出身が新世界らしいしね
そして、クロって眼鏡クイクイ執事がいたの忘れてた。
「ロバートがまた気絶したぞー!」
「ロッキさんがまたやりやがった」
「あの人鬼だ、夜の誰もいない部屋に呼んで、臆病なロバートにコンニャクを当てやがった」
海軍に所属するしたっぱ海兵達は寮生活である。4人1部屋で2段ベッドが2つある。
そのベッドに背中から倒れるようにロバートが気絶していた。白目をむき泡を口から吹いていた。
天井にはヒモに吊るされたコンニャクがゆらゆらと揺れている。
「ロバート死ぬなー」
同じ寮の仲間たちが声をかけるがロバートの返事はない。
「正義君、正義君!」
「何ですか?外回りは当分出来ませんよ、中将」
報告書を書いていく正義君とロッキ。
「報告書って一行とかじゃあダメかな?長々と書いても無駄でしょ、一言で解りやすくだよ」
「まあ、その考えには同意しますが悪しき風習ですからねー、仕方ないですよ」
「そういえば、中将、すごく早く報告書を書いてますがまさか、一行とかで書いていませんよね?」
「えっ?うん、やだなぁもう、ちゃんと書いてるよー」
「それならばいいのですが・・・」
案の定ロッキは報告書を一行で書いているのだが報告書(主に反省文)を書いている正義君にはロッキを見る余裕などない。
「もうさ、人が少ないんだからクロとロバートも使わない?」
「いえ、彼らの階級では見せられない文書などがありますし、彼らも強くならないと行けませんのでガープ中将に預けてきました」
「正義君って鬼だよねぇー、かわいそうなクロとロバート、ガリガリになって帰ってくるよ!」
「まあ、強くなりますし、いいのでは?ロバートは、見聞色の覇気に目覚めそうですし」
「そうだよねー、新世界にも行くから覇気は覚えておかないとねーもっさんを超えるチャンスだね、地獄だけど」
「中将、そのスモーカー大佐がアラバスタに行くらしいですよ」
「あれ?もっさんってローグタウンの番人をずっとやってた筈だけどどうしたの?」
「何でも、今話題の3000万ベリーの賞金首、ガープ中将の孫の麦わらのルフィーを追ってるそうです」
「それにアーロンを倒したことでまた懸賞金が上がるそうですね」
「麦わらねー」
手配書を見ながら考え事をしているロッキ。
「何か気になることでも?」
「いや、この麦わら帽子どっかで見たことがあるよーな、ないよーな」
頭をひねりにひねったが何もでずロッキは考えるのを破棄した。
「うん、わかんない!野郎のことを考えてもしょうがないよね!」
そう言うとロッキは懸賞金の紙をぐしゃぐしゃと丸めて捨てる。
「ちょっと中将、ちゃんとファイルに挟んで下さいよ!」
「正義君、アラバスタってさー、カジノあったよね?」
「はい、ありますね、レインディナーズという七武海の1人、クロコダイルが運営しているカジノですね」
「ちょっと行ってみない?もっさんに葉巻を渡すっていう体で」
「いや、駄目ですよ、前、外回りいったばっかりですし」
「視察だよ、何か起こるかも知れないし、それにばれなきゃいいんだよ、任せて!僕に考えがあるから」
「はぁ、それなら、報告書を全部終わらせてから行きましょう、どうせ、中将、独りでも行きますし監視役として同行しましょう」
「それなら、こんな紙、直ぐに終わらせよう」
正義君は念のためセンゴク元帥にアラバスタに行く有無を書き、センゴク元帥のポストに入れた。
その手紙をロッキが取り出してビリビリに破いてばれなきゃいいんだよと言っているのを正義君が気づくことはなかった。
こうして、ロッキと正義君のアラバスタ行きが決まった。この後、センゴク元帥に怒鳴られるのだがそんな事2人は知るよしもない。
ロッキ・正義君「「ロッキ君のミニコーナー」」
ロッキ「アラバスタか~どんな所だろうね?」
正義君「砂漠があって、暑いらしいですよ」
ロッキ「まあ、カジノで正義君の給料を全部つぎ込んで一点賭けするんだけどね」
正義君「冗談でもそんな事言うのは止めてくださいね~」
ロッキ「数パーセントは勝てるんだよ!?」
正義君「おい、その思考止めろ、破滅するぞ」
ロッキ「大丈夫だよ、僕の金じゃあないし・・・」
正義君「中将、ちょっとこっち来ましょうか~」
ロッキ「あれっ?・・・正義君、正義く・・・・・・」
正義君「ふぅースッキリしました、皆さん賭け事は適度に楽しむのがベストですよ」
正義君「それではまた!」