ソードアート・オンライン~エグゼイド・クロニクル~   作:マイン

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スンマセェン…だいぶ遅くなりました。本当ならダンロンと2話同時更新したかったんですけど間に合いませんでした…。もうちょっと筆が速くなるよう頑張ります

マイティノベルX読破しました…。ネタバレになるので内容は言えませんが、なんだろう…始まりは本当に誰も悪くは無かったんだなって。偶然に偶然が重なった結果を神が全部いらん方向に持って行った結果がああなったのだと思うと、やるせないというか…。とりあえずMVPは日向審議官だったということだけはよく分かりました。皆も読んでみて損は無いので、是非。…ただ黎斗『ピー!』の皮肉にだけは文句が言えないのが悔しかばい。

沢城さん産休入っちゃったけど、アリシゼーション編のシノンどうすんだべ?後半までちょい役だからなんとかならんでもないけど、誰が代役するんだろう?それとも前撮りしておくのか…。
芸風が広い声優さんは代役は立てやすいけど、その分代役を務める人はプレッシャーだろうねぇ…。

ではどうぞ



月夜の黒猫団

「はぁ…」

 アインクラッド第15層、その一角にある原っぱでキリトは一人寝転がってため息を吐いていた。

 

 …そう、『一人』なのだ。これまでコンビを組んで戦ってきたアスナの姿はもう無い。一時的に居ないわけでも、まして死んだわけでもない。原因は数日前、第25層のボス攻略の時に遡る…。

 

 

 

 

 

 

ジャララララッ!

ガコォォンッ!!

「うわぁぁぁぁぁッ!!?」

 

パキィィンッ…!

 四方八方から襲いかかる『鎖』の直撃を受け、HPが危険値だったプレイヤー数人のHPが消失し、アバターが砕け散った。

 

「そ、そんな…ひぃあぁぁぁぁッ!!」

「おっ、おい!逃げるな!」

「クソッタレがぁ…なんなんやこのバケモンはぁッ!?」

 

 SAO第25層、アインクラッドのちょうど4分の1に当たるそのフロアボスとしてプレイヤー達の前に立ち塞がったのが、『アンドロメロス・ゾディアック』。アンドロメダ座の光と共に現れた玉座に座る巨大な女性のような姿のボスにプレイヤー達は怯みつつも、今まで24回ものフロアボスを倒してきた自信を糧に立ち向かっていった。

 

 …だが、その認識は誤りであったことをプレイヤー達はすぐさま実感させられる。後に分かったことだが、SAOのフロアボスの中には近隣階層と比べ飛び抜けた戦闘力を持ったボスが存在する。それらはアインクラッドのそれぞれ25層、50層、75層に配置されており、守護する階層から『クォーターボス』という異名をつけられている。

 そして、このアンドロメロス・ゾディアックもそのクォーターボスの一体であった。戦闘が開始されるや否や、アンドロメロスは玉座から無数の鎖を展開し出入り口を塞ぎ、プレイヤー達の退路を絶った。動揺する彼らに今度は鎖を鞭のように振るい、圧倒的なパワーで薙ぎ払っていく。その力は当時トップギルドであったALSやDKBの壁部隊を後方の主戦力ごとたたき伏せるほどであり、これまで殆ど犠牲を出すこと無くボスを倒してきたプレイヤー達に初めて明確なほどの犠牲者を出させることになった。

 目の前で仲間が次々と消滅していく事態に各ギルドは混乱を極め、キバオウやリンドがそれを治めようとする間にキリト達がアンドロメロスへと立ち向かった。しかし、エギルやグリドン、そしてようやく追いついたクラインの率いるギルド『風林火山』たちですら防戦一方を強いられ、ガシャット持ちのキリト、N、そしてアスナがようやくダメージを負わせることでどうにか戦闘と呼ばれるものになっているのが現状であった。

 

「くそったれ!身持ちが堅すぎるぜこのお嬢さんよぉ!」

「冗談言ってる場合か!あともう一踏ん張りだ、なんとかアイツらの道を切り拓くんだ!」

「オラァ!…キリト、アスナ!行けぇ!」

「おおおおおおッ!!」

「畜生…!なんで、なんでこうなんねんや!?今までワイらのやり方でうまくいっとったやんか、なのに…」

 キリトを中心にアンドロメロスと戦う彼らの後ろで、キバオウは逃げだそうとする部下を押しとどめながら悲嘆の声を上げる。そこに

 

「キバオウさん!危ないッ!」

「あ…?」

 警告の声に振り返ると、アンドロメロス・ゾディアックの狙いの逸れた鎖がキバオウめがけて突っ込んできていた。

 

(あ…あかん、ワイ死ん…)

 

 

 

 

ドパァンッ!

 その刹那、ボス部屋の扉が『外』から開け放たれ、同時に紅い人影が飛び込んでくる。

 

 

ガキィィンッ…!

 キバオウと鎖の間に割って入った人影は、今までプレイヤー達を悉く打ち倒してきたその鎖を真正面から受け止め、弾き返した。

 

「……へ?」

「無事なようだな、結構」

 ぽかんとするキバオウに人影…身の丈ほどもある大盾を持った優男風のプレイヤーはそう言って、そのまま前線で戦うキリトたちの方へと向かっていく。

 

「あ、アンタは…?」

「自己紹介は後にしよう。まずはあのボスを倒すことだ。…何、おいしい所獲りをするつもりはないさ。私が攻撃を防ぐ、その隙に君たちが止めを刺せ。それで構わないかな?」

「お、おい!いきなりそんなこと…」

「キリト君!もう時間が…」

 アスナに言われてタイムリミットを確認すると、ガシャットの終了時間まで10秒を切っていた。もはや迷っている暇は無い。

 

「…ええい、くそッ!信じるぜ、おたく!」

「任せたまえ、期待には応えるとしよう」

 

『『『キメワザ!』』』

 キリト、アスナ、Nがそれぞれガシャットの必殺技を起動させ、ボスめがけて跳びかかる。

 

ジャラララララッ!

 当然アンドロメロスはそれを迎撃すべくありったけの鎖を叩き込むが

 

「…むんッ!」

 

ガキィィンッ!!

 男は手にした盾のみでその全てを受け止め、なおかつ鎖の隙間に止めへの道筋をこじ開ける。

 

「今だ!」

「「「はああああああッ!!」」」

 男が拓いた隙間を走り抜け、アンドロメロスの御前に辿り着いた三人のソードスキルがアンドロメロスの胸を捉えた。

 

『―ッ…!』

 

パキィィンッ…!

 声にならない悲鳴をあげ、アンドロメロスはHPの消失と共に砕け散った。

 

 

「…いよっしゃぁぁぁッ!!」

「グレイトォ!」

「なんとか勝ったか…手放しに喜べる勝ちじゃないけどな」

「LAボーナスは…今回はアスナかぁ。ちぇっ…」

「…お前ら、喜ぶのは後だ。その前に話を聞かなきゃならない奴がいる…」

「キリト君…?」

 ボス攻略の喜びも束の間、皆の視線が乱入者の男に集まる。

 

「アンタ…何者だ?」

「私の名は、『ヒースクリフ』。SAOに存在する『ユニークスキル』の一つ、『神聖剣』のスキルを得た者だ。私はその力でここまで来れた。…尤も、肝心なときに間に合わなかったことは済まないがね」

 ヒースクリフと名乗った男の言葉に皆がざわめく。ユニークスキル、それはSAOにおいて同じスキルの所持者が存在しない、ガシャットと同じオンリーワンのスキルである。その存在そのものは仄めかされていたが、こうしてユニークスキルを得ることが出来たプレイヤーは彼が初めてであったからだ。

 

「…いや、おかげで俺達は助かった。それについては礼を言わせてくれ、なんなら報酬の半分でも…」

「いや、そういう礼は結構だ。…その代わりと言ってはなんだが、この場を借りて言いたいことがあるのだが構わないかね?」

「あ、ああ…なんだ?」

 キリトにそう言って、ヒースクリフはプレイヤー達を見渡しながら告げる。

 

「攻略組の諸君。この私、ヒースクリフはこの場を以て私のギルド…『血盟騎士団』の設立を発表する!」

「なッ…!?ぎ、ギルドの設立やて!?」

「…そして」

 皆の視線を一身に受けながら、ヒースクリフはキリトの隣にいるアスナへと顔を向ける。

 

「アスナ君、君を我がギルドの副団長としてスカウトしたい。引き受けてもらえないだろうか?」

「…わ、私!?」

「ちょっと!アスナはキリトとパーティ組んでるのよ!それを堂々と引き抜きとかどーいう神経してるのよ!?」

 突然のことに狼狽するアスナに変わってNがヒースクリフに食ってかかるが、ヒースクリフは顔色一つ変えずに淡々と答える。

 

「無論、無理強いをする気は無い。君がどうしても嫌だと言うのなら結構、潔く諦めるとしよう。君の能力は非情に惜しいが、望まない者に私の都合を押しつける気は無いさ」

「……」

「何よ紳士ぶって…アスナ、勿論断るよね?」

「……」

「…アスナ?」

「…少し、考えさせてくれますか?キリト君も…いいかな?」

「はっ!?ちょ、アスナ何言って…」

「…ああ、分かった。アスナに任せるよ」

「私も構わない。じっくり考えてくれ」

「キリト!?アンタまで…ああもうッ!」

「……」

 最後に波乱を残したまま、25層のボス戦は幕を閉じたのだった。そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

「…何やってんだろうな、俺。納得したのは俺じゃないか…ハァ」

 

 結果だけを言えば、アスナはヒースクリフの申し出を受けた。ボス戦の2日後、アスナの返答を聞くべくキリト、アスナ、ヒースクリフの三人だけで再び25層のボス部屋へと集まったその場で、アスナはヒースクリフに了承の意思を告げた後にキリトに言った。

 

 

 

『ごめんなさい…。キリト君には本当に勝手なことしたって思ってる。…でも、昨日一日考えて決めたの。これ以上、キリト君に甘えることはしたくないの』

『甘えるって…そんなこと。むしろ俺の方が君に助けられて…』

『ううん。…私、薄々気づいているの。キリト君、私が居なかったら今頃もっと早くここまで来れてたんじゃ無いかって。第1層の時から、私を気遣って自分のペースを落としてくれてるんじゃないかって…』

『それは…』

『そうしてくれたことには感謝してるし、キリト君のおかげで私がここまで生き残れたことも理解してる。…でも、だからこそ今度は私自身の意思で戦いたいの。誰にも守られることの無い強さを…キリト君が居なくても私は戦って、このゲームを生き残れるってことを私自身が証明したいの!その為に、ヒースクリフさんの…団長の申し出を私は受けたい。次にキリト君と一緒に戦うときに、今度は貴方を守れるぐらいに強くなりたいから…!』

『…そうか。なら、アスナの好きにすればいいさ。そもそもお互いキリの良いところまでっていうコンビだったんだ、今回がそれってことなんだろう』

『…ごめん。キリト君からすれば勝手なことばっかり言って、迷惑なだけだろうけれど…』

『そんな顔するなよ。…前にも言ったけど、ここはゲームなんだ。ゲームの中でぐらい、自分の好きなように生きたっていいだろ。楽しめよ、アスナ』

『ありがとう…』

『…話はついたようだね』

『…はい。これからよろしくお願いします、ヒースクリフ団長』

『こちらこそ、期待しているよ。…キリト君、君の友人は責任を以て預からせてもらうよ』

『ああ、頼むぜ。…じゃあな、次会うときまで元気でいろよ。お大事にな』

『…またね、キリト君』

 

 

 

 

「…あんな別れ方しておいて、こんなところで油売ってるって知ったらアスナ怒るだろうなぁ…。ったく、エギルにNまで余計なことを…」

 

 25層の攻略の後、プレイヤー間の勢力図は大きく変わった。最前線を進んでいたALSとDKBが揃って壊滅的な被害を受けたことで、両ギルドは戦力補強のために最前線から退くことになった。特に甚大な被害を受けたキバオウのALSは、キバオウ自身があの戦いで精神的に参ってしまったこともあって一時本拠地を第1層の始まりの街にまで移し、攻略からしばらく身を引くことになってしまった。リンドのDKBも相応の被害を受け、現在レベル上げや他の小ギルドを吸収合併することで人員を補強することに力を入れているという。

 代わって台頭したのが、ヒースクリフの血盟騎士団だ。アスナを加えたことで盤石な戦力を整えた血盟騎士団は新規ギルドとは思えないほどの勢いで攻略を続け、ヒースクリフやアスナのカリスマに惹かれてギルドに入るプレイヤーも後を絶たず、既にトップギルドとしての地位を確立しつつあった。

 当然キリトも負けてられないとばかりに攻略を進める…筈だったのだが、アスナが抜けた穴はキリトにとって戦術的にも精神的にも思ったより大きかったらしく、そんなボロを見抜いたNやエギル達によって半強制的に前線から締め出されてしまったのである。

 

『そんな腑抜けた戦いじゃその内絶対死ぬよ!アンタ気合い入れ直すまでボス戦禁止!下で素材集めでもしてろバーカ!』

『Calm dawn…落ち着けよN。…キリト、お前が死んだら元も子もないだろ?少しぐらい休憩したって誰も咎めやしねえよ。だからしばらく前線は俺達に任せな』

 去り際にNから言われた言葉に何も言い返せなかったのは、キリト自身も自分の不甲斐なさを自覚しているからであった。

 

「分かってるさ、今の俺が情けないことぐらいさ。…俺、アスナに惚れてたのかなぁ?…パラドに聞かれたら、大笑いされそうだな…」

 思わず口にしてしまった相棒の名に、キリトは自分の胸元を握りしめる。

 

「…パラド、お前は今どうしているんだ?現実の俺の身体に取り残されてるのか、それとも…」

 

 

 

 

「…きゃあああッ!!?」

「ッ!」

 近くの林から聞こえてきた悲鳴が、キリトの思考を中断させた。

 

「今のは…!くっ…間に合ってくれよ!」

 即座に立ち上がったキリトは声の出所めがけて一目散に走って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 そして、その日の夜…

 

「我ら『月夜の黒猫団』全員の生還と、恩人であるキリトさんを祝って…乾杯!」

『乾杯―ッ!』

「あ、はは…ども」

 11層の主街地にある酒場にて、キリトは昼間助けたギルド…『月夜の黒猫団』のメンバーから歓待を受けていた。

 

「いやー、モンスターに囲まれたときはどうなるかと思ったぜ!一時は玉砕覚悟もしたしな」

「よく言うぜ、お前腰引けて震えてたじゃねえか」

「ばっ…!それを言うならお前もだろ!?」

「し、しょうがねえだろ…マジで死ぬかと思ったんだからよ。なあサチ?」

 死地から生還したことで、あの時の恐怖以上に今生きていることに舞い上がっているメンバーから声をかけられた『サチ』と呼ばれた少女は、控えめに応えながらキリトに視線を向ける。

 

「うん…。でも、キリトが助けてくれたから。キリトが居なかったら、私たち…本当に死んでたかもしれない」

「ああ…本当に貴方には感謝しているよ、キリトさん」

「…当然のことをしただけさ。むしろここまでやられるとこっちが緊張するよ」

「いやいや!昼間のキリト先生はマジで凄かったぜ!」

「モンスターの群れめがけていきなり跳び蹴りかましたもんなー。しかもその後は無双状態でバッタバッタとモンスターをぶっ倒すし、ホントすげえよキリト!」

「レベルとか、今いくつなんだ?」

「あー…今は、42かな?」

「42!?攻略組のトッププレイヤー並じゃんか!」

「そんな凄いプレイヤーが、なんでこんな下の階層にいるんだ?」

 キリトのレベルを聞いた黒猫団のリーダー『ケイタ』からの問いに、キリトは気まずそうに視線を逸らす。

 

「えっと…詳しくは話せないんだけど、色々あってちょっとスランプになっちゃってな…。攻略組の知り合いから、そんなんじゃ邪魔になるからしばらくどっか行ってろ…って、最前線から追い出されちゃったんだよ」

「うへぇ、シビア~!やっぱ攻略組ともなるとそういう攻略しながらの競争とかあんだなー」

「まあな…でも、俺の場合はそういう悪い意味じゃ無いぞ。俺自身も分かってはいるんだよ、あのまま攻略を続けてたら…多分、どっかであっさり死んでたかもしれないって」

「…キリトでも、死ぬって思うの?」

「ああ…特に、この間の25層のボス戦は本当にやばかった。今最前線でトップギルドやってる血盟騎士団のヒースクリフが助太刀してくれたから勝てたけど、もしアイツが来てくれなかったら…俺も無事だったかは分からない」

「そう…なんだ」

 最前線の様子を語るキリトに黒猫団のメンバーが嬉々として聴き入る中、何かを考えていたケイタがキリトに声をかける。

 

「…なあ、キリトさん。頼みがあるんだけど、もし今そんなに忙しくないのなら俺達を鍛えてくれないか?」

「え?」

「今回のことで、俺は自分たちの力不足を痛感したよ。でも、だからといって街の中に引き籠もっていたって何も変わらないことも分かってる。だからせめて、自分たちの命を守れるぐらいの強さは手に入れたいんだ。無理な頼みだとは思うけど、しばらくでいいから俺達のギルドに入ってコーチをして貰えないかな?」

「おお、いいアイディアじゃんケイタ!なあキリト、俺からも頼むよ。俺達、もっと強くなりたいんだ!攻略組…ってのは無理かもだけど、俺達だけでも上の階層でも戦えるぐらいにはなりたいんだ」

「俺も…安全だからって街の中にばっかりいるのは嫌だもんな。サチもいいだろ?キリトがギルド入るの」

「え…その、私は…」

 サチはおどおどしながらギルドの仲間と困惑するキリトを見渡し、やがてか細い声で答える。

 

「…私は、強くなるとかそういうのはちょっと…。でも、キリトがギルドに入ってくれるのは嬉しい…かな」

「だろ?…で、どうかなキリトさん?」

「…うん、分かった。どうせ今最前線に戻ってもNに蹴飛ばされそうだしな、俺でいいならしばらく厄介になるよ」

(それに、最前線にはアスナもいる。今アスナに会うのは…気が重いしな)

 そんなキリトの心情など知るよしも無いケイタたちは、キリトの返答に快哉を挙げる。

 

「やったぁ!じゃあ、これからよろしくキリトさん」

「ああ…それと、俺のことは呼び捨てでいいよ。さん付けはあんまり好きじゃ無いし、俺もフランクな方が気が楽だからな」

「そうか?…じゃあ、キリト!ご指導のほどよろしく頼むぜ!」

「俺達、元々同じ高校のパソコン研究部の集まりだからしばらくは慣れないかもしれないけど、キリトならすぐに馴染めるさ」

「…キリト、よろしくね」

「ああ、よろしく」

 

 こうしてキリトは調子が戻るまでの間、月夜の黒猫団のギルドメンバーとなり彼らの指導と自身の強化に努めることになったのだった。

 




ヒースクリフの血盟騎士団結成の下りに関しては詳しい描写が無いのでこんな感じにしてみました。プログレッシブではヒースクリフとは25層以前に出会っていますが、その辺は今作ではカットで。

月夜の黒猫団加入の下りは、今作のキリトはレベルを隠さない方向で行きます。別に隠す理由も無いので。黒猫団の面々に関してですが…実はとあるライダーと薄いですが関係があります。それは次回で分かるかも

ではまた次回
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