【魔を滅する転生○】シリーズ外伝噺集   作:月乃杜

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 スパロボZを書いた際に作った設定から盛った何かを形にしたものです。





機動戦士ガンダムSEED【魔を滅する転生種】っぽい噺――王道ではないガンダムは五機有る訳で

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 コズミック・イラと呼ばれる世界。

 

 機動戦士ガンダムSEED及びDESTINYや派生作品となっているアストレイなど、これらが渾然一体となった世界観がそれとなっている。

 

 内容としては生まれる前から遺伝子を改良している者――コーディネイターと、それをしていないものであるナチュラルによる戦争を描いている訳ではあるが、主人公のキラ・ヤマトはナチュラルの中で唯一のコーディネイターという立ち位置で孤独な戦いに身を置く事に。

 

 敵対するプラントのザフトには親友たるアスラン・ザラを含む同じ年頃の少年達。

 

 一方で同じコロニーでアストレイを手に入れた二人、ジャンク屋のロウ・ギュールと傭兵である叢雲 劾の物語が始まった。

 

 ガンダムアストレイ・レッドフレーム。

 

 ガンダムアストレイ・ブルーフレーム。

 

 フレームの色で呼び分けられているガンダムであり、更にはゴールドフレームとグリーンフレームが後に登場している。

 

 ユートもアストレイを手に入れたのだけれど、シルバーフレームと称する銀色のフレームを持ったアストレイだった。

 

 この機体こそがヘリオポリスに唯一残されて、後にライブラリアンが改造をした機体でMBFーP05ミラージュフレームの原型機である。

 

 【MBFーP05ガンダムアストレイ・シルバーフレーム】――後に改修され、ドラゴンアストレイへと変わって自由と正義と共に真龍として第三勢力の象徴となった。

 

 尚、本人はラブ&ピースとか何処かの天才物理学者みたいな事を標榜しているが、それは聖闘士として闘っていた頃から『地上の愛と平和を護る為に』と言っているから仕方がない。

 

 因みに本来の聖闘士は『地上の愛と正義を護る為に』がスローガンであるが、ユートは『正義』という言葉が嫌いだったから余り使わない。

 

 別にジャスティスガンダムが嫌いな訳でなく、イージスやジャスティスの流れを汲むガンダムセイバーとかはユートも割と好きだ。

 

 また、この世界のDESTINYの時代は【スーパーロボット大戦Z】の世界、多元世界の一つに習合をされて再びユートが関わる事になる。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 C.E.70年2月14日。

 

 歴史的な大虐殺――血のバレンタインと呼ばれた農業プラントのユニウスセブンが核の火に呑まれた事件、これにより二十四万三千七百二十一人が死んだとされていた。

 

 それだけの無駄死には勿体無いからと、ユートは全員を木星圏の位相が違う次元に置かれている星帝ユニクロンの中に移動、農業プラントに従事していた経験を活かしてユニクロン内に創っていた超越空間の無人惑星で、働けない老人や子供を除き全員に食糧の生産へと従事するを様に指示を出しておく。

 

 リーダーは一時的にレノア・ザラを据えた。

 

 木星圏には火星圏とは違い人間が恒常的に住まないから問題も無く、彼らは死人として存在自体を隠されての計画となる。

 

 レノアは食糧をプラントへと優先して欲しいと嘆願、特に問題も無かったからレノアの肢体との引き換えでそれを快諾した。

 

 子持ちで夫も生きてて三七歳だけどNTRとかは良いのか? という事に関して、レノア・ザラは戸籍上は死亡しているから独身と変わらない、年齢はコーディネイターだからか二十代後半くらいの見た目だし、そもそもユートの年齢守備範囲は数えで一二歳~四〇歳くらいまでだから年齢的にも問題は無いのである。

 

 その農業惑星は可成り前から稼働をしていて、そもそもが様々な世界に食糧を供給しつつも刻の静止した倉庫に貯めるだけの量も確保しており、更には後にマブラヴ世界やエルトリアに食糧供給までしているだけに、翌年にはプラントへ大量の食糧を卸せるくらい稔りを付けた。

 

 レノアは夫のパトリックや息子のアスランには申し訳が立たない事をしたという背徳感を覚えながらも、遣り甲斐のある仕事と夜の快楽で惑星に生きる事を決めた様である。

 

 C.E.71年の1月に入ってヘリオポリスでのんびりとしたスローライフを堪能、ヘリオポリス崩壊までにはユニクロンに帰す心算だがレノアを連れて観光をしていた。

 

 見た目を十代にすれば顔を隠さずともアスランやパトリックでさえ、彼女をレノア・ザラであると見抜けはしないだろうから。

 

 尚、レノア・ザラという名前は既に捨てて新しい名前――レニィ・サーラを名乗っている。

 

 設定上は一八歳の学生で研究所の助手という、

本来の年齢から一九年も鯖を読んでいた。

 

 身が若く成ってから心も若返ったらしいレノアは性にも積極性が出て、パトリックにさえしなかったプレイでユートを悦ばせると同時にパトリックでは有り得ない強い快感に悦んだ。

 

 C.E.71年1月24日。

 

 この数日前にはレノアを木星のユニクロンへと帰し、ユートはザフトによるG奪取作戦に乗っかる形でGを開発するスペースに侵入。

 

 全ての連合のGとアークエンジェルのデータをコピーしてから、オーブが独自開発をしている筈の場所にまで侵入を果たした。

 

「見付けた。レッドフレーム、ブルーフレーム、ゴールドフレーム……」

 

 アストレイのデータも確りとコピー。

 

 他にもパーツだけの状態で二機分の機体が存在しているが、ユートが識るのはグリーンフレームの存在だけである。

 

「この銀色のフレームは……ゴールドフレームが在るんだからシルバーフレームって事か? 形式番号はMBFーP05か……どうやら他のプロトアストレイと何ら変わらないみたいだな。全高一七.五三mで重量が四九.八t。動力がバッテリー式なのは核が今は使えないからな。発泡金属が装甲材なのも他と変わらんか」

 

 ユートはシルバーフレームのパーツを幾つかの予備パーツを含み、アイテム・ストレージ内へと納めると組み立ての為のスペースを創って其処で組み立てを始めた。

 

「明日にはザフトが連合のGを奪いに来るしな、一日で組み立てを終わらせないと……」

 

 取り敢えず半日掛かりで完成した。

 

「標準装備だから色違いのM1アストレイと殆んど変わらん見た目だな」

 

 銀色の角に銀色のフレームなガンダムアストレイ・シルバーフレーム……○○フレームはロウ・ギュールが呼んで定着した名前だから現在は未だにそう呼ばれていないけど。

 

「イーゲルシュテルン、ビームライフル、ビームサーベル、対ビームシールド。レッドフレームが使った光電球も有るけど、あれはビームサーベルのエネルギー送電システムのシステム外スキル、無理に使うモノじゃないだろうなぁ」

 

 要は本来の使い方ではない。

 

「取り敢えず飛行用バックパックに喚装してから武装も考えようか」

 

 M1アストレイやレッドフレームのフライングパックとはまた別、確かこの世界でも光翼みたいなのは造られていて【ヴォワチュール・リュミエール】と呼称をされた筈。

 

 デスティニーガンダムやストライクフリーダムガンダムにも使われている。

 

「動力がバッテリーなのも戴けない。核エンジンは動かない訳だが、それは核分裂を阻害するからだからな。核融合反応なら問題も無いだろうし、普通にハイパープラズマリアクターでいくか」

 

 グルンガストシリーズのプラズマリアクターを改良、出力は数倍に跳ね上がりながら小型化にも成功して三つの動力を使うトライ・ドライブ・システムの一つに据えられていた。

 

 尚、他のは【時流エンジン】の改良型【ハイパークロノスドライブ】、【ブラックホールエンジン】の改良型【ハイパーグラビトロンドライブ】の事を指している。

 

 取り敢えず動けば良いからトライ・ドライブ・システムではなく、ハイパープラズマリアクター一基だけで動かそうと考えている。

 

「武器は村正を機動兵器サイズにしたのを」

 

 菊一文字(ガーベラストレート)や後の虎徹(タイガーピアス)と同じ刀系の武装だ。

 

「装甲も発泡金属が軽いのは良いけど柔いしな、多少は重くなるけどハイパーグラビトロンドライブから重力制御機構で機体を軽く出来るんだから……ブラックメタルを使うか」

 

 最早、ガンダムアストレイの形をした別のナニかに変わってしまっている。

 

「取り敢えずは完成。ガンダムアストレイ・シルバーフレームだ! こっから改修してガンダムシルバーアストレイにしないとな」

 

 だけど飽く迄も【ガンダムアストレイ・シルバーフレーム】と宣っていた。

 

 ぶっちゃけ、この世界のMSは戦闘用として造られてからの歴史はまだ浅い。

 

 ジョージ・グレン――始まりのコーディネイターとされる彼が【モビルスーツ】を使っていたとされるが、作業用の謂わば外骨格であって戦闘用のMSという訳では無かったし。

 

 ザフトのジンが正に戦闘用MS制式採用量産型の第一号とかだったのではなかろうか?

 

 其処から連合とオーブによるMSの開発な訳だから、能力面ではユートが持つ本来の機動兵器から不足も不足な代物だと云わざるを得なかった。

 

 機体を動かす為のオペレーション・システム……OSも不完全で未完成な品、トロトロと動かすのがやっとだというのがよく判るものである。

 

 よって、OSも喚装した。

 

 TCーOSと呼ばれるパーソナルトルーパーに使われている物、取り敢えずではあるが動かせれば良いからこいつを搭載しておく。

 

 勿論、まんまでは使えないから改修済み。

 

 遠距離攻撃にはドラグーンが一番なのだろう、然るにやり過ぎ感が溢れるしフリーダムガンダムやジャスティスガンダムが出てきた辺りから装備をさせる予定。

 

「本格的にMSじゃなくなったよな」

 

 本当に外観がガンダムアストレイというだけで別のナニかであり、恐らくはスペック的に視てもストライクフリーダムすら越えている。

 

「ま、良いか」

 

 最終的にはトライ・ドライブ・システム……TDSを実装させて、ドラグーンも装備させる事で正しく真なる龍の誕生となるだろう。

 

 本当なら遺失宇宙船の持つ感情をエネルギーに変換するシステムも積みたかったが、小さくてもスーパーロボット並の大きさ――ガンバスターとか――な遺失宇宙船に積まれているだけあって大きいから、技術的に劣化させないで小型化をしないとどうにも積み様が無い。

 

 何しろパーソナルトルーパーと似たり寄ったりな全高のMS、積める場所には限りがあるのだから……と言いたいが実際には空間湾曲技術で積む為のスペース確保自体は可能だったりする。

 

 スペースの確保だけならば。

 

 問題は積める様に調節する必要性がある事と、ユートは科学者ではなく魔導騎士だから機械関係はやれるだけ、其処まで深い知識も技術も無いから難しくてやれないのだ。

 

 比翼の鳥・連理の枝たるユーキを喚べれば可能となるのだろうが、使えるコストはシエスタ招喚に使っていて残念ながら今は喚べない。

 

 シエスタは当面の身の回りの世話役と夜の閨役として喚んだから、レノアと共に愉しい一時を過ごさせて貰っていたから文句は無いし、エモーショナル・ドライブはすぐに欲しい訳でも無かったから後悔も無かった。

 

 【ハイスクールD×D】の世界でアザゼルに渡した程度のなら有るが、あれでは機動兵器を動かすのには全然足りていない。

 

 そもそもが堕天使の長アザゼルや魔王サーゼクスが使うのを前提にした物、ユートが工作レベルで造った代物だからだ当然であろう。

 

「アスランにゃ悪いが義父としてたっぷり躾てやるか、パトリック・ザラはどうせ死ぬんだし」

 

 レニィ・サーラをレノア・ザラとして返せば、或いは彼処までの復讐鬼にはならないのかも知れないけど、どうせ戦争を掌握しているのは道化の奴ではなくラウ・ル・クルーゼなのだから意味は余り無いと思われる。

 

 そもそもユートは原典を覆す心算でユニウスセブンの者を救った訳ではない。

 

 飽く迄も自分の都合の為でしかなかった。

 

 因みにレノア・ザラの事は物の序でに喰ったに過ぎなかったりする。

 

 そして1月25日。

 

 ヘリオポリスの崩壊の日がやって来た。

 

 初戦には参戦する心算が無くてガンダムシルバーアストレイに乗り、ヘリオポリスが崩壊するその刻を待つばかりと一人で居る。

 

 ○○フレームという呼び名がまだ浸透していない事から、ユートはシルバーフレームのアストレイを【ガンダムシルバーアストレイ】と呼ぶ。

 

 ユートはジャンク屋とアークエンジェルを行き来し、アークエンジェルの護衛とシルバーアストレイの改修を同時に行う心算だ。

 

 そして始まるヘリオポリス終わりの始まりとなる戦闘にて、ユートはコックピットでその刻が訪れるのをジッと待っている。

 

 サーチャーによる監視映像を見ると起動させた機体、ストライクガンダムがジンと戦闘になったがやはりOSが滅茶苦茶だからか、大人に掛かっていく子供みたいな様相だった。

 

 それでも機体を実戦で動かしながら最適化させていく腕前は中々のもので、あっという間にOSを最適化させたらしく動きが目に見えて変わると、敵対していたジンを撃破してしまう。

 

 キラ・ヤマトと愉快な仲間達の遣り取りから、目を覚ます技術士官のマリュー・ラミアスと行われた遣り取り、切り抜けたその後はストライクガンダムの補給やら何やら。

 

「マリュー・ラミアスね、確かに美人ではある。でも……レノアってかレニィの方が一〇年は歳上な筈なのに、マリュー・ラミアスの方が老けて見えるのは何なんだ? コーディネイターって老け難いみたいな特質でもあるのか? まぁ、()()()と変わらないのは当然だよね」

 

 微妙に失礼千万な感想を洩らすユート。

 

「MA乗りな彼氏が居たから普通に処女じゃあ無いだろうけどな、技術士官だから居たら役に立つ存在ではあるんだよね。地球連合の大尉なんだから取り込むのは難しい……か? 確かGシリーズのPS装甲は彼女が開発したんだったか?」

 

 プロトアストレイや量産型のM1アストレイに使われている装甲素材は発泡金属なのに対して、ストライクガンダムを始めとするGシリーズにはPS装甲と呼ばれる特殊な装甲が使用された。

 

 簡単に云えば通電させると相転位現象を起こして物理的に堅固となる。

 

 だから相転位(フェイズシフト)装甲と呼ぶ。

 

 ゲーム【スーパーロボット大戦】シリーズでもPS装甲により、物理的な攻撃ダメージを軽減してくれる効果を持っていた。

 

 というより【スーパーロボット大戦α】な世界に嘗てハルケギニア時代の放浪期、関わりを持っていたから【第三次スーパーロボット大戦α】な時代に【機動戦士ガンダムSEED】勢とも関わりを普通に持っていた。

 

 ユートの言う()()()とはそういう意味。

 

 とは言うものの、あの時は基本的にオリジナルキャラとされる連中との交流が主だったし、何よりも序盤戦から関わりが深い彼女とは余り親交があった訳でも無い為、残念ながら大した関わり合いにもならない侭であった。

 

 だから今回は変わった関わり方を考える。

 

 例えば死ぬ筈の人間を生かす……とか。

 

 まぁ、それは追々に考えるとして今はヘリオポリスが崩れていくので離脱を。

 

「ガンダムシルバーアストレイ、出る!」

 

 最早、MSとは別物も同然ながらアストレイの名前を冠して宇宙へと飛ぶ。

 

 それから暫く経ってジャンク屋ギルドに所属をしているロウ・ギュール、傭兵団を率いる叢雲 劾がガンダムアストレイ・レッドフレームとガンダムアストレイ・ブルーフレームを入手する。

 

 因みに、ロウ・ギュールはゴールドフレームの腕も手に入れていて、いずれはレッドフレームに移植をする事になるであろう。

 

 ユートはグリーンフレームに関しては存在しか知らないから、どういう経緯で組み立てられたり使われたのかは知らなかったりする。

 

 ザフトと戦うストライクガンダムに便乗をする形で、アークエンジェル側に手を貸して取り敢えずの合流を果たす。

 

 当然ながらキラ・ヤマトと同じくコーディネイター疑惑があったが、ユートは彼と違い遺伝子を弄って誕生した訳ではない。

 

 然しながら問題は神を殺して神殺しに成ったりなど、人を超越した存在でありコーディネイターより余程に人から外れた点。

 

 検査結果はシロでナチュラルであると判断。

 

 フレイ・アルスターなど『まさか』と口を手で覆いながら驚愕をしていた。

 

 そしてキラ・ヤマトがヘリオポリスから脱出、放流中の民間人を拾ったのを受けてユートも本来なら彼が拾う筈だったラクス・クラインを拾う。

 

 当然ではあるが彼女の世話係に就任したので、話し相手や食事の運搬を任された。

 

 美少女と話すのは愉しいから文句もないけど、やっぱり起きた人質事件(笑)。

 

 結局、キラ・ヤマトの代わりを普通に果たした形にはなったユートだけど、少し過激な話にもなってしまう。

 

「確かにラクスをザフトに返したのは独断専行ではあるだろうが、僕は『正義』という言葉が大嫌いな【悪】とも云える。『正義』とやらを標榜する連合があれを『正義』と宣うなら、【悪】である僕はアークエンジェルを沈めないとな?」

 

 アークエンジェル側は艦長のマリュー・ラミアスもそうだが、副長のナタル・バジルールにせよMA乗りなムウ・ラ・フラガにしても、ユートを敵に回すのはキラ・ヤマトを敵に回すより厄介だと気付いており、仕方がなく迎合をする形で御咎め無しという事になった。

 

 フレイ・アルスターの父親も助かった事により彼女が荒れる事は無かったものの、生命の危機に自分を助けるのはMSパイロットだと考えたらしくて結局、キラ・ヤマトと懇ろな関係を築いてしまったのはどうなのか?

 

 ジャンク屋のロウ・ギュールとの関わりを持った際、オーブ連合首長国から来た――公式には違う――マリーンとして現れたジュリ・ウー・ニェンがシルバーアストレイの魔改造っ振りに目を輝かせながら質問をして来た為、コックピットで二人切りになり色々と説明をしてやったり、コックピット内で()()()をヤったりしたものだ。

 

 一七歳で彼氏無しと自己紹介されていたけど、それ故にか普通に処女を美味しく戴いた。

 

 地上に降りて砂漠の虎と関わり合いを持って、アイシャの生存に一役も買っている。

 

 キラ・ヤマトと共に出撃をしたから出来た事であり、砂漠の虎――アンドリュー・バルトフェルドも原典よりは軽傷で済み礼を言われた。

 

 オーブ本国で再会したジュリ・ウー・ニェン、三人娘の他の二人にも興味を持たれたのは幸いと言っても良い。

 

 この地の戦いでブリッツガンダムのパイロットを担うニコル・アマルフィが死ぬ筈だったけど、これも事前に判っているからには死なせずに済ませる手段は有った。

 

 勿論、対外的には死んだ事になるが……

 

 その後は木星のユニクロンへ送り、レニィ・サーラに世話を任せておく。

 

 後に復元されたブリッツガンダムEXに乗って、混迷する戦線へと復帰をしたけど……レニィ・サーラの事にはやはり複雑な思いを懐いた。

 

 フリーダムガンダムの譲渡はユートが言われた事だったが、普通に不要なのでキラ・ヤマトへと渡す様にラクスには言っておき、自身はロウ・ギュールと共にドラゴンアストレイ完成を目指す。

 

 TDSの搭載、【ハイパーグラビトンドライブ】による重力制御機構から発生させる【グラビティテリトリー】、【ハイパークロノスドライブ】を搭載して【クロックアップ】を可能とした。

 

 完全実装された【ヴォワチュール・リュミエール】、そしてドラグーンシステムをも実装させて【ドラゴンアストレイ】が完成させる。

 

 また、ハイパープラズマリアクターに換わって五行器を搭載しておいた。

 

 【五行器】とは超機人を動かす動力である。

 

 これは自然界のエネルギーを吸収して動かす、一種の永久機関ではあるが真なる輪転には人間の魂力を必要とする為に、動かせば強念を持っていない只人では一瞬で干からびてしまう程。

 

 ユートは問題無く輪転が可能。

 

 オーブ近海での戦闘では戦いに巻き込まれてしまった少女を救助、戦闘結果は原典よりオーブの受けたダメージが小さかった。

 

 所謂、原典の【三隻同盟】が結成、ヤキン・ドゥーエで最終決戦が開始される。

 

 キラ・ヤマトのフリーダムガンダムがラウ・ル・クルーゼのプロヴィデンスガンダムを破り、クルーゼは乗っていた機体ごと消滅をする羽目に陥ってしまう。

 

 パトリック・ザラも狂気の末に射殺されたし、アスラン・ザラはジャスティスガンダムを自爆。

 

 この流れは原典と変わりない。

 

 ユートはムウ・ラ・フラガを救出に成功したから後の仮面野郎は彼でなくなり、ナタル・バジルールも死なずに済ませた事もあり最終的にはこの二人がくっ付く事になる。

 

 ある意味で余ったマリュー・ラミアスはユートが美味しく『戴きます』をした。

 

 アークエンジェルの艦長なんてしていたけど、技術士官だっただけにユートの持つ技術に興味を持ち、何度も話をする内に良い雰囲気になったりもしたから流れ的には有り得た話。

 

 処女ではないからレニィ共々、真の【閃姫】にはなれないものの【半閃姫】として若さは維持が可能となっている。

 

 ヤキン・ドゥーエでの決戦後にユートは世界を離れてしまう事になったが、後に【スーパーロボット大戦Z】へと習合されて【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】の彼是にも参戦する事になるのであった。

 

 

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 ヒロイン的にはキラ・ヤマト→フレイ・アルスター、ムウ・ラ・フラガ→ナタル・バジルール、アスラン・ザラ→カガリ・ユラ・アスハ。

 ユート→ラクス・クライン、オーブ三人娘、レノア・ザラ(レニィ・サーラ)、マユ・アスカ、マリュー・ラミアス。

 ミリアリア・ハウは未設定、アストレイ系も直に書かない限り特に考えてはいません。

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