生き流れ   作:柿月

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 『こういう流れ』が欲しかったので、1000字で書きました。ただの導入です。読む必要はあまりありません。
 主人公の元の世界での設定はこれで終わり。仔細なく、曖昧なままです。


プロローグ「基点」かつ「覚書」

 夢も希望もない日々に辟易して、またネットへ潜る。昔は感動だとかなんとか求めていた気もするけれど、最近はそうでもない。そこそこ文章の質が良い作品を探して、読む。ギャグだとか、シリアルだとか、単純な俺tueee系だとか、そういう作品が気に入らなくなったのはいつからだろう。そう、前も考えたことをまた考えて、ろくな結論も出さず、習慣の作品掘りに励もうとして…ふと、気づいた。

 

 原作一覧に東方Projectがない。

 

 見落としたかと原作カテゴリをスクロールするが、ない。運営のTwitterを確認するが、何も書いていない。運営への報告ってどうやるんだったか、なんて考えながら、とりあえずキーワードに『東方』と打ち込んで小説検索をして…ちらりと、目に、『23件』という文字が見えた。

 瞬間、予感のままに、覚えている作品名をアドレスバーに叩き込んだ。が、ない。ヒットしない。別の作品も、ない。ことごとくない。別の小説投稿サイトを見て、最後に東方創想話と調べて、理解した。一応上海アリス幻樂団と神主も調べたが、どうやら神主は、少なくともメディアに露出していないらしい…。

 

 ため息をついた。つまり、こうか。別世界に移動したか、あるいは今までそういうものが存在していたという妄想をしていた、と。ぞっとしない。

 

 少しして、一抹の疑問を覚える。ここは単純に『ない』世界なのか?それとも『幻想郷』がある世界なのか?そして、あるとしたら…どうしようか。

 

 もし、そうだとして。そうだとしても、関係しようとしなければ今までと全く変わらない。東方Projectは少なくとも2015年以前の年代のはず。今から積極的にかかわろうとしても、意味はほぼあるまい。むしろ妖怪に食われる危険性のほうが高い。抵抗手段の手に入れ方もわからない。あの諏訪大社の祭神が消えかけだったというのに、都合の良い存在に巡り合うというのは、ほぼ無理と言っていいだろう。

 

 かといって妖怪に関わるのも駄目だ。某団三郎狸や鵺のような大妖怪が手を貸してくれるわけもなく、都市伝説系統は軒並み危険。そして他に情報がない…そもそも、妖怪相手どころか人間相手でも、交渉をできる気がしない。

 

 つまり、現状、できることはないのでは?そう思い至って、でも、いつも通りの生活を続けるというのは、きっとろくでもないだろうというくらいは悟っていて。

 堂々巡りなので、とりあえず覚書としてこれを書くことにした。




 続けられることを願って、魔法の数字3に願掛け。すでに下書きらしきものは出来上がっているけど、一度飲み込んで形を整える必要があるので。
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