君の名は。 ~かたわれ時〜   作:奏狐音

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番外編 突然の告白での瀧

ジュエリーショップで三葉に似合うものを探すことにした。

ショーケースの中を見てみると、どれもこれも

高級でそしてピンとはこなかった。

((金のことはさておき、三葉に似合うものって言ったらなぁ。シンプルなものでもいいんだけどな))

「お客様、何をお探しでしょうか」

と、店員に聞かれ瀧はますます悩んでしまった。

「いやー、好きな人に何かをプレゼントしようと思ったんですけどどれがいいのかさっぱりわからなくて、。」

また。違うショーケースを見てもいいのが無かった。

((三葉は、いつも、、、、、、紐で髪の毛を結んでいるな。))

瀧は紐に目をつけることにした。

「すみません、紐みたいな指輪ってありますかね?」

苦笑いで瀧は聞いた。

だが、その瀧の苦笑いで店員さんの心を射止めた。

瀧は恋愛経験が少ないだけでイケメン部類に入っている。

もちろん、本人は自覚がない。

「おまかせてください。」

店員さんは、一生懸命考えてくれ結論がでた。

「このようなウェーブタイプの指輪などはいかがでしょうか。このように2本のウェーブが入っているので、紐に見立てられるのではないでしょうか。」

店員さんが持ってきてくれた指輪に瀧は決めた。

「これ、ください。」

「そのお方の指のサイズなど、教えて貰ってもよろしいでしょうか。」

「え?!す、すみません。

まだ、告ってもいないんでわからないっすね、、」

((ち、ちくしょー。そんなの聞いた方がいいなんて聞いてないし!!けど、これ三葉に似合うしなー。))

三葉が、つけているところを考える。

((うん、似合う!))

「大体の女の人のサイズできっと合うと思うのでよろしくお願いします。」

「わかりました。少々お待ちください。」

ふぅ、と瀧は安堵した。

いまの時間は6時前。

ゆっくり行っても7時には間に合う。

((俺、安堵できなくね?!!!

なんて、言って指輪を渡そう、、、))

誰かに相談するためにLINEの友だちをみた。

((奥寺先輩、、、、だめだ、絶対バカにする。

司!!!!!、、だめだ、奥寺先輩と一緒にバカにする。ていーかこの前会ったとき、かなりバカにされたし、、、、。

高木、、、こいつ忙しいってこの前言ってたし彼女といまラブラブだったな、、、。))

瀧が悩んでいると司からLINEがきた。

『おまえ、俺に相談しろ』

え、なにテレパシーと思い周りをキョロキョロすると

ジュエリーショップの店の前で

奥寺と腕を組んでいる司がたっていた。

奥寺は手を振りながらある意味怖い笑顔でいた。

((げ、まじかよ、、、))

『げ、じゃねーよ。感謝しろよそこは。』

指輪をもらい、ジュエリーショップをでると

早速捕まり近くのカフェで話すことになった。

もちろん瀧は抵抗したが司のある一言。

「告白はかなり重要だぞ。

告白が上手くいかなかったらそのあとも上手くいかない。

けど、俺とミキに相談したら上手くいく。」

と、うまいぐわいに丸め込まれてしまい相談することになった。

 

 

「え?!まだ出逢ってから数日しかたってない?!!」

奥寺は、ガトーショコラを食べながら驚いている。

「そうなんです。けど、三葉とはそんな気が全然しなくて」

「瀧くんらしいわね」

と、コーヒーを飲みながら奥寺は笑う。

「ところで、瀧。

まじで三葉さんに告るのか?」

「あぁ。そう思ってる」

司は思った。

((三葉さんのことになるといつになく

真剣な顔になるんだよなぁ。

いじってやりたくなる、、。))

「んで、三葉さんと何時に待ち合わせしてるんだ??」

「えっと、7時。」

「なら、いますぐ行かないと間に合わねえじゃん。

ぱぱっと、作戦言うぞ」

「え、もう考えてあるの??」

「もちっろん!瀧くんのために前々からずっと

私達考えてたのよ?」

奥寺と司のコンビネーションはやばいと思った瀧であった。

 

 

1通り作戦を聞かされたあと瀧は一言。

「お、おれそんなことできる?!!」

「普通の瀧なら無理だな。」

「今までの瀧くんなら無理に決まってるじゃない」

盛大にハモった2人。

「三葉さんのことを本気で考えているならできる。」

「そーよそーよ。男なら一肌脱ぐ時があるわ。」

瀧はやるしかないなと、思い始めた。

「わかった。奥寺先輩、司ありがとう。

ちょっと。一肌脱いでくる。」

瀧は決めた。

司と奥寺の考えたすごい男らしいことをすることに。

 

 

 

 

 

瀧がカフェから出たあと。

「三葉さん、あんなことされたら嬉しくて泣いちゃうんじゃない?」

笑いながら奥寺は言う。

「だろうな。」

司も笑う。

「私もはやく三葉さんに会ってみたい」

「俺も会ってみたい。

よし、付き合ったら集まるか」

「さんせーい!」

集まることになったのだった。

 

 

 

瀧は急いで電車に乗り、6時半すぎに着いた。

「よし、まずは司の言う通りメールを男らしく、、。」

うったメールをみて、いたいか?と思ったが

送ることにした。

すると、すぐ返信が来た。

しばらくすると、三葉がでてきた。

((よし、ここからが勝負だ。))

 

 

瀧が男になった瞬間であった。




この前の話の瀧に何があったかを書いた話です。
色々な人に読んでいただいてとても嬉しい限りです。
ゆっくりなペースですが、必ず完結させたいと思っているのでよろしくお願いします。
お読みいただきありがとうございます。
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