東方魂愛想   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 前回霊力を操る練習を始めました。

 今回はその続きからです。

 それではどうぞ!


第12話 買い物

side裕太

 

 カキィィィン

 

「だいぶ刀裁きが鋭くなりましたね」

 

 初めて剣術を教わり初めてから2日が経った。

 

 現在、妖夢と手合わせをしている。

 

 まだまだ全然敵わないがそれでも出来るだけの力を出して戦う。

 

「ここまで」

 

 妖夢の掛け声により、俺は刀を鞘におさめる。

 

 そして縁側に座り込む。

 

 俺はだいぶ刀の扱いにも慣れ、自然に振り回せるくらいにはなっていた。

 

「それにしても上達が早いですね。まだ2日しか経っていないのに」

 

 と、俺を誉める妖夢

 

 早い方なのか?

 

 そんな感じで妖夢と話していると幽々子がこちらにやって来た。

 

「ふふっ。二人とも頑張るわねー。二人を見ていると妖忌と昔の妖夢を思い出すわ」

 

「や、やめてくださいよー!」

 

 昔の妖夢も俺と同じように師匠に刀を教えてもらってたのかな?

 

 それを思い出すように幽々子が話し出すと、それを遮るように妖夢が顔を赤くして「やめて」という。

 

「そうだ!裕太さん。霊力の扱いの復習も兼ねて人里に買い物に行きませんか?」

 

 と、妖夢は照れくさくなったのかその場から逃げるように提案してきた。

 

 もちろん俺はokしたが、

 

「人里?」

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 妖夢に聞いてみたところ、人里は人が安全に住める村みたいな物らしい。

 

 そこで妖夢はよく買い物をしているらしい。

 

 妖怪もそこに入っていけるが、そこで騒ぎなんか起こしたら賢者達に退治されるらしい。

 

 だからここでは誰一人騒ぎを起こす妖怪なんていないんだとか。

 

 そんな感じの話を妖夢から聞きながら飛んでいると人里に着いた。

 

 町並みは日本の江戸時代の、風景に似ている気がする。

 

「取り合えず合格点ではありますが、霊力が無駄に出過ぎですね」

 

 と、俺の飛行の評価をする妖夢

 

 確かに霊力を使いすぎたのか疲労感がすごい

 

 取り合えず買うもの…だよな

 

「まずは八百屋に行きましょう」

 

 まず八百屋で買うものはニンジン、玉ねぎ、じゃがいも。

 

 カレーでも作るのか?

 

「早く来ないと置いていきますよ」

 

 と、いつの間にか進んでいた妖夢に急かされる。

 

 俺は「あ、ごめん!」と言って妖夢に着いていった。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 そんなこんなしながら歩いていると八百屋にたどり着いた。

 

 そして中から体格の良い男性が出てきた。

 

「おう!妖夢ちゃん!いらっしゃい!」

 

 と、元気良く妖夢に話しかける男性

 

「こんにちは」

 

 と、挨拶をする妖夢

 

「今日は何にするんだ?」

 

「そうですね。ニンジンと玉ねぎとジャガイモをお願いします」

 

 と、言うと男性は店内からニンジン玉ねぎジャガイモを探して持ってきた。

 

「ほら、これで良いかい?」

 

「はい」

 

 そう言うと妖夢は袋に入ったニンジン玉ねぎジャガイモを受けとる。

 

「妖夢、俺が持つよ」

 

 と、俺は妖夢に言うが

 

「いえ、大丈夫です。慣れてますので」

 

 という感じで断られてしまった。

 

 だが、男としてそれはどうなんだ?

 

「いや、これでも俺は男だ。任せてくれ」

 

 そう言うと妖夢は「分かりました。ではお願いしても良いですか?」と聞いてきたから俺は二つ返事で引き受けた。

 

「おや?そこの男は誰だい?もしかして妖夢ちゃんの彼氏かい?」

 

 と、笑いながら聞いてきた。

 

「いや、彼氏って…俺たち付き合ってないですよ?」

 

 と、言って妖夢を見ると妖夢は顔を真っ赤にさせていた。

 

 っておい!その反応は肯定しているように見えるじゃないか!

 

 そしてやっと妖夢が言葉を発する。

 

「そそそ、そうですよ!わわわ、私と裕太さんがなんて…」

 

 アウトー!

 

 妖夢、やめようかそういう反応。

 

 男は純粋だからすぐ勘違いするっての

 

「ははっ。冗談だって。それとも付き合ってないだけで妖夢ちゃんのその反応は実は気が有ったりして?」

 

 と、いじってくる男性

 

 俺は思わず「えっ?」と無いと分かってるがそんな声を出してしまった。

 

 すると妖夢が

 

「違いますよー!裕太さんも勝手に期待しないで下さい!」

 

 ふぅ…良かった…そうだよな?俺を好きになるやつなんて居ないよな?

 

 あれ?目から汗が…

 

「ははっ、じゃあ妖夢ちゃんの面白い表情も見れたことだし、はい。おまけ」

 

 そして俺の持っている袋にニンジン玉ねぎジャガイモを一個づつ多目に入れる男性

 

「ありがとうございます」

 

「いつでも来いよ!またおまけしてあげるから」

 

 そして二人でお礼を言って八百屋を後にする俺達

 

 次は肉か

 

 やっぱこれってカレーだよな?

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 俺達は肉屋に来ていた。

 

「あ、妖夢ちゃん!いらっしゃい」

 

 今度は女性の店員だった。

 

「こんにちは」

 

「で、今日は何が良い?」

 

「お勧めは何かありますか?」

 

 と、妖夢が聞くと女性はパックに入った肉の一パックを取って見せてきた。

 

「今日はこれがお勧めだよ」

 

「ではそれにします」

 

 と言って女性が袋に入れたのを受けとる妖夢

 

「妖夢ちゃん。所でそっちの喋らない男は誰だい?」

 

 と、俺の話題になったようだ。

 

 だから俺は近づいて名乗った。

 

「俺は空頼 裕太です。えーと、妖夢の友達ですね」

 

 取り合えず友達ってことにしておく。

 

 俺達の関係が友達って言う物なのかは定かでは無いが

 

「そうなんだ?私は妖夢ちゃんの彼氏かと思ったよ」

 

 またこのパターンか

 

「かかか、かれしぃっ!」

 

 やっぱり、妖夢はこの手の話に弱いみたいだ。

 

 その後も店の近くを通る度にこうしていじられ続けた。

 

 妖夢って以外と人望あるんだな。




 はい!第12話終了

 次回は人里からのスタートになると思います。

 それでは!

 さようなら
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