ちなみにこの4話は全部完成しました。とうぶんは失踪しないはず・・・
◇◇◇◇◇◇
ジークが大きな大剣に電撃を纏わせて振りかかってくる。リュウギは後ろに避け、右から剣を叩きつけるが、大剣で防がれてしまう。
「ハッ!その程度かいな!」
「こっちにもいるよ!」
ミントがナックルで思い切りジークの右頬を殴った。
「グフォ!?」
吹き飛ばされるが、すぐに大剣を地面に突き刺して止まった。
「なかなかやるやないかぁ・・・」
ジークは後ろに下がり、ブレイドが前に出てきた。華奢な体なのにこれが振り回せるのか・・・と見るが、大剣の柄の部分だけを取って杖のような形にしていた。
「ライトニングフォース!」
電気を纏った杖の杖の先から放電させ、リリオ以外吹き飛ばされた。
「今の攻撃を受けて並に立っていられるなんて・・・」そのブレイドは驚いた。
「へへっ・・・俺はただのドライバーじゃないからな!」
リリオはツインリングを思い切りジークに向かって放った。
ジークはブレイドから大剣を受け取り、それを防いだ。
「思った以上にやるドライバー達やなぁ!」
ジークは大剣を振り、電撃の風を鳴らした。
リュウギ達は腕でそれを防いだ。
「しかしこの究極アルティメット技を防げるかぁ・・・?」
「究極アルティメット?なにそれ」ミントが笑って言った。
大剣をかかげ、今まで以上に強いエネルギーの電気を纏わせた。
「轟力降臨!」
そしてジークは跳びあがり、
「
そう叫びながら大剣を振り落とす…
グキィ!!!!
「ア゛ア゛ー゛ッ゛!゛!゛!゛」
大剣に電撃を纏わせながら、ジークはおぼつかない歩き方になった。
「ど、どうしたんや!?」
「ア、アカン・・・着地の衝撃で腰を・・・やったわ・・・」
電撃の纏った大剣を転びそうになりながらおっとっととぶんぶん振り回す。リュウギたちの近くに近寄り、それをリュウギたちは伏せて避けた。
「ぬ…ぬおおーっ!」
岸壁に大剣をうちつけ、壁には「極」という文字に小さく「改」と浮かび上がった。
「はぁ・・・はぁ・・・もうワイも年か・・・」
壁に手をかけてよりかかり、腰をさすりながら言った。
「もう無理してこの技は出さんほうが・・・」
「ねぇねぇ・・・それ・・・」ミントが壁に指をさした。
「なんや?」ジークが壁を見ると、さっき壁に放った極・雷神斬光剣・改のところにひびが入り、それがだんだんと大きくなり、そして・・・
「ぎぃやぁぁぁぁぁ!!」
大きく崩れ、ジークとそのブレイドは岩崩れに巻き込まれてしまった。
「あれ・・・なんだったの?」ミントがリュウギに聞いた。
「さぁ・・・バカなんだろ」
4人と4体のブレイドは再びフォンスマイムに向け歩き出した。
岩崩れに下敷きになった二人を無視して。
「助けないのかも?」
「大丈夫だろ」リリオが言った。
後ろに下がっていたカメキチが崩れた岩に近寄り、口先をつんつんとした。
すると突然岩の中から二人の手が飛び出し、フォンスマイムのほうへ指さした。
「フォンス・マイムはあっちのほうやで~!」
「達者でな~!」ジークが手を振った。
「な?言ったろ?」リリオがそれに指さして言った。
「ばいばーいだも!」ウマが手を振りかえした。
◇◇◇◇◇◇
「あんな変なやつもいるなんて、世界も広いよね~」ミントがポーチからあまあまういんなを取り出しながら言った。
「いいなー。俺にもくれよ!」リリオがよだれを垂らして欲しそうに見つめた。
「はい。一本だけね」
「おーセンキュー! お前らはいらないのか?」リリオがリュウギたちを見て言った。
「いや、俺達はいいや・・・」
「ウマ達、あまあまういんなには良い思い出が無いんだも・・・」
「こんなに美味しいのにか?」リリオがあまあまういんなをかじりながら言った。
「美味そう・・・なんだけどな」リュウギがあまあまういんなを見つめて言った。
リリオが3度目にあまあまういんなを口に入れた瞬間、遠くから女性の叫び声が響いてきた。
ミントはポーチを閉じ、声の聞こえたほうへ走り出した。
しばらく走ると、一人のドライバーとブレイド、そしてその後ろには一人の緑の髪の色をした女性が。6体のシュリブに襲われていた。
「大丈夫ですか!?」ミントが遠くから叫んだ。
「よし、ここは助太刀しよう!」リリオがツインリングを手にし、女性達の下へと走っていった。
◇◇◇◇◇◇
「これで全部か」
リュウギがシュリブの頭部に一刀し、シュリブ達は全滅した。
「大丈夫ですか?」ミントが倒れた女性に手を差し伸べた。
「ありがとう・・・」
リリオが女性をさきほどまで守っていたドライバーに声をかけるが、そのドライバーはリリオのほうを向かなかった。
「なぁ、許してくれよ。色々事情があったんだよ」
「お前のその事情のせいで、アニマ傭兵団は俺とナルマさんしか居なかったんだぞ!?」
ミントはそれを見てため息をはいた。
「全く・・・」男は腕を組んでふてくされた。
「はぁ・・・」リリオもため息をはいた。
「お姉さん、お名前は?」ミントが女性に聞いた。
「私はイオン。あなたは?」
「私はミント。ここからフォンスマイムまでは危険らしいし、同行しますよ」
「ありがとう。助けてもらった上に・・・」イオンは頭を下げた。
「ところで、そこのドライバーさんは誰だも?」
「あぁ、こいつはリクス。俺の所属するアニマ傭兵団の仲間だ。」
「とにかくリリオ。フォンスマイムに着いたら3人でお前の今後について話し合うからな。」
「はいはい・・・」リリオは下を向きながらうなずいた。
「・・・リリオも大変なんだな」リュウギが言った。
「傭兵ってのは楽な仕事じゃないからなぁ・・・」