ホモ邪竜「そいつらはなぜ、邪魔な国に核ミサイルを撃ちこもうと必死に努力しなかったんだ?おかしいだろうが、常識的に考えてッ!」
轟く雷鳴、吹き荒れる暴風、地面に縫い付けられるほどの
天使も堕天使も悪魔も龍も関係なく誰もが彼から放たれる覇気を前に恐怖を覚えた。
それはある二体の龍を抜いて最強と言われている二天龍、赤龍帝であるドライグ、白龍皇であるアルビオンも例外ではなかった。
二天龍は数多の英傑英雄を見てきたし、時には人外を圧倒する人間も見てきた。
だが奴は次元が違う。
奴は二天龍である我ら、そして最強と言われている○○と☆☆にすら届く程の力を秘めている。
この時二天龍は初めて一人の人間に対して恐怖した。
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彼の姿を隠していた砂煙が無くなるとそこには黄金に輝く刀剣を携えた
奴は人間だ、ちっぽけで矮小でその癖数が多く欲にまみれた塵以下の存在だ。
私の魔法が擦ればそれだけで致命傷を負う。
なのに
彼の眼がゆっくりと開き彼の放出する覇気が比べ物にならないほど巨大になり、彼女の身体が金縛りのように動かなくなった。
「カテレア・レヴィアタン、お前に対し俺はもう何も言わん。言っても無駄だと理解した。故に貴様に送るのはただ一つ。」
誰もがその言葉に耳を傾けたーー否、傾けさせられたと言う方が正しい。
「死だ。苦しみも痛みも屈辱も与えん。貴様に与えるのは死だけだということを理解しながら地獄の釜へと堕ちるがいい!」
その瞬間カテレアの目の前にヴァルレクスが音を置き去りにして肉薄していた。
背に腹は変えららないと、カテレアは片腕一本を犠牲にしてヴァルレクスの射程範囲から逃げようとしたところでカテレアは自らの羽が切り落とされていることに気づいた。
だが
それは人の生を全てを捧げてようやく手に入ることが出来る対人最強の魔剣をヴァルレクスは
「地獄へ帰れカテレアァァァァァァっ!!!!」
その斬撃はカテレアをバラバラにするだけに留まらず後ろにあった学校の校舎もバラバラに切り裂いた。
そして音を置き去りにする速度で飛んで来た魔力弾を切り捨てた。
「何の用だ白龍皇」
その魔力弾を放ったのは白龍皇であるヴァーリだった。
そしてヴァーリがヴァルレクスに喧嘩を売ったのは至極単純だった
「俺と戦えヴァルレクス」
彼が
「断る。貴様と戦う理由はない」
それを最後に彼は空間に現れた渦に入ろうとしたところで爆弾とは比較にならない核を白龍皇が落とした。
「なら腹いせに人間を虐殺するぞ?」
Q.秘剣燕返しをどうやって習得したのか
「剣を光を超える速度で振り抜けば良いのだろう?」
A.気合いと根性