初めて書いたのでこれでいいのか不安ですが、それでもOKな方のみご覧ください。
少し違和感を感じたので書き直しました。
ここをこうしたらいいのでは?などのアドバイスも受け付けておりますのでそちらもよろしくお願いします
12/16:書き直しました
目を覚ますとそこはには地獄が広がっていた
周りには火の海が広がり、建築物は人を巻き込み倒壊し、人々は死に体となっており人々は嘆き、苦しみ、怒り、憎しみを慟哭している。
上にはそれを見て笑う金色の波紋を背に笑う金髪の男がいた。
金髪の男がこちらに気づき声をかけてきた。
「貴様なにものだ、この我を前にして跪かぬとはなんたる不敬な」
「これをやったのは貴様らか?」
俺はこいつがどこの誰で、どんな奴かも知らん。
「チッ!まぁいい、我は寛大だからな。そうだ我がこれをやった。何だ文句があるのか?」
「何故彼らを殺した」
「何、我に跪かなかったからだ」
「…その程度で彼らを殺したのか?」
「そうだ。我はこの世の王の中の王、英雄の中の英雄だぞ?奴らは我に跪いて我を讃えるべきなのに奴らはしなかった。ならば奴らは大罪人だ。そんな奴らを殺して何か悪い?」
「…もう喋るな。お前のような塵屑を野放しにはさせるべきではないーー故に俺は貴様を殺す」
だが、無辜たる人々を危険に晒す貴様をここで野放しにするわけにはいかん。
「フハハハハッ!何だ?貴様はあれか?人を殺したことに怒りを抱いているのか?なんと滑稽な!たかが人間が百や二百死んだところでなんの損がある。人など我と比べればなんの役にも立たないゴミーーいや、それだとゴミに失礼だったな!ハハハハハハハハッ!」
俺はそこいらに落ちていた二本の刀を拾い上げ彼に向けた。
「苦悶の喘ぎを漏らしながら地獄の窯へと沈むがいいっ!」
「吠えたな雑種ッ!ならば貴様こそ死ね!」
黄金の波紋から百を超える宝具が現れ打ち出された。
一人に対して過大な数だ。
これを一人で止めれるものなどいないだろう。
それこそ英雄などと呼ばれるものであってもだ。
俺の身体に打ち損じた武器が掠っていく。
奴はそれを見て高笑いしていた。
「フハハハハハハハッ!なんだ?威勢がいいのは口だけか?」
奴は先より黄金の波紋を増やし、様々な形の武器を取り出した。
「そうだな。貴様の後にでもここらにいる人間全員殺すか!貴様もここで終わりだがな!」
たかが一刀、されど一刀
俺は一刀を撃ち落とし損じた
それは俺の心臓を貫通し、それよってできた一瞬に数多の武器が俺の身体に刺さり、切り裂いた。
出血多量により意識は朦朧とし、力の入らない身体は武器の勢いに吹き飛ばされた。
それにより刺さっていた武器が外れた事によって、蓋となっていた傷が開き血を流した。
身体は重症、意識は朦朧、出血は止まらず
まさに今の俺は絶体絶命な状態だった。
奴が何を言っているのか聞こえない。
怒っているのか、悲しんでいるのか、嘲笑っているのか。
何も聞こえない。
だが聞き逃してはいけない声が聞こえた。
『ここにいる人間を全員殺す』
覚醒し、限界突破した俺を見た奴は驚いた目をしていた。
驚くのも無理はない
心臓を刺され、満身創痍の身体から放たれる尋常ならざる威圧、しかし迷いない足を見て、彼は慄き恐れた。
「この畜生風情が!誰の許しを得て立っている!」
先ほどより多い何千の波紋が俺の周囲一帯に配置されそこから絶対必滅の武器が現れ放たれた。
ーーーだからどうした
俺は二刀で容易に全ての武器を叩き落とした。
すると奴は化け物を見るような目で此方を見た。
「なっ!?貴様なぜ生きている!あれほどの武器を掃射したのになぜ生きている!?」
「なぜと言われても全て叩き落としたからにほかならないが?」
「!?全てだと!?ふざけるなよ!あれがいくらあったと思う!2468門だぞ!?」
「ーーー
「!?チッ!もういい!黙れ!」
「それよりも貴様に聞きたいことがある。貴様は神にでもなったつもりか?」
「そうだ!俺はオリ主だ!主人公だ!だから俺こそ全てだ!俺が死ねといえば死ね!それがこの世の法だ!貴様らはそれに従っていれば良いんだ!」
オリ主?主人公?俺こそ全て?だから従えと?ーーーーふざけるな、貴様のような輩に無辜な人々を殺させはしない。
「ふざけるな。人々を傷つける貴様のような神など必要ない。お前なぞ見るに耐えん糞袋だ。死ねよ貴様、塵屑だろうが。」
「黙れ!貴様誰に口答えしている!我は英雄王ギルガメッシュ!王の中の王!英雄の中の英雄だぞ!」
「知らんわ!」
「チッ!貴様のような奴にこれを使うことになるとはな!」
奴は黄金の波紋から剣の柄から円柱状の刀身が三段に重なっているという剣を取り出した。
それは互いに違う方へと回転し圧縮され絡み合う風圧の断層は、擬似的な時空断層となって敵対する全てを粉砕する。
「原初へ還れ!天地乖離す開闢の星!」
それ対し俺がしたことは単純爽快だった
それは言葉にするまでもなく無謀な試みである。〝天地乖離す開闢の星〟の風圧を上回る物質など人類史を遡っても全て遠き理想郷かそれと同等の威力を持つ宝具しかない。とある盾のの宝具ですら、精神の強度で何とか防げたというレベルの威力を持っているのだ。本来ならば、受け止める以前から蒸発しなければならない。
そして彼が抗えているそのタネはーーー意思の力に他ならない。後ろに守るべき無辜なる人々がいる。だから負けない、負けられない、負けてたまるか勝つのは己だと意志力を暴走。魂を燃焼させて進化、覚醒、限界突破を果たしながら天地乖離す開闢の星の風圧を受け止める。
「ハァァァァァァァァッ!」
その瞬間異星の法則が具現化する。握り締めた二刀に黄金の閃光が宿る。絶滅せよ、絶滅せよ、絶滅せよーーー無辜なる人々を嘆かせる遍く全てよ絶滅せよと、彼の意志力に呼応する様に一片の闇すらも焼き払う〝光〟が輝く。
それは徐々にだが天地乖離す開闢の星を押し返していた。
何十秒、何十分、何十時間という体感時間が狂うほどの拮抗を見せ、ようやく天秤が傾きだし、徐々にという亀のような遅さだがその時が訪れた。
「ハァァァァァァァァッ!」
天地乖離す開闢の星を真っ向から消し去った。
これには流石にギルガメッシュも目が点になり惚けた
彼がその隙を逃す訳などなく。
彼は最高速でギルガメッシュの懐に潜り込んだ。
そこでようやくギルガメッシュが意識を戻したが遅すぎた
「ハァァァァァァァァッ!」
ギルガメッシュに何十、何百、何千、何万の光の斬撃が襲う。
その一つ一つが音を超え、一つ一つが大地を揺るがす威力を持っており
ギルガメッシュは全身から血を吹き出し倒れ、光の粒子となり消えた。
後にこの戦いを『大破壊』といわれるようなり、ここから彼の英雄譚は始まった
どうでしたでしょうか?
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