君の名は。 ~かたわれ時〜   作:奏狐音

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突然の告白

瀧は、5時に仕事が終わった。

新人だという点と挙動不審すぎたので強制的に帰ることになったのだった。

瀧が携帯を見るとまだ三葉からLINEはきていない。

いつも、7時頃に終わっていると前に言っていたので

まだまだだようと瀧は推測した。

7時頃になったら三葉の会社の近くであう。

これを頭にいれいまから、時間との戦いであった。

ふと思い立って

背後に佇む会社を見る。

大きいビルの5階が、瀧の会社だ。

三葉よりも、収入は少ないし経験も少ない。

もちろん、恋愛についてもそうだった。

知恵はない、経験もない、

けれども、三葉を想う気持ちは誰よりも強いと思っている。

初めて会って、まだ数日後とは思えないぐらい

瀧は三葉のことを想っていた。

さて、出陣だ。

近場にあるジュエリーショップの中に瀧は入っていった。

 

 

 

「はぁあ。」

三葉は大きいため息をついた。

何故、仕事というものははやく上がりたい時に

沢山あるのだろうか。

何故、今日に限って捗らないのだろうか。

今のペースで仕事をしたら7時に上がることになる。

もう少しだけペースをあげて頑張ろうと三葉は気持ちを切り替えた。

 

 

 

 

「ふぅ、疲れた。」

時刻は6時半。

三葉は、ペースをあげて仕事を終わらせた。

周りをみると、何人かの人しかいなかった。

「お先に失礼します」

と、一声かけて三葉はスキップで仕事場をでようとした。

「♪〜♪〜♪〜〜」

スマフォが鳴った。

そこには、立花瀧という名前がでていた。

「はい!」

「あ、三葉??いま、三葉の仕事場のビルの前出待ってるから。」

「え?!瀧くん、迎えに来てくれたん?!」

「そうだよ。三葉に会いたくて会いたくてたまらなくなって来ちゃったよ。」

瀧はあははと子供のように笑う。

その声を聞きながら三葉は、急いで外に出る。

「さて三葉。問題。俺はどこにいるでしょう?」

「え、え、え?!私がいまから瀧くんを探すんね?

ヒントほしいなぁ〜。」

すこーしだけ、甘えてみた三葉だった。

「んじゃあね、俺からは三葉が見えてる。」

「ええええ、いまから移動して見つけるからまっといて!」

三葉は、気合を入れ直しまあまあ人がいるところにでた。

「瀧くん、見つけられないよぉ」

人混みに疲れてた三葉は少し開けた桜並木のところへきた。

すると、うしろから声が聞こえて目を隠された。

「そっか、三葉。

今回は三葉の負けだね。

はい、目をつぶってー。」

と言って、腕で目を隠しながら瀧が三葉の指に何かをはめた。

「はい、目を開けてね」

三葉が目を開けるとそこには瀧が笑顔でたっていた。

左手を見てみると指輪がはめて合り、三葉の瞳からは大粒の涙が零れた。

「た、瀧くん〜〜」

嬉しすぎて瀧に抱きつく三葉。

「こーら。人がたくさんみてるし会社のちかくだぞ。」

瀧が、優しく三葉の頭を撫でる。

「これは、ずるい。」

と言い、三葉は離れる。

瀧が三葉を見つめて、言葉を紡ぎ始める。

「三葉、俺は三葉と出逢ってから全てが変わりました。

出逢ってから数日しかたってないけど、俺は三葉のことが好きです。

い。いや。大好きです。

俺と付き合ってください」

頭を下げる瀧。

周りからのすごいという賞賛の声。

そんなのも、関係なしで三葉は涙を零しながら言う。

「こちらこそ、よろしくお願いします」

と。

すると、周りからのおめでとー!!!幸せになれよ!

などの声が聞こえて恥ずかしくなる2人であった。

「とりあえず、どっか行こうか」

「2人だけで話したいな」

上目遣いで言う三葉。

「よし、俺んちいこう。」

2人は駅に向かって歩き出した。

 

 




お読みいただきありがとうございます。
今回も、みなさんのご期待に添えれたでしょうか?
まだまだ不安なのでよろしくお願いします。
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