では、どうぞ。
なのは達を塾に送り届け、祐一は自宅へと戻っていた。
そして、祐一の数少ない趣味の一つである、読書を楽しんでいる時だった。――少年の声が頭に響いてきたのだ。
『聞こえますか? ――僕の声が聞こえますか?』
聞こえてきた声は昼間に聞いた声と同一人物であると、祐一は判断する。違うのは、昼間よりも声に元気があるところである。
「明日までは動けないかとも思っていたが――何か焦っているようだな」
すると、祐一の言葉が聞こえたかのように、何かに焦っている少年の声が立て続けに響いてくる。
『聞いて下さい。僕の声が聞こえてる、あなた。……お願いです、僕に少しだけ力を貸してください!』
さらに少年の声は続く。
『お願い! 僕のところへ! 時間が……危険が……もう……』
その言葉を最後に少年の声が聞こえなくなった。
祐一は読んでいた本を机に置き、黒いジャケットに腕を通す。
「時間、危険。どうやら相当に切羽詰まっているようだな」
祐一は一人呟きながら、準備を終える。
「おそらく、先ほどの声をなのはは聞いてしまっているだろう。正義感の強いあの子のことだ。ほぼ確実に、声がした場所へと向かうだろうな」
やれやれ、と祐一は首を横に振る。
「だが、それもなのはの美徳というものなのだろうな」
若干、苦笑しながらその言葉を口にし、祐一は声の主がいる場所――動物病院へと急いだ。
side 高町なのは
今、わたしは声が聞こえてきた方向――動物病院の方へ走っていた。
「はぁ……はぁ……」
しばらく走り、わたしは動物病院に辿り着いた。ここから、声が聞こえてきている気がする。
わたしは乱れた息を整えながら、反応がある方へと歩みを進める。
「うっ……また、この音……」
わたしは頭に直接響いてくる"何か"のせいで痛む頭を押さえる。そこまで酷い痛みではないけど、痛いものは痛いのだ。
しばらくして、痛みも和らいで息を整えていると、
「グルルル……」
動物病院の中から、何か獣の呻き声のようなものが聞こえてきた。
「な、何か、いるの……?」
わたしはその声に怯えてしまうが、その恐怖心を何とか押さえつけ、病院の中へとゆっくりと入ろうとした。
――そのときだった。
「あれはっ!?」
目の前を助けたフェレットが"何か"から逃げるように駆け抜ける。
そして、その後ろから"何か巨大な黒い獣"がフェレットを追うようにすごい速さで突っ込んでいった。
「あ、危ないっ!?」
フェレットがその身のこなしを持って、軽やかに木を駆け上がるが、黒い獣は関係なく木へとぶつかり、いとも簡単に木と壁を粉砕した。
わたしはその光景に思わず目を瞑りそうになったが、視界の端にその衝撃で吹き飛ばされたフェレットを捉えた。
「あっ!」
自然にわたしの体は動き、落ちそうになったフェレットを優しく受け止める。
「きゃ!」
しかし、わたしはフェレットを受け止めた拍子で尻餅を付いてしまった。
「なに、なにっ!? いったい、なにっ!?」
その僅かな痛みと、この状況にわたしは思わず声を上げてしまう。
激しく破壊された壁の方には、未だにそこから出ることの出来ない黒い獣がもぞもぞと動いている。
わたしがこの状況におろおろしていると、別方向から声が聞こえてきた。
「来て……くれたの?」
「……っ!? しゃ、喋ったっ!?」
わたしの腕の中にいたフェレットが声を上げたことに、さらに頭の中がパニックになっていくが、とりあえずここから出ることが先決であると思い、深呼吸を一度して、何とか気持ちを落ち着かせる。
「と、とりあえず、ここから離れよう!」
「っ!? は、はいっ!」
わたしが声を上げると、フェレットが返事をする。
そして、わたしはフェレットを抱えたまま立ち上がり、黒い獣から距離を取るため走り出した。
わたしはフェレットを抱えたまま、黒い獣から距離を離す為、走っている。
「そ、その、なにがなんだかよくわかんないけど、一体なんなのっ!? なにが起きてるのっ!?」
この状況には驚かされっぱなしだし、フェレットが話せるのにも頭が混乱しているけど、そう聞かずにはいられなかったから、フェレットへと声を掛ける。
すると、わたしの腕の中にいるフェレットがわたしの顔を見上げる。
「君には資質がある。――お願い、僕に少しだけ力を貸してっ!」
「し、資質って……?」
その言葉にわたしは訳がわからず首を傾げる。
「――僕はある探し物のために、ここではない世界から来ました。でも、僕一人の力では想いを遂げられないかもしれない。……だから、迷惑だと分かっているんですが、資質を持った人に協力してほしくて……」
そう話すと、フェレットは腕の中から飛び降りた。
「お礼はします! 必ずします! 僕の持っている力を、あなたに使ってほしいんです。――僕の力を、魔法の力を!」
「ま、魔法……?」
そう話されたけど、何がなんだかわからずわたしは首を傾げるばかりだった。
――そう話をしていると、先ほどの黒い獣が空から襲い掛かってきた。
「っ!?」
わたしは間一髪のところで、近くにあった電柱に隠れることで、黒い獣の攻撃をやり過ごす。
「お礼は必ずしますからっ!」
「お、お礼とかそんな場合じゃないでしょ!?」
未だに訳のわからない状況で、フェレットがそう言ってくるが、そんな状況ではないので、そう言葉を返す。
電柱から少しだけ顔を出し、黒い獣を確認する。落ちてきた拍子に壁にめり込んだようで、壁から出ようともがいていた。
今なら少しは話をすることは出来ると、わたしは思い、フェレットへと声を掛ける。
「ど、どうすればいいのっ!?」
「これを!」
首輪に付いていた赤い宝石を口に咥えて渡してきたので、わたしはそれを手に取る。
「温かい……」
「それを手に、目を閉じ、心を澄ませて、僕の言うとおりに繰り返して」
わたしは訳がわからなかったけど、静かに頷く。
「いい? いくよ!」
「……うん」
フェレットはわたしが頷くのを確認すると、言葉を紡ぎだした。
「我、使命を受けし者なり」
「我、使命を受けし者なり」
「契約のもと、その力を解き放て」
「ええと、契約のもと、その力を解き放て」
わたしは握り締めている赤い宝石が脈動しているのを感じる。
「風は空に、星は天に」
「風は空に、星は天に」
さらに宝石が脈動する。
「そして、不屈の心は」
「そして、不屈の心は」
――そして、わたしたちの声が重なった。
「「この胸に!」」
「「この手に魔法を、レイジングハート、セットアップ!」」
『Stand by ready set up』
すると、わたしが掲げて持っている宝石から光が立ち昇る。
「なんて、魔力だ……」
フェレットが何かを呟いているが、わたしはそれどころではなかった。
「ふえ~!? どうすればいいのっ!?」
「落ち着いてイメージしてっ! 君の魔法を制御する、魔法の杖の姿を! そして、君の身を守る強い衣服の姿を!」
「そ、そんな、急に言われても……えっと……えっと」
急に言われて困ったけど、わたしは頭の中で杖と衣服をイメージする。
「とりあえずこれで!」
すると、わたしが次に目を開けたらイメージしていた衣服を着ており、手には自分がイメージした杖が握られていた。
「成功だ!」
「え? え!? 嘘!? ほんとにいろいろ変わってる!?」
わたしは未だに状況が飲み込めずにオロオロしてしまう。誰だって、急にこんな状況になったらわたしと同じような感じになってしまうと思う。
――そして、こんな状況を整理することを待ってくれない存在がいた。
壁に埋まっていた黒い獣がその恐ろしい目をこちらに向けていた。
わたしは怖くなり、思わず後ずさりしてしまう。そして、壁に背を預ける形となってしまった。
「これなにっ!? どういう状況っ!?」
「来ます!!」
その声がした後、黒い獣はわたしに向かって突進してくる。
「きゃ!」
わたしは目を瞑り、両手を交差し、来るべき衝撃に身を硬くする。
――しかし、いつまでたってもその衝撃はやってこない。――その代わりに聞こえてきたのは、わたしがよく知っている男性の声だった。
「――全く、どういう状況だ? これは……」
わたしが目を開けると、そこには全身を漆黒の衣服で身を包んだ長身の男性が立っていた。男性は右手を黒い魔物の方に突き出しており、その先には黒い獣が何か壁のようなものに遮られるように、動きを止めていた。
「あ……」
わたしの口から自然と声が漏れる。
今のわたしの表情は、たぶん、とても間抜けな表情をしているだろうな、と場違いなことを考えてしまった。
「――無事か、なのは?」
その男性――祐一お兄さんは右手の位置はそのままで、視線だけをわたしの方へ向け、声を掛けてくる。その表情は相変わらずの無表情であったが。
「っ!? 祐一お兄さんっ!? 何でここにいるのっ!?」
「なに、少しなのはの様子が気になってな。――詳しい話は、"こいつ"を何とかしてからにするぞ」
「っ!? うんっ!」
祐一お兄さんに気を取られていたが、今、わたし達は黒い獣に襲われているところだったのだ。それを思い出し、わたしは杖を強く握り締めながら、祐一お兄さんに返事をした。
祐一お兄さんはわたしの返事を聞き、一つ頷くとさらに声を上げる。
「おい、そこのフェレット」
「は、はいっ!?」
祐一お兄さんの言葉にフェレットは緊張した面持ち――たぶんだけど――で返事をする。
「"こいつ"を封印するんだろ? 悪いが今の俺では封印は出来ん。なのはに頼むのは、個人的には気が引けるのだが、今はそれが得策だろう。俺はこいつを抑えておくから、お前はなのはに封印の方法を教えてやってくれ」
「わ、わかりましたっ!」
よし、と祐一お兄さんは頷くと、またわたしに声を掛けてきた。
「本当は俺が出来れば丁度いいのだが、今はそれが出来ない。――なのは、頼めるか?」
そう真剣な表情で祐一お兄さんはわたしを見つめる。
――わたしの答えは決まってる。
「うんっ! 任せて! やってみるよっ!」
「――そうか。では、頼むぞ」
祐一お兄さんは少しだけ笑みを浮かべると、視線を黒い獣へと向ける。
「少しだけ付き合ってもらうぞ」
そう呟いた瞬間、祐一お兄さんの周囲に赤くて丸い球がいくつも現れた。
「アクセルシューター」
その言葉と同時に、右手に張っていた障壁が消え、球が黒い獣へと殺到する。
轟音とともに黒い獣は弾き飛ばされ、さらに追うように赤い球がまた黒い獣へと向かっていく。
――あとは同じことの繰り返しだった。圧倒的な力量で黒い獣を祐一お兄さんは圧倒していた。
(す、すごい。なんだかよくわからないけど、あんな大きな黒い獣を圧倒するなんて)
わたしは心の中で賛辞を贈りながら、わたしに背を向け、黒い獣と相対している祐一お兄さんの大きな背中を見つめる。
(やっぱり、祐一お兄さんはすごい人だったんだなぁ~。――って、いけないっ! わたしには、わたしの出来ることをしなくちゃ!)
わたしは頭を振り、同じように呆然としていたフェレットに声を掛ける。
「で、どうすればいいの?」
「っ!? そ、そうですね。見とれている場合じゃありませんでした」
そう咳払いした後、フェレットは話を続ける。
「攻撃や防御の基本魔法は心に念じるだけで使用できます。丁度、あの人がやってるみたいな感じですね。――ですが、より大きな力を必要とする魔法は呪文が必要なんです」
「呪文……?」
「心を澄ませて。心の中にあなたの呪文が浮かぶはずです」
わたしは目を閉じ、心を澄ませる。
そうしていると、わたしの頭の中に自然と呪文が浮かんできた。
「うん、いける! これなら――祐一お兄さんっ!!」
黒い獣を上手く抑えている祐一お兄さんに向かって大きく声を掛ける。
その声に祐一お兄さんはわたしに視線を向けた後、一つ頷き、黒い獣から大きく距離を取った。
その祐一お兄さんの行動を"逃げ"と取ったのか、黒い獣は祐一お兄さんに向け、突進していく。
「――フレイムケージ」
それを待っていたのか、祐一お兄さんの呟きとともに突如出現した、炎で出来た檻によって、黒い獣は捕らえられた。
「やれ。なのは」
その言葉に頷きを返し、わたしは自身の呪文を唱え始める。
「リリカルマジカル」
「封印すべきは忌まわしき器、ジュエルシード!」
「ジュエルシード、封印!!」
『Sealing mode set up』
杖から声がした後、その杖の形状が変化する。
『Stand by ready』
「リリカルマジカル。ジュエルシードシリアルⅩⅩⅠ――封印っ!」
『Sealing』
わたしの杖から魔力の光が発射され、黒い獣に直撃すると、黒い獣は消え去り、後に残ったのは綺麗な青い宝石だけとなった。
「それは……?」
「はい。これが、僕が探していた《ジュエルシード》です。レイジングハートで触れてもらえますか?」
近づいてきた祐一お兄さんの質問に答えると、わたしにそう言ってくる。
「こ、こう……?」
わたしが杖を近づけると、ジュエルシードがレイジングハートに吸い込まれた。
『No.ⅩⅩⅠ』
そして、わたしの格好も私服へと戻り、レイジングハートも元の小さな宝石に戻った。
「――終わったの?」
「――の、ようだな」
わたしが呟くと、「やれやれ」と言いながら祐一お兄さんが溜め息を吐く。それを見て、わたしは思わず笑みを浮かべる。
「あなた方のおかげで、無事に封印できました。ありがとう……ござい……ます」
わたしと祐一お兄さんにお礼を言うと、フェレットが倒れてしまう。
「ちょ、ちょっと大丈夫!? ねぇ!」
疲れが限界になってしまったのか、安心したら倒れてしまった。息はしているので、大事には至っていないと思い、わたしはホッとした。
すると、祐一お兄さんが声を掛けてくる。
「――なのは。とりあえず、この場は逃げたほうがいいかもしれんぞ?」
「え? なんで?」
「周りをよく見てみろ」
そう言われ、周りを見渡してみると、先ほどの戦闘(というか、黒い獣が暴れたおかげ)でコンクリートに穴が開いていたり、電柱が倒れ電線が切れていたりと、かなり激しいことになっていた。
「――もしかして、わたし、ここにいたら大変あれなのでは……?」
「まぁ、間違いなく警察沙汰だな。……サイレンの音も聞こえてきたな」
わたしが冷や汗を掻いていると、祐一お兄さんがしれっと言ってくる。
「とりあえず。――ごめんなさ~い!」
わたしはフェレットを抱えそう言いながら走って逃げ、祐一お兄さんは、「やれやれ」とやはり溜息を吐きながら、わたしの横を並走してきた。
なんだかんだ言いながらも、わたしに着いて来てくれる祐一お兄さん笑みを浮かべ、わたし達はその場を後にした。
side out
祐一達はその後、公園へと移動した。
「はぁ、はぁ」
走って公園までやってきたため、なのははベンチに座り息を整えていた。祐一は特に疲労した様子もなく、腕を組んで立っている。
そして、今回の件の首謀者と言っても過言でないフェレットは、なのはの膝の上に乗せられていた。
この状況の中、どう話を切り出すかと祐一が考えていると、
「――すいません」
なのはの膝の上に座っていたフェレットが起き上がり、開口一番にそう口にした。
フェレットの状態では表情がいまいち分かりづらいが、その声から罪悪感は持っているようだと、目覚めたフェレットを見つめながら祐一は思った。
「あ、起こしちゃった? ごめんね、乱暴で。……怪我、痛くない?」
「怪我は平気です。ほとんど治ってるから」
そう話すと、フェレットはなのはの膝から降り、自身の体に巻いてあった包帯をはずす。その体には、フェレットの言うとおり、傷一つなかった。
「あ、ほんとだ。怪我が無くなってる」
「あなた方が助けてくれたおかげで、残った魔力を治療に回せました」
「よくわかんないけど、そうなんだ。……ねぇ、自己紹介していいかな?」
「あ、うん」
こほん、となのははわざとらしく咳払いする。
「わたし、高町なのは。小学校三年生、家族とか仲良しの友達はなのはって呼ぶよ」
「僕はユーノ・スクライア。スクライアは部族名だから、ユーノが名前です」
「ユーノくんか。可愛い名前だね」
お互いに自己紹介が終わると、なのはが黙ってる祐一に声を掛ける。
「ほら、祐一お兄さんも自己紹介しないと」
なのはにそう言われ、祐一は少しだけ息を吐きくと、自己紹介を始める。
「黒沢祐一だ。よろしく」
「あ、ユーノ・スクライアです。助けてくれてありがとうございます、黒沢さん」
「構わない。なのはも危なかったしな。あと、名前で読んでくれて構わんよ」
「はい。では、祐一さんと呼ばせてもらいます」
フェレット――ユーノが律儀に頭を下げ、祐一は僅かに苦笑する。
そして、ユーノはなのはに向き直り、唐突に頭を下げた。
「……?」
「すいません。……あなたのことを……」
なのはは何故頭を下げられたのかわからず、首を傾げるが、ユーノの言葉に笑顔を浮かべる。
そして、そっとユーノを抱え上げる。
「なのはだよ」
「……なのはさんを、巻き込んでしまいました」
ユーノはそう話すと、沈んだ声で頭を垂れる。
「あ、その……たぶん、わたし平気!」
そんなユーノを見てか、なのはが笑顔でそう告げる。
祐一はそんな二人のやり取りを静かに見つめていたが、なのはの言葉に少しだけ眉間に皺を寄せた。
(概ね予想通りの展開ではあるな。……まぁ、望んでいたわけではないが)
祐一はそう思いながら、なのはの頭をぽんぽんと優しく叩く。
「……?」
なのはは祐一の行動に首を傾げる。
「いや、今日はもう遅い。そろそろ帰った方がいいと思うぞ?」
「あ、そうだねっ!」
祐一に言われ、初めて思い出したかのようになのはは胸の前で手を合わせる。
「ユーノくんも怪我してるんだし、わたしの家に行こう。後のことはそれから」
「そうだな。そうするか」
「わかりました」
なのはの言葉に祐一とユーノは頷き、三人は高町家へと向かった。
三人は高町家に着いたが、玄関前にはなのはの実兄である高町恭也と姉の高町美由希がなのはの帰りを待っていた。
恭也に「こんな時間まで何をしていたんだ?」と聞かれ、なのはは大いに慌てていたが、祐一が口八丁と上手く誤魔化し、事なきを得た。
だが、完全に疑いが晴れた訳も無く、恭也は最後まで怪しそうな目で祐一を見ていた。
対して、美由希は何やら含みのある笑みを浮かべ、祐一の方を見ていたというのが印象的であった。
その後、祐一が帰ろうとすると、美由希が「晩御飯、食べていかない?」などと言ってきたが、祐一は遠慮して自宅へと帰った。
――こうして、怒涛のような一日が終わりを告げ、一人の魔法少女が誕生した。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
誤字脱字などありましたら、指摘をお願いします。