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「山岡ぁぁぁぁっ!」
まだ一七歳に成ってもいない少年が、祖父は疎か下手したら曾祖父でも通じる年齢の男性に対して叫びを上げる。
「おお、圭坊ちゃま! 此処は危のう御座います故に早く御逃げになって下さいませ!」
山岡と呼ばれた老人が、今にも折れそうな体躯を押してモップを両手持ちにしつつ後ろの看護師を護り、見るからにイっちゃった目をした人間っぽいナニかの攻撃を防いでいたのだ。
頭から血を流している老人は笑顔を浮かべながら少年――南条 圭の離脱を叫んできた。
「な、何だよありゃ?」
マークが怯む。
「山岡!」
「来てはなりません、坊ちゃまは日本の明日を担う大事な御身体! 此処は山岡に任せて何卒御逃げ下さい!」
「莫迦、そんな事が出来るかぁぁっ!」
「南条!」
山岡の言葉を振り切り駆け出す南条 圭、それを見てギョッとする藤堂尚也。
「ニグゥゥ!」
「あだらじぃニグきた……ぐいてー!」
リビングデッド――ゾンビ共は食い出の少ない老人より、若く張りのある肉体を持った南条 圭を食うべく力を込め……
「邪魔らぁぁぁっ!」
山岡老人を殴り付けた。
「山岡! 貴様らぁぁあああっ!」
怒りの侭に殴る南条 圭だったが、それはタフさとかでは無く純粋な防御力的に全く効かない。
「危ねぇ、南条ぉぉぉっ!」
マークが叫ぶ。
「看護師さん、誰か呼んできて! それと警察に連絡を!」
「や、あ……し、死んでいたの……」
「え?」
「あの
藤堂尚也の科白を聞いた看護師、然し泣きながら事の経緯を説明してくる。
「うわぁぁぁっ!」
「おのれ!」
「稲葉、南条!」
そうしている間にも二人が危機に。
「くそっ!」
藤堂尚也は近場に置いてあった消火器を手にすると、マークを守りつつゾンビを殴るも矢っ張り攻撃が効かない。
逆に攻撃を喰らって倒される。
「くっ! 駄目だ……殺される!」
諦念ではないが打つ手が無かった、殺されると目を閉じようとした時……其処へ突如として何も無い空間が開いた。
「チィッ、間に合わなかった!」
「そんな……」
顕れたのは一組の男女。
「緒方……黛……?」
目を見開いてその名を呼ぶ。
ユートは一瞬だけ藤堂尚也へと顔を向けると、ニコリと笑みを浮かべてゾンビに向き直る。
右手を指鉄砲の形にして人差し指を顳顬へと押し付け……
「来よ、ペルソナぁぁぁぁっ!」
自らの別側面たるペルソナを喚んだ。
顕現化するそれは数mの機神。
「征け、デモンベイン! 『大いなる強壮なヨグ=ソトースの御名とヴーアの無敵の印に於いて力を与えよ力を与えよ力を与えよ』――バルザイの偃月刀!」
デモンベインの右手にバルザイの偃月刀が握られると、それを揮って周囲のゾンビ共を一気呵成に薙ぎ払っていく。
ユートのペルソナであるデモンベインも最初は武装一つ喚べない最初期バージョンであったが、ゲーム版での【女神異聞録ペルソナ】を始めとしたペルソナシリーズでもそうだけど、ペルソナのランクやレベルを上げれば新しい技や魔法を覚えてくれる訳で、闘うなどをして経験値を獲得すればデモンベインも武装や魔法を覚えた。
このバルザイの偃月刀もその一つ。
「ギアァァァァッ!?」
薙がれたゾンビは真っ二つに上半身と下半身が泣き別れ、更に轟々と赫々たる燃ゆる炎に巻かれて黒き灰となり消えて逝く。
「さぁ、何をしている? 喚べ! 藤堂、南条、稲葉! お前達自身を! お前達の中の中に在る悪魔や天使や英雄の如き自分自身を! 己れの中の仮面――ペルソナを!」
ドクンッ! と藤堂尚也と南条 圭と稲葉正男の身体の中のナニかが高鳴った。
それは心臓だったかも知れない、或いは全身を流れる赤き血潮の逆巻きだったかも知れない。
そして視た。
「ペルソナ! 来な、ヴェスタ!」
単にユートだけが使っていたなら特殊性の高い者だからと言い訳が利いたが、個性的には違いも有るけど資質的に大した違いが無いであろう者、黛ゆきのまでが同じ事をしているのであれば最早言い訳は出来ない。
何よりもユートと黛ゆきのが顕現化をさせていたソレ――ペルソナを視た瞬間に理解をしてしまっている、自分の中にもアレと似て非なる存在が確かに息づいて居るのだという事を。
三人はマイナス方面から無制限に存在するであろう闇黒の淵から、揺ったりと浮き上がり湧き上がってくるナニかを間違い無く感じていた。
『我は汝、汝は我!』
嗚呼……解るぞ……これは……コレこそが……我にして汝たる存在だ……と。
『我は汝の心の海より出でし
これは『俺だ!』と確信が有る。
『万邦支えし青面金剛也』
『我が名は愛然明王、白亜の下に歩み優位が性分也……』
『我はオグン、闇を断ちて闇を産む神意の王なるぞ!』
藤堂尚也と南条 圭と稲葉正男の三人の背後へと顕現化される力強き存在……
『今こそ力を貸そうぞ!』
『今こそ其が力を貸さんや!』
『いざ、我が力を与えん!』
それは即ちペルソナ。
「切り裂け!
「任せる……
「いいっけぇぇぇっ!」
そして三人は本能の侭に身を任せてペルソナの持つスキルを撃ち放った。
藤堂尚也の青面金剛は風属性魔法の初級であるガル、南条 圭の愛然明王は破魔の初級魔法であるハンマ、稲葉正男のオグンは体当たりというスキルというよりは場当たり的な攻撃。
「ペルソナ、ヴェスタ!
黛ゆきのも再びペルソナであるヴェスタを喚び出して核熱攻撃の魔法を放つ。
三人とは違って黛ゆきのはあの空間――病室でペルソナについて教えられており、召喚も練習をしていたから可成りスムーズに使えていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ペルソナ?」
「そう」
汗に塗れて未だに少し荒い息をしながら病室のベッドに寝そべりながら会話、謂わば性行為後のピロートークというやつに黛ゆきのはユートと共に華咲かせていた。
掛け布団で覆われていて判らないが、敷き布団の白いシーツには赤黒い染みが付着をしてたり、他にも何らかのの液体が染み込んだ跡があちこちに存在していて、ユートと黛ゆきのがベッドの上で相撲を取っていたのが丸判り。
「あの『ペルソナ様』って遊びは一種の識別的な行為でね、誰が始めたのかも判らない何時の間にか浸透していたモノなんだ」
「確かに……」
「そしてアレをしていた現場に居たら意識と無意識の狭間に呼ばれ、フィレモンという仮面を着けた変態紳士と出会い……ペルソナを与えられる。但し、アソコで自らの名前を名乗る事が出来た者に限られるけどな」
「何と無くだけど夢で視た気がする」
蝶々に成ったとか蝶々に連れて行かれただとか様々な形だが、共通しているワードが『蝶々』である事から存外と注目されていたりする。
「あの場に居た藤堂、南条、稲葉、そして黛だ。気絶をした四人が新たにフィレモンに招かれた客という扱いになる」
「エリーや優香や上杉は?」
「エリー達はそれ以前に『ペルソナ様』をしていたからもうペルソナ使いなんだ。まだ召喚をした事が無いってだけで……な」
つまり、あの三人は『ペルソナ様』で何らかの現象が起きるのを識っていたという事、マークは負けてピースダイナー食い放題を奢らされる羽目に陥っていたのだ……本来であれば。
「緒方も気絶はしてないよね?」
「僕は『ペルソナ様』が流行る前にフィレモンに招かれていてね、だからエリー達よりも前から既にペルソナ使いだったんだよ」
「そうだったのか」
その後はペルソナ召喚の練習をした。
その甲斐もあってヴェスタを召喚が出来たし、フレイもきちんと出せる様になっている。
閉ざされて連続性を持たなくなった次元の狭間にて、故に時間もまるで『精神と時の部屋』の如く内部時間の方が早くなっており、脱出をしたら浦島太郎みたいな事にはなったりしないと説明を受けたからこそ、のんびりとセ○クスに耽ったりペルソナの練習をしたりしていたのだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
狭い場所で闘ったからか、切り傷や焼けた跡などが壁や床や天井にばっちりと残されている。
「マジかよ、こんなん俺らが?」
マークは部屋の惨状に驚いていた。
然しながら南条 圭ははたと気付いて山岡という執事の許へ向かう。
「山岡! しっかりしろ山岡、山岡っ!」
「坊ちゃま、何てお顔をなさっているのです? それでは……坊ちゃまの端正なお顔が……台無しに……ゴフッ!」
「山岡!?」
元々の年齢が年齢、其処にきて人外の力により殴り飛ばされたのだから堪らない。
現状でユートが扱えるのは殆んどが攻撃魔法、回復系だとディアくらいしか出来なかった。
というか、仮にディアラハンが使えていたとしても山岡執事には最早効かないだろうと考えられてしまう程、彼の生命力は既に枯渇しつつあるから恐らくはやるだけ無駄……処か中途半端に回復させて余計に苦しませるだけ。
それにパーティメンバーでは無い山岡執事にはリカームやサマリカームは使えないだろう。
回復系魔法とは基本的に彼術者の生命力を元に傷口を塞ぐもの、ディア系の回復魔法もその御多分に漏れず同じ様な魔法である。
口から盛大に血を吐いた山岡執事に南条 圭は縋る様に叫び続ける。
「駄目だ! 逝くな山岡! 死ぬなんて事は僕が許さないぞ! 僕を置いていったりしないよな、な? 山岡……」
「も、申し訳御座いません……ど、どうやら……この山岡が圭坊ちゃまのお役に立てるのはここまで……の様です……圭坊ちゃま……おさらばで、御座います……」
緊迫した場面なのに何故かカイゼル髭な爺様の姿を幻視してしまった。
「や……ま……」
「さ、最後に心残りを一つだけ……この山岡と御約束を……か、必ずやこの日本を背負って立つ、一番の日本男児に御成り下さい!」
「あ、ああ! 成るさ、成ってやるとも! その姿をきっとお前に見せてやる! だから、だからその時まで……」
「お仕えした一七年間……楽しゅう御座いました……こ、これからも山岡はいつまでも圭坊ちゃまの心の……中に……」
途切れる科白にはたと気付く。
「おい、山岡……返事をしてくれよ」
だが最早、屍となった山岡執事からの応答など例令仕えし主たる南条 圭からの言葉でも、有ろう筈が無く静かに横たわるのみであったと云う。
「や、山岡ぁぁぁぁぁぁぁぁああっ!」
事切れた山岡執事の右手を包み込む様に握り締めながら涙を零す南条 圭。
「僕の命令だぞ、返事をしないか山岡!」
痛々しくて見ていられないが、先程の山岡執事の科白は原典を識ると可成り意味深だ。
(心の中に……か。つまりペルソナ)
山岡執事が南条 圭のペルソナというのは奇妙な話だったけど、彼に取っては正しく人生そのものを懸けた一大事業だったのであろう。
「お前が居なくなったら僕はどうしたら良い……誰も僕を褒めてくれない、誰も……誰も傍に居てくれないんだっっ!」
叫ぶ南条 圭に……
「南条」
黛ゆきのも言葉を掛けられなかった。
だけどこの場の誰もが理解をしている、山岡執事が死んだのは偶々だった事を。
若しかしたらああなっていたのは自分だったのやも知れない、それは藤堂尚也の右肩のダメージが物語って居るではないか。
あの力に目覚めたから生きているし、実力が足りなかったなら目覚めて尚死んでいたのだから。
「あれが……ペルソナ! 心に潜んだ神や悪魔や英雄を喚び出す力……か」
不謹慎ながら藤堂尚也はペルソナを喚び出したその時、確かな興奮に心臓が高鳴りを見せていたのを間違い無く自覚していた。
「そういやさ、緒方や黛もペルソナを普通に使っていたよな?」
「僕は元々、病院に来る前から使えていたから。黛には次元の裂け目に落ちた際に教えた」
稲葉正男の科白に答えるユートだったのだが、教えられたのがピロートーク中だったからか流石に顔が赤い黛ゆきの。
(そういえば、
たま――内田たまきは軽子坂高校に通っていた頃の同級生にしてクラスメイト、【女神転生if】に該当する軽子坂高校沈没事件で共に闘った仲な訳だけど、ゲームでは特に言及もされず淡々と進んでいたストーリーは主人公であるが故に黙して語らずを地で往くが、ユートの関わったたまきは勇敢では無いけど闘いに身を投じるものの生死を懸けた初めての戦闘に怖れ戦き、混乱してしまったのをパートナーとして支えてやった。
尚、本来の【女神転生if】に於いて登場をする人間のパートナーが四人から選べる仕様だけど、白川由美と黒井真二と赤根沢玲子と宮本 明という彼ら彼女らも勿論だが存在、殆んど同じルートであった白川由美と赤根沢玲子が同道して矢張りというかユートが毒牙に掛けている。
赤根沢玲子は狭間偉出夫と共に魔界から戻る事も無く消えたけど、彼女に初めての貫き通し引き千切る痛みとソレが絶頂に換わる快感を与えたのは紛う事無くユート。
まぁ、赤根沢玲子と狭間偉出夫は血縁関係なのだから、原典の通りなら滅びを迎えるまで処女だった事を鑑みれば良かったのか?
少なくとも、赤根沢玲子の狭間偉出夫に対する愛情は兄妹間のソレでは決して無かったけれど、彼女は自分が異常な精神状態なのも理解していたからこそ、ユートに股を開いてそんな精神状態を緩和しようと試みたのかも知れない。
「ペルソナについて知りたいなら教えるのも吝かでは無いけど、今はこの異界化した御影総合病院からの脱出を急ごう」
「あ、だよな。またいつ化物共が出て来るか判りゃしないぜ!」
マークが同意してくる。
(ゲームじゃないから看護師を助けても封神具を獲たり出来ないだろうが、流石に生きているのを見捨てるのは寝覚めが悪いよな)
助けてマキの主治医が隠れる部屋に連れて行けば良いだろう。
「それにあんなんが徘徊してんなら園村が危ないかも知れねーし、早く捜し出して助けてやんねーとだぜ? おら、行くぜ南条も!」
然し返事をしない。
「おい、南条? 南条!」
「俺は……行かない……」
「ハァ?」
南条 圭の言葉は意味が解らないとマークはムカつくのを抑えつつ話す。
「山岡の傍に居てやるんだ」
「なっ!? 山岡の爺さんの事は気の毒だと思うけどよ、今はそんなん言ってる場合じゃねーって事くらい判ってんだろーが!」
「煩い! 貴様に何が判る!」
激昂する南条 圭をユートは首根っこ引っ掴まえてグーパンチを頬にくれてやった。
「ガハッ! な、何をする!?」
倒れた南条 圭の首根っこを再び掴んで無理繰りに起き上がらせ、冷めた瞳で彼を睨み付けながらユートは小さく静かに口を開く。
「お前の気持ちは痛いくらいに解る。何故なら、僕もお前みたいに大事な人を喪った経験は有るからな……」
「うっ!?」
「そん時ゃ、姉が死んで塞ぎ込みたかったであろう双子の妹にまで迷惑を掛けたりしたんだがな。だけど……否、だからこそ言えば南条の今やっている事に意味は無い」
「そうかも知れん、だが!」
「敢えて訊く、山岡の爺様が言っていた日本一の男児というのは今のお前を指すのか?」
「な、なにぃ!?」
「ならそれは、ウジウジする日本一か」
「ぐっ!」
その指摘は余りにも痛い。
「さっきも言ったが僕も似た経験はしているし、それで仲間にも迷惑を掛けている。双子の妹には無様を晒した上に可成り不義理をしてしまって、今でもあれは情け無いと自分を殴り付けたくなるくらいだ。それが理解を出来ない程に南条は情けなくなりたいのか?」
「解っている! だが、山岡をこんな場所に置き去りにはしたくないんだ!」
「判った、連れて行ってやる」
「……は?」
ユートが山岡執事を指定してアイテムストレージへと容れた。
「な? 山岡は何処へ!」
突如として消えた山岡執事の遺体に驚愕をして目を見開く南条 圭、それに相反して納得の表情をしていたのが黛ゆきのである。
「あ、そうか。遺体は生命体じゃないからって言っていたもな」
「黛? 何か知ってんの?」
「ああ、緒方の特殊能力に亜空間ポケットってのが在るらしい。それには割とどんな物も生命体でさえ無ければ入るんだとか」
尚、抱かれても未だに黛ゆきのがユートをの事を苗字呼びなのは、名前呼びにしたらユートとの関係に勘付かれてしまいかねないから。
「本人曰わく、月や木星や太陽ですら容れようと思えば容れられるそうだよ」
「んな、アホな……」
どんな大法螺な話だとマークは呆れてしまうのだけど、何故か黛ゆきのは真剣だったし何よりも確かに山岡執事の遺体は消えている。
「まぁ、惑星は太陽系みたいな恒星系が形作られた時点で相互作用しているから、下手につつくとそれが壊れかねないからやらないらしいけどね」
やったら重力異常が起きて恒星系の軌道が逸れました……とか、地球の生命体が全滅案件とかになったら目も当てられない。
初めから無かったなら無かったなりの恒星系と成っていただけだろうが、在るのであればそれが今現在の恒星系なのだから下手に弄れない。
まぁ、冥王星が消えたからといって地球に何かが起きるとは思えないが、間近な月からは確実に影響を受けているから無くなるとどうなるか?
流石に試したくは無い。
「僕がアイテムストレージに仕舞った。今の事が全て終わって落ち着いたら出してやるから、その時には盛大に弔ってやれば良い」
「……」
南条 圭はクシャクシャな涙顔を無理矢理にでも袖口で拭くと、眼鏡を掛け直してクイッと人差し指で押し上げて調整しつつ立ち上がる。
そして出口へと向かいながら一度立ち止まり、ユートの居る方へと顔を向けてきた。
其処には情け無い『なんじょうくん』など最早居らず、山岡執事との約束を交わした漢へと至る少年の姿が映し出されている。
「緒方」
「うん?」
「感謝する」
「応!」
ニヒルでありながら然し穏やかな笑顔で感謝を述べられ、ユートもにこやかな笑顔を浮かべながらその言葉に応じるのであった。
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青面金剛、愛然明王、オグンの発してる科白はドラマCDからですが、いまいち聞き取り難くって正しいかどうかは不明です。