無個性な僕は丑の戦士に助けられた   作:シマユウ

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誤字脱字がありましたらごめんなさいm(_ _)m


18話

『さあ、これは注目の一戦!! 爆豪VS白井!! 二人ともかなりの実力者、果たしてどちらが勝つんだ!!! 俺でも分かんねーぞ!!!』

 

 僕と爆豪は中央に集まり開始の合図を待った。

 

「お手柔らかによろしくね」

 

 僕は爆豪に手を振りながらおちゃらけて言うと

 

「手抜いたら殺すぞ!」

 

 なんとも殺る気が見える返事が返ってきた。僕も負けないぞい。僕は剣を構えた。

 

『START!!!』

 

 開始と同時に爆豪は爆破を利用しながら高速移動し距離をつめ

 

「死ねえ!!」

 

 爆豪の爆破が僕に迫った。

 

『開始早々爆豪の先制爆撃!! これは直撃………って白井に当たってねぇ!? 何故か白井の横にクレーターが出来てやがる!! どういうことだ!!?』

 

 爆豪にカウンターお見舞いしたが爆破により距離をとらてしまった。

 

「……てめぇ。剣で逸らしやがったな…」

 

「そうだよ。剣先を利用して逸らさせてもらったよ。君の攻撃は単調だから出来る技だよね」

 

 分かりやすいようにキレたみたいだ。爆豪は勢いをつけ向かってきてラッシュを仕掛けた。

 

「オラオラオラァ!!」

 

 僕はそれをすべて去なした。

 

『爆豪の猛攻にも白井には当たらない!! 白井の前では無力なのかあ!!』

 

「クソが!!」

 

「今度は僕の番だよ!」

 

 僕は逸らしたついでに爆豪を蹴り飛ばした。そして近づき鋭い突きを連続で行った。爆豪は避けれず幾つかの切り傷をつけた。

 

「くっ!? ……オラァ!!」

 

 爆豪は牽制の爆破をしながらまた距離をとった。

 

「本当に派手な個性だね」

 

「うるせえ、だまれ!」

 

 爆豪はこちらに手を向けて

 

「これでもくらいやがれ!!」

 

 麗日戦で見せた特大爆破がこちらに向かってきた。避けようにも間に合わない。僕は防御体勢をとった。

 

『爆撃が直撃だあ!!! 白井、これ大丈夫なのかよ、オイッ!!! てか煙で見えねー!!』

 

「……………」

 

 爆豪が見つめる先には地面に剣を差して爆発に耐えた白井の姿が居た。

 

「ゲホッゲホ。なかなかの威力だよ」

 

「シロ野郎、てめえ……」

 

 白井の姿を見ると爆豪は更に苛立ちを覚えた。

 

『おいおい、ありえねぇ!! あの爆発で普通立ってられっかよ!! 根性あるじゃねえか!!』

 

 やべえな。あの一発貰ってぶっちゃけふらふらだぞ。しかしあの技には少し弱点がある。少しだけど溜めなければいけない……気がする。

 

「くそムカつくなあ、シロ野郎!!」

 

 空中を移動しながら僕に接近した攻撃を仕掛けてきた。

 

「ふっはっは。僕は実は存外しぶといからね」

 

「うっぜえなおい!!」

 

 爆豪ラッシュを僕いなした。

 

「そうかい? ならこれはどうかな!!」

 

 僕は剣の背で爆豪の右腕を思いっきり叩いた。

 

「ぐっ!?」

 

 爆豪は叩かれていない左で僕を払らいのけた。しかし、少しの間右腕は使えないだろう。僕は攻勢にでた。

 

『おおっと、ここで白井が攻め始めた!! 爆豪ピンチかあ!!!』

 

 僕は常闇戦でも見せた剣撃を爆豪に仕掛ける。爆豪も片手で応戦する。徐々に僕が優勢になった。そして倒れた爆豪に切っ先を向けた。

 

「これで僕の勝……」

 

「……何勝手に終わらせてんだ」

 

「えっ?」

 

「こういう意味だよ、バァーカ!!」

 

 左手を僕に向けた。やばっ!? 力を溜められてはいたのか。

 

「遅いんだよ!! くらえ!!!」

 

 またあの強力な爆破が僕を包み込んだ。

 

『またまた直撃だあ!!! これには流石の白井もリタイアかああ!!?』

 

 爆豪は肩で息をしていた。腕も限界に近い。もう爆破は難しいと感じている。しかし

 

『煙が晴れてきたが……。マジかよ……!!!? 白井はサイボーグかよ!! 立ってやがるぞおお!!』

 

 先ほどの攻撃に対し僕は後ろに跳び威力を殺した。こんだけポンポン撃たれたら

 

「髪型がアフロになっちゃうぜ」

 

「シロ野郎ぉお!!」

 

 僕の姿をみたら爆豪は立ち上がった。なかなかの根性だ。僕も剣を構え駆け出した。爆豪も駆け出した。

 

「いくよ、爆豪!!」

 

「こいや!! 白井ぃい!!!」

 

 僕は地面を抉るように剣を高速で振りながら抉るように斬り刻み進んだ。爆豪は無理やり右腕を使い両手を使い空を駆けてそして、勢いと回転を加えながら向かってきた。

 

〖榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)!!!〗

 

 今日一番の強大爆破が白井を襲った。

 

『超特大爆破に加え勢いと回転を加えまさに人間榴弾!!! てか白井は生きてんのかあ!!?』

 

 爆豪は着地し爆心地をみた。すると煙を切り裂きながら白井が向かってきた。

 

『あ、ありえねー!!! 白井は不死身なのかあ!!! あの爆破に耐えて向かってやがる!!!』

 

『恐らくあの抉りながらの剣撃で壊したステージの瓦礫が爆破の勢いを殺したんだろう』

 

 爆豪は手を構えようとするも動かない。すでに限界のようだ。白井の剣が迫っていた。

 

「くそが!!!」

 

 爆豪は最後の力を振り絞り爆破を出すが白井に剣で逸らされてしまった。そして、白井は剣を振りかぶり、爆豪は防御の体勢をとった。剣は爆豪の横を突き刺さった。

 

「ふぅ。どうする? まだやるかい?」

 

「…あぁ、クソっ!!! 俺の負けだよ!!!」

 

 悔しそうに爆豪は負けを認めた。

 

「爆豪くん降参! 白井くんの勝利!!」

 

『激闘の末、白井の勝利!!! よって決勝は 轟VS白井 に決定だあ!!!』

 

 僕は戻ろうとしたとき爆豪に呼び止められた。

 

「おい、白井……」

 

「ん? なんだい?」

 

「轟に負けたらぶっ殺す」

 

「物騒だねえ。まあ、勝ってみるさ」

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