東方魂愛想   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 今回はある方のアドバイスにより文章の感じを変えてみました。

 アドバイスくれた方ありがとうございます。

 そんな感じであらすじどうぞ!



 それでは前回のあらすじ

 咲夜対妖夢、結果は咲夜の勝利に終わってしまった。

 その後京哉と咲夜が戦い、見事京哉の勝利に終わった。



 それではどうぞ!


第35話 助っ人

side霊夢

 

 京哉がフランに殴られたあと、私と妖夢の方にレミリアがやってきた。

 

 勝利を確信した人の顔ってこんなんなんだろうなと言うような顔をしている。

 

「あっちは問題なさそうね。あとは私があなた達を倒せば良い」

 舐められたもんじゃないの。

 

 妖夢はさっきの戦いでボロボロだけど、私と妖夢ならこれくらいのハンデでレミリアに負けるほど弱くはない。

 

「1対2で勝てると思ってるの?」

 するとニヤッと笑ったレミリア

 

 何考えてるの?どう考えても不利なくせに

 

「ねぇ、霊夢。フランのフォーオブアカインドの効果。言ってみて」

 

「自分を合わせて4人の分身を作り出す」

 レミリアに聞かれたので素直に言う。

 それがなんだって言うの?

 

「次に妖夢。今京哉の相手をしているフランは何人?」

 

「ん?京哉さんに叩きつけられたフランと、京哉さんに不意打ちをしたフラン…あれ?二人しか居ないよ?」

 

 まさか!

 

 嫌な予感がした。

 

 そして背後を振り向こうとすると、ドガッ!と武器で殴られた。

 それは妖夢が殴られたのも同時だった。

 

 あの姉妹…私を欺いたな…

 

「やったね!お姉様!」

「計画通り…以前の私たちじゃ無いのよ」

 そして私は倒れる。

 

 悔しい…博麗の巫女である私が負けるなんて

 

「あんた達…」

 

「あら、その状態でどうしようと?」

 

 普段の私ならあれくらいじゃ倒れることもないけど打ちどころが悪かったみたいで体が全く動かない。

 お母さん…ごめん。負けちゃった見たい…

 

 その時

 

 ドカーン!

「レミリアぁッ!」

 聞きなれた声の人物が入ってきた。

 

「あ、んた…遅いわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔理沙…

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

side魔理沙

 

 時は遡り霊夢と妖夢が魔理沙の家を訪れる数分前

 

 今日はキノコ狩りに行く。理由は私の主食のキノコが尽きてきたからだ。

 

 まぁ、種類とかはよく分からんが食べれそうなものを取ってくれば良いか。

 良い子のみんなは真似しないようにな。魔理沙との約束だぜっ

 

 そして私はリュックを背負って立ち上がる。

「よし!とりあえずいっぱい取って今日はキノコパーティ略してキノパをするぞ!」

 

 そして家から出てトビラにかかってる看板がCLOSEになっているかを確認する。

 

 私は魔法店を経営している。

 

 まぁ、ほとんど何でも屋みたいな感じだけど。

 

 だけどいつも客が来ないのは何故だろう。

 

 立地の問題か…こんな辺鄙な土地にわざわざ来る人間なんているわけないよな。

 

 そして山の中に入っていく。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「いやー。大量大量」

 この山はキノコの宝庫なおかげでものの数十分でリュックいっぱいにキノコが集まった。

 

 これだけあれば大量のキノコ料理を作っても余るぜ。

 

 そして帰って私はリュックを下ろす。

 

 そうだな…時間も余ったしパチュリーの所にでも遊びに行くか。

 

 そして私は家を出る前にある異変に気がついた。

 

 それは私のでは無い誰かの足跡が地面に着いていたのだ。

 

 ここは水はけが悪く、雨が降ると直ぐに足跡が残るくらい土が柔らかくなる。

 

 ここは店だからこれは普通なら当たり前、何にも気にすることは無いが、自分で言うのも悲しいが万年閑古鳥が鳴いているような店だ。これは怪しい。

 

 嫌な予感がする。

 

 私は急いで霊夢の所に向かう。

 

 だがそこには霊夢は居なく、もぬけの殻だった。

「まぁ、例え異変だったとしても霊夢が負けるわけないか…」

 そして私は紅魔館に向かった。

 

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「これは?」

 紅魔館に着くとなんと美鈴が倒れてて、扉まで破壊されていた。

 

 襲われたのか?

 

 幻想郷には吸血鬼ハンターが居るという噂を聞く。襲われてもおかしくないのだが、美鈴は簡単にやられる奴じゃない。

 

 そして中に入ると咲夜まで壁にめり込んで気絶していた。

 これはもういよいよおかしい。

 

 そう思いながら図書館へ向かう。

 

 中に入ると襲われた形跡は一切なかった。

 

 すると開口一番に小悪魔がこっちに飛んできた。

「あー!魔理沙さん!また盗りに来たんですか!忙しいって言うのに!」

 

「私は盗ってるんじゃ無い。死ぬまで借りてるだけだ!」

「同じじゃないですか!」

 

 その時

 

 急に火の玉が飛んできた。

「うわっと!」

 それを間一髪で避ける。

 

「何すんだパチュリー!」

 すると立ち上がってこちらに歩いてきた。

 

「魔理沙。今日は忙しいの。今日ばかりは帰ってもらうわ」

 と、手のひらをこちらに向けて来た。

 

 怪しいな。レミリアのやつ何か企んでやがんな。

「嫌だ。何を企んでるか知らんが、無理矢理にでも吐いてもらうぞ!私、そっちの方が得意だから」

 そして私はミニ八卦炉を構える。

 

「魔法の技術では負けないわよ」

 そして本を開くパチュリー

 

「先手必勝。魔符《スターダストレヴァリエ》」

 そして私は大量の星型の弾幕を放つ。

 

「効かないわ。火符《アグニシャイン》」

 そしてパチュリーは火の渦を作り出して私の弾幕をかき消した。

 

 だが

「パチュリー。そのスペルで私を完全に遮ったな?」

 

 そしてパチュリーからは私の姿は見えない。つまり

「しまっ!」

「もう遅い!恋符《マスタースパーク》」

 そして私はミニ八卦炉から極太のレーザーを出す。

 

 ドカーン!

 そして煙が晴れると気を失ってるパチュリーが居た。

 

「むきゅー」

「パチュリー様!」

 

 と、パチュリーに近づく小悪魔を睨んで低いトーンでこう言った。

「次はお前がこうなる番だ」

「ひいいっ!全て話します!話すので許してください!」

 売ったな。

 

 小悪魔は自分が危なくなると他人を売るタイプのようだ。

 そして小悪魔から全てを聞いた。

 

「レミリアが裕太をなぁ…」

 

 それにしても奪うって…やり方がなぁ…

 

「よし!ちょっとレミリアぶっ飛ばしてくるか!」

 

 そうして目にも止まらぬ速さでレミリアの部屋に向かった。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ついにレミリアの部屋の前に着いた。

 そして扉を蹴り破る。

 

 扉から見て真っ直ぐの地点では誰かが2人のフランに抑え込まれてて、横を見ると霊夢と妖夢が倒れてた。

 

「レミリアぁッ!」

 私は怒ってそう叫んだ。

 

「あ、んた…遅いわよ…」

 と、霊夢が言った。

 

「悪いなちょっと紫もやしの相手をしてたんだ」

 

 しかし、霊夢と妖夢がやられるなんて…油断したな。

 

「魔理沙、あなた1人で戦う気?」

 

「そうだな」

 

「勇気と無謀を履き違えちゃダメだよ魔理沙」

 

 まぁ、とにかく見てろって!

「反撃開始だぜ!」




 はい!第35話終了



 次回の東方魂愛想は?

「「禁忌《レーヴァテイン》」」

「恋符《マスタースパーク》」

 魔理沙対フラン

 そして

「ははは!魔理沙ァっ!強いつよーい!もっと楽しませてよねぇ!」

 狂気!?

「レミリア。私を忘れないで貰える?」

「あら霊夢。今のあなたで勝てるの?」

 霊夢対レミリア

「レミリア。私のご馳走のために負けてもらうわよ」

 と、御札を構える霊夢と

「果たして勝てるかしらね?私に」

 そしてグングニルを構えるレミリア

「霊符《夢想封印》」

「レミリア。さっきは油断したけど今度は無いわよ」

「霊夢。その言葉すっかりそのままお返しするわ」

 更にみんなにフランの狂気が襲いかかる。

「あは、アハハハハハハ。壊れちゃえ壊れちゃえ!」

 その時

「すまない。我慢できなくなって出てきちまった」

 この男は!?

 そしてレミリアの真意とはいったい!?

 次回、第36話『フランの狂気』



 それでは!

 さようなら

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