茅場はゲームの再確認として説明するために鐘を鳴らした。そしてそのためのアバターを作り、いざ転移しようとしたその時、画面いっぱいにエラーの文字が映された。
「うん?これは何ごとかね」
エラーを画面から消し映しだれた映像に驚き、口が思わず口が大きく開いてしまった。
映像では世界に割れたようなエフェクトが発生した。
このエフェクトは本来ゲーム内のイベントに使用しようと作った物だった、だが私の目には今起きてしまっているようにしか見えなかった。
「おかしい、このエフェクトはまだ出す予定はなかった筈なのだが。それにこの大量のエラーはいったい…」
そう考えているのも束の間だった。
中から魔法使いのような格好に、青い石が付けられた杖と共に女の子が出てきた。
「…………」
「私は…そう、何も見ていなかった……」
目をそらした茅場は考えることを辞め、多くのプレイヤー達の元に向かったのだった。
皆の者!
めぐみんの降り立つ地はゲームの中だった!?
そのエラーはメインシステム『カーディナル』と呼ばれる『メンタルヘルスカウンセリングプログラム試作1号(MHCP001)・コードネームユイ』に大きなダメージを与えた。
そんなことは知らずとこの世界にやってきたのは、変な格好の魔法使いで、十字架の絵が書かれた眼帯、大きなアダマンタイトのついた杖、黒髪のロリっ娘、そう…めぐみんである。
しかし、この世界に来たは良いが、寝たままだったのか落ちても起きなかった。理由としてはこの
その為落ちた痛みがなく、そのまま寝ているのだ。
めぐみんが目が覚めた頃にはあたりが暗く、遠くの街から光が見えた。
「う〜ん、よく寝た」
「ここはどこでしょうか?もしかしてですけど、行けたってことですよね!?」
爆裂魔法による世界移動の成功に喜び、騒ぐもその声は虚しく草原に響いていった。ここには私一人だけ、他の話せる相手が居なければあまり楽しく無かった。
「……やはりカズマのようなツッコミが居なければ盛り上がれませんね、代わりを探しましょう」
「そうすれば…きっと、楽しいはずなんですから……」
街にたどり着くと門番は居らず、大きい扉が開いていた。
「これだけ大きな壁に門があるのに、門番が居ないとは相当おかしな街ですね!」
少なくとも茅場は、このおかしな格好のめぐみんには言われたくはなかっただろう。
街に入って気づいたが、人の頭の上に緑色の矢印みたいのが一人ひとりにあった。
(何ですか、あれ?)
(まあ、良いです!まずは情報収集ですね、カズマが言うには酒場がゲームでは定番だと言っていました、しかしゲームって何ですか?)
ゲームのことは悩んでも分からないし、ともかく情報集めを、することにした。
………爆裂に関することを。
(可笑しいですよ、ええ!おかしいですとも!!)
ベンチで疲れるように倒れ、過呼吸になっていた。きっと何かあったに違いないと近くを通ったプレイヤーはめぐみんに近づいたそのとき!めぐみんは体をバッ!と勢いよく上げ、声を張り上げた。
「…どうしてですか」
「え?」
「どうして誰も爆裂のことを知らないんですか!?私が聞いてもみんな爆発爆発って、そこは爆裂でしょう!!」
みんなのこころは多分一致しただろう、応援団の応援の如く。
(((すげえ、どうでも良いわそんなこと!!)))
「まあ、爆裂と爆発は隣同士の関係ですから、今回は許します。……それに爆発瓶という物も見つけましたし」
めぐみんが見つけた新たな
このアイテムは所持数に何故か制限がなく、100個以上持つことが出来る。
ちなみに『始まりの街』で手に入るこの爆発瓶は既に実戦で使えるレベルの使用だった。
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【爆発瓶】
レベル1
ランクG
ダメージ500
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このダメージ500は1層ボスの取り巻き、『ルイン・コボルド・センチネル 』を一撃で倒せる威力を持つ。ただし、当たればだが。しかしこの爆発瓶を見つけたのはめぐみんで、まだ誰も見つけたはいなかったアイテム。
それ故に茅場ですらそのチートアイテムの存在を忘れてしまっていた。
話が逸れてしまったが、勿論めぐみんはこの世界のことも聞いてきて大まかに理解はしていた、紅魔族一の天才であることは確かなようだ。
ステータス、レベル、モンスター、1〜100までの階層。
色々な事を知っていくうちに自分のレベルを確認したときに気がついたことがあった。
レベルが聞いた誰よりも高かったことに。
めぐみんは仲間と共に魔王とその配下を倒した実績があるからか、レベルが75と現在最強プレイヤーとして君臨していた。
君臨は言い過ぎたかもしれないが。
ただそれが言えるほどの事であろう、他のプレイヤーからすれば。
そしてもう一つの情報で明日に階層攻略の話があるそうだ。それに乗っかれば、爆裂を、いや、爆発の素晴らしさを知らせれるかもしれないと希望を感じ目をキラキラと輝かせて、宿に向かった。
「行きましょう!私の爆裂道はこれから、いえ…これからも続くのですから!!」
その場に残されたプレイヤー達は思った。そしてめぐみんに話しかけようとしたプレイヤーもまた同じように。
(((なんか…とんでもないことに巻き込まれる気がするんだけど!?)))
基本的に勢いで書いてます、あとこの展開にすれば面白いかなと思案したりして。
あとあらすじで書いている2作目ですが、完全なオリジナル作品で調べながら書いてるので、出るのはまだ先かなと思ってます。とにかく!
今後ともめぐみんをよろしくお願いします!!
……爆発はめぐみんにとって許されるものだろうか