どもパッチェや!!
出ますよ!あの4人が。
大丈夫…俺ならできる。……あの2人を影が薄い何で言わせない!!
シャ———とザフ———。
6月4日 午前7時
「…や、やっと…終……わった!」
夜は、はやての誕生日を祝うために2日の夜20時から今のまで寝ずにずっと仕事をしていた。
「うぅ…はやての家に行かなきゃ…」
いつもの五倍の仕事を約30時間で終わらせた夜は、意識が朦朧としながらも八神家に行こうとしていた。
夜が社長室のドアを開けるとホスッンと何かに当たる。
「夜様!何処に行こうとしているんですが?」
美鈴が立っており、夜を通さない!と、威圧する。だが美鈴の威圧に怯む夜では無く、ここは譲れないと声に出す。
「…美鈴…そこ邪魔……はやて…家……行けない」
夜も威圧を出そうとするが、疲れで今にも倒れそうな夜が出せる訳も無く、美鈴は全く怯まない。
「全く…その体調じゃあ、倒れるのがオチですよ。ですから寝て下さい!」
少し呆れの入った美鈴の言葉。
「で…でも…早くはやて……家に……」
まだ、駄々を言う夜に美鈴は優しく諭す。
「今の夜様がはやてちゃんの家に行ったって、迷惑になるだけです。まだ約束の時間もあるし少しだけ寝ましょう」
はやての迷惑に……と表情を落とす。
「…今の僕が行く……はやて……迷惑?」
夜のとてつもない落ち込みに美鈴は、罪悪感が襲ってくる。
だが、夜の為これから行くはやての為に美鈴は、涙を飲んで夜を寝かそうとする。
美鈴「その通りです。だから寝て下さい夜様。ちゃんと時間になったら起こしますから!」
「……分かった……寝る」
そう言うと夜は、フラフラとしながら寝室に戻って行った。
「……やっと寝ましたか」
フラフラと戻って行く夜の背中を、美鈴は見送りながら小さなため息を吐くと予想通りだったでしたねと思いながら、はやてと言う少女の事について考える。
(それにしても夜様にあそこまで想われてる八神はやてちゃんですか、
どんな子何でしょうね〜?夜様が信用してる事は、大丈夫だと思いますが………もし夜様に危害を加えるなら、藍さんじゃぁないですけど
—————私達が潰すしかないですね
そんな事を考える美鈴の目は、いつもの優しい目では無く獲物を狩る目をしながら社長室の前に立っていた。
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八神はやては、目を覚ますと昨日の出来事を思い出す。
(わ、私は確か昨日の夜、本がピカッー!って光ったらなんか色々な光が飛び出てそしたら、その光が人の形に変わって……あれ?そこから記憶がないわ!?もしかして夢…? )
などと考えてベットから周りを見渡すと、ベットの端に大型の蒼い犬が見えると、それに気づいた犬がはやての方に近づき声をかけてくる。
「おはようございます、主人!よく眠れましたか?」
いきなり喋りかけてくる犬に白目を剥きながら。
「あかん!?どうやら私は、まだ夢の中のようや!」
はやては頭を抱える。
「むっ!主人どうされました。もしや体調が!?」
シグナム主人が!などと叫ぶ犬に、はやては頭が痛くなる。
(…やっぱりこれは……)
「主!?ご無事ですか?」
今度は、桃色髪のポニテの女性が剣を持ってドアを破って入ってきた。
(…夢じゃあ無い?と言うことは、今の状況は何なんや!?)
喋る犬にいきなり剣を持ってドアを破って入ってくる女性に色々な思いが爆発する
「誰か私に、今の状況を説明してぇー!」
ベットの上で叫ぶはやてに、一階にいた他の2人も気づき慌てて、はやてを落ち着かせようとする4人?がいた。
☆☆★☆
何とか落ち着かせた4人?は、はやてをリビングに運び自分達の説明を始めた。
この本は闇の書といい"その
「それじゃあ、この本の主人が私ちゅう事やな!」
「そのとうりです、主。この闇の書の全頁(666頁)を蒐集する事で膨大な力を手に入れる事が出来ます」
はやては手に持っている本をいじりながら、興味ないわぁ〜とあくびをしながら否定する。
「そんなもの要らんよ」
『!?』
発言に驚く4人にはやては話を続ける。
「それより、皆んなの名前を教えてくれるかぁ?ちなみに私の名前は八神はやて'や。よろしゅな」
自らの名を言い、驚く4人を余所に質問をしたはやては4人はそれぞれ自己紹介を聞く。
まずは、さっきまで犬だった、ガン黒の犬耳を付けた男が最初に名乗り出た。
「失礼しました。私の名はヴォルケンリッターの一人 "盾の守護獣のザフィーラと申します」
次は、金髪のショートボブの女性が。
「私の名前は、シャマル。ヴォルケンリッターの一人で参謀であり、湖の騎士と言われています」
今度は、赤い髪の二つのおさげが付いている幼女が元気よく。
「あたしの名前は、鉄槌の騎士ヴィータだ!よろしくな」
最後に、桃色髪のポニテにし、凛々しいという言葉が似合う女性
「ヴォルケンリッターの将、剣の騎士シグナムと申します」
全員の名前が分かるとひぃ、ふぅ、みぃと数え、うまうまと頷く。
「ザフィーラ、シャマル、ヴィータ、シグナムやな、よし覚えたで!これから家族やな!よろしくな!」
ヴォルケンリッター達は、はやての'家族と言う発言に首をかしげる。
「主はやて。…その家族と言うのはどういう意味ですか?」
「どういう意味って、そのままの意味や!私達は、家族や」
ヴォルケンリッター達は皆戸惑う。
ここでヴォルケンリッター達の事を話そう。
ヴォルケンリッターとは、古代ベルカの騎士である。
では何故古代の騎士が現代にいるのか。
その理由は、彼等は人間では無くプログラムだからである。
闇の書と言うプログラムである彼等は、強大な力を持ち主がいれば永遠に戦え彼等四人だけで国を落とす事が出来ら為、闇の書の主になった人達は皆、暴君の王になっていたからである。
そんな記憶があるからこそ、今のはやての発言に皆戸惑っているのだ
一度も家族などと言われた事は無く、自分は道具だと兵器だと思っていたヴォルケンリッター達は、意味がわからないのだ。
それ故に———
「主はやて。我等に家族などと勿体なきお言葉。ですが我等はプログラム、道具なのです。なのでどうぞ蒐集の命令を!」
シグナムの言葉を聞き、はやてはため息を吐く。膨大な力など別に要らないと言っているのにまだ聞き分けがない。
「ええか!シグナム達がプログラムだろうと関係ないねん。それに、私は強大な力なんて要らんのよ。だから蒐集なんて他人に迷惑になる事せんでええんや!」
「「………」」
あまりにも力強い言葉にヴォルケンリッター達は何も言えないなる。
それにな、とはやての言葉が続き、
「主の私が家族になってと言うてるんや、主の命令は絶対なんやろだったら黙って聞いとればいいんよ!」
はやての発言はある意味暴君の発言だ!
しかしヴォルケンリッター達からすると、絶対の命令を、 " 家族になれ!と言ってきた主は、今までいなかった。
だからそこヴォルケンリッター達は、はやての発言を悪く思う者は、誰一人いなかった。
そしてヴォルケンリッター達の気持ちは決まった、
「分かりました。主八神はやての命令に従い、我等ヴォルケンリッターは八神はやての家族になりましょう!」
他のヴォルケンリッターもシグナムの言葉に異議は無く、はやてはにっこりと笑い満足する。
「良し!それじゃあよろしくな」
そう言いながら手を差し出すはやて。彼等はその手に手を伸ばした。それは初めての繋がり。絶対に切れることのない繋がりを彼等は手に入れたのであった。
これは、夜が来る前の出来事である。
【あとがき】
あ、あれ?
シャマルとザフィーラが喋ってないだと!?
やはり時代はシグナムか……。何となくシグナムって『このすば』のドM担当に似てねぇ?髪色以外。
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