海の少女たちと車のライダー   作:シーチ

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はい、第2話です。
今回も梨子以外のAqoursメンバーと仮面ライダードライブに関しては、あまり出てこないです。そこを楽しみにしてくださってる方、申し訳ありません…もう少し、お待ち下さい。
そして、1話を投稿してから半日も経っていないのに、もうお気に入りに登録してくださった方が3人もいたことにとても驚いています。UAも、もう100を超えていてビックリしました。お気に入りに登録してくださった方、見てくださった方、本当にありがとうございます!これからも、見ていただけると嬉しいです!
では第2話、ご覧下さい!


第2話 俺はなぜ転校することになったのか

~前回のラブライブ!サンシャイン!!、海の少女たちと車のライダー!~(ナレーション 南翔太)

南ことりのいとこである俺、南翔太。そんな俺は、幼い頃住んでいた内浦で両親を亡くし、いとこのことり姉の家に住むことになった。

そして、俺が中学生に入ってからの友人、桜内梨子から大切な話があると言われ、俺の家に来てもらった。そこで、梨子の口からは、衝撃の一言が…

「私、転校することに、なったんだ…」

その言葉が信じられない中、俺にもう1つ衝撃が走った。それは、梨子の転校先が、内浦…俺が両親を亡くす前に住んでいた場所だからだ…

そして、俺と梨子は最後にことり姉が作ってくれた昼食を一緒に食べたのでだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、梨子は引越しの準備をするため、もう帰ることになった。

「じゃあ、梨子。また、会いに行くから。」

「えっ?」

俺の『会いに行く』という言葉に、梨子は疑問に思っている。

「もともと、いつかは内浦に行こうと思ってたんだ。もう、10年ちかく幼馴染とも会ってないし…それに、あれが1番多く起こっているのも沼津市の内浦。だから、幼馴染の顔も見ておこうと。流石に俺も高校生にもなったから、1人で行けるしな。だから、いつか絶対梨子にも会いに行くから待っててくれ。」

「うん!絶対に、待ってるね!」

その時、梨子は今日1番の笑顔を見せた。

「あと、気をつけてな。さっきも言ったように、内浦はあれが1番多く起こっているから。」

俺が言う、あれとは…まぁ、また後で説明するか…ん、だから俺は誰に説明しようとしてるんだ…?

「うん。翔太くんも、あの時のことはもう気にしないでね。」

「でも、やっぱりあれは…」

「ううん、そんなことないよ。私はあの時、翔太くんのおかげで助かったんだから。」

「……」

梨子の言葉に、俺は黙り込んでしまう…

「じゃあ、翔太くん。そろそろ…」

「そっか…じゃあ、またな!」

「うん!またね!」

 

そして、梨子は帰っていった。次は、いつ会えるかな…

しかし、俺はこの時、思ってもみなかった…このすぐあと、また梨子と学校へ通うことになるなんて…

 

そして、俺がリビングへ行くと、ことり姉がテレビを見ていた。

「翔くん…梨子ちゃん、帰ったの?」

「うん…」

「寂しくなっちゃうね。翔くんの彼女さん候補だったのになぁ~」

ニヤニヤしながらことり姉が言ってきた。

「はぁ、前にも言ったけど、梨子はそんなんじゃないって。」

「うーん…じゃあ、私が翔くんの彼女さんになっちゃおっかな~」

「はぁ、またその冗談…」

「えぇ、冗談じゃないのになぁ。」

ことり姉は、いっつもこんな冗談ばかり言ってくる。

「それにしても、心配だね…内浦は、あれが1番多く起こっているかはね…」

「そうだな…」

 

さっきの梨子との会話にもあった『あれ』とはなにか…それは、どんより。7年ぐらい前の春、ロイミュードという化け物が一斉にどんよりを起こしたことにより、グローバルフリーズという大規模な破壊活動が起こった。そして、その1年と半年ぐらい後に第2のグローバルフリーズが起こったが、それも仮面ライダーという、簡単に言えば正義のヒーローによって阻止された。しかし、そのどんよりが今から約8ヶ月前の8月に、第3のグローバルフリーズと呼ばれるロイミュードによる大規模な破壊活動がまた起こったらしい。しかし、ロイミュードは6年前、仮面ライダーが全108体を撲滅したはずだが、不可解なことに復活したらしい…警察にも、まだ詳しいことは分からないらしいが…

そしてその後、どんよりが最も多く発生しているのが、沼津市の内浦らしい。まぁ、俺もニュースで見た程度の内容ぐらいしか知らないからよく分からないが、6年前の事件があったため、今は6年前のグローバルフリーズの頃よりも出回っている情報も多い。俺も、どんよりには嫌な思い出がある…まぁ、今俺が考えても仕方ないか…

 

「ただいま~」

しばらくすると、ひばりさんも帰ってきた。

「あっ、お母さん。おかえり~」

「おかえりなさい。」

「あっ、翔太くん。朝言った話なんだけど、今でもいいかしら?」

「えっ、あっ、はい。大丈夫ですよ。」

「じゃあ、私は席を外した方がいい?」

と、ことり姉の言葉に、

「別に大丈夫よ。ことりも、どの道分かることだから。」

ひばりさんが言ったので、ことり姉もリビングにいることにした。

「翔太くん。桜内さんから、転校の話は聞いたのよね?」

「はい。内浦に行くって…」

「それでね、翔太くんも、内浦に行ってみない?」

「「えっ!?」」

ひばりさんの言葉に、ことり姉までもが驚いている。

「実はね、内浦にある浦の星女学院は生徒の数が減っていっていて、廃校の危機なの。それで、共学化にしないかっていう案が上がってて、試験生を入れたいという話があるの。そこで、昔内浦にいた翔太くんに、是非って新理事長が言ってるの。翔太くんも内浦に幼馴染がいるって聞いてるし、桜内さんも内浦に転校した。だから、これ機に内浦に戻ってみる?」

確かに、なんの運命のいたずらかは知らないけど、梨子も内浦に転校して、俺の幼馴染がいるのも内浦。このタイミングで、浦の星女学院の共学化試験生にならないかって言われた。で

「でも、住むところとかは…」

「それなら大丈夫。翔太くんの幼馴染の子の家が、旅館でしょ?そこの1室を住まわせてくれるらしいわ。」

旅館…ってことは、あのみかん好きの、ちょっと頭のネジが緩んだ女の子の家か…

「いいんですか?」

「私は、翔太くんの好きな選択をしてほしいから。」

「じゃあ、俺は…俺は、内浦へ行きます。」

「そう…」

「そっか、寂しくなっちゃうね…」

ひばりさんとことり姉は、少し寂しそうだ。でも、ことり姉はまだ留学があるから、この家にはしばらくいないような気がするけど…

「じゃあ、向こうの理事長さんに連絡を入れるついでに、用事があるからまた学校へ行くわね。」

「分かりました。よろしくお願いします。」

「あと、出発は明日の昼だから、準備よろしくね?」

「はい、分かりま…えっ、明日?」

「えぇ、明日よ…」

えぇ……

 

 

 

 

 

急すぎね?

「じゃっ、じゃあ、準備してきます。」

今が午後2時。出来れば、今日中に終わらせたいな…

 

 

 

 

 

ふぅ…

「なんとか、終わったぁ…」

「お疲れ様♪」

疲れ果てた俺に、お茶を出してくれることり姉。あぁ、癒されるな…あっ、そういえば内浦に行くって梨子に連絡してないな…いや、せっかくだし急に現れてびっくりさせてやるか!

「翔くん。体には、気をつけてね?あと、変な人についてっちゃダメだよ?」

「いや、俺もう高校生だから。」

「あはは、そっか…そろそろ、穂乃果ちゃん達くると思うから、引越し前日で悪いんだけど、少し付き合ってくれる?」

と、笑顔で聞いてくることり姉。あぁ、これ絶対少しじゃなくなりそう…でも、これからはあんまり機会もなさそうだし、お姉さんたちにいじられてやりますか…

「せっかくだし、翔くんもお酒飲む?」

「飲みません!」

「あはは、冗談だよ~」

はぁ、全くもう…

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

どうやら、穂乃果さんと海未さんが来たようだ。

すると、リビングのドアが開き、迎えに出ていたことり姉と一緒に入ってきた。

「翔くーん。久しぶり!」

「翔太。お久しぶりですね。」

と、穂乃果さんと海未さんがやってきた。

「えぇ、お久しぶりです。けど、なんで…全員いるんですか!?」

そう、3人の後ろには、残りの6人の元μ'sのメンバーがいた。

「翔太くんが引っ越すことになっちゃったから、急遽サプライズでみんなに集まってもらったの。」

マジかよ…3人の相手だろうと、思っていた。それなら、まだ大丈夫だろうと…いや、3人でもきついけど…でも、9人の愚痴やらいじりに付き合ってると、俺も見が持たなそうなんだけど…

「なによ?」

「私たちがいると、ダメなわけ?」

真姫さんとにこさんが聞いてくる。

「いやぁ、そういう訳じゃ…」

そして、なんやかんやで、全員で飲んでる後ろで俺は夕飯を食べることになった。

 

「それでですね、本当に最近は節度を持たない人が多くて多くて…」ブツブツ

「最近は、あのスクールアイドルが凄くてね、それでねそれでね!」ブツブツ

「本当に、あいつはアイドル失格よ!だいたいね、アイドルっていうのは…」ブツブツ

「ほんとに、なんなのよ!医者っていうのは、患者のわがままを聞く人じゃないってのに!」ブツブツ

「ゆきほーお茶ー」グーカー

「ニャーニャー…」グーカー

「ほら、翔くん~最後なんだから、もっとこっちおいでよ。」ベタベタ

「そうよ~ほらほら、こっち来なさいよ~」ベタベタ

 

このように、もう既に8人が酔っ払っている。

最近の高校生などが所構わずイチャイチャしてることに不満を言う海未さん。

相変わらずのアイドル知識を語ってくる花陽さん。

共演したアイドルの意識が薄いと文句を言っている、現役アイドルのにこさん。

現在医学部の研修で担当している患者が我儘で無茶を言ってくることに不満を言う真姫さん。

既に寝ぼけながら、ここにいない妹にお茶を頼んでいる穂乃果さん。

穂乃果さんと同じく、寝そうな凛さん。

最後を言い訳にベタベタしてくることり姉と絵里さん。

 

「翔太くんも、大変やね…」

と、ただ1人酔っていない希さんだけが心配してくれる…

しかし、希さん1人の力じゃ止められず、全員が寝るまで相手をさせられた俺であった…

 

 

 

そして、翌日…

いつも通り、飲んだ後の皆さんはそのままリビングで朝まで寝ていた。仕事を終えて帰ってきたひばりさんも、もう何度も見た光景なので、放っておいて寝たらしたい。

まぁ、朝になると、皆さんも起きたからよかったけど…そして、その後もまた連絡しなさいとか、なにかあったらいつでも言ってと心配してくれる皆さんはなかなか帰りそうになかったが、なんとか自分たちの家に帰ってもらった。けど、伝説のスクールアイドルとも言われるμ'sの皆さんに、ここまで心配してもらえる俺は、なかなかの幸せものなんだろう…

 

「今まで、ありがとうございました!」

「翔太くん、体には気をつけてね?」

「なにかあったら、いつでも連絡してね?」

ひばりさんとことり姉は最後まで心配して、駅まで送ってくれた。荷物は宅配便で泊まり先の旅館へ送らせてもらっているので、俺は電車で内浦まで向かう。

「はい。本当にありがとうございます。じゃあ…また。」

「うん、またね…」

ことり姉は少し目に涙を浮かべている。

「ことり姉。別に、永遠の別れとかじゃないんだから。また、戻ってくるから。」

「うん、絶対また戻ってきてね!」

「うん。じゃあ、ありがとうございました!」

そして、俺は電車に乗って内浦へ向かった。それにしても、あいつらは元気にしてるかな…

 

 

 

 

 

~side ことり~

「お母さん。本当に良かったの?翔くんが内浦に戻ったら、本当のことを知っちゃうかもしれないんだよ?」

「うん、そうかもしれないわ…けど、いつかは知ることになったんだと思うの。翔太くんは、いつか内浦に戻ることがあったと思うから。それに、翔太くんの幼馴染の子達は、当時小さかったし、あと事は知らないと思うから…」

「そっか…」

翔くん。また、無事に戻ってきてね。

~side out~

 

 




次回、海の少女たちと車のライダー!
翔太が仮面ライダードライブに変身!?
『第3話 俺はなぜドライブに変身したのか』





はい、どうだったでしょうか?
次回、とうとう主人公が仮面ライダーに!
では、次回もご覧下さい!
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