人類を救う、悪の敵   作:ワタヤハマメナミ

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いやー久し振りに書くと全然書けないっすねー!
試行錯誤の末書いたがこれでいいのやら_( ´ ω `_)⌒)_
まぁ、とりあえず感想評価よろしくお願いします!




幕間ーー復讐の魔女ーー

人造人間、フラスコベビーとかまぁ色々な言いようはあるが、私はいわゆるホムンクルスという奴だ。

鉄の子宮から生まれた造られた人間。そしてその元となったのが『オルレアンの聖女』ジャンヌ・ダルク。フランスを救い出した英雄である。

 

私の他にも造られた子がいた。しかしジャンヌ・ダルクの魂を宿したのは私だけだった。そしてそんな私を造り出したのはいわゆる過激派というグループで人を人とは思わない業を持つ狂信者だ。かつての英雄の細胞を元に英雄を生み出すという頭のおかしい実験を行なっていた、そしてそんな私を生み出した彼等は私をこう呼んだ。

 

『汚らわしい魔女』

 

私はジャンヌ・ダルクの魂を宿したが何の因果かアルビノだった。他者より白い肌、色素が少ない故に輝く金から小汚い白い髪を宿した私を狂信者はジャンヌダルクを、汚す魔女だと言った。

 

それからは地獄の日々だった。

人間の尊厳も、女としての尊厳も、生物の尊厳も全て汚された。

正直思い出すのも辛い。あの時ほど死を望んだ事はなかった。人として女としての生物としてただの物のように扱われる私を見て狂信者は笑う、嗤う、嘲笑う・・・。

 

もう諦めていた。

誰も私を助けない。助けてくれない。

世界にとって私なんてそこらに落ちている小石のような存在だと絶望した。

もうどうでもよかった。もう考えたくなかったし、感じたくもなかった。私の中にあるのは虚無。なにも感じないし、なにも考えない。

そうやって己の全てを捨て去った。

 

 

 

そんな時だった。

突如大きな音が鳴り響いた。異変を感じた狂信者達は私を教会の地下に隠して上へ登っていった。最初は銃声や悲鳴が聞こえていたが徐々に徐々にその音は小さくなっていき、突如プツンと聞こえなくなった。

そしてまた大きな地響きが鳴り響いた事に驚きながらもコツ、コツという足音ともに誰かがこちらに歩いてくる足音が聞こえた。

そしてそれがちょうど私の檻の前で止まった。

 

どんな化け物が現れたか気になりビクビクしながら前を向いた。

私はこの日を一生忘れずに記憶し続けるだろう。

誰も助けてくれないと思っていた。誰も私のことなんて気にしないって思っていた。誰も私の存在を許容しないと思っていた。

だがそんなことも彼の前ではちっぽけに感じた。ただ一言、魔法の一言を言うだけでいいと本能が私に囁いた。

 

「助けて…!」『助けて…!』と

 

その瞬間私と彼間にあった檻が瞬きもしないうちに切り刻まれてからが入ってき一言私に呟いた。

 

「あぁ、任せておけ。必ずお前を救い出そう」

 

その瞬間私の体に彼のマントが被せられ、そして膝裏に腕を入れ持ち上げた。私は突然浮遊感を感じ彼に抱きついた。しかし彼はそのことを気にせず私を優しくお姫様抱っこをしてくれた。

 

そのことに気づいた私は彼に言った。

自分は汚いと、穢れているから離してくれと。

すると彼は言った。

お前に汚い場所なぞあるわけがない。むしろお前は美しいと。

 

私はーー泣いてしまった。

人として女として生物として穢れてしまった私に彼は嫌な顔せずにマントを貸し、触れてくれ、美しいと言われたことが私にとってなによりも嬉しかった。彼の胸で少女みたいに泣いてしまった。私が泣き止むまで彼は私を優しく撫でてくださった。

 

 

 

ーーこの時私は初めて英雄と出会った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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