私の名前?ガングニールですがなにか? 凍結中 作:スタイリッシュガングニール
私は次の日に食堂で翼さんに会うことができたけど、テンパってしまって何も言えず、しかもほっぺにご飯粒を付けていてそれを指摘されてしまった。
はぁ、恥ずかしい。
結局、話を聞くどころか恥を晒してしまった。
絶対おかしな子だと思われた。
落ち込みながら未来の用事を待つ。
「それ、まだかかりそう?」
「うん、あっ、そう言えば今日は翼さんのCDの発売日だったね、でも今時CD?」
そう!今日は待ちに待った翼さんのCDの発売日!そして何より、
「はっはー!CDは初回特典の充実度が違うんだよ〜!」
「じゃあ売り切れるんじゃない?」
え?あっ!その可能性を失念していた!やばい!
未来に買いに行くことを伝えてCDショップまで全力で疾走する。
「特典!CD!特典!CD!」
私の頭はCDの事でいっぱいだった。
だから気付かなかった。
ついた時に違和感を感じて周りを見渡してみると人がいない。
CDショップは中がひしゃげている。
そして、私の目の前には黒い炭が舞った。
「ノイズ!」
急いで方向を転換し逃げようとした時、
「キャー!」
子供の悲鳴が聞こえた。
気づけば私は声が聞こえた方向へ駆け出していた。
走る、走る、走る、走る、走る、走る。
私の背中には女の子が震えながら泣いている。
ノイズからこの子を連れて逃げたまでは良かったけどがむしゃらに逃げた所為でシェルターからはかなり遠ざかっていた。
しかも女の子を背負って全力で走ったから体力が残ってない。
それでも!諦めるわけにはいかない!
あの日、私を救ってくれた人は優しくて強かった!
私を引き上げてくれた『私』は暖かく心強かった!
だから私も!
残りの体力を振り絞り、ガスの給油タンクの上に登る。
ここならしばらくは大丈夫だと思っていた。
「あっ、」
振り返ればそこにはノイズが溢れていた。
咄嗟に女の子を抱きしめる、徐々にノイズが迫ってくる。
まだ!まだ、私にも出来ることがあるはずだ!
その時、
「‥‥‥‥‥‥‥」
声が聞こえた。
優しく、でも凛としている声。
「聞こえるはずだ」
知らない筈なのに妙に懐かしい感じがする。
「お前が退けばこの子は死ぬぞ、臆せば全てを失うぞ!」
そうだ、この声を知ってるんじゃない、この声から伝わる暖かさは!
「闘え!私とお前は既に同じ!」
そうだ『私』は私で私も『私』!
「歌え!私の聖詠は!」
貴方の名前は!
「『Balwisyall Nescell gungnir tron!』」
そして私は『私』を纏って戦場に降り立った。
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はぁ、可愛いよ〜、ドジっ子ビッキー!
ご飯粒になりたい!
ビッキーに美味しく食べられたい!
いや!むしろ、ビッキーがっ!食べながら、ビッキーをっ!食べたい!そうしたい!
おっと、変態さんになってしまうところだった。
何?もう変態だって?違うぞ!変態と言う名の紳士だ!
えっ?クマ○君?知らない子ですね〜。
それはそうとビッキー売り切れるかも知れないけど走り過ぎだよ?
転んじゃうよ?
駄目だよ?ビッキーを傷つける=ミナゴロシ!だからね?
そして、流石ビッキー、子供を背負いながらもその走り、素晴らしいぜ!
おい、ノイズ、何ビッキーに迫っとんねん。
ブチコロス!
おっと、気持ちを抑えて。
よし、そろそろ出番だ!
カッコよく!スタイリッシュに!
「立花響!」
「聞こえる筈だ」
「お前が退けばこの子は死ぬぞ、臆せば全てを失うぞ!」
「闘え!私とお前は既に同じ!」
「歌え!私の聖詠は!」
「『Balwisyall Nescell gungnir tron!』」
やった!ビッキーとハモった!
それはそうとノイズ、お前らは血祭りに上げてやる!
まさかのまだバトルまでたどり着きませんでした。
本当に申し訳ないです。
次こそは絶対バトル回なのでよろしくおねがいします。、