少し書き直しました。
心臓刺された瞬間、ヴァルレクスは走馬灯を見た。
9を生かすために1を切り捨てるために殺した、食人をする狂気な一組の夫婦、無垢な子供を実験に使っていた狂信者、孫を助けるために屍を築く老人、家庭内暴力によって人格が破綻した殺人を犯す若人などこれがお前の罪だと言いたげに殺して来た彼等の記憶だけが蘇る。
だがそれ以上にもっと記憶の奥底に沈んでいた、最初の犠牲者である一人の少女の記憶が蘇った。
その少女はヴァルレクスの幼馴染でスラムで一緒に育った。
ある日漠然とした胸騒ぎがした彼は、彼女に何かあったのでは?と不安になった。
だが彼女は大丈夫だと、何にもないと彼は自己暗示し彼女を必死で探した。
だが見つかったのは服はボロボロで、体からは血と精液を流して倒れていた少女であった。
ヴァルレクスはその光景を視野に入れた瞬間目を大きく見開いた。
犠牲となった一人の少女は、数人の男の欲を叩きつけられ無残に殺された。
何もできなかった自分が情けなくて、彼女の亡骸の前で泣きながら、無残に女として人として殺した彼等を憎み、殺されてしまった彼女を慟哭する自分。
それこそ
「そうだとも。彼女のような犠牲者を出さない為に俺は戦って来たのだ。例え罵られようと蔑まれようと彼女のような無垢な子供達が笑う
それは『不滅の誓い』
それは『黄金の宣誓』
それは『鋼の決意』
そしてそこには民衆が羨望する英雄の姿があった。
「今こそ俺は黄金の天雷で遍く闇を討ち滅ぼそう!!」
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誰もが息を飲んだ。
ヴァルレクスは心臓を刺された。
誰もがそれを見て、歓喜して、涙を流した。
だからこそ目の前の光景に誰もが凍りついた
ゆっくりとだが立ち上がる
「いい..や...ま...だだ!ーー今こそ俺は黄金の天雷で遍く闇を討ち滅ぼそう!!」
その瞬間彼等は得体の知れない力の波動を感じた。
神器でもなく、先ほどのちからとは比べ物にならない波動に空間すら軋み始めた。
その事実に魔王も天使長も堕天使総督も赤龍帝も白龍皇も転生者も驚愕を露わにした。
『さぁ!もっともっともっと輝いて!私の
そして、そんな