本日から小説を趣味で書かせて頂きます、よろしくお願いします。
第1話 戦闘民族の挑戦
朝か、何だかとても長い夢を見ていたような気がする。そして、とても懐かしい夢だった。かつて、俺の故郷惑星ベジータはフリーザの手によって消されてしまった。そして、フリーザに目をかけられていたがフリーザのやり方にムカッ腹が立った俺はフリーザに抵抗した、結果は惨敗だった。そしてその後、地球で生活をし始めた。そこからだ!俺の生活が大きく変わったのは、結局俺がやりたい事は何なのだ?今になり昔の我に返ったような気分になった、不思議だ...今までこのようなことは一度も思わなかったというのに。
「オッス、ベジータ」
カカロットか、また俺の邪魔をしに来やがったみたいだ。そうだ、こいつが俺の人生を大きく変えた一人だ。あの禿頭野郎が俺にトドメを刺そうとした瞬間、奴が止めて俺を生かしてからだった。やはり可笑しい、何故このようなことを急に。
「ベジータ、何さっきから変な事言ってるんだ?精神と時の部屋に入ってから可笑しくなったんじゃねぇか?」
「さぁな、もし知っていたとしても貴様に話してやる義理など無い、さっさと失せろ」
いずれにせよ、今この非常時にカカロットが居たら迷惑千万だ。さっさと帰って貰わなければ、
「はぁ!?おめぇ昨日オラと精神と時の部屋で修行するって約束したじゃねぇか」
「大人しくしろ、今日は何だか調子が悪いのだ。変な夢かなんかを見てしまってな」
「夢か、まぁ仕方ねぇな。おめぇにだって色々と事情があるしな、じゃあな!」
ふん、やっと居なくなった。取り敢えずこの事態に付いて何か思い当たる節を考えねばならないな。だが、昨日以前のことがあまり思い出せない、ハッキリ言って昨日カカロットと精神と時の部屋で修行しようと言う約束をした覚えもない。色々と話が混ざり合ってややこしくなって来た。もしかしたら変な呪いでもかけられたか?ふん、そんな馬鹿馬鹿しい話があるはずもないか。
「父さん!おはようございます」
「トランクスか、何か用か?」
こいつは俺の息子トランクス、絶望の未来からやって来た何かと報われない奴だ。
「母さんがそろそろ朝飯の時間だと言うので」
「そういえば貴様は何故居るんだ?」
「ゑ?ブラックを倒してから平和になったと言う報告に来たんですけど...」
平和の報告か、元々は俺が平和を踏み躙りにする役目だったと言うのにな。そういえばこいつも俺はゴミ扱いしていた気がしてならん。
「今日の朝飯は野菜バイキングですよ」
「俺にとっては共食いなんだがな」
**************
「到着致しました」
「よし、では100兵程で滅ぼして来るんだ」
「良いのですか?兵をもっと増やした方がより確実的なのでは無いかと思うのですが」
「量より質だ、100兵でもあの100兵はエリート部隊だ。奴らに真っ向勝負を挑み勝てる輩などそうそうあるまい」
「貴方は最近何もしてないじゃないですか、してることは才能のある戦士に変な呪いをかけて記憶をごちゃ混ぜにしていることだけじゃないですか」
「ふん!後は兵士に任せて、俺たちは帰るぞ」
**************
「よぉし、軽いウォーミングアップは御仕舞いだ!やっぱもう一人居ないと修行は捗らねぇな」
精神と時の部屋で修行をしているカカロットだが、俺は一人荒野で魘されていた
「俺の地球での生活の記憶がどんどん消えていくようだ...こ、こんなことは今までなかった...」
だが、先程から感じていたことがある。それは、戦闘力は消えてないと言うところだ。戦闘民族にとって戦闘力はとても重要な数値なのだから。
「なっ!?」
突然の不意打ちが掛かる、不意打ちを放って来た奴の姿を見た時には、地球の奴ではないということは明白だが異様な雰囲気であった。ただの兵士ではない、フリーザ軍にこのような輩は居ないしな。
「ふん、何か用か?死にたいのか?」
その兵士は答えずに、俺目掛けて気功波を放って来る。俺は避けるまでもないとあっさりと跳ね返したがそれが仇だった。俺は背後から別の兵士に攻撃を食らってしまう。
「ふん、俺と戦うつもりか。だが辞めておけ!貴様らのような雑魚ではこの戦闘民族サイヤ人の王子ベジータ様には傷一つ付けられる筈もあるまい」
兵士の数は約100人程と見る、俺は超サイヤ人に変身して一気に蹴りを付けようとする。
「ギャリック砲!」
敵全体に命中した、我ながら素晴らしいコントロールだ。だが、こうやって兵がノコノコと俺の前を通った以上、黒幕が必ずこの星にある筈だ。
「どうした?この俺の強さに怖気付いたか?」
「流石だな、サイヤ人」
ようやく黒幕のお出ましのようだ、その黒幕は黒い鎧を纏い劔を手にしっかりと握っていた。
「ふん、とんだ木偶の坊だな」
「戦闘民族の端くれが図に乗ると痛い目を見るぞ?」
「はっ、痛い目を見るのはどっちだろうな」
強気で掛かる俺に対し、相手は冷静かつ隙が生まれない。奴も恐らく並みの戦いのプロだな。
「ふん、威勢はいいようだな。だが、この俺様が戦闘民族サイヤ人の王子とも知らずに愚か者め」
「ほう、大したものだ」
「行くぞ!この俺がぶっ殺してやる!」
記憶を失ったベジータと謎の黒幕?の戦いが今、始まる。
次回:黒幕?死す