守りたいものの為に   作:九十九猫221

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 話が全然進まねぇ!!
誰か・・・誰か文才を分けてください(切実)
それはそうと今回キャラ一名追加、頑張って書きたいと思います!




FGOの120万人キャンペーンに新キャラは出るのか!?


春、それは出会いと蹴りの季節

あの夜から数日、荷物整理と地理把握のため多忙を極めたが、ちょくちょく夜の街に繰り出してみているけど、スケルトンはあれ以来出てきていない

まぁ、あんなのがポコポコ出てこられたらたまったものではない。犯人だけでも探し出して、問い詰めたいところだが、いよいよ今日は大学の入学式である。

初日から遅刻しては大問題の為、開始時間の一時間以上前に到着したのだが、早く来すぎたので現在は校内散策をしている。

 

見松大震災の後に建てられたもので、校舎も新しいものばかり、広さも中々のもので1日かけても全ての施設は回りきれないだろう

三十分程散策を続けるとチラホラと入学生らしき人たちが校門から入ってくるのが見えた為、講堂へ向かうことにした。

 

講堂へ向かう途中にパンフレットの地図を凝視しながら、固まっている男性が目に入る。

若干茶色がかった髪に黒の半袖からみえる引き締まった腕、身長も高く、目測で凡そ180センチくらいはあるだろう、顔も悪くない

私の身長が158センチなのだから20センチも違う、半分くらい貰えないだろうか?

 

普通はここで話しかけて案内してあげるのが、一般的だろうがそこはかとなくアイツからはコミュ力オーラが感じるの。

いずれ誰かしらに聞くか、話しかけられるだろうと無視して、先を急ごうとしたが、何をトチ狂ったのか地図から顔を上げ、私をじっと見つめると、通り過ぎようとした私に向かって来た。

 

「ちょっといいで」「人違いです」

「俺たち初対面だよな!?」

 

ちっ、流石にこれは苦しかったか。

歩くスピードを緩めず通り過ぎようとしたがツッコミと共に肩を掴まれたが、構わず歩き続ける

 

「ちょっと待ってくれ、せっかく同輩を見つけたんだ、少しは話を聞いてくれてもいいんじゃないか?」

 

その言葉を聞いた瞬間、動きを止める。

 

「(同輩?これまでに柔道などの武術を習うことはなかった。

今の戦闘技術はあの日、眼が覚めると自然と身に付いており、週に何回か自己鍛錬するだけで誰かに見られるようなことはなかったはず、ならば、コイツが言っている同輩とは・・・・まさか、魔術師?!)」

 

あのスケルトンを生み出した魔術師ではないかと、考えにたどり着くと、警戒レベルを上げる。まさか白昼堂々と向こうから接触を図ってくるとは、馬鹿か確かな実力があるかのどちらかだ

 

「ふ〜ん、まさかそっちからアクションを仕掛けるなんてどうゆう風の吹き回し?」

「どうもこうも、あまりに見事な動きだったんでね、是非、お知り合いになりたいと思っただけさ」

「へぇ、隠れて見ていたなんて趣味が悪いじゃない」

「それは悪かったな、すまん」

 

まさか、あの墓地の戦闘を見ていたとは、かなり高レベルの気配遮断か魔術を使っていたに違いない、そうなれば、コイツは後者、実力がある奴となる。さらに警戒レベルを上げる

 

「それで、あんたは一体何の使い手だ?」

「それを私が教えるとでも?」

「なんだ、それくらいいいじゃないか、減るもんじゃあるまいし」

「知られれば、それだけ対策が練られ、手痛い目にあうからね、そうゆうあんたはどうなんだい?」

 

軽い冗談のつもりでコイツの魔術系統を聞いたのだが、あっさりと返ってきた

 

「俺か?ああ、そう言えば自己紹介もまだだったよな」

「はじめまして、俺の名前は一ノ瀬 真也、一ノ瀬流古武術って言う流派で、そこの跡取りなんだ、よろしくな」

 

ナイススマイルで自己紹介をしてきた。うわ、イケメン、死ねばいいのに、いや、今はそうではない

うん?、コイツは今なんて言った?古武術?魔術ではなく?

私が混乱状態になっていると

 

「いやー、俺もまだまだだと思ってはいたけど、まさか、親父クラス・・いや、それ以上の強さを持った奴がこの大学にいるなんてな」

「道に迷ったから、教えてもらおうと人を探してみれば、前屈みになっているにもかかわらず、重心にブレがなく、完璧な足さばき、相手の意識外を見抜く観察眼、俺じゃなきゃ見逃すところだったぜ」

 

誰が恐ろしいほどの速さの手刀を見抜くハンターの真似をしろと言った

いやいや、今はそうじゃない(2度目)

えっ?まさかコイツは私の動きを見て、何かしらの武術の達人と勘違いしたってことか?

並々ならぬ動きをしている→何かしらの武術を嗜んでいる→同じ武術家として同輩・・・と言うことか?

 

「フッフフフフフ」

「お、おい、いきなり笑い出してどうした、というかメッチャ怖いからな!?子供がみたら泣きだすぞ」

 

何か言っているがよく聞こえない。ただ私の中は羞恥心と怒りでいっぱいなのだから。それが限界までに達するとことの元凶に天誅を下す

 

「紛らわしいんだよーーーーーー!!!!!!!」

 

相手からすればごく普通に話しかけただけかもしれない、だが、こちらからすれば勘違いしてもおかしくない。ええ、断じて早とちりしてこっちが勝手に勘違いして誤爆した訳ではない!

 

叫ぶと同時に身体を左脚を軸に回転し、右脚で回転蹴りを脇腹に叩き込む。我ながら自画自賛したいほど完璧な動きだ。

そのまま、吸い込まれるように右脚は男の脇腹にクリーンヒットし、男は悶絶、ザマァ

地面と熱い抱擁している隙に、早足でその場を後にする。大声を出したせいか、周りに居た人達に白い目で見られていた。

私は悪くぬぇ、あの男が悪いと決め込み講堂への道のりを急いだ。

 

 

 

神は死んだ。なぜだ、何故よりにもよってあの男が隣の席なんだ!

予め配られていた紙に書かれていた席に座っていると、あの男(一ノ瀬だっけ?)がいきなり隣に座ってきた。

一ノ瀬は紙を私に見せると、そこには私の番号と一つ違いの番号が書かれたいた。

そのまま批難するような目でずっと見てくる。

安西先生・・・・心が痛いです。あの勘違いは私が勝手にしただけで一ノ瀬は全く非は無い。挙げ句の果てに八つ当たりで回転蹴りを喰らわせたのだ。相手によっては暴行罪で訴えてるだろう。

それをせずに、批難の目だけで済ませているのだから、優しい人なのだろう

 

うん、ここは思い切って謝ろう許されるかどうかは分からないが、きちんと誠意を見せなければと決意した

 

「あの・・・さっきはいきなり蹴ってごめんなさい」

 

礼儀正しく相手の目を見ながら言い訳せずに真剣な声で謝罪し、頭を下げる、座ったままだか、大分人も集まってきた、これ以上大衆の視線は私のSAN値を削られかねない。

 

「まぁ、いつまでも根に持つのもかっこ悪いし、今回のは水に流すが、そこらへんの人にあの蹴りを入れるなよ?下手したら骨が折れるかもしれないからな」

「い、いや~我ながらいい一撃だったなと思ったけど、流石に骨を折るほどなんて・・・」

「いいからやめるんだ」

「あっはい」

 

 両肩を掴んで真顔で顔を近づけてくる

 かなり痛かったのだろうが、私は基本的に筋トレなんかしていないので、そこまで力はないはずなんだが?

それこそ魔力で強化してようやく金属バットをへし折るくらいなんだけど・・・

今まで知識にあった戦闘技術の反復練習しかしてこなかったつけがここに出るとは・・・・力の加減がわからない

 

「はぁ~お前なぁ~~、ん?ん~~?」

「ま、まだなにか?」

 

ただでさえ近かった顔がさらに近づいてくる、いったい何がしたいのか

 

「お前、もしかしてそれ伊達眼鏡か?」

「え?なんでそのことを」

「やっぱりな、度がはいってないからおかしいなとは思ったが、オシャレするにももっとほかのがあったんじゃないか?」

「余計なお世話です、私は隅っこで・・・・見ているだけでいいですから」

 

 そう、決して私は目が悪いわけではない、むしろほかの人よりも良いほうだ。

わざわざ、前髪を伸ばし、伊達眼鏡を掛けて顔を隠して猫背にしているのは、人と関わらないためだ。誰も貞子もどきに積極的に関わり、友人になろうとは思わないだろう。

 

 何気ない日常の光景

学校へ登校する学生達、デート中のカップル、散歩している老夫婦、友達と公園で遊ぶ子供たち、子供と手を繋いで歩く親子

 誰かと共に歩み、明日を語り、時にはぶつかり合いながらも前へ進む人達が私には温かすぎて、眩しすぎる。

星のようにいつまでも輝き、遠くでいいので見守らせてほしい。

だから私は、影でひっそりとその営みを見守り、脅かされれば気づかれずに排除する。

 

「ほら、もうすぐ式が始まりますよ」

「あ、ああ、そうだな」

 

思いのほか時間が経っており、いつの間にか席には人で埋まっていた。私も前を向き姿勢を正すが、前を向く前に一ノ瀬が不思議な顔をしていたが何だったのだろう?

 

 

 

 

 

 

    一ノ瀬サイド

 今日は見松大学の入学式だが困ったことに道に迷ってしまった。持っていたパンフレットに書かれた地図を見るが現在地がわからないので意味を成さない。

 このままでは入学式早々遅刻してしまうと、顔を上げ人を探そうとすると、視界の端に黒い影が映った。

よく親父から奇襲を受けている俺からすると、こんな場所でもお構いなしにやってきたもんかと身構えようとしたが、よく見てみると、貞子もどきが早歩きで通り過ぎようとしていた。

 その動きは見事なもので本能的に格上だと悟った。まさかこの大学で親父クラスの達人に出会えるなんて思っておらず、一瞬呆けたが、是非どこの流派か知りたく話しかけることにした。

 

 殺されかけた。

声をかけるが、無視されたので肩を掴んだが、小さかった。このまま力を入れればつぶれてしまうそうだ。

 もう一度声をかけると止まってはくれたが、なぜか警戒されていた。まぁ、初対面に声をかけられれば多少の警戒はするだろうと、話を続けると更に警戒された。おかしい・・・・普通に話しているつもりだが、こんなに警戒されるものか?なんとなくだが話がかみ合っていない感じがする。

 

 そして、自己紹介した後に急に笑い始めたと思ったら、大声を叫びながら見事な回し蹴りを食らった。

肺の中の空気がすべて飛び出し、衝撃は内臓を貫く。

咄嗟のことで防御できず、そのあまりの痛さに地面と熱い抱擁をしてしまった。

しばらく蹲り、痛みが引くのを待つとあの女が去っていった方向に走り、追いかける。必ず見つけ出し、然るべき罰を受けさせるために!

 

 おそらくあの女も新入生、ならば講堂にいるだろうと、別の人に道を聞きたどり着いたが、既に結構な人数がおり、探すのは後回しにして先に自分の席を探すと見つけた。しかも俺の席の隣にだ。神はきちんと見てるんだな。

悠々と隣に座ると、女は驚いた顔を見せる(顔はあんまり見えなかったが雰囲気でわかるほどだ)

 隣りの席の番号が書かれた紙を見せた後、ジッと見つめる。

初対面の人をいきなり蹴って逃げた後、隣に座られて見つめられれば誰だって気まずいはずだ。俺なら罪悪感でかなり居心地が悪い。

 案の定そわそわし始めた。いい気味だと思っていると、謝ってきた。これ以上は可哀そうなので許すことにしたが、あの女、自分がどれほどすごいのか分かってないな?と考えているとある違和感を感じた。

 

 違和感の正体を確かめるべく、顔を近づけると眼鏡に度が入っていないことが分かったが、こいつの顔、よくよく見てみるとかなり可愛いんじゃないか?

 クリっとした目にスッと整った鼻、顔も小顔でこの邪魔な前髪と眼鏡を消すだけでかなり印象が違ってくるだろう

少し遠回しにそのことを指摘するが断られたが、最後の言葉にとても悲しい思いが伝わって来た。

何が過去にあったのか分からないが、こいつの笑った顔が見たくなってきた。今は貞子もどきにしか見えないが、素顔で笑ったら絶対に可愛いはずだ。絶対に笑わせて見せる決心したところで思い返してみると

 

「(あれ?そういえば名前まだ聞いてねぇ)」

 

無慈悲にも入学式が始まり、途中で居眠りしてしまい、起きた時にあいつはいなかった

 

 




既に何人かに見ていただいて感謝!圧倒的感謝!
あまりの嬉しさに職場の上司ににやにやして気持ち悪いといわれました
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