準備はいいか!チート逆行だよ!全員、集合!
加持の荷物の改めが終わり弐号機を見に弐号機が積んである輸送艦に乗艦するとすぐにアスカが詰め寄ってきた。
「なんで加持さんを逮捕なんかしたのよ!!?」
「加持一尉が日本政府、ネルフ、委員会の三重のスパイ行為、並びに軍の最高機密を盗み出した窃盗罪、そして最高機密の情報流出を意図的にしたという情報漏洩の罪などの犯罪者だったからだよ」
「なっ!だ、だからって……」
アスカはシンジの判断を聞いていいどよむ。
「しかし、加持一尉の罪は軽くはしてあるんだよ?」
「どう言うこと…?」
シンジの罪を軽くしてある発言を聞いたアスカは玲に聞き返した。
「普通ならすぐさま銃殺刑なんだねど、今回の事件は日本政府、委員会、国連の不祥事だからね。情報漏洩、並びに最高機密の強奪の件のみは目を瞑る事になってるよ」
「よかった」
シンジの目を瞑るという発言にアスカは安堵した。しかし、シンジは追い討ちをかけようとする。
「だけど、加辞一尉には数ヵ月は懲罰房に入ってもらいます」
「なんでよ!あんたさっき目を瞑るって!」
「だ、か、ら!こっちの不祥事だから銃殺刑はあり得ないけど形式上数ヵ月は塀に入ってもらわないとこっちの面目が立たないの!!」
シンジは 言ってやった 見たいなドヤ顔を決め込んだ。
「あ、ありがと!シンジ!」
そしてアスカが礼を言ってきた。それをシンジはいいよいいよと言った後すぐにシンジの足下の地面が、艦が揺れた。揺れが収まるとシンジは近くの壁に付いていた内線の受話器を取り、艦橋に通信を取る。
「何事ですか!」
通信に応答したのは輸送艦の艦長だった。
『はっ!急に水中レーダーに反応が現れたと思うと我が艦の艦底にぶつかられました!』
「そいつは使徒です!総司令命令で弐号機を出す!オーバー・ザ・レインボーのネルフ作戦部長にエヴァのコンセントを出すように伝えた後オーバー・ザ・レインボー以外の艦隊に後退するようにを通信をいれてこの輸送艦も弐号機の発進後、後退するんだ!」
『し、しかし』
「いいか?これは総司令命令だからな?」
『り、了解いたしました!』
輸送艦の艦長の返事を聞くとシンジはアスカの方を向いて用件を述べる。
「アスカ、第六使徒がやって来た。弐号機を出す」
「わ、わかったわ。シンジはどうするの?」
アスカはシンジに質問をする。
「アスカの弐号機に乗せて貰える?」
「いいわよ!ついてきなさい!あたしの予備のプラグスーツを貸してあげる!」
「あ、プラグスーツは持ってきてるから」
「なんでもってんのよ!」
アスカは大声で叫んだ。
「備えあれば憂いなしだからからね」
「知らないわよ!そんな日本語なんて!」
そんな事を言い争ってからシンジとアスカは弐号機に乗り込み。輸送艦からオーバー・ザ・レインボーに向かって発進した。