ロッキ・フレイナーズ中将は仕事をしていないわけではない。
男の海賊は大量に捕縛してきて顔面を殴る、特にイケメンを全力で殴るし、彼の正義に当てはまらなかったら女の海賊も捕縛される。
『狂童のロッキ』を見たら一目散に逃げろというのが海賊たちの一般常識になるほどだ。まあ逃げられる確率は低いのだが・・・
その中将が今何をしているのかというと昼寝をしていた・・・・たしぎ曹長の膝枕で・・・明らかなセクハラ、またはパワハラである。
「あっあの中将、私にはまだ仕事があるのですが・・・・」
「仕事?いいよいいよ、たしぎちゃんの今一番大事な仕事は僕に膝枕することだし」
とたしぎが仕事のことを心配するが、ロッキによって軽くいなされる。
見た目が子供でも立場が上だからかたしぎは緊張して頭が真っ白になっていた。
その彼女の恥ずかしそうな顔をみて、ニコニコと笑うとロッキは顔をたしぎのお腹にうずめた・・・・
「やっとみつけた・・・って何してるんですかー、中将ほら仕事行きますよ」
ロッキを探していた正義君はロッキの顔をアイアンクローしながら連れていく。
僕の可愛い顔がーと言いながら呻いているが知ったことではない。
「それではたしぎ曹長、スモーカー大佐の所に戻っていいですよ、すみませんね、うちの中将が、次からはロッキ中将のこと見かけたら暴力をふるっていただいて構いませんよセンゴク元帥がやっていいと言っていたので」
そうロッキをアイアンクローしながら言った正義君は中将室に帰っていく。
えっ・・・はっはいと言って何が何だかわからないたしぎだけが残された。
ところ変わって中将室
ここでは、山のようにある報告書がデフォのようになってきている部屋だ。そこには足を紐で縛られたロッキ中将と正義君が黙々と報告書の山を片している。
「正義君~飽きた~どっか遊びに行ってきていい?」
訂正1人だけ、ロッキ中将だけはしゃべりながらやっていた。
「ダメです、これは全部ロッキ中将がやらなければいけない報告書ですからね」
と宥めながらも正義君は物凄いスピードで報告書を書き上げる。
そんな中ロッキといえば報告書を集めてトランプタワーのようなものを作り上げていた。
「何してんだてめぇー?
正義君が怒鳴り散らしその衝撃で報告書タワーが崩れ落ちる。
「た、タワーが・・・」
報告書タワーが崩れ落ちたことで落ち込むが直ぐにニヤリと笑い
「あ~あ、残念だな~せっかく作ったタワーなのになあ~悲しいなぁ・・・というわけで心が傷ついているから癒しに行ってくるね」
というと足を縛っていたロープを引きちぎり脱兎の如く走り去っていった。
逃げ出してきたロッキ中将はまず、たしぎを探していた。もちろん癒してもらうために・・・そこに葉巻を吸っているたしぎの上司スモーカー大佐を見つけた。
「もっさんもっさんやっほー、たしぎちゃん見なかった~?」
「おっさんのイントネーションで言うんじゃねーよ、たしぎは今船の中だ。今からローグタウンに向かわねーといけねえからな」
ロッキを見つけると面倒そうに言った。
「可愛い子がいたら直ぐに連絡してね!飛んで行くから。」
「じゃあ頑張ってね!絶対連絡してね~」
と食い気味に言うとスモーカーは
「ああ、連絡したぞ、ったく早く帰れよ」
というと船に乗っていった。
ロッキは連絡したとは?と考えていたがまあいいかと思い直し、振り返って歩こうとした瞬間、頭を掴まれていた。正義君によって
「さあ、中将戻りますよ、仕事が待っています。」
目が笑っていない笑顔を見せながら正義君はロッキをアイアンクローで持っていく。
次は鉄で足を固定しましょうねと怖い言葉をかけて・・・・
夜、中将室の前を通った新米海兵は鉄と何かを打ちつけている音と亡霊のようなうめき声を聞いたらしい。
ロッキ・正義君「「ロッキ君のミニコーナー」」
ロッキ「さあ始まったよ正義君、第2話が」
正義君「そうですね、誠に残念ながら続きましたね」
ロッキ「それじゃあ今回も言ってみようか~」
「正義君の年齢は30歳です、もっさんより年下なんだね階級は上なのに」
正義君「スモーカーさんが今34歳ですからね、階級は変わって欲しいですね」
ロッキ「どうして?」
正義君「山のような報告書とアホな上司がいるからですね」
ロッキ「あはははは、大変だね~」
正義君「いや、ロッキ中将のことですよ」
ロッキ「それじゃあまたね~」
正義君「ロッキ中将のことですよ」