この休校中に学校の課題が大量に…や、やってやる!やってやるぞ!シ○ア少佐だって!
「大丈夫か?メリア」
実験後、シンジはというと先の実験で負傷した四号機試験パイロットのメリアのお見舞いに第二支部内の病棟に来ていた。
「へっ?し、シンジ!?いっつ~!!」
「ああ、そのまま楽にしててよ」
シンジに気がついたメリアが敬礼をしようとして立ち上がりかけるがそれを制止させる。
「今回の実験はS2機関と機体の同調がコンマ0.6ズレていたのが原因らしい。君の責任では無いと言っておくよ」
「は、はい」
そう、今回の実験での四号機の暴走の原因はS2機関と機体本体との同調のズレだったようなのだ。
「でだ、君宛の辞令だけどね?」
折り畳まれた紙を広げ、要約しつつ説明する。
「エヴァ四号機試験パイロットメリア・アマルフィ少尉は病棟入院による一週間の観察扱いとし、一週間の間エヴァ四号機試験パイロットの代理には国連軍総司令官、碇シンジが勤める。以上だ」
「し、シンジが乗るんですか!?」
それが普通の反応だよなぁ……ネルフ側とか躊躇なく突っ込まれるんだけど…
「ああ、幸い俺はほとんどの機体に乗れるからな。俺は初号機のパイロットもしてるから大丈夫だよ」
「国連軍の最高責任者をそう易々と使えるものなの…?」
まぁ、質問に出てくるわな。
「ああ、それの理由は二つだ。一つ目、俺が既にエヴァ初号機のパイロットであり経験があるから。二つ目、この第二支部を含め第一支部にもエヴァの適合者がいないからだ」
「はいっ!?大丈夫なんですか!?」
「明日には四号機の調整が完了するからそれから実験だ。じゃ、お大事にね~」
シンジはそう言うと立ち上がり、メリアの病室を後にした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
『碇長官、実験開始します。よろしいですか?』
四号機─もといS2機関搭載型用に改造されたエントリープラグ、その中にシンジの姿があった。
「開始してください」
『了解しました。エヴァ四号機S2機関運用再実験開始します』
オペレーターのその返事を聞き、通信を切る。今回の実験は四号機とS2機関、パイロットの同調実験でありパイロットの操縦作業は無い。ただ平常にシートに座っていればいいのだ。
数分で四号機とコンタクトしたのが分かった。自身が大きく感じる。初号機に初めて乗った時の感覚に似ている。そのすぐ後、指揮所から通信が入る。
『碇長官、実験は成功です。そちらはどうですか?』
「ああ、特に問題はない。上々だ」
『ヤッター!セイコウシタナ!』
通信の先でオペレーター達の歓喜が聞こえる。と、その瞬間、実験所が赤く点滅し、けたたましい警報が鳴った。
「何があった!!」
シンジは咄嗟に通信機に向け、叫ぶ。
『サンフランシスコ沖より未確認飛行物体が接近中!』
「何!?」
使徒か?
『第六使徒と思われます!第二支部に向け進行中とのことです!』
シンジの持つアダムに引き寄せられ、接近する第六使徒
量産試作品のネルフ製ポジトロン・ライフル
本部以外初の使徒迎撃戦に挑む第二支部
次回、[狙撃せよ、シンジ]