東方魂愛想   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 裕太と彩は漠を倒すため、人員確保をすることにした。

 まず選んだのは霊夢。

 霊夢に説明(賄賂)をし、仲間に加える。

 果たして他の人達は仲間に入れることが出来るのか?



 それではどうぞ!


第68話 人員確保 その2

side裕太

 

 俺達は脳筋魔法使い(魔理沙)の事は霊夢に任せて紅魔館に来ていた。

 

 また怒られそうだな……。

 

「そう言えばそのパーカー、ボロボロだけどずっと来てるのね」

 隣でそう呟く忍冬。

 

「これはばあちゃんが最後に買ってくれた大切な服なんだ。滅多な事ないと俺は脱がない」

 制服の下にもよく着て行っていたからな。

 

 こっちに来た時はたまたま来てなかっただけだ。

「へー。って事は私に貸してくれた時は滅多な事だったんだ」

 

「当たり前だ。まだ本格的に寒い時期じゃないとはいえ、夜は冷えるからな。風邪ひかれたら困る」

 まぁ、これで大事なパーカーを貸す俺は甘いのかもしれないな。仲間になったばかりなのにな。

「おー。嬉しい。惚れそう!」

「迷惑だ」

「おー!即答!?もしかして好きな人でも居るのかな?」

 すると俺は驚いて震えた。

 

「もしかして図星ですか!」

 言わない。言ったら絶対にからかわれる。

「うーん……君って小さい子好き?」

 

「ん?まぁ可愛いよな」

 癒されるって意味でな。

「やっぱりロリコンだったか……賭以外にロリコンって初めて見た」

 やっぱりってなんだ。俺は小さい子をそういう目で見たことねぇよ。ってかさり気なく賭がロリコンだって暴露したな。

「という事はフランちゃんみたいな子とか結構タイプ?」

「ちーがーいーまーすー。俺はロリコンじゃありません。それとあいつは吸血鬼だから好きだとしても合法ロリだ」

 と言うかこいつ、フランのこと知ってんの?

 すると忍冬は「合……法?」と頭にハテナを浮かべていた。

 

「ん?忍冬。法律って知ってるか?」

 

「法……律?何それ美味しいの?」

 なんでそこでハテナを浮かべる。

「忍冬。今何歳だ」

 

「ん?レディに聞くもんじゃないですよ〜」

 

「多分だがお前、見た目的に俺より年下だと思うんだが……」

 恐らく同年代か年下だろうという位童顔だ。

「なにおうー!私だって一人前のレディですよ!これでも15歳ですよ!」

 結局年下じゃねぇか。

 ポロッと自分で吐いた忍冬。

 

 まて、こいつ水割り飲んでた記憶があるんですが……。

「なぁ、20歳未満は酒を飲んじゃダメっていうのは?」

「え?そんなのあるの?聞いた事が無い」

 なんかここに来てしばらく経ったのに物凄い新事実を知ってしまったような気がする。

 無法地帯だったか……。

 

 まぁそれでいいなら良いけどさ……。うん。

 そんな話をしながら門の前に居る寝ている人をスルーして敷地内に入っていく。

 すると直ぐにナイフが飛んできた。

「空府《君と俺との間の空間》」

 それを俺と忍冬を囲う感じで発動させてナイフを全て防ぐ。

 

 なんかこのスペルを使うのも久しぶりだな。

 

「咲夜ー」

 そう呼ぶと目の前に咲夜が急に現れた。

「はい。なんでしょうか」

 

「俺だ。敵じゃない」

 と俺は落ちたナイフを拾いながら言った。

 

「さあ?門の上から入ってきた人は誰であろうと侵入者ですから。そしてあそこにいる門番は何をやってるのかしらね?」

 すると次の瞬間咲夜は消えて、背後から叫び声が聞こえてきた。

 あの人も懲りないな〜と思っていると、この光景が見慣れてないのか忍冬は隣で驚いていた。

 

「そう言えばフランの事を知ってたようだが何故だ?」

 

「あー。それは紅魔館に入って行った時にずっと後をついて回ってたから?」

 ストーカーですよ。それ

 そして本当の侵入者がここに居た!俺は咲夜に誘われたから侵入じゃないけどストーキングは普通に法律がある世界なら犯罪ですよ!

 

「さ、お嬢様がお呼びです」

 そう言えばレミリアは運命を操れるとか何とか言ってたな。

 運命を見て俺らが来ることを知ったのか。

 


 

 そして俺と忍冬は咲夜に案内されてレミリアの部屋に来た。

 いつ来ても立派な部屋だ。

 

 見てみればレミリアの隣にフランも居た。

「ようこそ紅魔館へ。私がここの主、レミリア・スカーレット。こっちが妹の」

「フランドール・スカーレットよ♪」

 フランはたった状態でスカートの端を掴んでお辞儀する。

 

「あ、私は忍冬 彩と申します。えー。どうぞよろしくお願いします」

 そう言って忍冬もフランの真似をしてスカートの端を掴んでお辞儀した。

 

「さて裕太。ここには主犯を倒す為の仲間集めに来たのでしょ?」

 その通りですが……。

「どうですかね?誰か手伝ってくれる人は」

 俺がそう聞くとフランが手を挙げた。

「はいはいはーい!フランが行く!」

 

「え?まぁ、あなたが行けば安心でしょうけど……大丈夫?」

 

「珍しいねお姉様。私の身を案じるなんて」

 

「当然でしょ?たった一人の血の繋がった妹なんですもの」

 と言ってレミリアは椅子から降りてフランを抱きしめる。

 するとフランは驚きつつも「お姉様……」と言って抱き返す。

 俺達は今、美しい姉妹愛を見ている気がする。

 

「でも……フランだけだと心配ね……。流石に全員では行けないし、咲夜は忙しいし……」

 そうだな。逆に多すぎても困ることがあるかもしれないな。

 

「そうだ。私もついて行くわ」

 レミリアがそう言った。

 

「え?お姉様も?」

 レミリアが来てくれるとは予想外だった。

「それに、裕太と彩には仮もあるしね。この機会に返すのもありよね」

 

「頑張りましょう!お嬢様」

 

「えぇ」

 こうして俺達は更に頼もしい助っ人を二人も確保したのだった。




 はい!第68話終了



 次回の東方魂愛想は?

 開幕、ロリコンと二人の少女に罵られる裕太。

 そしてフラン達と遊ぶことに?

 果たして裕太はどうするのか?
「命の危険を感じるぜ……」

 次回、第69話『人員確保 その3』



 それでは!

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