東方魂愛想   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 白玉楼に帰ろうと思った裕太

 しかし、レミリア達は裕太を返さない気だ。

 裕太を奪還しに来た妖夢達

 裕太を死守するレミリア達

 果たしてどちらが勝つのだろうか?



 それではどうぞ!


第33話 戦闘開始

side裕太

 

「それで、俺をどこに隠す気だ?」

 

「とっておきの場所よ」

 

 そう言ってレミリアが着いてくるようにジェスチャーする。

 

 そのジェスチャーにしたがって着いていく。

 

 改めて歩くと廊下が長くて広い。

 

 そしてしばらく歩くと大きい扉が目の前に出現した。

 

「ここは?」

 

「ここ以上に良い隠し場所が見当たらないって位の場所よ」

 

 そう言って大きいドアを開くレミリア

 

 ギギギ~と言う軋む音。

 

 それと共に内側が徐々に見えてくる。

 

 中は大図書館だった。

 

 どこを見ても本、本、本。本棚がぎっしり壁全体に敷き詰められている。

 

 そして本が(いた)まないようにか窓が一切無い。

 

 照明は天井のシャンデリアと正面のテーブルにあるロウソクしかない。

 

 なのにそこまで暗いと感じさせない。

 

 そして目を凝らしてみると、紫のパジャマを着てテーブルで本を読んでいる少女が居た。

 

 すると

 

「あ!お嬢様~」

 

 と、黒い翼が生えて黒い矢形の尻尾が生えた少女が来た。

 

「と、そちらの方は?」

 

「お客様よ」

 

 と、アイコンタクトで自己紹介してと言われたので自己紹介する。

 

「俺は空頼 裕太です」

 

「私は小悪魔。みんなからはこあって呼ばれてます!」

 

 と、元気に自己紹介をしてくる。

 

 その後すぐに本を読んでいる少女の元にすぐ戻っていった。

 

 するとすぐにこっち来てください見たいな合図を送られた。

 

 それにしたがって俺とレミリアは本を読んでいる少女の近くに向かう。

 

「パチェ。来たわよ」

 

 そう言うと一瞬こっちを見たあとまた本に目を戻す少女

 

「あらレミィ。そちらの方はお客さんかしら」

 

「そうよ。パチェ、例の部屋を貸してくれないかしら?」

 

 唐突に切り出すレミリア

 

「はぁ…そんなことだろうとは思ったわ。さっきフランが走ってきて状況を教えてきたし」

 

 ってことは大体把握してるのか

 

「私はパチュリー・ノーレッジ。レミィの友達よ。ここの管理を任されているわ」

 

「俺は空頼 裕太。最近幻想入りして異変の解決とやらの手伝いをしている」

 

 と、軽い自己紹介をする。

 

「じゃあ早速お願いするわねパチェ」

 

 そう言うとパチュリーは立ち上がって背後の本棚に向かって歩いていく。

 

 すると本棚の一冊を奥に押し込んだ。

 

 するとがががと言う機械音と共に本棚が移動して奥から一つの小部屋が現れた。

 

 これは隠し部屋?

 

「これで良い?レミィ」

 

「ええ、ありがとう」

 

 そう言うと俺を中へと案内する。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 中はちゃんと生活できるような道具が揃っていて、居心地は悪くない。

 

「どうかしら?」

 

「良い感じだな」

 

「そう…暫くはここに隠れててもらうわ」

 

 霊夢達はレミリア達に勝つのかな?

 

 それともレミリア達が勝つのか。

 

 まぁ、霊夢達ならこの状況で勝ちそうな予感はするけど。

 

 今は咲夜さんと霊夢さんが交戦中か…

 

「じゃあ私は行くわね」

 

 と言って出ていって扉を閉めるレミリア

 

 俺はその光景をじっと眺める。

 

 閉じ込められてたときのフランってこんな気持ちだったのかな?

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

side霊夢

 

 いきなりめんどくさい奴とエンカウントしたわね。

 

 咲夜の能力はめんどくさいのよ。

 

「霊夢。この先には行かせないわ」

 

 そう言うと妖夢が前に出た。

 

「咲夜さん。裕太さんを返してもらいます」

 

 そう言って刀に手をかける妖夢

 

 だけど妖夢が咲夜に勝てるとは思えない。

 

 咲夜の能力は『時間を操る程度の能力』。妖夢には分が悪すぎる。

 

「妖夢。私と戦う気?」

 

「そうです。そして裕太さんを返してもらいます」

 

 妖夢の目は本気だった。

 

 妖夢も咲夜の能力を知っているはずなのに

 

 だけど決して揺るがない意思を感じた。

 

 だから少し傍観(ぼうかん)してみることにした。

 

「霊夢。私はいつまでも弱いままじゃないって証明するよ」

 

 と、咲夜をじっと見据(みす)えながら斜め後ろの私に向かって言い放ってきた。

 

 言ってくれるじゃないの。

 

 でもあんたは決して弱くなんか無い。それだけは自信を持って言える。

 

 だって、咲夜の能力を知ってながらも怯えることもせず、意思を強く持ってそこに立ってるんだから。

 

「ふふっ。じゃあ始めましょうか。裕太さんは勝った方に着く」

 

 そしてナイフを指の間に挟みながら言う咲夜

 

 それを見て妖夢も刀を抜いた。

 

 遠距離の咲夜と近距離の妖夢。まぁ、妖夢も遠距離技は使えるけど、ここでも不利なことには変わりない。

 

 不利に不利が重なって凄い不利になってるわね。

 

「咲夜さん。では参ります」

 

 そう言うと妖夢は走って接近していく。

 

 すると突然妖夢の目の前に10本程度のナイフが現れた。

 

 しかしそこはさすが妖夢。軽くナイフを弾き落とした。

 

「はーっ!」

 

 と、妖夢が刀を振り下ろすとそこには既に咲夜は居なかった。

 

 だけどその咲夜は

 

「妖夢!後ろ!」

 

 そう言ったが遅く、驚きながら妖夢は後ろを振り返ると咲夜は回し蹴りを脇腹に放って少し妖夢がぶっ飛ぶ。

 

 今のはかなり痛いわね。

 

 咲夜、やっぱり厄介ね。

 

 私でも無傷はちょっと難しい一撃ね。

 

「咲夜さん。強いですね…ですが」

 

 そして刀を四方八方に振り回しなから咲夜に突撃していく妖夢。

 

 あの動きは…何を?

 

「何度同じことをしても無駄なこと」

 

 すると咲夜は消えたが、妖夢の背後で一部に切り傷を負った咲夜が現れた。

 

「隙ありぃっ!」

 

 そして妖夢は回し蹴りをして咲夜の脇腹に蹴りを放った。

 

「お返しです」

 

 すると咲夜は少しぶっ飛んだ。

 

 なるほど…妖夢やるじゃない。

 

「かかりましたね罠に。私は(ただ)闇雲に刀を振っていた訳じゃ無いんですよ」

 

 すると咲夜も気がついたようだった。

 

「そう。私は斬撃の檻を作っていたんですよ。霊力斬の応用です」

 

 斬撃の檻さえ作ってしまえば咲夜が時を止めて接近しても接近した瞬間体が斬れるってことね。

 

「まんまとやられたわ」

 

 すると両手にナイフを指の間に挟める数、8本を構えた。

 

「ここからが本当の勝負よ。幻府《殺人ドール》!」

 

 その瞬間、妖夢の回りを無数のナイフが囲った。

 

「さぁ、どうする?妖夢」

 

 これはまずい。

 

「!?」

 

 妖夢は唖然としちゃってる。

 

「妖夢っ!」




 はい!第33話終了



 次回の東方魂愛想は?

「妖夢!」

 間に合わない。

 このままじゃ妖夢が!

「あなたはこのまま半分の生命も霊に変わる」

「私は…負けられ無い…」

 妖夢大ピンチ

「大丈夫ですか!?妖夢さん」

 京哉が動き出す!

「へぇ…敵はあなたですか」

 京哉VS咲夜

「じゃあ次はこっちだな。引寄《フックショット》!」

 果たしてどちらが勝つのか。

「ようこそ紅魔館へ。霊夢、妖夢、京哉」

 次回、第34話『霊力の真価』



 それでは!

 さようなら
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