エヴァンゲリオン~チート逆行者の力~   作:如月 霊

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ども、如月霊です。

最近空母の模型を作り出したんですが…機銃の数と塗装に早くも心が折られそうになりました。さて、では今回も続きをどうぞ


狙撃せよ、シンジ

『サンフランシスコ沖より未確認飛行物体が接近中!』

 

「何!?」

 

シンジはそれに驚き叫んだ。第二支部に現れた使徒はいなかった筈なのだ。

 

『第六使徒と思われます!第二支部に向け進行中とのことです!』

 

ラミエルか!!

 

それを聞きシンジはシエルに渡してあったアダムを思い出していた。ガキエル戦の後、加治から押収したアダムを委員会はシンジ預かりとさせられていたのだ。理由が…『碇君ならばよかろう』だそうだ。なんかこのセリフに呪われてるか?

 

『碇長官!使徒の迎撃をお願いしてよろしいですか?』

 

フォールズ中将が急に通信にやって来た。

 

「了解。あ、フォールズ中将!エヴァの陽電子ライフルはあるか!!」

 

『陽電子ライフル…ポジトロン・ライフルですか?試作タイプなら何挺かはあったはずですが…それを使うのですか?』

 

あったよ…前の時は陸戦自にしかなかったのに…

 

「うん、地上にて長距離射撃で攻撃を行います」

 

『はっ!わかりました』

 

そう言われ、通信が切れる。初戦からポジトロン・ライフルで撃ってやれば…いけるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

『目標はネバダ州上空へ侵入しました。碇司令長官。発進、よろしいですか?』

 

エヴァ四号機がカタパルトにセットされるとオペレーターがそう聞いてきた。

 

「頼みます…グッ…」

 

返事をすると体に大量のGがかかり、操縦桿を握る手に自然と力が入っているのが分かった。カタパルトから射出されているのだ。

 

『目標内部に高エネルギー反応!』

 

「何だって!?」

 

無線に向け叫ぶ。

 

『周円部を加速!収束していきますっ!』

 

そうした所で四号機が地上に出させる。その瞬間、ラミエルの中心が光っているのが分かり、オペレーターに命令を入れる。

 

「四号機カタパルトロック解除!!」

 

『は、はいッ!!』

 

間に合うかッ!!

 

カタパルトロックが外された所でシンジは機体を急速に動かし、飛び上がるとバク転して後ろに下がる。その瞬間、四号機のいた場所が突如蒸発、消滅した。ラミエルの加粒子砲が着弾したのだ。

 

「あっぶな!こちら四号機、ポイントD-3まで後退するぞ!」

 

『試作ポジトロン・ライフルはポイントD-3に出してあります!』

 

片手でスイッチを押し、地図を画面に出す。D-3にポジトロン・ライフルを表す緑のランプが一つ、弾薬を表す赤のランプが二つ光っていた。そしてシンジがD-3まで後退すると使徒は第二支部の真上で停止し、地下にある第二支部に向けてATフィールドを使い地面を穿孔し始めていた。

 

「おいおい…(やっぱりラミエルの狙いはアダムか!)」

 

「使徒を射撃で撃破する!」

 

そう言ってシンジはポジトロン・ライフルを手に持ちもう片方に弾薬の入ったカートリッジホルダーを掴む。そしてポジトロン・ライフルの目標を使徒のコアにセットして引き金を引いた。

 

「当たったか!!」

 

スコープを押し退け確認に目を凝らす。使徒に当たったという手応えは…あった。だが、それはラミエルの偽のコアだったようですぐにお返しの加粒子砲が飛んできた。

 

「クソッ!突撃するっ!」

 

そう言うとシンジはポジトロン・ライフルのカートリッジを交換し、使徒に向けて機体を走らせる。

 

「ここっ!」

 

使徒が途中加粒子砲を放ってきたがポジトロン・ライフルを当て、中和させてなおも走る。そして使徒まで後200mという所に接近するとまたさらに加粒子砲を放ってきたが今度は空になったポジトロン・ライフル自体を身代わりに肉弾する。

 

「プログレッシブナイフ!!」

 

『はいッ!!』

 

ビルを足場に使徒に飛びかかりながら肩のプログレッシブナイフを取り出し、使徒に投げつけた。

 

「こんのォー!!これでもくらえッ!!」

 

そう叫んで使徒に刺さったプログレッシブナイフに蹴りを入れる。するとそれのお陰でコアまで届いた。使徒は急に静かになり、その体を地に落とした。

 

「よしっ!」

 

『パターン青消失!やりました!!』

 

かくして、第二支部での使徒迎撃戦は終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

─帰り─

 

「シンジ!」

 

視察を終え、ミネルバに戻るためにセイバーに乗ろうとしていると後ろから声をかけられ、振り替える。

 

「メリア?」

 

「ありがとね、シンジ。使徒を倒してくれて」

 

そう言いメリアが近づいてくる。

 

「これが仕事だからね」

 

「まぁ、とにかく!─これはお礼だよ!また会おうね!」

 

その去り際、メリアが振り返りシンジの頬にキスをしてきた。

 

「─因みに私のファーストだからね?」

 

「!?」

 

あまりの爆弾にシンジは声にならずに固まった。後ろからのイタイ視線と一緒に。

 

「おとーさん?」

 

「父さん?」

 

…娘(使徒)達からの言葉がイタイ…

 

「さ、さて!ミネルバに帰るか!」

 

「「…」」

 

「あはは…はぁ…」

 

無言の圧力に負け、セイバーのコックピットで深くため息をつくシンジであった。




ネルフ本部に戻ると何故か険悪なアスカとレイ

それを取り繕おうとするシンジ

そんな状態で襲来する第七使徒

次回、[心の底]

次回も、サービスサービス!
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