ソードアート・オンライン~エグゼイド・クロニクル~   作:マイン

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ダンガンロンパの筆が進まない…音沙汰なしも寂しいのでこっちを更新します




不協和音

『……お、おオオオオオオオオオッ!!!』

 コボルトロードの消滅と宙に浮かぶ『Congratulations』の文字を認識するのに一瞬、そしてその後爆音のような勝ち鬨の声が上がる。激しい戦いの末、ついに彼らはアインクラッドの最初の難関…『第一層のボス』を倒したのである。

 

「勝った…俺達の勝利だ!」

「やった…勝った…!」

「信じられんわ…やりおったで、ワイら…」

「Congratulation…!我ながら、よくやったぜ…」

「いやホント、マジで疲れたね…。こりゃ鳳蓮さんのシゴキの方がずっとマシだわ…」

 ディアベルは皆と共に跳び上がって勝利を喜ぶが、アスナたちは空気が抜けるようにその場にへたり込んでしまう。グリドンですらハンマーを支えにようやく立っているほどで、それだけ過酷な戦いであったことが見て取れる。

 

「…やれやれ。なんとか誰も死なずに、クリアすることができたか…」

 一通り周りを見渡し、誰も欠けていないことを確認したキリトも深く息を吐いて火照った体を冷ます。そして戦闘後のリザルト画面を確認し…固まる。

 

「え…これって…?」

「…キリト君!」

 ディアベルが笑顔で駆け寄ってくるのを見て、キリトは急いでリザルト画面を消す。

 

「ど、どうしたディアベル?」

「キリト君…改めて、君に言わせてもらいたい。先走るような真似をして、済まなかった。あの時、君の咄嗟の判断が無ければ俺はきっと死んでいた…いや、それだけでなく戦線にも大きな影響が出ていただろう。今回、誰一人欠けること無くボス攻略を成功できたのは君のおかげだ。…ありがとう、天才ゲーマー」

「…へん」

 心底申し訳なさそうに頭を下げるディアベル。その後ろではキバオウが渋々といった表情ではあるものの、ディアベルの謝罪に同調するような目を向けてくる。

 

「…分かってくれたならそれでいいさ。思うところが無いわけじゃ無いけど、とりあえず誰も犠牲にならなかったのならそれに越したことは無い。まだ先は長いんだ、今回の件は禍根じゃなく、教訓としていけばいいさ。…また頑張ろうぜ、騎士さん」

「ああ…よろしくな!」

 キリトとディアベルが和解の握手を交わそうとした…その時

 

 

 

 

「…ちょっと待てよ!」

「「!?」」

 人混みの中から飛び出した大声が、二人の手を止めさせる。

 

「ど、どうしたんだ?」

「ディアベルさん…なあなあになって流されそうになってるけど、やっぱりおかしいですよ!なんでそいつはボスの情報が違っていることに最初から気づいていたんだよ!?」

「なッ…!?」

 キリトを指さして向けられる疑惑に、キリトだけでなくアスナやディアベルも唖然としてしまう。

 

「何故って…それは、彼がβテスターだからだろう。βテストの時の教訓があったからこそ、今回のボス戦において彼は客観的な視点で考えた末そういう結論を出したのではないのか?」

「だからって、いくらなんでも都合が良すぎるじゃねえか!普通はSAOに銃なんてあると考えるほうがどうかしてるぜ!なのに、こいつは一目見ただけであの刀に銃の機能があるって分かってたみたいだったじゃないか!そんなの、『最初から』あのボスがそういう武器を持ってるって知らない限りあり得ないだろ!?」

『…い、言われてみれば…確かに』

『ディアベルさんを庇った時だって、あんなタイミングで都合良く盾を投げて間に合うはずがないもんな…。撃たれるって分かってなきゃ、あんな偶然あり得ないぜ…』

 

「…ちょ、ちょっと待ちなさいよ!いくらなんでも詭弁が過ぎるでしょう!?いくらβテスターだからって、そんな都合の良い情報を持っているなんて、そっちの方があり得ないじゃ無いの!」

「同感だ…!手柄をとられて悔しいのは分かるが、やけっぱちの言いがかりは見過ごせねえな…」

「う…」

「それに、万が一彼がその情報を持っていたとして、だとすればキリトはどうやってその情報を入手できたんだ?情報屋がいくら優秀だからって、余りにも度が過ぎている。…そういう奴に心当たりでもあるのなら話は別だけどな?」

「そ、それは…」

 同調しかけていた空気にアスナ、エギル、グリドンが待ったをかける。ボス戦で中核を担った3人の意見に非難をあげた本人がたじろいでいると…人混みのなかから、声が上がる。

 

 

 

「…なら、そいつは『最初から知っていた』ってことなんじゃないか?」

「……はぁ?」

「だからよ、そいつはボスがどういう武器を使うのか…いいやそもそも、このSAOのことを何から何まで全部知っていたってことなんじゃないのかよ?」

「…それは、どういう意味だね?」

 

「だからさ…そいつが『茅場晶彦とグル』なんじゃないかって、言ってんだよ…!」

「んなッ…!?」

 ざわめきを一瞬途絶えさせるほどのその言葉に、キリトは目を剥いて驚く。

 コボルトロードの武器の特性に気づけたのは、自身がリアルで『似たような武器』を使っていたからだ。そのことでさっきのような疑惑を持たれることにまでは想定できていた。と言っても、そうだと説明したところで理解してもらえる筈も無いので適当にあしらっておく算段であった。…なのに、まさかこんな切り口で突っ込まれるとは思ってもいなかった。

 

「な…なんてことを言うんだッ!どこの誰かは知らないが、勘違いも甚だしいぞ!君たちの目には、我々を助けるために死力を尽くした彼の姿が見えなかったとでも言うのか!?」

「助けるために…ねえ。そりゃそうするだろうさ、自分が茅場の仲間だって知られりゃ、袋だたきにされんのは目に見えてるからよぉ。命救った恩を被せときゃ、いざというときの保険になるからなぁ…!」

「…ふ、ふざけるな!!キリト君がそんな人間ではないことぐらい、分かっているだろう!今すぐ彼に謝罪したまえッ!!」

 ディアベルは怒りを露わにして群衆を掻き分け声の主を引きずり出そうとするが、当人は人混みの間を器用に縫って移動しているらしく、また『そういうこと』に慣れているのか周りのプレイヤー達も誰が声の主かを断定できない。…いやむしろ、近くに居たプレイヤーほどその声に同調するような意思さえ示し始めている。

 

「おいおい…この状況でそれは無いんじゃねえか?茅場晶彦だって、ちょっと前までは『そんな人間』だなんて誰も思ってすら居なかったじゃあねえか。だから俺達はこんな目に遭ってんじゃあねえのかよ?だったら、そいつが善人ぶってるだけの茅場の同類でない保証なんざ、どこにも無いんじゃねえのかよ?」

「…そうだ。そいつがボスの情報が違うって事をもっと俺達に言ってくれれば、ここまで危ない戦いにはならなかったんじゃあ無いのか?」

「天才ゲーマーっつても子供だもんな…。良いカッコしたくて情報を秘密にしてたんじゃないのか?ディアベルさんを助けたのだって、茅場の悪印象を消すためのパフォーマンスだったんじゃ…」

「…ッ!貴方たち、いい加減に…」

 好き勝手なこと言い出し始める一部のプレイヤーにアスナやエギル、グリドンが怒りの表情で叱咤しようとした…その時。

 

 

 

 

「…ハッ。当てずっぽうにしちゃいい線してるぜ、その推測」

「は…!?」

 突然そんなことを言い出したキリトに、アスナ達…そして当の声の主ですら唖然とした顔になる。

 

「けど、ちょっとそれは違うんだよな。こんな世界に閉じ込められて困ってんのは俺も同じなんだからさ」

「ど、どういうことだ…?」

「…始まりの街で茅場が現れたとき、アイツ変な姿してただろ?アレは腰のベルト…『バグヴァイザー』っていうアイテムによるものなんだよ。なんで俺がそのことを知ってるかっていうと…俺はあのバグヴァイザーのシステムを作った企業、幻夢コーポレーションっていうゲーム会社の社長と知り合いなんだよ」

「ってことは…!?」

「そうさ!俺は幻夢コーポレーションを通じてあんたらよりずっと前からSAOのことを知ってたのさ!だから当然、他のβテスターの連中より遙かに先のことを知っている!流石にこんな序盤で銃の機能持ちの武器を使ってくるのは予想外だったから対応が遅れたけど、いくら剣の世界だからって飛び道具ぐらいあるに決まってるじゃ無いか!」

「ちょ、ちょっと貴方!そんなこと私には言ってないじゃ…」

「当たり前だろ?アンタみたいなビギナーさんに情報を漏らしたら、どこから広まるかしれたモンじゃあ無いからな。どうしても必要な情報だけ流しておけば、俺の素性ぐらい黙っていようが俺の勝手じゃ無いのか?」

「…じゃあなんでお前、俺達を助けるような真似をしたんだ?茅場の仲間だってんなら、そんなことする意味が分からねえ」

「別に茅場の仲間になった憶えは無いさ。俺が一方的に知ってるってだけで、向こうは俺のことなんか知らないんじゃ無いか?だから俺もまさかゲームの世界に閉じ込められるだなんて夢にも思っちゃいなかったさ。…ま、俺なら攻略できるって自信があったから気にしてないけどな。あんた達を守ったのは、その茅場に一泡吹かせてやろうって腹づもりなだけだよ」

「……」

 自身の問いかけに飄々と答えたキリトに、エギルは何も言わない。…気にしてない、といった口の裏でキリトが力の限り拳を握りしめていることに、気づいていたのか…。

 

「…ふざけんな。そんなのβとかチートどころじゃねえ…何が天才ゲーマーだ、ただの卑怯者じゃねえか!」

「βテスターのチーター…お前なんか『ビーター』だ!」

「ビーター…」

「ビーター…!」

「…悪くないな、ソレ。いいぜ、今から俺はビーターだ!俺がこの世界を一番にクリアするプレイヤー、ビーター…キリトだ!」

 勝ち誇るようにLAボーナスで手に入れた装備…黒いコートの『コート・オブ・ミッドナイト』を羽織り、敵意の視線を向けるプレイヤー達にキリトは言い放つ。

 

「2層へのアクティベートは俺がやっておく。第2層への一番乗りはこの俺だ、あんた達は精々死なない程度にレベル上げてから来るんだな。あんたらに死なれると、茅場への意趣返しができなくなるからな…!」

「…ざけんな…!テメエ、テメエいつか報いを受けやがれ!ビィィィィタァァァァァァッ!!!」

 感情的になったプレイヤーの一人からの怒りの叫びを背に受け、キリトは先へと続く階段を上がっていった。

 

 

「……」

 そんなキリトの後ろ姿をアスナは見送るしか出来ずにいた。キリトの『真意』はなんとなくだが理解できている。しかし、ゲーム初心者で付き合いも短い自分がそこまで踏み込んでいいものか…それを決めかねて動けずに居た。

 

「…Oh my god。なんて不器用な奴なんだあの野郎…」

「ホントにな…どこかの誰かそっくりだよ」

「エギルさん、グリドンさん、ディアベルさん…」

 そんなアスナを知ってか知らずか、エギルとグリドン、それにディアベルが傍に近づいてきた。

 

「なあ嬢ちゃん、一応言っとくがアイツは…」

「分かってます…!短い付き合いですけど、彼がそういう人じゃ無いことは分かってますから。…彼の人を救おうっていう気持ちが誰よりも本気だってことは、嫌って言うほどに…」

「なら…アイツに伝言、頼めるよな?」

「俺からも頼むよ。アイツがああしてくれたおかげで、誰も俺が一番に無双セイバーのことに気づいたってことを広められずに済んだからな。…お前もだろ、ディー?」

「…ああ。済まないが、俺の代わりに言ってきて欲しい。俺はこの場をなんとか諫めて、キリト君へのヘイトを和らげてみる。それぐらいしか、今俺が彼に報いることが思い浮かばないからな…」

「…はい」

「ちょい待ちぃ!」

「キバオウ…」

 歩き出しかけたアスナをキバオウが呼び止める。訝しげな視線を受ける中、キバオウは気まずそうに頭を掻きながら言う。

 

「…伝言、ワイからも頼むわ」

 

 

 

 

 

 

「Hmm…思惑とはちっとばかし違ったが、まあこれはこれで面白そうだ…。精々面白おかしく踊ってくれよ、ビーターさん。It’s show time…!」

 

 

 

 

 

 

 

ビュゥゥゥゥゥ…

「……やっちまったなぁ」

 アクティベートを終え、ゲートをくぐった先に広がるSAO第2層。第1層とは少し趣の異なる草原に吹く風を受けながら、キリトは誰にでも無くぼやいてしまう。

 

「ああするしか無かったとはいえ…これで俺の天才ゲーマーの肩書きは地に堕ちちまったか。…まあ、後悔は無いけどな。皆が無事なら、それでいい。…そういえば、結局グリドンにあの無双セイバーのこと詳しく聞きそびれちまったな…まあいいか」

 鬱屈とした気持ちを声に出すことで発散し、気持ちを切り替えたキリトが踏み出そうとすると…

 

「ちょっと…待ちなさいって!」

「ん…アスナ?」

 ゲートから駆けだしてきたアスナがキリトを呼び止める。

 

「ふぅ…皆から貴方に伝言を預かってるわ。先に行くのは勝手だけど、それを聞くぐらいの義理は通しなさい」

「伝言?」

「まず、エギルさんから…『流石は天才ゲーマー。キツかったけど、楽しかったぜ。また一緒にボス戦しようぜ』、だって」

「…エギル」

「で、グリドンさんは…『庇ってくれてサンキューな。なんかあったらいつでも呼びな、『ライダーは助け合い』らしいからよ』って。なんのことか分からないけど…」

「ッ!…やっぱり、そうだったのか」

「?…で、ディアベルさんは『君の心意気に騎士として感謝を。君から受けた恩は、必ず返す』ですって」

「…律儀な奴」

「で…最後にキバオウさん。『βにもお前みたいなんが居るんは分かった。けどまだ自分のことは認めてへんからな!すぐ追いつくさかい首洗って待っとれ!』…ですって」

「…ハッ、そうかよ」

 アスナから告げられる暖かみの籠もった言葉に、キリトの表情が柔らかくなる。

 

「…ねぇ、今更だけど本当にあれで良かったの?あの状況であんなこと言ったら、どんな捉え方されるか分からないわよ?もしかしたら本当に茅場晶彦の仲間と思われるかもしれないのよ?」

「…その時は、まあ…その時さ。俺がやるべき事は一つ、できる限り多くの…せめて手が届く範囲の人たちを生きて現実の世界に返すことだ。勿論、俺自身も含めてな。だから俺は、どんなことがあっても先に進み続ける。現実の体は頼もしいドクター達が守ってくれる、だから俺はこの世界からドクターとして患者を守る。…例えどんな風に思われてもな」

「…どうして、そこまで他人のために必死になれるの?この世界で、誰もが自分を守るだけで精一杯なのに、どうして貴方はそんなに強くあれるの?」

「俺は強くなんかないさ。…ただ、『強くあろう』としているだけだ。俺が目指す先にいる人たちは、皆自分の中に揺るぎの無い『信念』を持っている。誓いを守るために完璧であり続けようとする人、かつて救えなかった人のために自分を犠牲にしてでも戦おうとする人、命を懸けて希望を託してくれた人、そして…自身の才能だけを信じて不可能に挑もうとする人。そんな人たちに少しでも追いつくために、俺は俺の信念を貫き通す。例え誰であろうと、目の前の命を諦めない…そこだけは、嘘をつきたくないんだよ」

 

 空を見上げてそう呟くキリト。呆然とそれを聞いていたアスナは、すぐ傍に居るはずのキリトがまるで遙か遠くに立っているような感覚を憶える。自分とそう年の変わらない筈の彼の瞳が、自分では考えもつかないような風景を見ているような…。

 

「…悪い、なんか自分勝手なこと喋りすぎたな。忘れてくれ」

「……名前」

「え?」

「名前…教えてよ。さっきから貴方だけ私の名前呼んでるじゃない。大方アルゴさんから買ったんでしょうけど、そっちだけ知ってるなんてフェアじゃ無いでしょ?」

「あ…あー、もしかして知らなかったのか?」

「は?」

「視界の左上辺りにさ、俺のHPゲージが見えるだろ?…ああ、そうじゃなくて目線だけあげる感じで。今俺達はパーティを組んでるから、HPゲージの横に俺の名前が出てるはずだぜ」

 言われるがまま目線を左上に上げると、そこには自分のHPゲージ…そしてその下にもう一本のHPゲージと、その横に目の前の彼の名が視える。

 

「キリト…君?」

「ああ」

「そう、キリト君…こんな近くに見えていたのね」

「あ、ああ…?」

 どこかいつもと雰囲気の違うアスナに、キリトは理由は分からないが居たたまれない気持ちになり、半ばヤケクソで思い出したように手を叩く。

 

「そ…そうだー!こうしちゃいられない、速く街に向かって情報を集めないとー!アルゴに精々高値でふっかけてやらないとなー!」

「……」

「…じ、じゃあ…俺、先に行くぜ」

「うん…。すぐに、追いついてやるわよ…!」

「…ああ、待ってるぜ」

 強い意志の籠もった目でこちらを見るアスナにふっと笑い、キリトは第二層のフィールドへと歩み出していく。

 

(…キリト君、君が自分をどう思っているのかは知らないけど、貴方は間違いなく全てのプレイヤーの中で一番強い。戦いも、心も…!その強さの理由を、私は知りたい。この世界で生き残るために、そしてその先の未来で強くあれるように…!)

 その背を見送りながら心の内でそうつぶやき、アスナは第一層へと戻っていく。新たな世界への準備を整えるために。先に向かったキリトに追いつくために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…しかし、なんでこんなものがこの世界にあるんだ?」

 アスナが去った後、キリトは先のボス戦でコートと共に手に入れたドロップ品であろうアイテムを手に考えていた。

 このアイテムはLAボーナスとは別物のようで、βテストの時には見たことがなかった。アイテムの説明を見ると

 

『かつて大地切断によりアインクラッドが地上から空へと上がった際、アインクラッドの心臓部である魔法石を守る聖堂を封印する為に創られた6本の『秘鍵』の一本。持ち主にすさまじい力をもたらす』

 

 とあり、どうやらSAOの舞台設定である大地切断に関わっている代物だということが分かる。…しかし、キリトが驚いたのはその設定では無く『見た目』である。何故なら、キリトは今手にしているそれを誰よりもよく『知っていた』からだ。

 

「茅場晶彦…お前は何を企んでいる?どうしてお前がこれのことを知っている?…どうしてこんなものを、この世界に混ぜるようなことをしたんだ…?」

 どこかで高見の見物をしているであろう元凶に問いかけるキリト。その手に握られたもの…カセットのような形をしたそれには、こんな文字が記されていた。

 

 

 

 

『Mighty ActionX』…と。

 




と言うわけで今作でもキリトはビーターになりました。展開変えようかな~とも思ったんですが、思いつきで始めたものなのでそこまで深く考えてなかったのでシンプルに話を作りました

キリトの例え話で出てきた人たちが誰かは言うまでもありませんが、最後の人はあのヤベーイ奴をキリトなりに超好意的に解釈して精一杯フォローした表現の結果ああいう評価になりました。基本的にはキリトにとってアレは「クリエイターとしては天才でも人間としては屑」という評価になっています

次回は一旦アインクラッドを離れ、現実サイド…もとい「神サイド」の話になります

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