アーマードライダーD×D(再投稿)   作:神崎桃哉

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第4話

Side:コータ

 

とりあえずグレモリー領を出た俺たちは日本という国にきた。日本という国はどこか聞き覚えがあり、懐かしい気がした。

 

「とりあえずリアスちゃん、どうする?」

 

まずはリアスに聞いてみる。

たぶんリアスのことだから……。

 

「お買い物したい!」

 

そう、リアス・グレモリーは大のお買い物好きなのである。お買い物だけではなく、食事も大好きで、屋敷にいたころは男である俺やサーゼクスさん並みに食べていた気がする。

 

「手伝うけど程々にしなよ?」

 

「わかってるって!早く行こ?」

 

急に手を取ってこっちこっちと手を引くリアス。僕はちょっと恥ずかしくなってしまう。

 

「ちょっとリアスちゃん、恥ずかしいって。」

 

「気にしたら負けってお母様もグレイフィアも言ってたわ?」

 

グレイフィアさぁぁん、ちょっと待ってくださいよ!なんでこんなこと教えるんですか!?サーゼクスさんやグレモリー卿もこんな風に落ちていったんですか!?教えてください!?

こんな風にして眷属集めの旅が始まった。

 

まず来たのは駒王町という場所だ。

駒王町は田舎とも言えず都会とも呼べないところだ。何故このような場所に来たかと言うと、リアスちゃんがここのマスコットキャラクター《クオートラ》が好きだからという理由だ。

ただそれだけでもなく、ここ近日堕天使の出現情報も出ているのも事実である。リアスの眷属になってくれそうな人がいるといいのだが。

 

「ねぇねぇ、コータ!このお店行こ?」

 

当のお嬢様は完全に観光気分だ。

本当に自分のやることをわかっているのだろうか。

「はいはい、わかったよ。お嬢様。」

 

「おい、そこの少年。」

 

後ろを振り返ると真っ黒な服装をした男性が3人いた。

だがそれだけではない。この3人からは悪魔と似たような匂いがする。

 

「そこのお嬢さんをこちらに渡して頂きたい。」

 

「嫌だ。って答えたら?」

 

「子供が粋がりやがって。」

 

1人がこう吐きすてると、その男の背に翼が生えた。サーゼクスさんやリアスちゃんとは違う。てことは……!

 

「堕天使……。」

 

「ほぅ、我らのことを知っているようだな。ならば話も早い。リューティア、ガルバ。行くぞ。」

 

「「おぅ!」」

 

「マジかよ。下がってて!《変身》!」

 

『オレンジ!』

 

いつもと同じく頭上から果物が降ってくる。

今日はいつも使っているオレンジだ。

 

「なんだ!?これは!?」

 

『ロック、オン!セイヤッ!オレンジアームズ!花道オンステージ!』

 

頭上から降ってきた果物を、頭に被り僕は《武装戦士(アーマードライダー)鎧武(ガイム)》へと変身した。

 

「ここからは僕のステージだ!」

 

「やつの力は未知数だ。気をつけて行くぞ。」

 

「ふん、知ったことか。」

 

1人の堕天使が突っ込んできた。

 

「バカっ!あれほど独断行為をするなと言ったはずなのに!」

 

『シャイン!シャイン!セイヤッ!オレンジスカッシュ!』

 

今のオレンジアームズでの技、オレンジスカッシュの斬撃波を繰り出した。

 

「う、うわぁぁぁっ。」

 

堕天使は見事に正面衝突してオレンジスカッシュで輪切りにされて消滅した。

 

「くっ、ガルバが。リューティア、一旦引くぞ!」

 

「はいっ!」

 

さっき散ったガルバという堕天使が消滅したのを見てリーダーの男堕天使とリューティアという堕天使は退散してくれた。

正直に言うと、あのまま3人で戦っていたら負けた可能性は大きかった。

 

「コータ?大丈夫?」

 

「まぁね。オレンジだからちょっと辛かったけど次はパイン使ってみるよ。」

 

変身を解除して話す。

僕が持っている変身道具である《果実の欠片(ロックシード)》は今持っているので4個。オレンジ、パイン、サクラ、イチゴの4個だが、サクラは戦闘用ではなく移動用のバイク。他にもあるはずだからそれを早めに入手したいところだ。

 

「じゃあ次は神社というとこに行こ?」

 

先程と変わらない相変わらずのリアスちゃん。そこには僕でも流石に尊敬する部分だ。

 

「お供いたしますよ。お嬢様。」

 

少々呆れた声で言葉を返し、僕はリアスに手を引かれ神社へと向かっていった。

 

 

 

Side:リアス

 

コータと2人きり。

お父様から突然コータと2人きりで旅行してきていいってくれた。コータと2人きりで旅行。うん、楽しい!さっきも変な人たちから私を助けてくれたしコータは強くてかっこいい!しかも大人になったらコータと結婚するんだ。結婚するってわかってるから、これは新婚旅行?うん、そうしよう。絶対コータも楽しめる旅行にしよっ!

 

「ねぇ、リアスちゃん。もう階段ないよ?」

 

「え?」

 

呆気を取られた声を出した直後、私は転んでしまった。否、

 

「リアスちゃん?大丈夫?」

 

コータが手を取って助けてくれた。

流石コータ、やっぱりコータは私の王子様なのかもしれないわ。///

 

「さて、神社に来てみたはいいけどこの神社……なんか嫌な感じがするね。」

 

そう……この神社には普通の神社にはある光力での結界がないことで有名なのだ。だが、そういう訳ではない。

 

「さっきの堕天使の匂いがする……。」

 

「えっ!?」

 

堕天使。私たちが恐れている種族の一つである。天界に仕える天使たちが何らかのことによって魔界へと堕天した姿で、悪魔の弱点である光を使う種族。そんな堕天使が一体何故……?

 

「「えっ!?」」

 

神社の奥から逃げてくる親子が現れた。

1人は成人した大人の女性で、もう1人は私たちと同じくらいの少女。そしてその後ろには……

 

「堕天使……。」

 

さっきの堕天使の2人がいた。

 

「さっきの子供か。丁度いい。貴様にガルバのリベンジをさせてもらおう。」

 

「《変身》!」

 

『パイン!ロック、オン!セイヤッ!パインアームズ!粉砕デストロイ!』

 

コータが変身したのはパインアームズ。オレンジ程のスピードはないが、オレンジアームズよりは攻撃力が高い《果実の欠片(ロックシード)》だ。

 

「姿が変わった……?リューティア、気をつけろ、やつは俺たちとの戦いに適した武装をしているかもしれん。」

 

「わかりました。行きますっ!」

 

女の堕天使の突進を始まりとして、コータvs堕天使×2の戦いが始まった。

 

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