掌握しないといけないが夜は完全に能力を掌握しているこそチート級なのだ

 

 

 

「あまり魔法の森は身体によくありませんね…」

 

 

 魔法の森は普通人間だと足を踏み込んだ時点で生きては帰れない。それはこの森の特徴でもある生物全てが魔力を持っているからだ。彼等にとって魔力とは一般人にとって毒でしか無い。

 だからこそ、この森に近づく者はいないに等しい。その為に身を隠すには最適なのだ。

 

 まぁ全く夜達には問題は無いが。

 

 

 

 

 ——閑話休題

 

 

 

 

 

 

「……ここから気が感じますね」

 

 

 美鈴の気の探知により魔法の森にある洞窟前に着いた夜達は、そこの中に鬼がいる事を確信した。

 

「皆、問題は無いと思うが油断はするんじゃないぞ」

 

 念の為と藍が皆に声を掛ける。

 

「それじゃあ……行く!」

 

 前を行く夜の後ろを眷属達は行き洞窟の中に入っていく。

 

 中は薄暗く、光は岩と岩と隙間から少々といったところだ。その為藍が狐火を各々に付け前を照らす。

 洞窟に入って最深部に進むと夜達は広い空間で約50体の鬼達を見つけた。

 

「あれ……今回のターゲット…鬼……良い……?」

 

 夜は他の人からみれば相変わらず無表情だが眷属達は気づいていた。

 

(ふむ。主よるが生き生きしている。良いことだ!)

 

(夜様ヤル気だなぁ。私出番あるかな?)

 

(うわぁ、夜さんめっちゃ殺るきじゃないっすか!鬼達大丈夫っスかね)

 

 

 一人は夜主義を発動し、一人は自分の出番を疑い、一人はこれから酷い目に合う鬼達の心配をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ☆☆☆

 

 

 

 鬼とはプライドが高く、下位の鬼達はとても傲慢。しかし絶対的強者には従う。だからこそ地底の主に従う怪力乱神に不満を持っていた。

 

 

「何故勇儀姉さんはあんな奴に従う!!」

 

 

 一体の下位の鬼が怒鳴るように不満を言い散らす。

 

 

「妖怪でも最上位の鬼がただの悟り妖怪に従わなければならん。我々はなんだ?我々は鬼だ。鬼は、最強だ。だからこそ地底は、我々が支配するのだ!」

 

 

 鬼の演説が洞窟内に響き渡り、これに賛同する鬼達が声を上げる。

 

 

「そうだ俺たちは、最強だ」「あんな小娘捻り潰せば良い!」「我々鬼が地底を支配するのだ!」など復唱する鬼達は、自分達に近づく死の足の音など聞こえなかった。死がもう来ているのに、鬼達は疑わなかった。自分達が最強だと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 そして死が鬼達の前に……

 

 

 

 

 

 

 ——————来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

「………お前…達…が鬼?」

 

 

 鬼達は、戸惑う。目の前にいる子供に、何故こんな所にいるのかと?

 しかし目の前にるのは子供、警戒はすぐに油断に変わった。

 

 一人の鬼が話しかけてきた子供に話しかける。

 

「どうして此処に、子供がいるんだ?迷子か?迷子なら鬼ちゃん達が返してやろう。帰ればの話だかな!ギャハハハハ」

 

 下劣な嗤いをする鬼。周りの鬼達も嗤い出す。

 

(……うむ…もういい…」

 

 夜はあまり感情を持たない。いや、この言葉には語弊がある。彼は()()の感情を知らない。

 しかしある鬼の言葉は夜の逆鱗を踏み抜いていた。

 

 

「…夜刀…我が…刃となれ」

 

 

 《YES!武器モードに移行します。》

 

 と言うとペンダントだった夜刀は、一瞬で俗に言う日本刀に変わる。近くにいた鬼が気付いた時には遅かった。

 

「…シィ!」

 

 —————一閃

 

「…………へ?」

 

 

 鬼達は何が起こったのかわからなかった。気付いた時には、仲間の首は飛び、残った身体の切られた部分から血が噴き出す。分かった事は、仲間切られすでに死んだ事、そして日本刀を持った子供は敵だという事。いくら下級の鬼達といってもそこはやはり鬼。意識を子供から敵に切り替える。

 

「やっと……殺る気…なった?」

 

 鬼達の殺気が充満した空間で、夜は平然として鬼達に挑発する。

 

「調子に乗んなよクソガキ」

 

 挑発に乗った鬼が夜に襲いかかるが、

 

 

「……遅…い」

 

 襲って来た鬼を一瞬でバラバラに切る。

 

 

 この光景を目の当たりにして他の鬼は身体が止まる。鬼達はわからなかった。仲間の一人が切られたのは分かった。しかしどうやって斬ったのか誰もわからない。誰一人として夜が振るう刃を見れていないのだから。

 

『『ッッッ!???』』

 

 そして恐怖した。鬼達は恐怖した。そして理解した。この子供に勝てないと死の恐怖を感じた。

 もうそこにプライドは無い。逃げても殺される…そのイメージが脳裏に浮かび上がる。

 だからこそこの場にいる全員で向かっていった。

 

『ウオォォォ」

 

 全ての鬼が夜に襲いかかる。

 

「良い判断……でも…弱い!」

 

 夜は夜刀を鞘に納め鬼達がいる前に横に振るう。その刹那夜刀が鞘に収まっていた音がチャリンと聴こえる。

 

 

 ————絶技・鈴ノ音

 

 

 すると鬼達の上半身と下半身はサヨナラし50体いた鬼達は、皆死んだ。

 彼らは、知らなかったのだ。目の前にるのは剣を極めた者…

 

 ——— 【剣神】だと言うことに。

 

 

 全ての鬼を切った夜は

 

「本物…鬼…は…もっと…強い」

 

 と言い残し死体になった鬼達に目もくれず眷属たちへの元に戻る。

 

「夜刀……戻る」

 

 《了解しました。待機モードに入ります》

 

 そう言うと夜刀は、日本刀から十字架のペンダントに戻る。この状態の夜刀を首にかけて広い空間の入り口で待っていた眷属達の元へと走る。

 

「…終わっ…よ」

 

「お疲れ様です。主よる」

 

 蘭は言いながら夜に付いた血を拭き取る。

 

 レヴィと美鈴は、切られた鬼達の残骸を見て

 

「うわー、みんな真っ二つっスね」

 

 少し顔を引き攣るレヴィと

 

「やっぱり、私の出番無かった。(T ^ T)」

 

 涙目の美鈴だった。

 

 

 

 

 

 ★☆★☆

 

 

 洞窟の外への帰り道、藍は今後の予定を確認する。

 

「主よる。これからどうしますか?」

 

「……むぅ〜〜…」

 

 何も考えてない夜は頭を捻り、どう…しよう…と呟く。そこに提案を出したのはレヴィだった。

 

「久しぶりに運動だったんッスから温泉とか行かないッスか?」

 

「そうだな。主よるも血の臭いが少々するし妙案じゃな」

 

 夜の着ている和服は所々血が付着していて、銀の腰まで伸びたストレートヘヤーにまで付着している。

 それを洗い流す為にもいい案だ、と藍も賛成の意を示す。

 

「…うむ…では…お風呂…行く」

 

 夜も賛成した事で藍はこれまで何もしていない美鈴を指名して、

 

「美鈴よ、主よるが入れる温泉を見つけろ!」

 

「ん?藍さん……見つけろとはどういう意味で?」

 

「なに、貴様の能力で温泉がある地脈くらい探せるだろ?やはり一般的な湯は主ヨルが危ないからな」

 

 いや私の能力そんな事に使うのは……と渋った美鈴出会ったが、目の前には敬愛すべき夜の姿が

 

「…美鈴…おね…がい♪」

 

「夜様がおっしゃるのでしたらこの美鈴今すぐ探し出し掘り起こしてみせましょう!」

 

 

 夜の上目遣いのお願いは即堕ちで美鈴を魅了したのであった。

 

 

 その後美鈴は一時間もかからず魔法の森に偶々あった沸いている水脈を掘り当て、夜達一行は一緒に温泉を堪能したそうな。

 

 

 

 

 

 この世はまた平和である。

 

 




【あとがき】

やだ…リリなの要素無さ過ぎ……(衝撃)
次回、原作キャラ出るよん。

しばらくはこのノリでいきます。

続きが気になった人はお気に入り、感想などなどおなしゃす。
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