アーマードライダーD×D(再投稿)   作:神崎桃哉

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第6話

Side:朱乃

 

私はリアス・グレモリーと名乗る悪魔とコータという少年に助けられた。その結果、雰囲気というか何というかでリアスの『女王(クイーン)』へとなった。

後悔はなかったが、ちょっと複雑な気分……。

 

「ねぇ、リアス。ここは何処なの?少なくとも日本じゃないと思うんだけど……?」

 

「それ僕も思ってた。ねぇ、リアスちゃん。適当に飛んだ訳じゃないよね?」

 

「え、えぇ…。も、もちろんよ。」

 

「「嘘つかないで!」」

 

「ごめんなさい……。」

 

やっぱりだ。いま日本は5月だったはず。だけどいまこの場には雪が大量に降っている。

 

「やっぱりここはヨーロッパの北の方とかロシアみたいだね、気候的に。」

 

やっぱり遠くまで来てしまったみたいだ。

お父さんとお母さんとは別々になっちゃったようだ。

 

「大丈夫よ、朱乃。朱璃さんはきっと生きてるわ。」

 

「えぇ、きっと……。」

 

ここを見透かされたような言葉に少々驚きを覚えつつ返事をする。

 

ウゥゥゥンウゥゥゥン

 

急に人工的なサイレン音が聞こえてきた。

 

「これは……毒…?」

 

「なんかの事件かもしれないわ。コータ、朱乃。行くわよ。」

 

「わかったけど、2人とも無理しないでね?」

 

「「わかってるわ!」」

 

2人と共に不気味なサイレン音の聞こえてくる場所へと向かった。

 

 

 

Side:リアス

 

サイレン音の場所へ向っていると……

 

「リアスちゃん、朱乃ちゃん。ちょっと待って。」

 

突然コータが待てと言ってきた。

こっちだって時間がない……!?

 

「ねぇ、君!大丈夫?ねぇ!」

 

コータは木の陰に隠れていた少年を見つけた。少年は相当な美形だが、服は白い拘束服のようなもので、服も顔もすごく汚れている。

 

「みんな……あり…がと……。」

 

言葉途切れ途切れで話す少年。

 

「もしかしてサイレン音と関係あるの?」

 

顔を上下に動かし肯定を示した少年。

突如、コータが《果実の欠片(ロックシード)》を取り出した。

 

「《変身》!」

 

『オレンジ!ロック、オン!セイヤッ!オレンジアームズ!花道オンステージ!』

 

オレンジアームズへと変身して、武器を携えてこちらにきた。

 

「リアスちゃん!敵がくる。朱乃ちゃん、リアスと一緒にこの子を何処かに!」

 

「わ、わかったわ。」

 

「コータ、無理しないでね?」

 

「わかってるって。」

 

後ろを向くと、首に十字架を持った白衣の男たちが現れた。

 

「《悪魔祓い(エクソシスト)》!?」

 

「数が多すぎる。ここは……!」

 

『イチゴ!ソイヤッ!シュシュットスパーキング!』

 

イチゴアームズへと変身した。

確かイチゴアームズは遠距離攻撃を得意とするアームズだった気がする。

 

「ここからイチゴクナイ投げても当たるよなっ!」

 

コータは先頭にいた悪魔祓いの1人にイチゴクナイを投げると見事ヒットし、その悪魔祓いは倒れた。だが……

 

「数が……多すぎるわ……。」

 

数は朱乃の時よりも多く、二桁はいるだろう。

 

「僕を……置いてけば…助かる…だから…。」

 

「だったら私のために生きなさい!名前は?」

 

「………名前……?……ない……。」

 

「ないの!?ならこれからは木場祐斗と名乗りなさい!」

「我、リアス・グレモリーの名において命ず。汝、木場祐斗よ。いま我の下僕となるため、その魂を我に預け、悪魔と成れ。汝、我が『騎士(ナイト)』として、新たな生に歓喜せよ!」

 

私の詠唱に続き、私は『騎士(ナイト)』の悪魔の駒が木場と名乗る少年の体内に入る。

思ったけど私って結構強引に眷属にしてる気がするわ……。後でコータに怒られなければいいけど……。

 

「リアスちゃん!その子は大丈夫?」

 

「大丈夫よ。転移魔法を作るからもう少し時間を稼いでくれないかしら?」

 

「数が多いからそんなに稼げないよ!」

 

「できるだけ急ぐからお願いよ!」

 

「はいはい、我が儘の多いお姫様なことで。朱乃ちゃん、どう?」

 

「大丈夫よ、たぶん10人くらいなら足止めできる。」

 

「なら右の人たちをお願い!」

 

「あらあら、我が儘の多い殿方なことで。」

 

「こら、朱乃ちゃんも真似しない!ほら、早くやって。」

 

「わかりましたわ、うふふ。」

 

朱乃は堕天使と人間のハーフ。しかも堕天使である父親は相当な光の魔力の持ち主だったため、朱乃もそれを使っている。

コータもコータで、イチゴの力をフルに使って時間を稼いでくれている。

 

「出来たわ!朱乃、コータ。早くこっちに。」

 

「「了解(しましたわ)。」」

 

「逃がさんぞ!この悪魔どもめ!」

 

悪魔祓いたちが追ってくるがもう遅い。

 

「では神父さんたち。ごきげんよう!」

 

私たちは転移魔法でグレモリーの屋敷へと戻った。

 

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