乾いた排泄物。大便。
消化しきれなかった長い草が付いたもの。
背後に投げ、猛毒を蓄積させるが自分にも猛毒が蓄積していく。
厳密には、糞団子とは便の質が違うのだが所詮は糞、好きに使うのがよいだろう。
旧貴族区の一画
昼には何もなかったはずのそこには、石造りの古い塔がそびえたっていた。
悪く言えば打ち捨てられたかのような雰囲気の塔なのだが、外見とは異なり非常に高い硬度を誇っていることが調査で判明している。
入り口には錆びついたハシゴが一つ設けられており、入り口を絞るというだけで強固な砦と化している。
辺りには半数以上が撤収したにもかかわらず、かなりの人数の騎士が待機しており、それだけこの塔が出現したことへの警戒度が窺えるというものだ。
「ほー、ここが巨人の塔の中ねぇ」
塔に備え付けられたハシゴを、黒い全身鎧を着た屈強な騎士がようやくと言った具合に上りきる。
顎鬚を蓄えた中年の男性
帝国四騎士、帝国最強戦力の一人であり、”雷光”の異名を持つバジウッド・ペシュメルだ。
公務中とは思えない軽口だが、個人の武勇が物をいう世界であるが故に、彼のその態度に誰も口を挟むことは無い。
そもそも彼ら四騎士は将軍同等の地位であり、それに武勇まで付くのだから一平卒どころか皇帝さえも、それをよしとしている。
「中は思ったよりも綺麗なものだ。武具が散らかってはいるが、モンスターにしては随分清潔なようだ」
「確かに、ごろごろ転がってるな…でもコレ全部人間用のサイズだな」
先に到着していた四騎士の一人、”不動”の二つ名で知られるナザミ・エネックは、両手に持つ盾の片側を背中に背負いながら辺りを見渡していた。
四騎士たる二人は、未知の存在たるこの塔の調査の為にこの場まで赴いていた。
ナザミは包囲軍に加わっていたために、流れで調査に同行しているが、バジウッドに関しては八割方好奇心である。
武具や古ぼけた木片が散乱していることもあり、それほど広くはない塔の頂上だが、既にフールーダを加えた数名の魔術師と、罠の探知に長けた騎士数名が調査を行っている。
この塔の主である鎧を着た巨人は皇城の空き倉庫へと連行され、ここに至る経緯の聴取や今後の処遇についてのやり取りが行われるそうだ。
言葉が通じるうえに、連行に応じるような理性的な巨人。
おそらくジルクニフは帝国軍に加えようと、そうでなくとも何かしら利用しようと話を持ちかけるのではないだろうかと、一部の騎士は思い至っている。
「しっかしでっけぇ金床だな。あの巨体から考えたら少し小さいぐらいかもしれないが、あの巨人は鍛冶士かなんかなのか?」
「金槌やかまどが見当たらないが、状況から見るにそのようだな。確かに人間大に作られたものばかりだな…あの巨人は人と共存していたのかもしれないな」
「だったらあいつが今後同僚になる可能性は大だな。陛下がスカウトしないわけがねぇ。まぁ騎士か鍛冶師かどっちになるかはわかんねぇけどな…っと」
何故か人間やそれに近い大きさの種族を想定した武器ばかりが置かれたその場を見て、元々人と交わりがあったがゆえに、従順な反応を見せていたのだと推定する。
この区画に発生した損害が帳消しになるかは未だわからないが、デメリットばかりではなかったのだと素直に喜ぶ。
今後件の巨人と接する機会があるのだと考えると、多少気を張らざるを得ないのだが、相手の能力によっては心強い味方となるだろう。
仮に帝国から追い出すなり討伐することになっても、ここにある武具の質によっては…等と損益を考えるわけでもなく、バジウッドは金床に置かれたグレートソードを手に取る。
瞬間、バジウッドは目を見開き一瞬硬直する。
握った剣は装飾も何もないどころか全体的に少し煤けており、店に並べば常人なら目に留めることすらないような不格好な剣だ。
だが武に生きる者でなければ分からないこともある。
手に取った瞬間、吸い付くように手になじむ。
ただ戦うことだけを想定して鍛え上げられた上質な武器。
くすんではいるが刀身を見ればわかる。かつて触れたことがあるドワーフの熟練した鍛冶職人によって打たれたものにも似たようなものを感じた。
「おい…こりゃなんだ?」
「どうかしたのか?」
「お前もその辺の拾ってみろ」
職人の技量の高さが計り知れないだけでなく、魔化が施されているのだろうか、体の底から無尽蔵にスタミナが湧いて来るかのような特別な力を感じる。
。
己の装備にもあらゆる能力値を向上させる効果が付与されているが、それらがちっぽけに思えるほどのものだ。
バジウッドは湧き上がる興奮のままに、この剣を振りぬきたい衝動に駆られるが、好奇心とはいえ公務で来ている為自重する。
一方のナザミはというと、壁に立てかけられたロングソードを手に取ると、バジウッド同様に硬直する。
「なんだ…これは」
「な?すげぇだろ。たぶん魔化された武器なんだろうが…職人の技術と魔化技術、そのどちらか片方だけでも俺らの武器を超えるだろうよ。ドワーフ製の武器だってここまではいかない」
「他のもすべて…あの巨人がこれを作り出したというのなら、奴は…」
「あいつが打ったものかどうかも、実際にかけられてる魔法の強さもよくわからないんだ。あれこれ考える前にまずは専門家に見てもらおう。フールーダ様!コレ見てくださいよ!」
両手剣であるグレートソードを片手で持ち上げながら、バジウッドは魔法による調査を行っているフールーダに声をかける。
その場にいるとはいえ超越者に対する言葉とは思えないのだが、弟子たちからの抗議の言葉はおろか、本人からの返事すら帰ってこない。
他の騎士はバジウッドの軽口をなんとも思っておらず、調査を続けているが、バジウッドとナザミは妙な違和感を覚えた。
フールーダに目を向けると彼は微動だにせず、後ろを向いたままたたずんでいる。
「…フールーダ様?」
疑問に思ったナザミがフールーダに近づくと、彼は魔術師に似つかわしくない…おそらくここらに落ちていたであろうロングソードを顔の前に持ち、瞳さえ動かすことなく茫然とたたずんでいた。
異変はそれだけにとどまらなかった。
師がただならぬ状態にあるにもかかわらず、弟子たちが駆け寄る様子もない。
見れば弟子たちまでもが同じ有様である。
「…まさか!罠か!全員何も触れるな!!」
武器を持った者が皆一様に動作を停止している。
以前フールーダによって魔法にはカウンターのような罠を張ることができ、逆のこともできるという話を聞いたことがあったナザミは瞬時にこの武器に罠が仕掛けられていたと判断する。
第六位階の魔法を使いこなすトライアッド、フールーダ・パラダインが抵抗することができない程の魔法が存在するなど信じられない事態だが、彼さえも理解できない塔の出現方法や、見たことがないほど強力な武具などを見た後では、そう判断せざるをえない。
「メッセージは―――――使える者はいないか…フールーダ様に関わる事態だ、陛下に直接判断を―――――
「おいナザミ」
「なんだバジウッド?お前もすぐ行動を―――――
「後ろ後ろ」
「いったいなn
「すばらしいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
「うおぁ!!??」
ナザミが振り返った瞬間、しわがれた腕が彼の肩をしっかりと掴む。
目の前には長い髪が何本も前に垂れ下がり、目を見開いてより一層顔の皺を深くした…まるでモンスターと勘違いしそうな様相を呈している。
狂気が宿ったかのようなその瞳はギョロギョロと刀身に視線を這わせ、突然の叫び声は口の端に泡を溜めている。
その狂気に驚き思わず飛びのき盾を構えるナザミをよそに、フールーダはいつにもまして饒舌に魔法についての口を開く。
「この剣!!これには少なくとも第八位階の魔法を使役できなければこれほどの魔化を施すことはできぬ!!もちろん私にはできない!!」
「あの、フールーダ様?」
「そもそも魔化とは使役できる位階魔法をそのまま道具に込めることができるという訳ではなく魔化そのものに技術や知識が必要であり使役できる位階魔法に相当する効果を付与することはできないのだ!!よってこの剣に魔化を施した人物は少なくとも第八位階魔法を行使している!!」
「フールーダ様!」
「なんだ!!邪魔をするでない!!えぇいお主のそれを見せろ!!」
「いやフールーダ様危なっーーーーー
老体とは思えない軽やかさでナザミを避けると、バジウッドの持つグレートソードにとびかかる。
逸脱者とはいえさすがに四騎士から武器を奪うほどの力はなく、持ち上げた剣の柄にぶら下がるようにして鑑定魔法を発動する。
「フワハハハハハハハハハハ!!やはりコレもか!!先ほどの物よりもさらに強力な…まさか九…十に届くのでは…」
数秒後、鑑定を終えたのか、フールーダはべしゃりと床に落ちた後そのまま笑い転げる。
心配して然るべきなのだが、普段の知の賢者といった様子からは想像がつかない程かけ離れた言動と挙動は、四騎士二人を凍り付かせるには十分だった。
「十位階…そんなものが本当に…この塔はいったい…主の巨人が何か知って…術者はまさか!!」
「---あっ!?ナザミ!!フールーダ様を取り押さえるぞ!!」
「はっ!!動かないでくださいフールーダ様!!」
突然先ほどの狂気がなりを潜め、立ち上がったかと思うと、フールーダの衣服がはためく。
戦士としての感が冴えていたのか、フールーダが〈飛行〉を使おうとしていることにいち早く気づいたバジウッドはナザミに声をかけてフールーダにつかみかかる。
「えぇい離せぇ!!私は!!私は彼の巨人の下へ行かなくてはならんのだぁ!!」
「やめてくださいフールーダ様!!今陛下が交渉中ですから!!きっと悪いようにはなりませんから!!今のあなたが行けば確実に話がこじれます!!ナザミもっと力込めろ!!」
「馬鹿言え帝国の宝だぞ!!二百歳のご老体に全力出せるか!!」
「弟子たち!!この二人を引き離すのだ!!」
その声にようやく正気に戻ったのか、弟子たちはようやく頭を上げて辺りを見渡す。
師の必死な声と形相にどう対応したらいいものかと、戸惑いを見せている。
「誰か!!拘束具を持ってこい!!それと弟子たちを説得しろ!!」
「どこにこんな馬鹿力があるんだ…!!」
「私は深淵を覗くのだああああああぁぁぁぁぁ!!」
こうして調査もほぼ進行しないままに、帝国最高戦力による争いが行われるのだった。
誰もがこの騒ぎに注目する中、忘れられた宝箱はひっそりとそれを見つめるのだった。
=====
「では申し訳ありませんが、こちらで待機をお願い致します」
「了解した」
塔を降りた後に王城の庭に連れてこられると、いわゆる尋問というものが待ち受けており、それが一旦終了するとゴーは数名の騎士に連れられて、大きな木造の建物の中までやってきた。
拘束が解除され足元に鎖が落ち、騎士たちの警戒が少し強くなるのを感じる。
特に怪我をしたという訳でもないが、なんとなく銀の手甲の上から手首をさすりながら周囲を見渡す。
どうやら空き倉庫のようだが、中にはゴーの体に合わせて作られたであろう、ベッドのような柔らかそうな塊が設置されている。
シーツに柔らかそうなものを突っ込んだだけに見えるが、ゴーの体に合わせて作るならこれでも随分と良い方だろう。
「こんなものまで用意してくれるとは、ずいぶん良い待遇だ」
「陛下は貴方を重要と考えておられます。客人同様の待遇をせよとの命でしたが、屋外では万が一市民に目撃されてしまったときの措置として拘束具を付けさせていただきました。また、ゴー様の体に見合うだけのものは用意できず、このような粗末な建物と寝具になってしまい…」
「先にも言ったが、待遇にはとても満足しているぞ。私の住処はあんな具合で屋根もついていないのだからな」
「そう言っていただけますと幸いです。では後程お食事をお持ちします。何かありましたら表に数名待機しているので、声をかけてください」
「何から何まですまない」
先頭の騎士が頭を下げると、騎士たちは揃って倉庫の外へと出ていく。
よくよく見れば、彼らは塔を包囲していた騎士たちとは少し違う鎧をまとっているように見える。
少し位が高い騎士なのか、それともこういった案内を担当しているのか、随分礼節が成っている。
彼ら騎士達も侮蔑の態度が無いし食事まで用意してくれるあたり、巨人であるにも関わらず本当に客として扱ってくれているらしい。
仮のベッドに腰かけ、尋問と情報交換のことを思い出す。
連行された広場では、城壁にここバハルス帝国の首脳部や将軍数名が待機しており、色々と難しい質疑応答が行われた。
それぞれが強面のおじさんだった為、圧迫尋問が始まるかとも思っていたが存外そんなことはなかった。
己の体の大きさに気圧されているのかとも思ったが、どうもそういうわけではないらしい。
客人…というより、ゴー同様に自分たちが敵ではないと思われたいのではないかという雰囲気を感じ取った。
尋問の最中、一人の騎士によってゴーが打ったロングソードが持ち込まれると、場が一瞬ざわつき、より一層融和的な雰囲気が強くなり尋問は一時中断され現在に至る。
「もしかして俺が打った剣がとんでもなく強かったとかか?こちらから色々と聞くこともできたし、武器のことも聞いておけばよかったな」
尋問については一方的に話を聞かれるのではなく、こちらからもいくらか質問することができた。
機械技術の水準
魔法の普及
現在地
周辺の国
人間の分布範囲
人間以外の種族
巨人という種族の扱い
元の世界との差異
他にもこの世界の理についてはかなりの情報を得ることができた。
どうやらこの世界はユグドラシルの要素が断片的に存在する世界のようだ。
種族や魔法に関しては聞き覚えがあるものがいくつかあり、まるでゲームの設定のようにも思えた。
しかしそこで営まれてる人の文化はゲームや現実でも全く知らないものだった。
「ダークソウルの世界じゃなくて本当に良かった…」
すべてが事実かどうかは定かではないがとりあえず現状確認ができたことに安心する。
それに自分が現れたこのバハルス帝国という国も、人間の国で考えると巨人でも比較的馴染める可能性がありそうな雰囲気だ。
「扱いは奴隷そのものみたいだがエルフとかの亜人種あり。ドワーフとの交易を行っている。闘技場のチャンピオンはトロールでヒーロー扱い…中々悪くないな」
あまり良い扱いには聞こえないが、聞く話には多くの人間の国は人間以外には排他的であり、街に人間以外がいることを良しとしないようだ。
そもそも排除しようという動きの方が活発とのことらしい。
「最悪野に還ればいいのだろうが…俺の中身人間だし、さすがに人のコミュニティで生活したいなぁ」
サバイバル生活を生き抜くだけの技量はないが、この体とゲームから受け継がれたスキルやアイテムを使えば生き抜くことはできるだろう。
だがやはり人間のような文化的暮らしをしたいというのが理想である。
最悪外を闊歩していれば冒険者という職業の人間や、人間至上主義の国に討伐されるかもしれないとのことだ。
だがここバハルス帝国ではひとまずそのような扱いを受けることはなさそうだ。
「あの武器が評価されるなら、俺の能力を売り込めるんだが…もしそうなるなら、この世界の力の水準って思っていたほど高くないのか?」
希望的観測に過ぎないのだが、尋問中のあの反応を見ると期待せざるをえない。
その反応に加え、ここに至るまでに装着させられていた拘束具は途中しっかりとしたらしいものに換装されたのだが、その拘束具ですら容易に破壊できそうだったのだ。
もしかしたら自分の能力は技術面と身体面双方で自分が想像しているよりこの世界では高いものなのかもしれない。
「なんにせよあの腐った現実と比べれば、死ななきゃどう転んでも幸せってものだな」
「ゴー様、失礼致します」
まだ見ぬ未来に思いを馳せながらケツを掻いていると、騎士の一人が扉を開き、声をかける。
騎士が扉を開くと、現実では嗅いだことがないような旨そうな香りが漂ってくる。
「お食事をお持ちしました。量が多いので、運び入れるのに少々お時間をいただきます」
「あぁそうか、私に大きさ合わせてたらそりゃ大きくなるか」
巨人は人間と食事一緒なのか?などと考えていると、ふと指輪のことを思い出す。
リング・オブ・サステナンス
食事や睡眠が不要となり、疲労することが無くなるアイテムであり、殆どのプレイヤーが所持している基本アイテムである。
コレを装着したまま食事をすることが出来たかどうか、そもそも食事を出来ない状態ということはありえるのだろうか?
そんな心配をしているうちに、料理は次々と運ばれてくる。
城の料理と言うからには作法のようなものが付きまとう格式高い料理なのかとも考えていたが、こちらのことを考えてか、ほとんどが手でそのまま食べられるようなワイルドなものが多い。
「全て…天然素材だよな」
「天然…ですか?」
「あぁいや、こちらの話だ。まさかこんなご馳走が食える日が来るとはなぁ」
現実では考えられない、いくら払ってもありつくことが出来ないような料理が目の前には並んでおり、思わず目移りしてしまう。
巨人のイメージは確かに粗野なものであり、ナイフやフォークのような食器をつかって食事をする様というのはあまり想像することが出来ない。
そもそも巨人サイズのナイフやフォークを用意してあるはずも無く、皿のような食器もよく見つけてきたなと褒められるほどだ。
溢れ出る穀類や香辛料の香りに生唾を飲み込みながら、最低限の作法として手甲を外した時点で再びあることを思い出す。
「帝国の郷土料理を中心にアレンジを加えたものとなります。ではごゆっくりお楽しみください」
「少し待ってくれ。君たちの上司に少し伝言を頼まれてくれないか?」
「何かご不満な点がございましたでしょうか?」
「なに、いちゃもんを付けようと言うわけではないんだ…だが…」
指を見つめると、そこには先のリング・オブ・サステナンスが装備されている。
それは問題ない…だがコレを装備していたのは”ゴーだけ”だったかという疑問に行き当たる。
「私の…”同居人”?にも食事を用意していただけないだろうか?」
「?すみません、少し確認を取ってみます」
数分後、食事の用意をしてもらえることとなった。
そう、この世界にはゴーに加えもう一体、ユグドラシルからやってきているのだ。
貪欲者、ミミック…ゴーのNPC
〈伝言〉を試してみると、繋がりはしたものの、言葉では意思疎通することができなかった為、とりあえずこちらから用件を伝える。
『食事を運んでもらうから、指輪を装備してなかったら食べておくように』
『ギィー』
ナザミさんってしゃべってたことありましたっけ?
今回も捏造がいくらかあると思われます。
よろしければ感想をお願い致します。
とても喜びます。