転生からはじまるデスマーチ   作:nani

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集光ってレンズみたいな魔法ですが、光を曲げられるなら鏡みたいに180度以上曲げてしまえばいけるはず。
ユニークスキルもあるし、魔法だからこんなこともできるはず。

ライトセーバー?流石に、それを名乗るには力不足だと思った。フォースないし。まだ、宇宙行ってないし。


揺り篭2

 こんにちは。揺り篭の前に着いた狐です。折角魔法が使えるようになったので、危ないと思うまで魔法だけで攻略しようと思います。

 

発光(ライト)発光(ライト)発光(ライト)発光(ライト)集光(コンデンス)発光(ライト)発光(ライト)・・・」

 

 まず、光を発生させる生活魔法を自己確認(セルフ・ステータス)による無詠唱で連続起動させます。 上級魔法までなら最後のキーワードだけで、発動できる転生者、転移者の特典の凄まじさがよくわかります(主人公は禁呪すら無詠唱ですが)。

 次に、光を集める魔法を使い攻撃に使用できるまで光を集めます。

 

 

 ・・・最後に、これを5m以上の大剣に変形させて蜂をぶった切ります。   え、飛ばす?そんな勿体ないことは出来ません。100回以上はライトって唱えたんですからね、攻撃の度にそんなに時間をかかるなんてこと出来ません。

 

(はからずも、魔法剣士スタイルが決定してしまった)

 

 落ちた蜂のような魔物から漂う焦げた匂いを嗅ぎながらそう思う。

 しかし、光線(レーザー)みたいな呪文は生活魔法の本に載っていなかったから仕方ない。ちなみに、極意は一度その魔法を魔法を使わずに一度やってみることだった。

 

 歩きながら、この僕のメインウエポンの魔法剣の弱点を考える。

 まず、さっきのように準備に時間がかかる。

 他には、維持に魔法を使う。 コンデンスもそうだけど、空気に当たって減衰しているのかライトも使い続けないと威力を維持できない。

 使うと使った分の光を補充しないといけない。

 また、コンデンスは光のみを集める重力のようなもので光が装甲を突き破れないと内部を攻撃することができない。あくまで、光のみを対象にしているので、コンデンスの力場が魔物の内部に貫通しても全くダメージがない。

 それと、実体がないので防御に使えない。

 他には・・・維持に魔法を使うことの欠点だけど、術理魔法の魔法破壊(ブレイクマジック)で今までためてきた光が閃光弾のように散らばる。 敵にやられたら、攻撃手段が反転だけになってしまう。

 

 最後のが致命的だ。ここのホムンクルスは理術で魔法破壊できたはずだ。

 準備に時間がかかることは、ずっと維持し続ければ問題ない。補充もそうだ。 光が装甲で防がれることは力技か弱点をつけば何とかなる。防御できないことも、遠距離から攻撃すれば防御自体が必要ないし、あっても反転で防御できる。

 うーん、念のために短剣でも持っておこう。 光の大剣(シャイニンググレートソード)の核にも使えそうだし。手刀の延長線上に固定して動かすよりそっちのほうが、動かしやすそうだ。

 

「さて、リベンジといこうか。今回の目標はトラザユーヤの間。いざ、出発!」

 

 光の大剣を空中に放置して、門を開ける。

 入り口から30mほど場所にまたゴブリンみたいな魔物がいたので、剣を伸ばして首を焼き切り、短剣を回収する。

 

 魔法って素晴らしい。・・・やっぱり、光適性のおかげだよね、普通レベル10じゃここまでの速さで魔法を操れないし、射程も足りないと思うし。

 

 ステータスが上がれば同じことができるようになると思うから、ユニークスキルがなくなっても大丈夫なようにレベル上げ頑張るか。

 

「よし」

 

 とりあえず、1時間レベルが上がらなくなるまでサーチアンドデストロイだ!

 

 ◆◆◆

 

 あれから、どれくらい経ったんだろう?

 階段を見つけたので、上に上がって迷子になったけど、サーチアンドデストロイを続行して階段を見つけては上るのを繰り返すこと50回ほど・・・そろそろ一週間経ったような気がする。 結構楽しくて、時間を忘れてしまった。

 レベルも15になったし、丁度いいので壁をぶち破って脱出しよう。

 

 揺り篭の壁は光の大剣で切り裂こうとしても、表面が焦げるぐらいで穴を開けられないけど、それは今の話だ。

 

(しかし、途中で脱出できる作りで助かった。原作では20層で地下にあったと思うんだけど、原作知識も当てにならないみたいだ。200層はあるんじゃないか?)

 

 サトゥーさん、来て下さい。本当にお願いだから来て下さい。僕じゃポチ達をどうにか奴隷から解放して王国から逃走するにしても、まだ弱いポチ達を連れての逃走は多分途中の事件で怪我をさせてしまうと思う。

 それに、そうなると星降りもないってことだから僕が出かけている間にポチ達が投石で殺されてしまう可能性も・・・!

 

 ・・・やば、今まで無意識に考えることを拒否していたけど、流石に不味いな。

 

 いや、しかし投石は大悪魔が片腕を切り落とされ・・・これもサトゥーか!

 

 全く予想がつかない。というか、最悪最初の上級悪魔にセーリュー市が壊滅させられる。

 

 やっぱり、レベルを上げて少しでも対抗できるようにレベル上げが最優先かな。 結局、元に戻ってきた。

 

 「よし」

 

 おそらく、ここが一番外に近いと思う場所に着いた。

 まず、最大出力の光の大剣で突き破れるか試す。無理だったら、反転で突き破る。それでも無理だったら、レベルを上げて出直そう。 

 

発光(ライト)発光(ライト)発光(ライト)・・・」

 

 剣を壁に突き刺しながら、光量を上げる。とりあえず、1時間試そう。それぐらいは許容範囲だ。

 

 焦げた匂いと煙が漂っている。

 

 集光(コンデンス)もレベル不足かちょっと不安定になってきた。主人公の光線(レーザー)をも束ねた魔法なのだからもっと頑張って欲しい。

 

 

 

「・・・発光(ライト)発光(ライト)発光(ライト)

 

 約1時間後、剣を抜いて見ると形がぶれて歪な剣を突き刺した跡が残っていた。

 

 ・・・やり過ぎた。

 

 剣を壁より長い槍のようなものに変えて僕が通れる1mぐらいの穴を描く。

 

 ーズッ

 

 反転を使って押すと直径1m高さ2mぐらいの円柱が落ちていった。

 

「とりあえず、出れて良かった。じゃあ、何を狩って帰ろうかな?」

 

 服装が貫頭衣なのはマイナスだけど、大きな木に空いた穴から遠くを眺めるのってロマンがある。

 

 出力が下がった剣を持って僕は木から飛び降りた。

 剣は持っていくことにする。実戦で使うんだ、眠っていても維持できるようにならないと。

 

 さっきので中の短剣も持ち手以外溶けちゃったみたいだけど。そっちのほうが、間違って自分に突き刺すことがなくなって安全だ。

 

 そうだよ、何十回か中に短剣が入っていることを忘れて両手持ちにしようとして刃の部分を持ったり、肩に担ぐときに肩に刺しそうになったりしたよ。

 まぁ、常時体表に展開している反転にはじかれたけど(刃は折れた)。

 

 刃物は危険だ。本当に。

 反転のユニークスキルがなかったら死んでいたかも知れない。なぜなら、今の短剣は20代目だ。代えりがないときはそのまま使っていたから事故はもっと多いと思う。




原作まで後少し。のはず。

10からのレベルアップ分はMPも反転があるのでINT極振りです。おかげで、初期値を含めて3倍のレベルのINTがあります。1から10のときは全部平均的にあがったので7倍ではないです。

セルフ・ステータス持ちはHPなどの成長も操作できたはずです。アリサがレベルアップ時にSPをあげた描写があったような気がする。
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