んじゃあ!始めようか!
艦橋から立ち去った後シンジ達一行はオーバーザレインボーの食堂に来て雑談をしていた。
「それにしても未だに信じられないな~」
「ん?何が?」
ケンスケの呟きにシンジは気がつき話をふる。
「いやさ、シンジが国連軍司令部司令でヴァールハイト隊の隊長でマナがヴァールハイトの副隊長だってこと」
「ま!分かりにくかったら分かりにくいだけ襲われなくてすむからいいんだけど」
シンジはケンスケの質問にしっかりと答えた。するとケンスケは横でへぇ~とでも言いたそうな顔をした。そして今度はミサトが質問をした。
「そ~いえばシンジ君、どうしたらその年で大将になんて位になれるの?」
「いや、何かわからないけどモビルスーツ開発して大学行って帰ってきて第23特務隊隊長になって、しばらくしたら国連軍総司令が退役してその後釜役を国連の首脳部が押してきて辞令が下りたから」
それを聞いてケンスケが物凄い剣幕で食い付いて来た。
「ま、マジでか!?あの今や国連軍全ての基地に在るんじゃないかって言われてるモビルスーツを作った~!?」
「それに国連の首脳部直々の辞令って……」
そしてしばらくするとゼーレ、日本政府、ネルフの三重スパイの加持リョウジ一尉とアスカがやって来て加持がミサトに話しかけた。
「やぁ、ミサトお久し振りだな」
「な、なんであんたがこんなとこにいんのよ!」
「アスカの護衛さ」
ミサトの叫びに加持は普通に返した。そして加持はレイの方を向いて挨拶をする。
「初めましてですね。国連軍総司令部司令長官碇シンジ元帥殿?」
「ええ、初めましてですね。日本政府諜報部所属のネルフのスパイさん?」
シンジは笑みを浮かべながらはっきりと言った。すると加持が少しながら動揺の色を見せた。
「な、何を言っているんですか?碇大将。自分はネルフドイツ支部所属ですよ?」
加持はあくまでもしらばっくれるつもりのようだ。しかし、まわりにはネルフ、国連、陸戦自の面々がいる。
「加持一尉、いいことを教えてあげましょうか。僕は国連軍総司令部司令長官とはいえども委員会の第0席を持っているんですよ。他の委員の方から加持が持ち去った物を取り返し、加持一尉を捕まえよと」
その言葉に一番に食いついたのはアスカだった。
「何言ってるのよ!加持さんはスパイなんかじゃないわ!何を根拠にそんな勝手なこと…」
「それが出きるんですよ。私の隊には国連からネルフ以上の特務権限を頂いているからですよ」
「スパイ行為、並びに最高機密の強奪、並びに最高機密の情報漏洩の容疑で加持一尉を拘束し加持一尉の荷物を改めろ!」
「「「「はっ!」」」」
するとシンジの号令と共に兵士達は加持を捕まえ、牢獄に入れられてから しばらくして加持の荷物を調べるとゼーレから盗まれた物が発見されたのだった。