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“蓮”と呼ばれた少年が[純喫茶ルブラン]へとやって来た翌日の日曜日、ユートの姿は周りから見えないけど実はルブランの内部に居る。
ラビリスは連れて来ていない。
内部に居るとは云っても別に客として居る訳では無く、姿を消した状態で勝手に店内へと潜り込んでいる状態であった。
聞いた話ではどうやら今日、秀尽学園高校の方へと赴いて転校の挨拶をしに行くのだとか。
それは兎も角、ユートは彼がいつペルソナ使いに成っても良い様に監視をしている。
尚、明日の学校に関しては影分身の方を行かせて本体の自分は矢張り監視任務、ハルケギニア系の遍在でも同じ事は可能だけど風系統の魔法だけあって、使えるのが同系統の魔法のみとなってしまうのが痛い。
とはいえ、学校内で魔法を使う事態にはならないと思うから問題も無かろうし、万が一でもあればラビリスに事態収拾を頼むまで。
蓮と佐倉惣治郎が車に乗り込んだからユートも彼の車の屋根に、風除けの魔法で割と快適だったから居眠りや間食も結構出来てしまう。
取り敢えず特に某かが起きる事も無くて挨拶も普通に終わるが、蓮としてもしょっちゅう何かが起きたら堪ったものでも無いかと考えると普通が一番得難いのかも知れない。
況してや、彼が“愚者”の資質を持っていて既にペルソナ使いにも目覚めつつあるからには、普通の生活を送るなど不可能だとも云えるのだけど。
(言うなれば最後の平穏かもな)
四月一〇日の日曜日は本当に何も起きる事は無くて平穏無事だった、明けて四月一一日の月曜日に蓮は制服に着替えて電車に乗ると秀尽学園高校へ登校をしている。
特に目新しい事も無かった電車内、そして降りしきる雨……というのも電車に乗っていた間に、どうやら降り出したらしくて傘を持たない蓮は仕方がないと雨宿り。
(お?)
ユートも実は一緒の雨宿りだったが、蓮が思わず目を見開いて或いは見惚れたのは金髪に青い瞳の少女、ユートも見知っていたから雨に打たれて少し濡れた彼女に眼福とばかりに見つめた。
少女の名前は高巻 杏、直に視た訳では無かったけど見立てでは可成りスタイル抜群な筈であり、聞いた話で彼女はモデルをしているらしい。
高巻 杏は此方……とはいっても姿を消しているユートでは無く蓮を見てニコリと微笑みを浮かべると、再び顔を真っ直ぐに遠くを見据えている目で風景を眺めている。
まるで絵画の様な情景を観ている状況だけど、其処へ車のクラクションが鳴り響いて見てみればモジャ髪でジャージ姿の男――ユートも知っている鴨志田 卓という元金メダリストで秀尽学園高校のOB、彼が見ているバレーボール部は全国への切符を手に入れたのだとか。
即ち、秀尽学園高校の謂わば英雄。
他の教師陣も鴨志田 卓に頭が上がらないくらいにヘコヘコとしていた。
「お早う高巻、学校まで送ろうか? そんな所で雨宿りなんてしてると遅刻するぞ」
「あ、有り難う御座います」
そう言って屋根から出る高巻 杏。
「おっと、君もか?」
「あ、いや……大丈夫です」
「そうか? 遅刻はするなよ」
ドアウィンドウを閉めると鴨志田 卓と高巻 杏を乗せた車が走り出すが、とても嬉しそうには見えない高巻 杏の表情が印象的であったと云う。
(美少女と同伴ですか、そうですか)
イケメンとかでは無いけど矢張り有名人という事であろうか? とはいえ、美少女と同伴というならばユートも大概ではある。
秀尽学園高校への登校もラビリスと同伴だし、周りから見れば勝ち組一直線だったから。
実際、ユートと僅かな時間とはいえ離れていた隙にラビリスが男から声を掛けられ率は高い上、何を勘違いしたのか稲羽市にて某・真犯人(笑)が雪子相手にやったみたいな事をやらかしており、雪子レベルのスルーをされた挙げ句の果てに周りから失笑をされたのだとか。
パタパタパタパタと水音混じりな足音を鳴らしながら走って来る金髪ヤンキー風の少年、何故か美少女を乗せて走って行く車を睨みながら叫ぶ。
「くっそ! 変態教師が!」
「変態……教師……?」
蓮が手に持っているスマホが声を拾い上げると漢字に変換をしている。
「あ? んだよ、鴨志田にチクる気か?」
「カモシダ?」
「今の車だよ、鴨志田だったろ ったくよ! 好き放題しやがって、お城の王様かよってんだ! そうは思わねーか?」
「お城の王様? 何の話だ?」
「いや、だから……っつーか、鴨志田を知らねーとかマジに言ってんのかよ? お前ってシュージンだよな?」
「シュージン?」
「その制服、秀尽学園だろ?」
「ああ、そういう意味か」
ちょっと頭が回らなかったらしく『シュージン』という意味を図りかねた様だ。
「二年……タメか。にしちゃぁ、見ねー顔だな。ひょっとして転校生? そりゃ知らねー訳だぜ。大した雨じゃねーだろ、遅刻すんぞ」
ガラの悪い少年は雨を駆け抜ける提案をしてきて蓮も動き始める。
「うっ!?」
突然の目眩いが二人を襲った。
「っ、頭痛ぇ……帰りて~」
蓮の前を歩く少年は頭痛を訴えているものの、まさか本当に帰る訳にもいかないからか一応でも秀尽学園高校へ歩を進めており、蓮もそれに倣うかの如く付いて行く形で歩き始める。
(この感覚……異界化じゃないな。寧ろ異界へと入り込んだ?)
世界に起きる違和感、世界が異界化をしたものとは明らかに別物の感覚はユートも感じた。
(まるでスルリとシフトしたみたいな)
少なくとも転移では無い。
だけどユートは何もしていないし、ヤンキー君は元より蓮だってそんな技能は持たない筈。
ならば何が原因か? 結果とは原因が在ったればこそ帰結するのだから某かがあったのだ。
(ま、詮索は後にするか。大胆不敵に電光石火で入り込んでいる莫迦共が居る事だし……な)
まさか、こんな怪しさ大爆発な場所に無警戒で入ろうと考えるなど……寧ろ考え無しか、いずれにせよシャドウが居そうな気配がビンビンと感じられるからには危険極まりない。
ユートも入り込むけど当然ながら
通常、透明化呪文は姿を消すだけでしかなかった【ドラゴンクエストⅢ】以降はリストラされた呪文であり、はっきり言ってエジンベア城に入る為だけにしか使えない。
キエサリ草が有ればそれでさえも使われないというか、アイテムが見付からなかった時の救済用の呪文なのだろう。
モンスターとは普通にエンカウントをするが、それは気配がモロバレだからである。
「あ、捕まった……そして連れて二人は行かれてしまったな」
離れた位置から眺めていたらシャドウであるらしき鎧兵に拉致られてしまう。
二人は攻撃を受けてしまったからか気絶をしていて、鎧兵は難無く二体が一人ずつを持ち上げるとガチャガチャと足音を鳴らしながら歩いた。
その正しく王城への侵入者を捕らえた兵士の如く所行から、どうやらこの学校を城にしていると思しき人物は自身を王様だとでも考えている様だとユートは考える。
「さて、今が【ペルソナ5】だとして“愚者”であるトリックスターな某 蓮、となるとこれも原典に則った動きだと考えるべきなんだろうな。だとしたらキタローや琴音や悠みたいな、ペルソナ使いとしての覚醒イベントがコレ……なんだろうな」
で、あるならば勝手に助けて覚醒イベントを潰すのは愚の骨頂であろう、幾らユートのアルカナが“愚者”だからと云っても本物の愚者になるなんて心算は更々無いのだから。
若しそんな事をしたら破滅を回避するべく働き蟻の如く動かねばならないし、彼が救う筈だった人間を救わないと後味が悪過ぎる。
「彼には彼で頑張って貰いたいね。キタローや悠みたいに……さ」
本当にいざって時には勿論ながら力を貸すし、何ならキタローの時みたいにラスボスを叩き潰すくらいはしても良い、悠の時みたいに足りない力を与えてやるのも吝かではない。
「さぁ、金色の身許へ還るが良い!」
未だに見知らぬラスボスへ葬送の科白を吐き、ニヤリと口角を吊り上げながら番兵を追った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ありゃりゃ、何だかフルボッコにされてるな。あのヤンキー君じゃどうにもならないだろうに。とはいえ、枠組みとしては伊織や陽介枠かな? でも視た処だと脚の筋肉の発達具合から陸上選手……否、衰えが見えるから元陸上選手。だとしたらアルカナも“魔術師”じゃなく千枝と同じくな“戦車”だろうか? それもペルソナ使いに成れればの話だけど……ね」
コミュニティーにアルカナ持ちが存在している場合もあり、前々回の【ペルソナ3】では運動部の宮本一志やテニス部の岩崎理緒だった訳だが、【ペルソナ4】では『女をやめた肉食獣』である里中千枝が担当していた枠だ。
ユートは空気の流れの有る場所で集中をすれば小さな声でも聞き取れる。
どうやらあのキングスタイルらしい、モジャ髪へ冠を乗っけた裸マント――鴨志田 卓と思われる男に潰されたのがヤンキー君、そして暴力沙汰を起こして退部なだけでなく陸上部も廃部に陥ったのであろう。
「ま、煽り耐性が無さそうだしな」
当然だがあの鴨志田 卓は本物では無くて当人のシャドウ、然しながらマヨナカテレビの時みたいな暴走をしているのでは無さそうだ。
「抑圧されたというより欲望
フルボッコにされながらも、決して改まらない態度に鴨志田 卓――キング鴨志田は更に殴る蹴るの暴行を加える。
「テメェになんか……死んでも土下座なんざするもんかよっ!」
「そうか、ならば死刑だ」
据わった眼で宣言をした。
「ほ、本気で言ってるのか?」
「ああ? 大人しく見てろ屑が!」
「がはっ!」
番兵に蹴りを入れさせて嗤う。
キング鴨志田の暴行を見つめながらも蓮は痛む身体に鞭打つ気にはなれない。
『どうした、もう諦めるのか?』
「っ!?」
蓮の頭の中から声が響く。
『我が身大事さに見殺しか? この侭だと本当に死んでしまうぞ?』
遂にはトドメと云わんばかりに剣を持つ番兵を嗾けるキング鴨志田、ヤンキー君もこれには流石に怯えてしまっていた。
「う、死にたくねぇ……」
謝らないけど矢張り死ぬのは嫌だ。
『それとも……あの時に助けたのは間違いだったとでも云うのか?』
ドクン! まるで血流が逆巻くかの如く蓮の中を迸っていく。
「違う! 間違いなんかじゃ無い!」
眼鏡が外れた蓮の顔に奇術師っぽく仮面が装着されており、ブワッと衝撃波が走って番兵に踏鞴を踏ませると仮面に気付いた。
『良かろう、その覚悟を我は聴き届けたり。ならば……“契約”だ!』
「ぐ、嗚呼ぁぁぁぁぁっ!?」
蓮の頭を突如として激しくも痛々しい鈍痛が襲いくる、普段使っているだけの人間の脳では耐えられない程の情報でも受けているのか、それとも内なる声が言う“契約”とやらが大きく脳へ負担を
掛けているのか?
『我は汝、汝は我……己が信じた正義の為に遍く冒涜を省みぬ者よ! その怒り、我が名と共に解き放て! 例令、地獄に繋がれようと全てを己で見定める、強き意志の力を!』
バリッ! 顔の皮膚ごと仮面を剥ぎ取ると仮面が着いていた部分から大出血、だけどすぐに蒼白い炎によって顔が包まれたかと思えば全身が炎に包まれ、蒼白い炎は黒いインナーに赤い服を着た黒き翼を持つ人型へと姿を変える。
一時的に瞳が金色に成った蓮はニヤリと口角を吊り上げて笑みを浮かべていた。
『我が名は逢魔の掠奪者“アルセーヌ”!』
「お、お前……」
アルセーヌを顕現化した蓮を茫然自失となって見上げるヤンキー君。
『我はお前に宿る反逆者の魂、お前が望ならば難局を打ち破る力を与えてやっても良い』
「力……が、欲しいっっ!」
『フン、良かろう』
此処に契約は成った!
「お前、いったい何者だ!? チィッ、我が衛兵共よ! 奴から始末してしまえ!」
キング鴨志田の言葉に応じて衛兵とやらから影が溢れ出て、カボチャ頭にランタンを手にしているお化けっぽいシャドウが姿を露わとする。
「此奴等の真の力、思い知れっ!」
それはユートが識る処の“ジャックランタン”と呼ばれる悪魔の姿だ、なれどもそれはキタローや琴音や悠がペルソナとして顕現化した事もあり、ユートの認識では悪魔とは基本的にシャドウにより量産された存在、こういう事もつまりは有るという事なのであろう。
『我のこの力はお前のモノだ! 故にやり方は任せる、自由に暴れてやれ!』
闘いが始まった。
其処へ黄金の全身鎧を身に纏う誰かが現れて、堂々たる姿で蓮の隣へと立っている。
「誰だ?」
「武器が無くば闘い難いだろう」
黄金の男? が短刀を渡してきたのでソイツを蓮は受け取った。
行き成り黒ずくめな中二心を擽る姿に変わった蓮も相当だが、そんな蓮から視てもキンキラキンな姿に水色で裏打ちされた白マントの姿は奇抜なものに映ってしまう。
「一方はお前が片付けろ!」
黄金の男は手に拳銃を持っており、それを自らの額に押し当てて引き金を引いた。
BANG! 弾が出た感じでは無かったけど衝撃が黄金の男の顳顬を襲う。
「ペルソナ!」
『我は汝、汝は我……我は汝の心の海より出でし存在! あらゆる仮面騎士の力を用いる仮面騎士――ディケイド!』
マゼンタカラーの左右非対称な鎧に緑の複眼、それは仮面ライダーディケイドであった。
『ふん、だいたい解った。化け物には鬼と洒落込もうか!』
腰のライドブッカーを開いてカードを取り出すと腰のディケイドライバーを開く。
《KAMEN RIDE HIBIKI!》
全身を炎が迸り、姿が紫色の鬼に。
「ジャックランタンに火は効かないのにどうして仮面ライダー響鬼に成ったし……」
つまり、だいたい解って無かった。
尚、ゲームでは“地下室のランプ男”と表記をされるシャドウが此奴だ。
『はっ!』
御丁寧に火を吐くディケイド響鬼、当然ながら普通に吸収されて終わりである。
思わず頭痛に襲われた。
「もう良いから消えろ!」
『うおっ!?』
頭を抱えながらディケイドを消す。
「やり直し! ペルソナ!」
今度は何故か一冊の豪華装丁な本を手にしながら喚ぶと、其処に顕れたのは【ペルソナ4】に於いて登場したキントキドウジ。
「キントキドウジ!」
『ブフーラ!』
蓮の戦闘経験の為にも全てを斃す心算は更々無くて、黄金の鎧の男――双子座の黄金聖衣を纏ったユートは一体だけ氷結魔法のブフーラで斃す。
尚、疾風系にも弱い。
そして出遅れた感じが否めないユートに遅れ、アルセーヌにより蓮もシャドウを斃していた。
すっかり腰を抜かしたキング鴨志田を横目に、ユートはキントキドウジを消してヤンキー君を立たせると、走って牢屋から脱け出す様に指示を出してから二人が走り去ったのを確認後、キング鴨志田を牢屋へと閉じ込めて自らも駆け出す。
キング鴨志田が騒いでいるが知った事でもないのでサクッと無視をする。
(シャドウって本人と繋がっている訳だからな、此処でアレを殺したら本体の鴨志田も死んでしまうしね。僕的には死んでも構わないんだがな)
だけど、屑の本懐的なキング鴨志田とはいってもシャドウを殺して本人も連座で死亡なんていう殺害は好きになれないし、前回の稲羽市を中心としたマヨナカテレビの事件では仲間となった連中のシャドウを相手に闘った。
倒して懲らすなら兎も角、斃して殺すのは蓮に下手なトラウマを植え付けかねない。
少なくとも、今回の事件では仲間とは成らない連中のシャドウとの闘いが主だろうから。
シャドウを殺したら本人も死にました……というのは正しくトラウマモノの出来事であろうし、今後のモチベーションがだだ下がりとなってしまうのは間違い無い話だ。
「うん? 何だあの動く猫のヌイグルミ」
何故か先に進んでいた蓮とヤンキー君の近くに黒いデフォルメされた猫っぽいヌイグルミらしきが足って歩いて話しており時折、『猫じゃねーし!』とか叫んでいる。
「何をしている? 早く出口に向かわないと番兵が向かって来ているぞ」
「あ、さっきの」
ヤンキー君が此方に気付いた。
「お前、何者だ? 見た目からして仮面を着けていたら敵のシャドウだと思ったぞ!」
「先ずは自分から名乗ったらどうだ?」
「む、ワガハイはモルガナ。このキンパツにも言ったが猫じゃねーぞ!」
「モルガナ……ね。僕の名は優斗、秀尽学園高校の二年生で緒方優斗だ」
「ふむ、ユートだな。若しかしてお前、ペルソナ使いなのか? キンパツの説明では助けに来た奴が此奴みたいな人型を召喚したらしいが」
モルガナなる猫じゃねーし! の猫型が蓮を親指で指しながら言う。
「そうだ。尤も、彼とは源流が違うから召喚方法もちょっと異なるけどな」
実はユートの源流はフィレモン――ニャルラトホテプの可能性もあるが――だったからだろう、アルカナが“愚者”という以外の理由でペルソナチェンジが可能であり、お陰様でキタローや琴音や番長のストック数の倍はストックが可能。
実に二四体をストックが出来てしまうのだが、いずれにしても多ければ分散化されて狙った召喚が出来ないし、逆に少ないとハズレ枠のニャル子さんが召喚される確率が高まってしまう。
結局は八体くらいが丁度良い塩梅となるのが、ガチャ方式の“愚者”であるユートだった。
珠閒瑠市の闘い以降、どうしてもやり難くなったペルソナ召喚だったけど今回、キントキドウジを狙って出したのは誰の目にも明らか。
何しろ、氷結系を苦手としているシャドウである“地下室のランプ男”を相手に、氷結系を得意としているペルソナの召喚をしたのがガチャによる
“偶然”の筈は無いのだから。
ユートが手にした豪華装丁の本はエリザベスから貰った物で、彼女達――力を司る者が持っている“ペルソナ全書”の写本である。
ユートが召喚可能なペルソナを記した全書なだけあり、これを使う事によって狙い澄ましたかの様にペルソナを喚べた。
但し、使えるのは【ペルソナ】の世界でのみと成っているから余所では普通にガチャる。
では何故、熊田クマが使うキントキドウジを使えるのか? ではあるが、ユートはそれこそ全てのペルソナ――ピアスの少年たる藤堂尚也の使う青面金剛を始めとして番長のイザナギだって使えてしまう、況んやその仲間達のペルソナも普通に扱えるのだから……先の仮面ライダーディケイドが他の仮面ライダーの力を扱うかの如く。
とはいっても、仲間達からペルソナ全書へ記載するのを許可されたらの話だが……
何にせよ、珠閒瑠市での闘いこそがユートにとっての分水嶺だったのは間違い無い話だった。
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関係は無いけどニュージェネなウルトラマンの武器って玩具と連動し易く映像化しているよね。中の人がインナースペースで揮うのは玩具だと見紛うばかりの物、普通にトリガーアクションをも採用されているくらいだし。
ウルトラマンが使っている武器は兎も角として中の人が使うのは剣身が短いし、某かのアクションをするのに堂々とトリガーを使えるから。