東方魂愛想   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 今回は前回の続きですのでそちらから見ていただいたら内容がわかると思います。

 それではどうぞ!


第13話 無意識に能力使用

side裕太

 

「えーっと。ニンジン玉ねぎじゃがいもお肉…これで良いですかね?」

 

 と、妖夢は俺の持っている袋を見ながら呟いていた。

 

 ってあれ?

 

「ルーは?」

 

「はい?」

 

 え?この反応、もしかしてカレーじゃなかったりして

 

「妖夢。今日の献立は?」

 

「肉じゃがです」

 

 あー。これは俺が一人で勘違いしていたんだな。

 

 何か恥ずかしいな。何も言わなかったら気がつかれなかったものを!

 

 何やってんだ!

 

「あー。もしかしてカレーとかシチューと勘違いしていました?」

 

 と、意地悪な笑みを浮かべて聞いてくる妖夢

 

 俺は渋々肯定すると「フフっ」と笑った。

 

 くっそー。自爆しただけと分かっているけど、無性に仕返しがしたい。

 

 だから俺はわざとこう言った。

 

「妖夢の周りにハエが(たか)ってるぞ?」

 

「ひっ!」

 

 妖夢はそう言うや否や、刀を抜いて振り回し始めた。

 

「裕太さーん!ハエなんてどこにいるんですかぁっ!」

 

 と、必死の様子で俺に聞いてきた。

 

 この子危なすぎるでしょ!たかがハエに刀まで抜くなんて。

 

 どんだけ虫嫌いなんだよ!

 

 と、ここで実は嘘でした~!と言うと、俺に攻撃の矛先が向くのは火を見るよりも明らかだ。

 

 だからこう言った。

 

「ハエは妖夢の刀にビビって逃げちゃったよ。ははは」

 

 と、乾いた笑いを浮かべた。

 

 すると、妖夢は「ふぅ…」と言って刀を鞘に納めた。

 

 どうやら俺は助かったようだ。

 

「助かりました…ありがとうございます」

 

「あ、ああ。どういたしまして?」

 

 と、返すが、俺はお礼を言われる立場じゃないよな。

 

 この子超純粋なんだが。

 

「ちょっと待っててくれ」

 

 焦りでトイレが近くなってしまったのでもう限界だった。

 

「あ、はい」

 

 そしてその場を後にした。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

数分後

 

「あれ?大男に妖夢が囲まれてる」

 

 …まさか!

 

 何で考えなかったんだ。

 

 剣士とはいえ、元はただの女の子だ。

 

 何で考えなかったんだ?この可能性を

 

「おい。俺達と遊ぼうぜ?」

 

 と、妖夢の手首を掴む大男A

 

 俺からは見える。

 

 嫌そうにして困り果ててる妖夢が

 

 そして手が震えながら徐々に腰の刀に近づいていって…

 

「すみません!こいつ、俺の連れなんです」

 

 と、俺は間に割って入った。

 

「なんだ?てめぇ」

 

「お前みたいなひょろひょろが調子のってんじゃねーぞ!」

 

 と、殴りかかってくる大男達

 

 俺は少し恐怖を覚えたが、その場を一切動かなかった。

 

 そして当たる寸前に、妖夢との稽古の時として同じように止まった。

 

「なんだこれ!まるで見えない壁があるみてーだ」

 

 そして俺は壁でこれない大男達を睨んだ。

 

 すると、突然大男達は意識を失い、その場に倒れた。

 

「行くぞ。妖夢」

 

 なんか知らんが、意識しないで知らないうちに能力を発動しているみたいだ。

 

 意識して発動できるまでどれだけかかるやら。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

side妖夢

 

 裕太さんがどこかに行ってしまいました。

 

 どこに行ったんでしょう?まぁ、待っててと言われたからには待ってますが…

 

 数分後、私は大男達に囲まれてしまいました。

 

 しかし、これは困ったことになりました。私を帰してくれそうにありません。

 

 と言うかしつこいです。

 

「おい。俺達と遊ぼうぜ?」

 

 何度も断ってるじゃないですか…

 

 もう、相手をするのが面倒になってきました。

 

 かくなる上は斬るしか…

 

 そして私が白楼剣を抜く直前

 

 私と大男の間に裕太さんが入ってきました。

 

「すみません!こいつ、俺の連れなんです」

 

 裕太さんがそう言うと大男は悔しそうな顔をしましたが、直後裕太さんに殴りかかってきました。

 

 裕太さんが危ない!そう思いましたが、裕太さんに当たる直前に私と戦ったときのように壁が出来たらしいです。なので裕太さんに攻撃が当たることはありませんでした。

 

 そして裕太さんは大男達を睨み付けました。

 

 その次の瞬間。大気が揺れ、意識を持っていかれそうになりましたが、なんとか耐えました。

 

 しかし、大男達は耐えきれなかったようでその場に倒れました。

 

 そして裕太さんは急に手を繋いできました。

 

 少しドキッとって何考えてるんですか!私は!

 

「行くぞ。妖夢」

 

 そして裕太さんは怖い顔で私の手を引いていきました。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

side裕太

 

 ちっ、何やってんだか…俺は

 

 とにかく

 

「妖夢。そんな短絡的にすぐ何事も斬っちゃダメだ。そんなことしたら辻斬りと同じになってしまう」

 

 俺は同じになってほしくなかった。今回の主犯の辻斬りと

 

 なぜかは知らないが、俺はそう思ったから今回の様に行動を起こしたんだと思う。

 

 まぁ、ただ単に、絡まれている妖夢を見てられなかったってのもあるけどな。

 

「はい。わかりました」

 

 それならいいんだ。

 

「さあ、気持ちを切り替えて帰るか!」

 

 そうして俺と妖夢は白玉楼に帰った。

 

 帰り道

 

 俺と妖夢は繋いだ手をずっと話さなかったと言う。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「あら、二人ともお帰りって。もしかして買い物を装ってデートに行って来たのかしら?」

 

 そう言われて俺と妖夢は「えっ?」と言う。

 

「手なんか繋いで仲良さそうね」

 

 それを聞いた瞬間、俺と妖夢はハッとなった。

 

 その次の瞬間、俺の腹部に妖夢の蹴りが飛んできた。

 

「ぐふぁっ!」

 

 俺は飛ばされて壁を貫通して外に飛んでいった。

 

「よう…む。斬るのがダメだからってそうそう蹴るもんじゃない…ぞ」

 

「幽々子様違うんです!これは!」

 

 俺は遠目で妖夢が弁解しているのを見ながら意識を手放した。




 はい!第13話終了

 次回は少しストーリーを進展させないとだらだらとしてきているので進展させたいと思います。

 それでは!

 さようなら
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