三葉が作ったご飯を食べながら話をすることにした。
けれど、三葉の作ったご飯が美味しくてなかなか話を切り出せない瀧であった。
すると、三葉が話を切り出した。
「私のね、出身糸守なん、、、。」
今までの三葉は、糸守出身と言うことを誰にも言っていなかった。
糸守出身というだけで、いままで様々な目にあってきたからだ。
三葉の心は、砕けそうになったときもあった。
けれど、
「けど、瀧くんと私にはきっと糸守に落ちた彗星が絶対に関係してると思うん。」
真剣な表情で三葉は語る。
「俺もそう思う。話長くなるけど、少し話していいかな??」
瀧の話がはじまった。
高校生の時、やけに楽しかったこと、世界が違ってみえたこと、周りにおかしなことを言われたこと。
そして、糸守に行ってしらない山で1晩野宿してたこと。
「何をしにいったかは覚えてない。
けど、あの日から何かを無くしてしまったような感じだけが残っていた。」
と、瀧は語る。
「わ、わたしも彗星が落ちてきた日。
友達のテッシーとさやちんと一緒に爆発事故を起こして
町民全員を避難させようとしたん、、。
けど、その作戦は私が立てたとは思えんかった、、。
彗星が落ちてきて、みんなが不安がってた。
町も無くなってしまったし、、。
ふと、右手の手をみたらすきだって書いてあって。
それに、すごい励まされたん、、、。
その字を、書いたのが瀧くんだと思うん。
根拠はないけど、私の勘がそう言っとる、、。」
三葉は、瀧から貰った告白指輪をみた。
涙がこぼれてくる。
瀧が三葉抱きしめ、頭を撫でる。
「今まで、傍に入れなくてごめんな。
けど、今は俺がいる。
俺を頼ってくれ。」
三葉の目から益々涙がこぼれる。
「え?!俺、なんか泣かせること言った?!!」
「ううん、、。嬉しくて、、、」
三葉が瀧から離れ、涙を拭う。
その姿を瀧はみてなにを感じたのかもう1度抱きしめる。
「三葉、、、、。
つらいかもしれないけど、糸守に行こう?」
優しく瀧は言う。
三葉は頷く。
「わたしも、そう思った。
絶対に、何かあると思う。」
「そっか、、、。
気持ちが落ち着いたらでいいから行こうな」
瀧はさっき以上に強く抱きしめる。
「♪〜♪〜♪〜」
いい雰囲気のときに、三葉携帯が鳴った。
「た、瀧くん、ごごめんね??」
「大丈夫だよ、きっと四葉だろ??」
瀧は苦笑いで言う。
「だと思う、、」
三葉も苦笑いで言う。
携帯を見ると四葉からのLINEが。
「お姉ちゃん、もうお兄ちゃんとゴールした?(·∀·)ニヤニヤ」
三葉の顔がみるみるうちに赤くなる。
「四葉、、、、。」
そのあと、三葉のガードが固くなったのは
紛れもしない事実であった。
お読みいただきありがとうございます。
やっぱり、瀧くんはイケメンですね。