「可愛いは正義」   作:トトリンさん

1 / 8
2作目に入ってしまった。
頭の中にぼんやり『可愛いは正義』ってよくね!なんて浮かんだのが悪いんだ。
というわけで超不定期更新ですが読んでいただければ嬉しいです。
遊戯王も書いているのでよかったらそちらもどうぞ。


中将さん、私は正義君ではありません

 世界政府直属の海上治安維持組織・・・・・・海軍、彼ら彼女らは、絶対正義の名のもとに海賊などの犯罪者から人々を守る存在である。また、己の信念をもち、それに基づいて日々精力的に活動している。

 

 

 これは「可愛いは正義」を信念としたある海軍中将の物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ばかもーん!!」

 

 

海軍本部元帥室で怒声が響きわたる。そこには、眼鏡をかけていて顔を赤くし怒鳴っている人物とだるそーに立っている長身の人物、そしてその横に立っているひとまわり、いやふたまわりほど小さな身長で腰には大量のぬいぐるみをつけている少年?いや青年がいた。

 

 

 

「また逃がしたのか!捕らえたと電伝虫より報告があったはずだが?」

 

 

 

眼鏡をかけ顔を赤くした人物・・・センゴクが小さな身長の青年に聞く。

 

 

 

「捕らえたんじゃないよ、保護したんだよ。可愛い子だったから。でも家に帰してって泣きながら言ってきたから帰してあげたんだ」

 

 

と小さな身長の青年は腰につけたぬいぐるみを触りながら何故怒られているのか解らないという表情で答える。それがまた、センゴクの怒りを助長する。

 

 

「私は海賊を解放したことに怒っているんだ!一度捕らえた海賊を解放する海軍がどこにいるんだ!」

 

 

「まあ、落ち着いて下さい、センゴクさん」

 

 

だるそうに立っていた男・・・青キジが茹で上がったタコのような色の顔をしたセンゴクを宥める。

 

 

「俺も可愛いねーちゃんは捕まえるよりもお酌してもらいたいですし」

 

 

と青キジがセンゴクにきらきらとした笑顔で言った瞬間、センゴクの中の何かが切れた。

 

 

 

「ばかもーん!!」

 

 

本日2度目の雷が海軍本部の一室に落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・ていう話があった訳だよー、理不尽だよねー本当アフロさんはダルさんを見習うべきだよ、絶対そう、君もそう思うよね正義君?」

 

 

 

腰にぬいぐるみを大量につけた男が正義君と呼んだ男に同意を求める。

 

 

 

「中将、だから私は正義君という名ではないです、私の名は「うるさい、今は同意するかしないかを聞いてるの」「理不尽!?」

 

 

 

「そうそう、理不尽なんだよねーアフロさんって、せんべいの人は笑って許してくれたのに」

 

 

「いやそもそも中将があの海賊逃がさなきゃよかったんじゃあ・・・」

 

 

と少し反論するも

 

 

「わかってないな~正義君は、可愛いは正義だよ、あの時の彼女ったら涙ボロボロ流しながら懇願してきて凄く可愛かったじゃないか。それにあの表情なんて・・・・・・」

 

 

 

こうなったらこの男は何を言っても聞かないことを経験上知っている正義君はその話をBGMに中将に貰った大人のロマンⅠと書かれている本を目読しながら未だに話し続けている男のことを考える。

 

 

 

 

 ロッキ・フレイナーズ中将 『可愛いは正義』を自分の正義にしており、身長は150㎝で容姿は女性が思わず守ってあげたくなるような可愛らしい顔で腰の周りには大量のぬいぐるみをつけている。いつもニコニコしており可愛くないものに対しては原型が残らないまで殴る。海賊たちからは、『狂童のロッキ』と呼ばれ恐れられている。 

 性格は自己中心的で自分のやりたいことしかやらない、またあだ名をよくつける。悪魔の実を食べているかは不明。以前、能力者なんですか?と聞いた時、ふ~やれやれというような顔をされて私がマジギレしたことがある。可愛いものや可愛い人には弱い、見たときはデレデレした顔になるのでわかりやすい、ほぼ全ての問題がこれがらみで報告書が山積みになっていて補佐の私は今現実逃避中だったりする。

 

 

 

 

「正義君わかったかい?可愛い子のことが」

 

 

 

「・・・えっ・・・あっ・・はい・・」

 

 

 

どうやら中将の話が終わったようで慌てて思考を切り替える。

 

 

 

 

「本当かな~?・・・・まあいっか!」

 

 

 

 

一瞬、訝しげな顔でこちらを見ていたが、彼の中では私がわかっているかどうかなど、どうでもいいらしく直ぐにいつものニコニコした楽しそうな顔に戻る。しかし、この顔には何故か違和感を感じる。その違和感を探すために中将に聞こうとしたら

 

 

「それじゃあちょっと、たしぎちゃんに甘えてくるから報告書やっておいてね~」

 

 

 

その言葉を瞬間風のようにいなくなり静寂だけが残った。

 

 

 

「あっのクソ中将、剃使って行きやがった。帰ってこいやクソ中将---」

 

 

 

その日海軍のある一部屋でこの世のものとは思えないような叫び声をあげながら報告書を書いている鬼がいたらしい。

 

 

これは、そんな中将と正義君の物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ロッキ・正義君「「ロッキ君のミニコーナー」」


    ロッキ「いえ~い、ドンドンパフパフ」
       「とうとうこの日がやってきたね正義君」
    正義君「これから大変だと思うと憂鬱ですね、あと正義君ではないですね」
    ロッキ「ここではどうでもいい情報を流すよ♪」
    正義君「どうでもいい情報とは?」
    ロッキ「例えば正義君の顔はフツメン・・・とか」
    正義君「いや何ですかそれ」
    ロッキ「正義君がフツメンすぎてみんなから正義君と呼ばれていることは知って        いるんだよ」
    正義君「それは中将のせいですね」
    ロッキ「それじゃあまたね~」
    正義君「唐突に終わる!?」



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。