今回、とうとう翔太のもう1人の幼馴染が登場します!
では第9話、ご覧下さい!
〜前回のラブライブ!サンシャイン!!、海の少女たちと車のライダー!〜(ナレーション 黒澤ダイヤ)
その後、ドライブピットを出た
そして、南さんは誰かと電話で話した後、
しかし、やっぱり彼は、
黒澤先輩と別れた後、俺は千歌と曜が待つ船乗り場へ来た。
「千歌、曜、お待たせ!」
「あっ、翔太くん。どうだった、生徒会長に怒られた?」
「いや、転校についての話をしただけで、怒られたりはしなかったよ。」
曜の質問に、流石にドライブピットへ行っていたと答える訳にもいかないので、適当に誤魔化した。
「船も来たし、行こっか。果南ちゃんの所に!」
「あぁ、そうだな!」
「翔くん、すっごく楽しみそうだね!」
千歌にそう言われ、
「いや、まぁ…千歌と曜の時と同じで、久しぶりに幼馴染と会うわけだしな。」
俺は少し照れくさいが、そう答えた。
そして、俺達は淡島へ行くための連絡船に乗った。
「はぁ…失敗したなぁ…でも、どうしてスクールアイドル部は駄目なんて言うんだろ…」
千歌はやっぱり、黒澤先輩にスクールアイドル部の申請を断られた事を気にしているようだ。
「嫌い、みたい…」
「「えっ?」」
曜の言葉に、俺と千歌は思わず聞き返してしまった。
「クラスの子が前に作りたいって言いに行った時も、断られたみたい…」
「えぇ!曜ちゃん知ってたの!?」
「ごめん!」
「先に言ってよぉ…」
でも、黒澤先輩と話してみて思ったけど、ただ嫌いって理由だけで、部の申請を認めないような人には、見えなかったけどな…
「だって、千歌ちゃん夢中だったし、言い出しにくくて…とにかく、生徒会長の家、網元で結構古風な家らしくくて…だから、ああいうチャラチャラ感じのものは嫌ってるんじゃないかって噂もあるし…」
「チャラチャラじゃないのになぁ…」
千歌の言葉通り、スクールアイドルは全然チャラチャラじゃない。ことり姉たちµ’sのみんなも、毎日必死に練習してラブライブ優勝という目標を達成した。なんで、黒澤先輩はスクールアイドル部を認めないんだろ…
「よしっ、着いた!」
しばらく船に揺られて、淡島へと着いた。
そして、果南姉ちゃんの家がやってるダイビングショップまでやって来た。すると、果南姉ちゃんはダイビングで使うボンベを運んでいるところだった。10年以上経って大きくなったけど、あのポニーテールで青色の髪は後ろ姿でも果南姉ちゃんだとすぐに分かった。
「遅かったね。今日は入学式だけ…って、えっ…?」
振り返り、俺を見た果南姉ちゃんは話の途中で驚きのあまり固まってしまった。
「久しぶ…」
俺がそこまで言った時、
ドンッ!
果南姉ちゃんが勢い良く俺に抱きついてきた。
「翔太…帰ってきたんだ…元気そうで良かった、久しぶりだね…」
果南姉ちゃんは少し目に涙を貯めながらそう言ってきた。
「久しぶり…元気そうでなによりだよ。けど、俺も久しぶりに会えて嬉しいんだけど…その、色々当たってるんで、そろそろ離れてもらっても?」
ハグをするのは昔から変わってないようだが、今の果南姉ちゃんは昔と違って、体の色々な部分がすごい成長している。そんな果南姉ちゃんにハグされると、立派なお胸がすごい当たってくる。それに加えて、果南姉ちゃんはかなり美人になっていた。まぁ、昔から可愛かったけど…けど…それもあって、思春期男子にはこういう事はちょっとまずい…東京でことり姉がベタベタしてくる事で少し体制が出来ている俺だったから良かったもの、普通の男子高校生はここでもう理性がぶっ飛んでいる事だろう。
「あっ、ごっ、ごめん…//」
「ううん…//でも、元気そうで良かったよ。果南、さん…?」
実際話す時に、高校生になった俺が果南姉ちゃんと言うのは恥ずかしかったため、俺は思わず果南さんと呼んでしまった。
「翔太?なんで、そんなよそよそしい呼び方なの?」
「あぁ、いやぁ…もう高校生になったし、姉ちゃんって呼ぶのはちょっと恥ずかしかったというか…//」
「あれ?でも、さっき私が電話した時は果南姉ちゃんって呼んでなかった?」
千歌がそう言った。千歌のやつ、余計な事を…
「あれは、勢いで…」
「もう、そんな事気にしなくていいよ。前みたいに呼んでよ!」
「……うん。そうだね、果南姉ちゃん!」
「うん、翔太!」
俺と果南姉ちゃんが2人で話していると、
「もう、そこの2人。再開して嬉しいのは分かるけどぉ、2人だけでイチャイチャしないでよ〜」
「そうだよ、私たち置いてきぼりになってるよ〜」
と、千歌と曜が言ってきた。
「なっ…//別に、イチャイチャなんてしてないよ!」
千歌と曜の言葉で気づき、果南姉ちゃんは顔を赤くしてそう言った。
「ほらっ、みんな座ったら!」
果南姉ちゃんは焦ったようにそう言った。
(でも、果南ちゃんも翔くんの事好きなんだよね…果南ちゃんは、私や曜ちゃんよりも大人っぽいし…なにより、スタイルも良い。けど、果南ちゃんにも、曜ちゃんにも…)
(果南ちゃんは、私たちよりも、女性の魅力があるんだよね…さっき果南ちゃんにハグされた時も、翔太くん顔赤くしてたし…けど、果南ちゃんにも、千歌ちゃんにも…)
((絶対に負けないよ!))
この時、千歌と曜がこんな事を思っているとは思いもしないで、俺は果南姉ちゃんの店の外に置いてある椅子に座り、隣の椅子に千歌と曜も座った。
「あっ、果南ちゃん、これ!回覧板とお母さんから。」
そう言って、千歌は果南姉ちゃんに回覧板とみかんが入った袋を渡した。
「どうせまた、みかんでしょー?」
「文句ならお母さんに言ってよ。」
「あはは。」
「それで、果南ちゃんは新学期から学校これそう?」
曜がそう言った。
「えっ、果南姉ちゃん学校来てないの?」
「うん、父さんが骨折しちゃってて…それで、家の手伝いがあって今は休学届出してるんだ。」
「そうだったんだ。」
「もう少し、家の手伝いもあるから、まだ行けないかも…」
果南姉ちゃんのその言葉に、
「そっかぁ…果南ちゃんも誘いたかったなぁ…」
と、千歌が残念そうに言った。
「誘う?」
「うん、私ね!スクールアイドルやるんだ!」
千歌がそう言った時、果南姉ちゃんの手が一瞬止まり、少し暗い顔をした。千歌は気づいてないようだが、俺はそれを見逃さなかった。
「ふぅん。まぁ、でも私は千歌達と違って3年生だしね。」
「知ってるぅ、凄いんだよぉ!」
そう言って、千歌がスクールアイドルについて語り始めようとした時、
「はい、お返し!」
果南姉ちゃんが千歌の顔の前に干物を持ってきた。
「えぇ、また干物ぉ…」
「文句なら母さんに言ってよ。」
それを見て、曜は笑っている。でも、果南姉ちゃん、スクールアイドルの話を避けているようにも見えるな…気のせい、かな…?
「ま、そういう訳で、もう少し休学続くから、学校でなんかあったら教えて。そういえば、翔太はこっちでとこの高校通うの?見たことない制服だけど…」
「あぁ、これは浦の星女学院の、今の所たった1つの男子用の制服。なんか、浦の星の新しい理事長先生が、共学化の試験生を探してて、それで昔内浦にいた俺に試験生として転入してほしいって。それで、俺は内浦に帰ってきたんだ。」
「へぇ、でもなんでわざわざ東京にいた翔太を?昔内浦にいたからって、東京から呼び戻すなんて…」
「そこが疑問なんだよなぁ…俺、別に新理事長と会ったことあるわけでもないのに…」
その時、
ブルルルルルルル…
ヘリコプターの音が聞こえてきた。
「ん?」
「なんだろ?」
曜と千歌の疑問の声に、
「小原家でしょ…」
と、果南姉ちゃんが少し冷たい声で言った。小原家…?あぁ、淡島にあるホテルを経営してるお金持ちの家の名前か…あれ、小原…?どっかで聞いたことあるような、ないような…
オゥ、オゥ、オゥ、オゥ、オゥ、オゥーオ…
ニネンブリデスカ
ん?今なんか聞こえたような…気のせいか?
それから、俺と曜と千歌は船に乗って淡島から出て、俺は千歌と十千万の近くのバス停で降りた。
「どうにかしなくちゃなぁ…せっかく見つけたんだし…」
千歌は、自分で作ったスクールアイドル部の部員募集の紙を見つめながらそう言った。
「そうだな…部員を集めても黒澤先輩に認めてもらわないといけないし、かと言って、部員集めないと黒澤先輩も認めてくれない。どうすればいいのやら…」
「そうだよねぇ…あれ?」
すると、千歌が海の方の何かに気づいた。俺も千歌が見た方を見てみると…
りっ、梨子!?
東京でできた友人、桜内梨子が立っていた…
次回、海の少女たちと車のライダー!
翔太と梨子、再開!
次回、『第10話 彼女はなぜ海へ飛び込んだのか』
はい、とうとう果南ちゃんが登場しましたね。そして、鞠莉ちゃんも声だけの登場!
そして次回は、梨子ちゃんが再登場します。
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