海の少女たちと車のライダー   作:シーチ

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どうも、シーチです!
今回、μ'sと仮面ライダーの物語以外の作品を書こうと思いました。詳しい詳細は、活動報告に書いてるので、そちらをご覧ください。活動報告でも書いたように、オリジナル要素がちらほら出てくるのでご了承ください。
今回、ことりのお母さんが登場しますが、調べてみると名前が不明だったので、オリジナルで名前をつけました。
では第1話、ご覧下さい!



第1話 彼女の話とはなんなのか

スクールアイドル…

それは、今大流行しているアイドルのこと。スクールアイドルは、普通のアイドルのように芸能プロダクションを介さず一般の高校生を集めて結成されたアイドル。元々は一部のアイドル好きな人達の中でしか知られていなかったが、一躍有名になったのは第1回ラブライブの優勝チームであるA-RISE、第2回ラブライブの優勝チームμ's、この2つのアイドルがきっかけだろう。μ'sを主体に、A-RISEやほかのスクールアイドルが集まって行った合同ライブ。あのライブをきっかけに、スクールアイドルは爆発的人気を得た。俺も直に見たが、あれはとても凄かったな…ってか、さっきから1人で語ってるが、お前だれだよ!って?あぁ、名乗り忘れたな…俺は、南翔太だ。えっ?さっきまで説明していたμ'sのメンバー、南ことりと同じ苗字じゃないかって?それもそのはず…南ことりは…

 

 

 

 

 

 

 

 

俺のいとこだ。

 

 

 

「翔くん、おはよう~さっきから何ブツブツ言ってるのぉ?」

すると、相変わらずの脳トロボイスでことり姉が聞いてきた。ってか、部屋の外のことり姉にまで聞こえてたのかよ…恥ずかしっ

「ことり姉、おはよう。なんでもないよ。」

「お母さんが、朝ごはんだから降りてきてって言ってるよ。」

「分かった。今行くよ。」

 

俺が6歳、小学生に上がる少し前に、とある事情で静岡の内浦からいとこのことり姉の家に引き取ってもらった。その事情というのは俺の両親が死んでしまったらしい…当時のことは、俺も詳しくは覚えてないというか、あまり聞かされなかった。多分、幼い頃に両親を亡くした俺を気遣ってくれたのだろう…ってか、さっきから誰に説明してるんだろ…しかし、そんな幼い頃の記憶でも、忘れられないことがある。それは、3人の大切な幼馴染がいた事だ。

 

そんなことを考えながら、俺はリビングに降りていった。

「おはようございます。」

「あら、翔太くん。おはよう。朝ごはん出来てるわよ~」

 

この人は、ことり姉のお母さんの南ひばりさん。俺の叔母にあたる人だ。年齢は知らないが、ことり姉を産んだ年と考えると、すごい若く見える。まぁ、ひばりさんに年齢の話をすると、かなり怖い笑顔を向けてくるから出来ないんだけど…

 

「「「いただきます。」」」

そして、俺とことり姉、ひばりさんは朝食を食べ始めた。

「翔くんも、もうすぐ高校2年生かぁ…早いねぇ。」

「そうねぇ。翔太くんがここに来たのも、小学生になる前だものね。」

今は、高校1年生の終わりの春休みも終盤。一般的な高校では明後日が始業式。明後日で高校2年になる俺に、ことり姉とひばりさんがそう言ってきた。

「そういえば、今日の夜、穂乃果ちゃん達夕飯食べにが来るんだよ~」

「そっか。ことり姉が戻ってから、まだ会ってなかったんだっけ?」

「うん、翔くんに会うのも楽しみにしてたよ~」

「あはは…そっか…」

ことり姉は、ずっと夢だった服飾の仕事をするために、海外へ留学しているのだ。そして、今ことり姉は少しの間帰ってきているので、穂乃果さんと海未さんもことり姉に会いに来るのだろう。普通に会いに来る時は俺も楽しみなのだが、成人した彼女たちは、お酒も飲める…そう、夕飯を食べにということは、恐らくお酒も飲むだろう…酔った彼女たちは、俺にさんざん構ってくるのだ…まぁ、昔からお世話になったから、それぐらいはいいんだけど、少しめんどくさくなってしまう…あの大和撫子の海未さんの性格が180度変わると言っても過言ではない…

 

そして、しばらく食べていると、

「あっ、翔太くん。また後で、話があるんだけど、いいかしら?」

と、ひばりさんが言った。

「えっ、分かりました。」

「翔くん、最近授業サボったりしてるから、怒られちゃうんじゃないの?」

ことり姉は、少しジト目で聞いてくる。

「えっ、嘘…そうなんですか?ってか、ことり姉はなんで知ってるんだよ…」

「お母さんに聞いちゃった♪」

と、笑顔でことり姉が言ってくる…

「ううん、違うの。少し、話があるだけ。」

ひばりさんの言葉に、

「なんだ、良かった…」

俺もひと安心した。と、思っていると、

「けど、確かに、翔太くんのサボりは最近多いわよ?気をつけてね?」ニコッ

ひばりさんが、少し怖めの笑顔で言ってきた。

「はい…」

最近、何をしても俺のエンジンに火がかからない…だから、サボりも増えちまうことがあるが、その度に先生とかよりも前にあいつに怒られるんだよな…だから、ひばりさんもその事で怒ることはあまり無い。まぁ、俺がサボり出した、エンジンに火がつかなくなった理由をわかってるって言うのもあるのかな…

 

ちなみに、俺はひばりさんの経営している音ノ木坂学院の生徒だ。音ノ木坂学院は、6年ぐらい前に廃校の危機になり、女子校から共学になった。しかし、それでも入学希望者は増えなかったが、ことり姉たちμ'sの活動のおかげで、廃校を阻止することが出来た。

 

「あと、桜内さんから、もう聞いた?」

ひばりさんの言葉に、

「えっ、梨子から?特に話とかは無かったですけど、何かあったんですか?」

「うーん…多分もうすぐ、桜内さんから話があるから、直接聞いた方がいいと思うわ。」

「分かりました。」

梨子から話…なんだろう?

 

桜内梨子。俺が中学に入ってからの同級生の女の子。黄色い目で暗めの髪が特徴で、大人しいが、かなりの美人。ピアノが特技だが、色々あって今はあまり上手くいっていない…そして、さっき言った俺がサボったら真っ先に怒ってくる相手だ…

 

すると、

 

ピリリリリリッ!

 

と、スマホの着信音がなった。

「あっ、噂をすれば梨子からだ。すみません。」

俺は少し離れた場所で、電話に出た。

「もしもし?」

『あっ、翔太くん…朝早くにごめんね…今日、大事な話があるの。今日、会える?』

梨子は少し元気のない声だ。

「えっ、大丈夫だけど、どうかしたのか?ちょっと、元気ないような気がするけど…」

『大丈夫。じゃあ、お昼頃に家まで行くから待ってて。後でね…』

そう言って、梨子は電話を切った。梨子、どうしたんだろ…?

 

「梨子ちゃん、どうかしたの?」

戻ってきた俺に、ことり姉が聞いてきた。

「なんか、大事な話があるから会えないかって。」

「えっ、大事な話…?それって、告白じゃないの?」

ことり姉がそう言った。

「いやいや、まさか梨子が俺のことを好きなわけ…」

「はぁ…」

俺の言葉に、なぜかことり姉がため息をついた。なんで…?

「っていうか、さっきひばりさんが言っていた話じゃないんですか?」

「えぇ、多分そうだと思うわ…翔太くん、どんなことを言われても、しっかりと受け止めてあげてね…」

しっかりと受け止める…?ん、どういう意味だろ…?この言葉に、俺とことり姉は首を傾げている。

 

 

そして俺たちは、朝食を食べ終わり、ひばりさんは理事長の仕事があるらしく、学校へ行った。そして、昼頃に梨子が家にやってきた。

「梨子、おはよう。」

「おはよう…」

やっぱり梨子は、少し元気が無い…

「とりあえず、部屋に上がるか?」

「うん…」

「あっ、梨子ちゃん。いらっしゃい、久しぶりだね~。」

ことり姉が玄関に出てきて、そう言った。

「あっ、ことりさん。お久しぶりです。帰ってきてたんですね。」

「うん♪ゆっくりしていってね~」

「お邪魔します。」

 

そして、俺と梨子は俺の部屋まで上がっていった。

「相変わらず、ミニカー多いね。あと、ことりさんたちのグッズとかも。」

俺は車好きで、梨子が言ったように部屋にもミニカーなどを飾っている。そして、ことり姉たちμ'sのグッズなども飾ってる。まぁ、ことり姉たちの活動を見ているうちに、いつの間にかファンになっていたのだろう…

「それで、話があるってどうしたんだ?」

「うん…あの、ね…私…」

すると梨子の口から衝撃的な言葉が出た。

 

 

 

 

 

「私、転校することに、なったんだ…」

 

 

 

 

 

「えっ…?転校…?」

俺はその言葉に、耳を疑った。

「うん…急に決まったから、話せなかったんだけど…」

ひばりさんが、ちゃんと受け止めてあげてっていうのは、こういう意味だったのか…

「それで、いつ…?」

「明日…」

「あぁ、明日か…なるほど…って、 明日!?本当に、急だったんだな…」

「ごめんね、せっかく仲良くなれたのに…」

「梨子が謝ることじゃないよ…それで、どこに…?」

「静岡の内浦っていう所。高校は、浦の星女学院っていう所に通う予定…」

「内浦!?」

「知ってるの?」

俺は、驚きが隠せなかった。それもそのはず…

「あぁ、俺が6歳の頃、東京に来る前に住んでたところだから。」

「そうだったんだ…」

「ピアノは、続けるのか?」

「うん、そのつもり。」

「そっか。良かった…」

梨子がピアノを弾けなくなったのは、俺のせいでもある。だから、梨子がピアノを続けると言った時、俺はかなり嬉しかった。

「内浦は、いいところだから。それは、保証する。」

「うん、ありがとう。」

「よし!しんみりするのは、終わり!そうだ、せっかくだし、お昼食べてかないか?」

「えっ、迷惑じゃないかしら?」

「今日はことり姉が作ってくれる予定だし、大丈夫だと思うけど。」

「じゃあ、せっかくだし、食べていこうかな。またことりさんのご飯食べたいし。」

「あぁ、じゃあ、ことり姉に聞いてくるよ。」

 

そして、俺はことり姉に聞きに行った。そういえば、梨子はことり姉のご飯食べたことあるんだったな…年末年始に、ことり姉が帰ってきた時に食べたんだっけ…

すると、ことり姉はちょうど昼食の準備をしていた。

「ことり姉、梨子も一緒にお昼ごはん食べてもいいか?」

「そう言うと思って、梨子ちゃんの分も用意してるよ!」

おぉ、ことり姉、すごいな…

「ありがとう!」

 

そして、俺と梨子とことり姉は昼ごはんを食べた。ことり姉が作ったのは、ことり姉の得意料理である豆腐サラダと肉じゃがだった。

梨子が転校か…梨子とは、中学からの付き合いだったのになぁ…寂しくなるな…




次回、海の少女たちと車のライダー!
翔太、浦の星女学院の共学化試験生に!?
『第2話 俺はなぜ転校することになったのか』





はい、どうだったでしょうか?1話は、梨子以外のAqoursメンバーや仮面ライダーはほとんど出てきませんでしたね。
そして、ちょっとした次回予告的なものを書いてみました。出来れば、次回からも次回予告を書いていこうと思っています。
そして、花丸ちゃん、お誕生日おめでとう!本当は、記念エピソードとかを書きたかったのですが、1話を投稿する日で、主人公と絡みがなかったので、今回は無理でした…来年の誕生日には、書きたいです!
では、次回もご覧下さい!
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