IS~クロガネの意志   作:漆屋

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対決・白式

龍也とセシリアの対戦のあとすぐさま次の対戦が執り行われようとしていた。

先ほどのセシリア戦で勝利を収めた龍也の黒武者と一夏の白式だ。

白式は初期化と最適化が完了したのか最初の工業的な凹凸が消えシャープな感じに為り何処か中世の騎士を思わせるいでたちだ。

「またせたな、龍也」

白式を纏う一夏その手には雪光と同じ様な刀が握られていった。

「一夏、その刀は雪片だな」

俺がそう言おうと一夏は得意げに語った。

「そうさ、此れの名は雪片二型、千冬姉が使っていた雪片の改良型だ」

俺の予想は当たった千冬さんの弟で在る一夏の専用機白式やはり接近戦型の機体だ。

「じゃお互い負けられないな」

「そうだな」

お互い背負うモノがある簡単には負けられない

俺はおじいちゃん、一夏は千冬さん互いに譲れないモノがある。

「始めるか」

激戦が始まった。

 

「先手必勝、ホーミングミサイル」

両足からミサイルを一夏に向かって発射した。

「なんの!!」

対して一夏は雪片を振るいミサイルを切り落とした。

そこへすかさず

「光子力ビーム」

ビームを放ったが紙一重でかわされ

「もらった!」

間合いを詰められて一撃を放たれた

「甘い、光子力ビーム」

俺はそれを雪光で防ぎ至近距離でビームを放った

「ぐぅ!」

ビームの直撃を受けた一夏は怯むとすかさず距離を取った

「これでも食らえフォトンブラスター」

胸部から光線・フォトンブラスターを放った

「負けるか!」

一夏は雪片で正面から立ち向かった。

「な!」

雪片は光線と激突した

するとフォトンブラスターはかき消されてしまった。

その時雪片の形状は変化し光の刃を形成していた。

「どうだ、龍也」

「やるな一夏だけどこっちもにも在るんだなこれが」

俺は雪光を構えたすると雪光も雪片と同じ様に変形し光の刃を展開した。

「ウソだろ!?」

一夏は驚いった

「驚いたろ? ま、俺もそっちに驚いたがな」

まさかお互い似た武器を持っているとは普通思わないだろう。

「へ、上等!お互い条件は同じか」

「さてどうかな?」

互いに一気に間合いを詰め言葉を交しながら刃をぶつけ合う二人

双方空中で高速でぶつかり合いながら互いに一撃を加えていく

「如何した龍也さっきから他の武器は使っていないじゃないか、はぁ!」

「実は言うと此れを展開している間は武器のエネルギーが制限されるんだよ。おりゃ!」

「それ今行っても良いのか?でりゃ!」

「そこは大丈夫」

俺は一夏に回し蹴りを決め距離をとった

「使えない訳じゃないからな!ダブルキャノン」

両肩の砲身からエネルギー弾を放った

「そうかよ!」

一夏は雪片で切りはらった

「それより一夏良いのかそろそろシールドエネルギーが尽きるんじゃないか?」

「え!?」

『織斑機白式 シールドエネルギー0 勝者黒鉄龍也』

試合開始から三十分

双方互いに譲らず互角の勝負を繰り広げているかに見えたが一夏機のエネルギー切れであっけなく終わった。

俺の二勝でクラス代表は俺に決まったが

その後一夏とセシリアの対戦が執り行われた。

双方一歩も譲らない勝負をしたが結果はセシリアの勝利に終わった。

 

 

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