ダンジョンで様々な出会いをするのは間違っているだろうか   作:ダーク・シリウス

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冒険譚53

「イッセー、イッセー。今暇ですか」

 

「めぐみん、俺はこの世界に来てから一度も暇な時間を得た機会は殆ど記憶にないほど手足や身体、思考を動かし続けている。今現在進行形もそうだ」

 

「ならばその時間の中に私と爆裂魔法の勝負の時間を入れましょう。私の爆裂魔法とあなたの爆裂魔法、どちらが真の爆裂魔法を操りし者か競うのです!さぁ、今すぐ私と勝負を!」

 

デストロイヤーの討伐の日以降、めぐみんから爆裂魔法の勝負を申し込んでくることが多くなった。ほぼ毎日忙しい一誠は何度も拒絶の言葉で返すが毎日毎日、めぐみんが勝負をしたがって仕方ないというほど、何かに憑りつかれた様に。

 

「・・・・・めぐみん」

 

今日も一誠に勝負を吹っ掛けるめぐみんの姿にゆんゆんが寂し気に遠くから見ていた。

 

「おいカズマ・・・・・めぐみんをどうにかしろ。毎日毎日爆裂魔法の勝負をしましょう!って言ってくるぞ。何なんだ?そんなことしてどういう基準で競い合えって言うんだ?」

 

「あいつ、爆裂魔法はロマンとか断言するぐらい夢中になっているから・・・きっと自分以外の爆裂魔法を撃てる相手が出来て勝負したがっているんじゃないかと思う」

 

「ウィズがいるだろ」

 

「それな。でも、何でだろうなぁ。イッセーの爆裂魔法に琴線が触れたかもしれないぞ。あれだけ凄い爆裂魔法だったら120点だぜ」

 

何を基準に点数を付けてるんだ?カズマに訊くと自分でも呆れてると風に語ってくれた。

 

「爆音と爆発の威力でだよ。めぐみんに一日一爆裂の散歩に付き合わされ続けられて、その日の爆裂の良し悪しが分かるようになったんだ」

 

「・・・・・おかしな理解力を身につけるなよ」

 

「好きで身につけたわけじゃない」

 

真顔で言い切るカズマに向かってため息を吐く。

 

「とにかく、毎日毎日勝負を吹っ掛けてくるのは止めてくれるようにしてくれ。あいつの性格を一番熟知しているのはお前なんだから何か別の方へ意識を向けさせてくれ」

 

「無理です」

 

また真顔で即答で返すカズマに何とも言えない神妙な顔をして向ける。

 

「・・・・・諦めるの早すぎないか?」

 

「熟知しているから無理なんだよ逆に。めぐみんから爆発魔法を取ったらそりゃあまともになる奴だよ?中二病めいた言動は目を瞑ればな。だけど、一日一発爆裂魔法をしないと気が済まないあいつに、爆裂魔法に関することから気を逸らせるのが難しいかお前はちっともわかっちゃいない!」

 

「分からないから他力本願で付き合いが長いお前に頼んでいるんだよ。俺がやるとめぐみんが怒り狂うこと間違いなさそうだし」

 

「お前、めぐみんに一体何をする気だよ」

 

「爆裂魔法を封印する」

 

「・・・・・あらゆる方法でお前を殺しにかかるな」

 

そんな想像が容易く思い浮かべれて割と他人事ではないことを自覚して、めぐみんに忠告しようと思ったカズマ。

一誠も部屋を後にしようと扉を開けた時、部屋の前で立って悩んでいますといった表情を浮かべているゆんゆんと赤い瞳から窺わせる戦意に満ちためぐみんと鉢合わせした。

 

「ゆんゆんじゃないか。どうした?」

 

「あの、えっと、な、何でもありません!」

 

「イッセー、私と爆裂魔法の勝負を!」

 

「断る。子供の遊びに付き合う暇はない。これからやりたいことがあるからな」

 

「お願いです、私と勝負をしてください!してくださいお願いしますー!」

 

縋り付く勢いで懇願してくるめぐみんの頭を掴んで押し退けようとする一誠と、後ろから羽交い絞めするカズマ。

 

「おいコラ!毎度毎度勝負を吹っ掛けるんじゃない!流石に迷惑だろうが!」

 

「あんな凄い爆裂魔法を見せつけられて黙っていられるはずがないでしょう!私の趣味とロマンである爆裂魔法を上回る爆裂魔法に感動したのです!ナイス爆裂でした!」

 

「・・・ナイス爆裂?」

 

親指を立てて称賛の言葉お送るめぐみんにつられ一誠も親指を立てる。

 

「というわけで私とちょっと爆裂魔法を撃ちましょう」

 

「嫌だし、というか同じ紅魔族のゆんゆんと勝負をすればいいだろ」

 

「いえ、もうゆんゆんとは色々な勝負をして私が勝ち越していますから勝負をするまでもなく私の勝ちです」

 

まだ知らなかった事実を打ち明けられ、そうなのか?とゆんゆんを思わず見てしまうと、勇ましくゆんゆんはめぐみんに指を突き付け出した。

 

「い、今はそうかもしれないけどこれからは私が勝ってライバルのあなたに勝ってみせるわよ!」

 

「誰がライバルですか。いい加減その自称ライバルを言うのやめてもらえますかこのボッチ」

 

「ぼ、ボッチじゃないし!アイズ達がお友達になってくれたんだもん!」

 

「それはよかったですね。ですが、元の世界に帰ったらボッチに逆戻りになるでしょ?結局は何時まで経ってもボッチのままなんですよこのボッチ」

 

容赦のない言葉攻めにゆんゆんが泣きそうな顔をする。なんかやるせない気持ちとなってカズマを手招きして二人から少し離れたところで声を殺す。

 

「お前はゆんゆんと友達じゃないのか?」

 

「いや、友達のつもりなんだけど。ゆんゆんの場合、まだ友達じゃない感じなんだよ」

 

「明確に友達だって伝えてないからじゃないか?ただの知り合い程度の関係だとしか認識されていると思うぞ。そこらへん、同じ世界に住む者としてフォローしてやれ」

 

「わかったよ」

 

話は終わりだとこの場から去ろうとする一誠の背中に飛びつくめぐみん。

 

「逃がしませんよー!さぁ、私と勝負を!」

 

「いい加減にしつこいな!?」

 

「めぐみん!私の時は面倒くさがっていたのにイッセーさんにしつこく勝負を申し込むのはなんでよー!?私の時にもそうしてよー!」

 

「決まってるじゃないですか。全ては爆裂魔法がそうさせるのですよ!」

 

一誠の背中に張り付いて引き剥がそうとするゆんゆんに断言するめぐみん。カズマもめぐみんを引き剥がすのに加わった。

 

「お前、爆裂魔法が使える相手なら誰だっていいだろ絶対!だったらウィズと勝負をして来いよ!負けたまんまでいいのか!」

 

「何を言っているのですか。デストロイヤーを破壊し尽くしたので私の勝ちです」

 

「こいつ、さも当然のように言い切りやがった!」

 

誰でもいいという発言には否定しなかっためぐみんをだったら・・・とゆんゆんに視線を送る。

 

「なぁ、爆裂魔法って紅魔族しか取得できないのか?」

 

「いや、一応は誰でも取得できるんだけど。それにはスキルポイントが必要なんだよ」

 

「ポイント、カズマがいた異世界の冒険者カードのシステムの一つのことか?」

 

「そうそう、レベルが上がるごとにポイントが増えるんだ。アークウィザードなら適正職業だからポイントが少なくて他の職業より早く爆裂魔法以外にも上級魔法を覚えられるみたいだけど、俺だと職業は冒険者だからポイントの必要数がすんごく必要で覚えるのに時間が掛かる」

 

「そこの辺り今度詳しく教えてもらうぞ。でもそうか・・・じゃあ、ゆんゆんも爆裂魔法を覚えればいいんじゃないのか?」

 

カズマとの話し合いを聞いていたゆんゆんが否定的な言葉を送った。

 

「爆発魔法は紅魔族にとってネタ魔法なんです。確かに高威力と広範囲攻撃は他の魔法より凄くて強いんですけど、それに伴い消費する魔力が紅魔族の魔力でも上回ってすぐに倒れてしまいます。めぐみんを見て分かっていると思いますが一日に一回しか使えない、ド派手なネタ魔法にしかならない故に私を含めて他の紅魔族の皆も爆発魔法を覚える気がないんです」

 

「マジか」

 

「マジです。逆にイッセーさんが異常すぎるんですよ?あれだけ規模のデカい爆発魔法はめぐみんでもできないですし、それを何度でもできるって言うんですから」

 

「今は、ですよ。いずれ私もイッセーの爆裂魔法を越えた爆裂魔法を極めて見せますからね」

 

当分、満足するまでか勝つまで勝負を仕掛けてくるのだと悟り諦観の念を抱いて―――ある条件を下す。

 

「そこまで言うなら勝負してやるよ。ただし、敗者には罰ゲームをしてもらうからな」

 

「罰ゲーム、ですか?もしも負けたら何をさせるつもりなんです?」

 

「そうだな・・・・・俺が勝ったら一日俺の言うことを聞いてもらおうか」

 

「それぐらいなら構いませんよ。では、私が勝った暁には満足するまで爆裂魔法の練習に付き合ってもらいますからね。勿論、一緒に爆裂魔法を極める練習ですよ」

 

そんなこんなで爆裂魔法勝負をすることとなった二人はトレーニングルームの特殊な空間の中、めぐみんの爆裂魔法を撃つためだけの異空間の中で行われることとなった。空間の中はオラリオの街である。ゆんゆんとカズマも同伴して一誠とめぐみんは市壁の上に肩を並べ立っていた。

 

「ゆんゆんは初めて来るよな」

 

「は、はい。ここってオラリオですよね?お城の中にいたのにいつの間に・・・・・」

 

「城の中だぞ。ここは俺が作り出した使い捨ての異空間だ」

 

「異空間・・・・・?それってどういうことですか?」

 

展開した魔法陣から浮かぶスノードームを手に取って疑問を抱くゆんゆんに教える。

 

「このガラス玉の中に小さな家の模型があるだろ?」

 

「はい、ありますけどこれが?」

 

「異空間ってのはぶっちゃけて言うと異なる別の空間。大まかに分かり易く言えば、どうやっても俺達が入れないこのスノードームの中にいるような状況なんだ」

 

と、説明を受けてもあまりピンとこなかった様子のゆんゆんを見てぶっちゃけた。

 

「めぐみんが爆裂魔法を撃っても誰も迷惑が掛からない魔法で作り上げた好都合主義な空間だ。元の世界じゃどうせ人々の迷惑や自然や地形なんて一切合切気にせず、自分の趣味や欲望を忠実に従ってポンポンと撃った爆裂魔法で破壊し尽くし過ぎて、破壊の魔王こと頭のおかしい人外破壊魔(アーク・クラッシャー)と呼ばれていただろうめぐみんにとって好都合な空間の中」

 

「あ・・・何となくわかりました」

 

「おい、今の説明はどういうことなのか詳しく教えてもらおうじゃないか!それにゆんゆん、今の説明でわかるのは一体どういうことですか!」

 

「何言ってるんだ、事実だろ」

 

「は?え?待ってください、アクセルの人達の間で私はそんな人外破壊魔(アーク・クラッシャー)の異名が浸透していたのですか?カズマ、私の目を見てください。どうして私から目を逸らすのですか。理由によってはただでは済まないですよ」

 

口を閉ざして追究するめぐみんから顔も逸らして語ろうとしないカズマ。

 

「その辺にしとけ。ほら、さっさと勝負するぞ。しなくていいなら戻るぞ」

 

「いえ、やりましょう。後でカズマには追究しなくてはいけなくなりましたがね」

 

既に遅い事だと思うが、とは口にせず天に向かって衝くように建造された白亜の摩天楼施設を指す。

 

「勝負内容はあの塔を中心にどれだけ街に被害を出させるか破壊の具合にしようか」

 

「ふっふっふっ、いいですよ。爆裂魔法の威力を見せれる素晴らしい勝負じゃないですか」

 

「お、おい。いくら遠くてもこっちにまで届かないか?」

 

「結界を張るから心配するな。お前達の身の安全は俺が守ってみせるよ」

 

「すげー頼りに聞こえる言葉が出てきた。めぐみんもこれぐらい頼れるような上級魔法使いだったらいいのに」

 

「何をーっ!?既に私は最強の爆裂魔法を操りし最強のアークウィザードじゃないですか!何が不満なんですか何が!」

 

「んー」

 

めぐみんの身体を足元から品定めする目つきで腕を組んで顎に手をやりながら見つめるカズマ。チラっとゆんゆんを見比べて一言で答えた。

 

「全て」

 

「・・・・・イッセー、勝負内容は爆裂魔法をカズマを標的にして実際食らった感想にしませんか」

 

赤い瞳に光が消えて暗い顔でカズマに向かって杖を突きだすめぐみんの意見に首を振って否定する。

 

「止めとけ、流石に死ぬだろ」

 

「大丈夫ですよ。身体が激しく損傷しない限りアクアが蘇生してくれますから」

 

「何?死者を蘇らすことが出来るのか?アクアが限定、もしくはそっちの世界では普通なのか?」

 

「アクアの職業はアークプリーストですが、アークプリーストは本来一度死んだ者を復活させることが出来るのはたったの一度きりです。なのに何度もカズマを蘇生してみせるのは異常なんです。元々アークプリーストとしての適性が極めて高いか超越しているのだと推測していますが」

 

女神だからそうなんじゃないのか、と言ってもアクアを女神として認識していないめぐみんからすればそういう認識されても仕方がないのかもしれない。

 

「取り敢えずさっさと勝負をしよう。先攻はめぐみんからでもいいぞ」

 

「わかりました。では始めましょう」

 

爆裂魔法を放つための魔方陣を展開し、奔流と化している魔力がマナタイト製の杖の宝珠に集束する。可視化するその魔力をジッと見つめる一誠の前でめぐみんは唱えた。

 

「『エクスプロージョン』ッ!」

 

バベルの塔に突き刺さる魔力の光の直後、大輪の花を咲かせ轟音が空気を響かせた。目の前で起きた大量破壊兵器と紛う爆裂魔法でバベルの塔は崩壊まではいかなかったが修復が不可能なぐらいの破壊をしてみせた。

 

「マジでやらせたらめぐみんは危険人物としてギルドから認定されるだろうな」

 

「やっぱりそう思うか。次はイッセーだけどどうするんだ?あの破壊具合から続けてするのか?」

 

「そんなことはない。もう解ってるだろ?」

 

前を見据える一誠につられ石の足場に倒れこんだめぐみん以外バベルの塔を見つめる。修復が不可能だと認識していた破壊された部分に光が輝きだして数分も経たず自動修復を完了した。

 

「いくら好都合的な使い捨ての空間と言えど、何度も使えるように自動的に修復できるように魔法で設定してあるからな。これで公平な判定が出来る」

 

「す、凄いですね。これも異世界の魔法なんですか?」

 

「ああ、そうだ。だけど中には自分の世界を作り上げてこんな風な空間の中で暮らす大魔法使いもいるんだ」

 

「大魔法使い・・・・・あの、その大魔法使いの人達ってどのぐらい凄いかわかります?」

 

「んー、贔屓目させてもらえば紅魔族より魔法の使い手で、さっきのエクスプロージョンと同等かそれを凌駕する魔法を操ることが出来るぞ。特に俺の母親は世界最強の魔法使いの当主だったし、めぐみんの爆裂魔法なんて苦笑いしながら数十、数百倍のエクスプロージョンを放ってみせてくれるかもしれない。昔小島を一つ消し飛ばしたって教えてくれた事があったから」

 

「なん・・・・・だと・・・・・!」

 

驚倒の声が耳に入るも気にせず次は俺の番だと一誠はバベルの塔に向かって手をかざし、ふと疑問を口にした。

 

「ゆんゆん達って魔法を使う際は詠唱は言わなくていいのか?さっきのめぐみん、魔法名しか言わなかったが」

 

「はい、言わなくても大丈夫ですよ。私もライト・オブ・セイバーを放つ際は魔法名しか言いません」

 

「普通詠唱は唱えて安定した威力を発揮するために必要な筈なんだがな」

 

「ふっ、紅魔族きっての天才である私は詠唱なんて不要の長物。まぁ、前振りは大事ってことで格好よくキメるために唱えますが」

 

「実際、訳が分からないけどな。中二病めいた長ったらしい呪文を唱えたり一気に省略して爆裂魔法をぶっ放すし。まぁ、要はその日の気分で呪文を唱えたいってことなんだろうけど、一誠も独自の呪文を唱える魔法とかあるか?異世界にも魔法が存在しているならさ」

 

魔法を放つ際は特に詠唱は不要と理解したところでカズマからの質問に対して、あるぞ、と答えた。

 

「魔法というか、特殊能力・・・異能の力を解き放つための呪文がいくつか」

 

「「「・・・・・」」」

 

「・・・・・見たいのか?」

 

意味深に見つめて来てはコクリ、と揃って頷く三人。別に自慢して見せる物ではないがと思いつつも上着を脱いで上半身裸になった。

 

「な、何で脱ぐんですかっ?」

 

「破けるからだ。預かってくれ」

 

ゆんゆんに上着を手渡し静かに呼吸をしてから、濡羽色と金色のオッドアイに眼光を鋭く放って玲瓏に謳った。

 

「―――我は無限と夢幻の神の龍也」

 

『『『―――我が宿りし覇と王道をも降す唯一無二の龍よ、汝じが赴くままに至れ』』』

 

紡ぎ出す謳。一誠の玲瓏に紡ぐ謳をカズマ達は耳にする。

 

「―――濡羽色の無限の神よ」

 

全身から奔流と化して迸る真紅色の極大オーラが、一誠の全身を包み込んでいく。

 

『『『―――赫赫たる夢幻の神よ』』』

 

身体に宿るドラゴン達も詠唱を唱え、真紅のオーラに入り乱れながら迸る無限を体現する黒きオーラが、さらに一誠を覆っていく・・・・・。

 

「『―――際涯を超越する無垢な無限の希望と純粋な不滅の夢を抱く全ての運命(さだめ)を降す我らが真の禁を見届けよ』」

 

そして身体から迸る真紅と漆黒の濃厚なオーラが身体に纏わりつき、片や真紅、片や濡れ羽色の入れ墨が肌に浮かび上がっていく。

 

そして一誠達は、最後の一節を謳った―――。

 

「『―――原始の理で以って我らが無夢を解き放たん』」

 

呪文を謳い終わった時、真紅と濡羽色の龍を象った入れ墨が全身に浮かび、真紅の髪も濡羽色と入り乱れて染まった。

 

「とまぁ、こんな感じになる」

 

茫然自失のカズマ達にそう告げる一誠だったが、返事が返ってこなかった。首を傾げどうしたんだ、と感じてると。

 

「「か、カッコイイ・・・・・ッ!」」

 

どうやら紅魔族の琴線に触れた様子だった。それから勝負を続けてみたものの、圧倒的に一誠が勝ったのでめぐみんの敗北。約束通り翌日の一日はメイド服を着て一誠の奉仕活動を務める最中。

 

「イッセー、イッセー。今日も爆裂魔法の勝負をしましょう!」

 

「あ、あの・・・私も同伴していいですか?」

 

「・・・・・選択誤ったかなぁ」

 

この日から更に勝負を従って付き纏ってくるようになり、アイズ達からめぐみんの事を油断ならない相手だと認識した。

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