これはゾンビですか? はい、ゾンビとスライムです。   作:三度の生より一度の我儘

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皆さんページを開いてくださりありがとうございます。
成海と申します、初心者なので暖かい目で見てください


はい、本編ってやつです。
第1話 太陽は大体人外の敵


 

 

 

 

「じゃあ行ってくる」

 

『いってらっしゃい』

 

あ、どうも皆さんこんにちは。

俺の名前は海波夏楓、スライムです。

そしてこちらのメモで返答している方がユークリウッド・ヘルサイズさんです。

 

「おーいそろそろ出ないと遅刻するぞ」

 

「りょーかい」

 

で、こいつが相川歩。困ったらブレイクダンスをするゾンビです。

とはいえ、まだ時間は余裕にあるし、遅刻するとは思えないのに何故こんなにも急いでいるかと言うと…

 

 

 

 

 

俺と歩は太陽に弱いんです

 

 

 

 

 

「ァァー……ァァー……」

 

「ふ、踏ん張れ!もう少しで着くぞ」

 

壁を背に奇妙な移動をしている俺と歩だが、普通に道を歩いていたら数分で…いや、数十秒でお陀仏なのでこうしてお壁様と日陰様に助けられている訳だ。

 

ポタ…ポタ…と汗(スライム液)がこぼれ落ちる。

それと反対に身体中の水分が絶滅しかけているカサカサ歩。

 

もうこいつ声も危ういな

 

 

こんな感じで炎天下の日の登校は苦難極まりない訳だが、

何とか無事(?)学校に辿り着く

 

「やっと着いたな」

 

「アァ」

 

まだ回復してないこいつはほっといて、とっとと自分のクラスに向k

 

「待てぇぇい!」

 

「冗談だよ、はい水」

 

「ありがとな」

 

俺は鞄から取り出したペットボトルの水を歩の頭にかける

 

「ふぅ、生き返ったぜ!夏楓にはいつも感謝だな」

 

「そりゃどうも」

 

「てか前にも聞いたけど、特別お前は人として(・・・・)登校しなくてもいいんじゃないか?」

 

「だから前にも言ったろ?そりゃ俺は何かの小道具になってお前の鞄の中に入ればいいけどよ、いつかの日学校に着いて元の姿になったら」

 

「不審がられてたな」

 

「だろ!?目撃はされなかったから良かったけどさ」

 

「やっぱり無理かぁ」

 

キーンコーーーン、カーーンコーーーン

 

そんな事を話していたらチャイムが鳴ってしまった

これで遅刻扱いになったら歩を1日家のベランダに干そう、もちろん炎天下の日に

 

「やば!早く教室行かないと!」

 

「前にも話した与太話なんかするんじゃなかったよ全く!」

 

 

 

「えーですのでこうして歴史的人物の…」

 

授業中、そんな事はお構い無しに俺と歩は天気が曇っていく様にニヤケが止まらないでいる。

あぁ本当に最高だな、お天道様さよなら☆

 

 

 

 

ほとんどの人が気付かずに一生を終えていくが

世界には決して触れてはいけない秘密が溢れている。

 

その秘密に触れた時、人は・・・。

 

 

 

 

 

太陽が苦手になる!多分!多分だ!

というか人じゃなくなるぞ!大体!大体な!

 

 

 

曇っていくと思われていた天気が夏という事を象徴するかのように太陽は負けじと、てか雲に勝った。

もう眩しくて暑くて死ねる。あ、片方はもう死んでる奴だったわ。

 

「「あー最悪だ」」

 

俺と歩の小声がシンクロナイズドなんちゃらみたいな

そんな事より、今日も帰りは遅くなりそうだなこりゃ

 

 

 

 

「おーい海波ー、相川ー」

 

近づいてくるメガn、じゃなかったクラスメイトであり親友の織戸。

気づいたら午前の授業は終わり、休み時間になっていたようだ。

 

「織戸か、なんだ?あ、歩そっちまでカーテン引っ張るから」

 

「そうだな、そろそろ日差しがヤバそうだし閉めるか」

 

「お前らホント似たもの同士だな」

 

「「似てるようで似てないんだよ俺達は」」

 

「いや、充分似てるだろ」

 

「で、なんだ織戸」

 

「昼飯にしようぜ!」

 

「フッ、という事はいつものやつをやるという事だな?織戸」

 

「フッフッ、決まっているだろう?海波氏」

 

「またあれやるのかよ!?夏楓も乗り気だし!?てか氏ってなんだ!氏って!」

 

説明しよう!何故昼食時にここまで騒いでいるのかと言うと…そう!それは今日の昼飯、購買のパンは誰の奢りにするかという勝負を今からするからである!

そして、その勝負の内容というと・・・

 

「じゃ〜ん!け〜ん!」

 

・・・ジャンケンである

 

 

 

 

 

 

カァー カァー カァー

 

もう今日の学校は終わりに近づいている時間帯。

だが、夏という事もあり、この時期は日が落ちるのが遅くて困る。

昼間の勝敗はというと、歩の負けで終わった。

 

 

「もう大丈夫かな、歩ー帰ろうぜ」

 

「いや、今日は少し寄ってから…」

 

「"今日は"じゃなくて"今日も"だろ?」

 

「うっ…し、仕方ないだろ!俺はあいつを」

 

「はぁ、分かったよ俺も一度帰ってユーに話してから向かうよ、それまで危ない事に足突っ込むなよ?」

 

「分かった、いつもありがとな夏楓」

 

「いいってことよ」

 

歩はゾンビになってから夜中に出歩く事が多くなった、理由は自分を殺した犯人を探すためらしいが…

 

「犯人、ね」

 

帰路についた俺は一人呟いていた




主「ヒロインなのに出番が少なくてすまない」

ユ『大丈夫、気にしてない』

(´;ω;`)

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