フェイタル・バレット的な日常   作:鉄夜

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今回はユウキのお話。
オリジナル要素及びご都合主義過多です。

クレハの本名(想像)が出ます。
ご注意ください。


かくして眠れる騎士は目覚める

SBCグロッケン。

 

メールで呼び出されたカチューシャは、

スコードロンのホームへ足を運んでいた。

 

ホームにつくと、スコードロンのメンバーが全員集合していた。

 

カチューシャは、メールの差出人であるキリトに事情を聞く。

 

「どうしたのキリト、何かあった?」

 

「あぁ、実はユウキから話があるらしいんだ。」

 

「ユウキから?」

 

ユウキは何故か浮かない顔をしながら、

みんなの前へ出た。

 

「実はね・・・退院出来ることになったんだ。」

 

『えええええ!?』

 

その言葉に、ユウキの病気のことを聞いていた皆は驚きの声をあげた。

 

「なにそれ!?どういうこと!?」

 

「落ち着いて、クレハ。

今からユウキが説明してくれるから。」

 

カチューシャが取り乱すクレハを落ち着かせると、ユウキはポツポツと話し出した。

 

「実は最新の治療薬が開発されて、

それの臨床実験の被験者に選ばれたんだ。

それで状態が良くなってきてさ、このまま行けば完治するだろうって。」

 

「ユウキ!」

 

側にいたアスナが、思わずユウキに抱きついた。

 

「よかったね・・・ユウキ。

ユウキが諦めずに頑張ったからだよ。」

 

「うん、ありがとうアスナ。」

 

それを見ていたツェリスカも嬉しそうにする。

 

「おめでたい話じゃない、

ねぇ、カチューシャちゃん!

・・・カチューシャちゃん?」

 

ツェリスカがカチューシャを見ると、

カチューシャは笑顔を見せず、それどころか浮かない顔をしていた。

 

「ちょっとカチューシャ!

もうちょっと嬉しそうにしなさいよ!」

 

「ああ、ごめんクレハ。

嬉しいのは嬉しいんだけどさ。

・・・本人が嬉しそうじゃないのが気になってね。」

 

カチューシャの言葉に、みんなの視線がユウキに集中する。

 

ユウキは落ち込んだ声で話す。

 

「じつは・・・その事を知った両親の親族がボクの親権を主張してるらしいんだ。

・・・たぶん、どっちかに引き取られることになると思う。」

 

「そんな・・・今までろくにお見舞いにも来なかったくせに・・・。」

 

ユウキの言葉にアスナは怒りの表情を見せる。

 

「多分両親の遺産が目当てだと思う。

そしてそうなったら・・・みんなと遊ぶことも出来なくなるかもしれない。」

 

「そんな・・・なんで・・・。」

 

「簡単な話だよ、アスナ。」

 

カチューシャがユウキの代弁とばかりに話す。

 

「金目当てに引き取った子供にアミュスフィアなんて買い与えるなんて思えない。

・・・でしょ?ユウキ。」

 

「・・・」

 

カチューシャの指摘に、ユウキは無言で頷いた。

 

「なんとか出来ないかな・・・キリト君。」

 

「すまないアスナ、今回ばかりはいい案が思いつかない。」

 

皆、なにかいい案はないかとそれぞれ話し合うが、

 

「ありがとう、皆。

でも・・・もういいんだ。」

 

その言葉で皆が再びユウキに注目する。

 

「ボクは今までみんなにいっぱいお世話になった。

・・・これ以上迷惑をかけるわけには行かないよ。」

 

そうやって作り笑いをするユウキに、

 

「ユウキは本当にそれでいいの?」

 

カチューシャはいつになく冷たい声で言った。

 

「ユウキが本心から言ってるなら私たちも引き下がる。

ユウキ、君は本当にそれでいいの?」

 

その問にユウキは声を震わして応えようとするが、

 

「ボクは・・・ボク・・・は・・・」

 

答えられず瞳から涙を流し、メニュー画面を開いてログアウトボタンに手を伸ばした。

 

「ユウキ!」

 

アスナが呼び止めるが、ユウキはログアウトしてしまった。

 

「カチューシャちゃん!

何もあそこまで追い込まなくても!」

 

ツェリスカの注意を背に、カチューシャは早足で入口に向かい移動してしまう。

 

「マスター!」

 

「待って、レイちゃん。」

 

追いかけようとするコハクをクレハが呼び止める。

 

「私が行く、レイちゃんはここで待ってて。」

 

「でも・・・」

 

「おねがい、任せて。」

 

コハクが頷くと、クレハはカチューシャの後を追っていった。

 

#####

 

クレハがカチューシャのホームに着くと、

部屋の主は部屋の隅で壁に向かって体育座りをしていた。

 

「本当にアンタはそういうところ変わんないわね。」

 

そう言うとクレハは、カチューシャの背中に自分の背中を合わせるように同じく体育座りをする。

 

「・・・なに?」

 

「なに?じゃないでしょ。

アンタがこうやって落ち込んだ時話を聞くのは私の役目じゃない。」

 

「小さい頃の話でしょ?」

 

「そうだけど・・・今のあんた、子供の頃のまんまよ?」

 

「・・・そうだね・・・うん、そうかも。」

 

カチューシャはクレハに静かに話し出す。

 

「ねぇ、紅葉(もみじ)。」

 

「・・・どうしたの?(かざり)。」

 

「私、最低だよ。

さっきのユウキを見てたら、GGOを始める前の自分を見てるみたいで、ちょっとイラッとしちゃったんだ。」

 

「・・・どういうこと?」

 

「本音を言えずに1人で抱えて後悔してる。

そんな自分。

ダメだよね、私とあの子は全然違うのに・・・気がついたらきつくあたってた。」

 

「確かに八つ当たりは良くないけど・・・アンタはあの子に後悔して欲しくないんでしょ。」

 

「・・・」

 

「本音を言えずに後悔する。

それがどんなに辛いか知ってるから、

同じ思いをユウキにして欲しくない・・・そうでしょ?」

 

「そう・・・なのかな。」

 

「そうよ、何年の付き合いだと思ってるの。

あんたのこと1番知ってるのはアタシなんだから。」

 

「ふふふ、叶わないなぁクレハには。」

 

クレハに励まされ、カチューシャは静かに立ち上がる。

 

クレハも立ち上がり、真剣な顔で尋ねる。

 

「それで、これからどうするの?カチューシャ。」

 

「・・・策はある。

やっぱり大人の身勝手てあの子が後悔するのは違うと思う・・・それに・・・。」

 

「それに?」

 

カチューシャは決意を込めた瞳で言う。

 

「まだ答えを聞いてないしね。」

 

#####

 

ログアウトして目が覚めたカチューシャ・・・御城飾はすぐさま立ち上がり、スマホで電話をかける。

 

「もしもし・・・父さん?

うん、大丈夫、私は元気だよ。」

 

カチューシャは深呼吸をして言う。

 

「あのね、聞いてほしい話があるんだ。」

 

#####

 

2ヶ月後、

 

病院の入口で、紺野木綿季(こんのゆうき)はお世話になった医師に頭を下げる。

 

「先生、長い間本当にお世話になりました。」

 

「いいんだよ、木綿希君。

私も君を助けられてよかった。

と言ってもこれからも検査で通院してもらうけどね。」

 

「先生、残ったみんなの事、よろしくお願いします。」

 

「ああ、私も医師として最善を尽くすさ。

でも本当にいいのかい?他の友達に連絡しなくて。」

 

医師の言葉に木綿希は首を振り、悲しげな笑顔で言う。

 

「みんなとの思い出はすごく大事だけど、

だからこそ迷惑かけたくないんだ。

だから・・・これでいいんだ。」

 

「そうかい・・・だそうだよ、飾くん。」

 

「・・・え?」

 

木綿希が振り向くと、一人の少女がたっていた。

 

黒髪のショートヘアーに、端正な顔立ちの少女は笑顔で木綿希に言う。

 

「初めまして、紺野木綿季さん。

御城飾です。」

 

その少女と木綿希は初対面のはずだった。

 

だが少女が身に纏う雰囲気は木綿希の馴染み深いものだった。

 

「まさか・・・カチューシャ・・・?

そんな・・・どうしてここに・・・?」

 

「都内でメディキュボイドの臨床試験をしてるのはここしかないからね。

特定は余裕だった。」

 

「でも・・・ボク・・・僕は!」

 

木綿希の側まで歩み寄ると、飾は木綿希の目を真っ直ぐに見て言った

 

「諦めるな、ユウキ。

私は何があっても絶対に君を諦めない。

だから、君も私を・・・私達を諦めるな。」

 

「・・・!」

 

「もう一度聞く、君は本当にそれでいいの?

本当はどうしたい?」

 

「ボク・・・ボクは・・・。」

 

木綿希の目から涙が溢れ出す。

 

「僕はみんなと一緒に居たい!

これからもみんなと遊びたい!」

 

「うん、わかった。」

 

飾は木綿希の手をとると、

 

「じゃあ行こう。」

 

そう言って歩き出した。

 

飾は木綿希を連れて、駐輪場までやってきた。

 

そこに置いてあった1台のバイクに近づくと、

 

ヘルメットケースから2つヘルメットを取り出し、1つを木綿希に渡す。

 

「乗って。」

 

促されるままヘルメットを被り、バイクの後部座席に座る。

 

飾もヘルメットを被り、運転席に乗った。

 

「それじゃあ、ちゃんと捕まっててね。」

 

言葉通りに木綿希が飾の腰にしがみつくと、

バイクは走り出した。

 

#####

 

しばらくすると、飾と木綿希を乗せたバイクは、1件の家の前に着いた。

 

「ここって・・・。」

 

「うん、私の家。」

 

飾は木綿希を連れて玄関の扉を開く。

 

「ただいま。」

 

飾が帰りの挨拶を言うと、家の奥から一人の女性が歩いてきた。

 

「おかえり、飾。

その子が?」

 

女性は黒髪ポニーテールの美人で、

身に纏う雰囲気は飾によく似ていた。

優しい笑顔に、木綿希の気も微かに和らいだ。

 

「うん、友達の木綿希。」

 

「は・・・はじめまして!紺野木綿季です!」

 

「はじめまして、飾の母の恋乃葉(このは)です。」

 

飾りたちが木葉と喋っていると。

 

奥から男性が歩いてきた。

 

「おう飾、帰ったか。」

 

黒髪のショートヘアーに、端正な顔立ちの男性は、細身だがよく鍛えられた体をしていた。

 

「もう、(そう)ちゃん。

帰ったかじゃなくてお帰りでしょ。」

 

「別にいいだろうが恋乃葉。

どっちも大して変わらねぇよ。」

 

男は歩み寄ると、木綿希の頭をワシワシと撫でる。

 

「よく来たな、木綿希。

御城総輔(そうすけ)だ、よろしくな。」

 

男は少しの間木綿希を撫でると、

飾と木綿希に言う。

 

「とりあえず入れ、話は中でしよう。」

 

木綿希は居間に通され、テーブルの前に置かれている座布団に座る。

 

木綿希の隣に飾が座り、対面に総輔が座る。

 

やがてお茶を運んできた恋乃葉が、総輔の隣に座ると、少しの間を置いて総輔が口を開く。

 

「単刀直入に言おう、

木綿希、うちの娘になれ。」

 

その言葉に、木綿希は一瞬ポカンとして聞く。

 

「娘って・・・ボクを引き取るってことですか?」

 

「そうだ。

お前の事情は聞いたし、親族にも会ってきた。

そして確信した、あそこに居てもお前に未来はない。」

 

「でも・・・あっちが納得するわけがないよ。」

 

「安心しろ、そのへんの話は済んでる。」

 

「え!?どうやって!?」

 

「決まってんだろ。」

 

総輔何故かドヤ顔を決める。

 

「金だよ。」

 

「・・・え?」

 

木綿気がポカンとしていると、飾と恋乃葉はため息を吐く。

 

「父さん、ドヤ顔決めてるとこ悪いけど全然かっこよくないよ?」

 

「堂々と金で解決したって言われてもねぇ。」

 

「なんで俺が悪者みたいになってんだよ!

お前らだって見てたろ!?

俺だって粘ったんだよ!

でも連中が金ださねぇと納得しねぇって言い出したんだから仕方ねぇだろ!」

 

総輔は声を荒らげて2人に反論したあと、

咳払いをして再び木綿希に向き合う。

 

「というわけで、そのへんは心配すんな

それにウチはそれなりに稼いでるからな。

娘の1人や2人どうってことねぇよ。」

 

「・・・でも・・・僕は・・・。」

 

総輔の言葉に木綿希は、俯いて言う。

 

「僕は・・・今までいろんな人にお世話になってきた。

だから・・・これ以上迷惑はかけたくないんだ。」

 

そう言った木綿希を、

 

「生意気言うな小娘。」

 

総輔は鋭い声で叱責する。

 

「他人に迷惑をかけたくねぇだァ?

それで自分が後悔してりゃあせわねぇだろうが。」

 

「・・・!」

 

総輔と言葉に、木綿希の肩が震える。

 

「いいか?よく聞け木綿希。

人間はなぁ、多かれ少なかれ他人に迷惑かけながら成長するもんなんだ。

お前がどれだけ仮想世界で強いかは知らねぇ。

でもな、これからのお前の世界は仮想世界だけじゃない。

殴られたらいてぇ、怪我すりゃ血が出て下手すりゃ死ぬ。

それが現実世界(リアル)だ。

 

そんなクソッタレな世界で、

てめぇみてぇなヒョロい小娘が他人様に迷惑かけずに生きていけるわけねぇだろ。

10年早いわ。」

 

「でも・・・僕・・・」

 

「・・・ユウキ。」

 

飾はユウキの手を優しく握る。

 

「私も皆も、知ってるよ。

ユウキが今までどれだけ頑張ってきたか、

ちゃんと知ってる。」

 

「・・・カチューシャ。」

 

飾は木綿希に優しく微笑む。

 

「だからさ、そこし休もう。

これからは、私も一緒にいるから。」

 

「カチューシャ・・・うっ・・・ひぐっ・・・」

 

飾の言葉に、木綿希は静かに涙を流した。

 

#####

 

木綿希が泣き止むと、飾は木綿希を2階の自室に連れていった。

 

部屋には同じようなベッドがふたつ置かれていた。

 

どちらも近くにパソコンが置かれており、アミュスフィアと繋がっていた。

 

片方はいつも飾が使っている方、

そしてもう片方は・・・。

 

「もしかして・・・これ・・・。」

 

「うん、ユウキのだよ。

GGOで手に入れたお金、結構溜まってたから買っちゃった。」

 

「い・・・いいの?」

 

「遠慮しないでいいよ。

・・・みんなと遊びたいんでしょ?」

 

「・・・うん。」

 

木綿希が頷くと、飾はニッコリと微笑む。

 

「さて、それじゃあ早速みんなに会いに行こうか。

ユウキのこと、みんな心配してるよ。」

 

「・・・うん!僕もみんなに会いたい。」

 

2人はベッドに横になり、GGOを起動してアミュスフィアを装着する。

 

「「リンクスタート!」」

 

2人の声が重なり合った。

 

#####

 

SBCグロッケン、スコードロンのホーム。

 

「皆!心配かけてごめん!」

 

頭を下げるユウキに、キリトとアスナは笑顔で言う。

 

「頭を上げてくれ、ユウキ。」

 

「そうよ。

たしかに心配したけどこうやってまた会えたんだから、ね。」

 

「・・・うん。」

 

そんな会話の後、クラインは苦笑いで言う。

 

「それにしても、カチューシャがリアルでユウキを引き取るって聞いた時は面食らったぜ。」

 

「私は後見人になってくれないかって頼んだんだけど、

話を聞いた父さんが『それなら手っ取り早く引き取っちまうか。』って言ってさ。

溜まってた有給を使って来てくれたんだ。」

 

「あはは。

相変わらずね、おじさん。」

 

話を聞いたクレハが楽しそうに笑う。

 

ユウキが姿勢を正してもう一度仲間たちに向き直る。

 

「えっと・・・これからも色々と迷惑をかけるかもだけど・・・よろしくね、みんな!」

 

部屋の中を暖かい拍手の音が響き渡った。

 

#####

 

都内、墓地。

 

綺麗に磨かれた墓の前で、

喪服に身を包んだ総輔、恋乃葉、飾、木綿希の4人は墓石の前で手を合わせる。

 

墓の中で眠っている家族に、木綿希は手を合わせながら語りかける。

 

「お父さん、お母さん、姉ちゃん。

ごめんね。

寂しい思いをさせちゃうけど、僕、この世界で生きていくよ。

だから待ってて・・・いつか、逢いに行くから。」

 

そのユウキのそばで手を合わせて、総輔は語りかける。

 

「おたくの娘さんは、俺達が責任をもって育てる。

だから、見守っててやってくれ。」

 

4人は墓石に長い間、手を合わせていた。

 

#####

 

1ヶ月後。

 

飾は二人分の朝食を用意していた。

 

すると、2階から騒がしい音を立てながら木綿希が降りてきた。

 

「姉ちゃん!コハク!おはよう!」

 

「おはよう、木綿希。」

 

「おはようございます!ユウキ!」

 

飾と、PCのモニターの中にいるコハクが木綿希に朝の挨拶を返す。

 

「姉ちゃん姉ちゃん!制服!おかしな所ない!?」

 

高校の制服に身を包んだ木綿希にカチューシャは笑顔で言う。

 

「うん、大丈夫。

すごく似合ってるよ、木綿希。」

 

「ホントに!?」

 

「ホントホント。

かわいいよ、木綿希。」

 

「えへへ////」

 

照れるユウキの頭を撫でながら飾は微笑む。

 

「今日から1年生だね、木綿希。」

 

「・・・うん、皆よりだいぶ遅れたけど。」

 

「気にしない気にしない、

今日のために少しづつだけど運動して体力もついてきたし。

頑張って勉強して、編入試験も合格した。

・・・それに。」

 

カチューシャは優しく微笑む。

 

「同じ学校なんだし、もしもの時は私に頼ってくれていいから。」

 

「うん、ありがとう姉ちゃん。」

 

「それに今日は私が1日そばに居るのですよ!ユウキ!」

 

「うん、コハクもありがとう。」

 

ユウキは自分のスマホの中に入ってきたコハクに礼を言うと、朝食をとった。

 

その後カバンをもって玄関で靴を履く。

 

「準備出来た?木綿希。」

 

「うん。」

 

「よし、それじゃあ行こうか!」

 

木綿希は飾と手を取り合って、玄関を出た。

 

かくして眠れる騎士は目覚め、走り出す。

 

新たな冒険の旅へと。


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