IS~クロガネの意志   作:漆屋

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前話は主人公視点の話


魔神降臨・2

それは、悪夢だった。

突如世界中に現れ破壊活動を始めた所属不明のロボット達

放たれる光線で蒸発する人々、鋼鉄の刃で切り刻まれる人々、炎で焼け死ぬ人々

現状は正に地獄と言えた

 

各国はすぐさまIS部隊を投入するが手も足も出ず逆に捕縛され全く意味を為さなかった。

IS以外の部隊も投入されたが破壊の獣達・・・破壊獣の前では無力に等しかった。

人々は絶望した最強の兵器であるISが手も足も出ず捕縛様にそして蹂躙される軍隊、破壊される町に・・・・

そんな時同じく攻撃を受けていた日本でそれは現れた某ロボットアニメのようにさっそうと

黒い鋼鉄のボディーを輝かせたロボット・・・・その名はクロガネZ

数日前に話題となったロボットだった。

 

クロガネZは破壊獣の攻撃をモノとはせずまたたく間に撃破しその場の人々にその力を見せつけた。

 

クロガネZが破壊獣を撃破して数分後世界各地で暴れていた破壊獣は一斉に行動を止め撤退したそして、世界各国にメッセージが送られた。

事件の首謀者ドクターギルからの

『世界よ、我名はギル・・・ドクターギル、この世界の覇者となるモノこの度我が破壊獣の力は如何だったかな?諸君が誇るISはもちろんどの軍隊も御覧の在り様、諸君らはワシが何故このような事をしたか疑問に思うだろう

全ては我が野望・・・そう、世界征服のため!!』

『我軍団は無敵・・・諸君の取るべき道は二つ黙って服従するか無様に死ぬかだ。・・・・だが幸いなことに諸君にはもう一つ道が出来たそれはクロガネZ、数日前に亡くなった黒鉄龍蔵が作ったロボットだ。』

忌々しい事にこのロボットは我が破壊獣と太刀打ちできる唯一のロボットだ故に此処に宣言する我が破壊獣軍団は最初にクロガネZとその操縦者を血祭りに上げるそしてホトニューム・・・光子力を我が手に!!それまで世界には猶予を与えようクロガネZとの決着をつけるまで世界には手を出さん戦力を整えるなり全面降伏の準備をするなり好きにするが良いただだしワシらの戦いを邪魔するならそれそうの報復をする。ぐはははぁー!!』

 

世界に動揺が走った。

 

ギルの宣戦布告の後、世界中がクロガネZとギルの話題が持ち上がった。

 

各国政府は対応に困った、まるでアニメや漫画の様な展開にギルに攻撃しようにも所在は解からず頼みのISが搭乗者ごと捕えられて軍隊も全く役に立たなかったうえ甚大な被害にも関わらずギルに対して何も出来ない事に面目丸つぶれだ。

すぐさま各国首脳による会議が始まったが、皆どの国が戦いの主導権を握るかで言い争っている。

「ここは、我が国の指揮の基闘うべきだテロリストに目にも見せてやる」

「なにを、言う被害に在ったのは貴国だけでは無いのだぞ」

「それに、敵の戦力も解からず無暗に闘うのは無謀だ」

「ここは、平和的解決方法を模索するべきだ。」

「日本は、如何ですかな?例のロボット・・・クロガネZは貴国で開発されたモノです此れについて如何に?」

「それについては現在確認中でして・・・」

「答えに為って無いぞ、件のテロリストはあのロボットを倒した後ににまた破壊活動を再開すると言ってる」

「それについては如何する所存で?」

「それに・・・ついては・・・・「それについては此方が説明しましょう」」

「「「「「「「「!!?」」」」」」」」

突然の声に驚く首脳たち

「きッ君は!!」

其処にいたのはクロガネ研究所新所長

「どうも、皆さんクロガネ研究所所長の刃隼人です」

刃隼人だった。

 

 

「以上御覧の資料のとうりクロガネZは現時点で破壊獣に対応しうる力を秘めています。」

隼人の説明の基首脳達は話し合っている

「だがしかしたった一体で大丈夫かね?それに操縦者は15にも満たない若者だ此処はベテランに任せた方が」

「其処は資料に在るとうり操縦者・・・黒鉄龍也にしか動かせないように為っており例えベテランのパイロットを用意したところ無意味です。」

「だがね君ー」

「無論全力でバックアップします。その間に各国では戦力を整えていただきたい。」

「時間稼ぎのつもりかね?」

「場合によっては」

「良いだろう全権を君らに委託する諸君らも良いかな?賛成の国は挙手を」

何人かは渋った様子だが満場一致で可決した。

 

 

 

 

 

かくしてクロガネZとドクターギルの破壊獣軍団との死闘は始まった。

 

世界が見守る中クロガネZは時に苦戦しながらも次々と破壊獣達を撃破して行った。

その光景に世界が歓喜した。そして各国政府の思惑以上の活躍の果てに遂にギル自ら戦いを挑んできて遂に勝利を収めた。

 

だが其処からが問題だった

クロガネZは活躍した・・・否活躍しすぎたのだ。

各国の官僚達は始めは態勢を立て直す為の時間稼ぎの積りだった。

その上で自分達の力を誇示する気でいた。

破壊獣出現当初は各国にとっては想いもがけないチャンスと思っていた。

現在軍事の要と言われるISは登場以降スポーツとしての側面が強く尚且つ建前上軍事運用の禁止が言い渡されている。此れを期に軍事運用の正当化を図る積りだった。

だが、その思惑は直ぐに崩れ去った。

各国が誇る自慢のISは破壊獣の前では無力に等しく尚且つ出撃したISの大半は搭乗者ごと奪われると言った

事態になった。そしてそこへ現れたクロガネZによって全てが狂い始めた。

当初はISと各国が秘密裏に開発したロボットによる反撃を計画していたがクロガネZの出現はそれらを台無しにした。普通ならクロガネZとパイロットの龍也に感謝するところその事を根に持った一部の権力者達が各国首脳を拘束し一部の官僚だけで龍也達を反逆者にでっち上げたのだった。

理由は其れだけに非ずギルが最後の戦いで龍也に言ったあることが原因だ。

 

黒鉄龍也よ、この世界は本当に守る価値が有るのか?」

「貴様の愛する肉親を奪った奴らが権力の座にいてやれ国益だ愛国心だ平和など騙る」

「この世界に価値は有るのか?」

「教えてやろう貴様の両親を祖父を奪ったのは他でもないこの国日本と世界の正義を語るアメリカだ。」

「黒鉄龍也よ改めて言うワシの仲間になれ、そうすればお前の望みも叶えられるぞ」

 

これらの言葉は事件の首謀者達で有る一部の権力者にとって致命的だった。

黒鉄龍也が何の力もない少年なら幾らでも誤魔化しが効く

だが彼には力が在った、クロガネZという最強の力が。

この力の前には幾ら法や権力、財力を持っても意味が無いそれこそ問答無用に滅ぼされるのが目に見えてるだろう。

否それよりも下手をすれば自分たちが国に消されるそうなる前に手を打った。

 

『クロガネZは平和を乱す世界の敵である』

『よって我々は総力を結集して敵を撃つ所存』

『皆さん心配しないで下さい我々にはISと各国が開発したスーパーロボットがあります。』

とウソの報道をし

そしてクロガネZを悪にしたてた。

 

その上でギルに立ち向かう筈だったロボット達や軍隊をクロガネZに嗾けそれを撃破する事で力を誇示すると同時にクロガネ研究所が半ば独占していた技術を奪う算段までも整えていた。

最早ギルと同列である。

 

だが彼らは根本的な間違いを犯した

先ず一つ半年の間世界はクロガネZの戦いを見ていたので何の前触れも無く龍也達を非難する報道をしても信じてもらえず。

次に常に自分達が主導権を握っていると思ってか最初から龍也達の縁者を盾に脅迫してきたのだ無論その光景は全世界に流されかえって批難を浴びる事となった。

更に差し出しの要求が国連からのモノだとウソをついた上に各国の首脳を病欠等の名目で拘束し勝手に動いたので

最早クーデター以上のモノと成り後にも引けなくなった。

そして、最大の間違いはクロガネZの力を見誤ったことだ。

 

 

ウソがばれる前に軍が言う事を聞く内にISによる武力行使を開始したが、そこでも思わぬ展開が待っていた。

黒鉄龍也・・・クロガネZの操縦者である。

彼はIS部隊の前に臆することなく立ちふさがりISを展開したそう・・・ISをである。

本来女性にしか扱えないISを目の前の少年が使った。

その事に多少現場は動揺したが相手は一機、此方は20機に加え戦闘機や戦車部隊がある指揮官はそう思い戦闘を開始した。

 

戦闘が開始された当初圧倒的な戦力差で結果は見えていたと思った現場指揮官は絶望した。

『なんだ!!これは、何かの間違いか!?たった一機のISに全滅だと!?』

指揮官の目には、戦闘不能にまで追い込まれたIS20機とスクラップ同然となった戦車や戦闘機だった。

部隊は全滅した

そのすぐ後ロボット部隊が投入されたがクロガネZの力の前に無力化された。

 

軍は次に108機のISを導入。

既に頼みの綱のスーパーロボットも無くなりふり構わず戦力を投入しだした。

機体の武装とサイズの問題も在ってクロガネZは誰も殺さずに闘うのに悪戦苦闘ビームも出力を落としての攻撃だ。

そんなクロガネZに援軍が来た。

龍蔵博士が技術誇示の為製作したスーパーロボット鉄人Z

超火力システムを搭載した炎神Z

クロガネZの試作機を強化改造したストロンガーZ

三体のスーパーロボットの登場により軍は更にマシンフレームやマシントルーパーや戦闘機等の戦力を投下した。

それに対してクロガネ研究所は二体の女性型アンドロイドを投入

二体はあっという間にIS部隊を撃破

それに追討ちをかけるように現れたドラゴン型ロボット・ウイングドラゴンが現れクロガネZと合体、戦場は絶望に包まれた。

 

そんな状況にトチ狂った事件の首謀者達は日本に向けてミサイルを発射した、その数3000発

クロガネZはすぐさま飛び立ち太平洋上空でミサイルを迎え撃った。

光子力ビームでミサイルの大半を撃墜し残りをアイアンブレードに光子力を込めた光子力ブレードの一振りでミサイルを叩き斬った。

そして、その後アメリカから核ミサイルが発射されたがルストブリザードと冷凍ビームで凍らせ宇宙まで運びバーニングブラスターで撃墜した

その様は世界中に映され世界は震撼した

それでも諦めない首謀者達は戦闘機や空母を導入更に在るだけのISが導入された。

クロガネZ達は死者を出さないように各個を無力化し力を誇示した。

こうしているうちに残った戦闘機やIS等は弾薬やエネルギーが底をつき方やクロガネZ達は全く疲れ知らず

その姿勢に首謀者達は切れて特攻を指示するがそれまでの全てをクロガネ研究所の手のモノによってその模様を中継され遂には現場の兵達は戦闘を中断した。

 

 

そして現れた最強の存在マジンゼロ

クロガネZに似たフォルムだが禍々しいその姿は正に魔神

ゼロは世界中の軍事施設等並び資源並びゴミを原子レベルでかき集め島を作るなどの力を示し世界にメッセージを送った自分がその気になれば世界の全てを作り替える事が出来る其れがどういう意味か解かるか・・・と

 

世界はゼロの前に平伏した。

 

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