君の名は。 ~かたわれ時〜   作:奏狐音

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2人の決意

三葉の家に泊まった日の数日後

瀧は悩んでいた。

ものすごく悩んでいた。

思わず、大きなため息がでて上司に心配されるほどであった。

職についてから、バリバリと元気だけを取り柄として

頑張ってきた瀧であったがいまはそれどころじゃなかった。

 

「どーしよ、、、、」

1人でブツブツと同じことを永遠につぶやいている。

「三葉に、告りたい、、、。」

((ずっと、探していた。

名前もしらない誰かを。

それが、三葉だった。

愛おしくて愛おしくてたまらない。

いつの間にか手のひらを見ている癖もなくなっていた。

何故かはわからない。

目が覚めてから、泣いていることもなくなっていた。

三葉が好きだ。

この気持ちだけを抱えてこれから生きていくなんて

耐えきれない。

伝えよう、三葉に。))

瀧は決意した。

 

 

 

 

そのころ、三葉も仕事中であった。

「瀧くんにあいたい、、。」

仕事のせいで、思考がおかしくなっているのか

よくわからないが瀧に甘えたいと三葉はずっと

考えていた。

まだ出逢ってから何日もたっていない。

「けど、、、、、わたしは、瀧くんが好きや。」

((一目惚れとは少し違う。

きっと、ずっと前から知っていた。

大学の時だってそう、

何人かの人に告白された。

けど、この人じゃないなって思ってしまう自分がいた。

もしかしたら、この先ずっと独りで寂しく生きていかないとダメなのかな。

この大切な何かを忘れてしまったわたしには

幸せになる資格はないって思ってた。

そして、あの日瀧くんと出逢った。

 

瀧くんのことを想うと胸が痛い。

きっと、この気持ちは好きって気持ち。))

ふぅぅ〜と息を吐いて、気持ちを入れ替える。

 

「わたしは、瀧くんが好きや。」

 

 

 

 

俺は、慣れない手つきでLINEをうつ。

 

私は、その気持ちを自覚した上で一生懸命言葉を紡いでく。

 

やっとの思いで紡いだ言葉をさっさく俺は送る。

 

すると、瀧くんからLINEがきた。

すると、三葉からLINEがきた。

 

 

『今夜、初めて飲んだお店で三葉に聞いてもらいたいことがある。今夜空いていますか?』

 

『今日、仕事が終わったあと瀧くんに言いたいことがあります。どうですか??』

 

俺はそのLINEをみて微笑む。

 

私はそのLINEをみて微笑む。

 

そして、もちろんです。と俺は送る。

 

了解ですと私は送る。

 

『了解です。では今夜』とLINEがきて本格的に緊張する。

 

『もちろんです。ではまた』とLINEがきてなんとも言えない気持ちになる。

 

ああ、はやく逢いたい。

 

 

瀧と三葉は、お互いにそう思った。




いま、君の名は。を見返して書いていました。
いつ観ても幸せになれますね。

皆さんのご期待に添えれるようなものをかければと思っております。
お読みいただき、ありがとうございます。
また、誤字などがありますが気にしないでお読みください。
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