IS~クロガネの意志 作:漆屋
おじいちゃんの死後在る問題が起こった。
おじいちゃんが残した遺産に関しての事だ。
当然クロガネZも其処に含まれる。
葬儀は問題なく終わったがその後が大変だった。
アニメや漫画とは違い外敵が居ない今の世の中ではZの存在は個人が持つには大きすぎる(物理的にも)世間で話題になった。
其の事で警察や政府から質問攻めに合い没収されると思いきやそうはならなかった。
おじいちゃんの研究所・・・黒鉄研究所の力によるものだった。
俺は今妹の龍美と一緒に車で研究所に向かっている。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「どうした龍美?」
俺と一緒に後部座席に座っている
黒髪のロングヘアーでエプロンドレスを着ている少女・俺の妹
龍美はノート型の端末を見ながら俺に話しかけてきた。
「おじいちゃんの残したZの事なんだけど・・・」
「何だ?お前には包み隠さずはなしたぞ。」
そう言う俺に端末を操作しながら龍美は・・・
「そうじゃないの、・・・これからどうするの?研究所でこれかの事を話すと思うけど」
やはり、不安なのだろう無理もない俺だってそうだ。
実際あの後騒ぎを聞き友達の家から飛んで来て話を聞くとそれはもうそこら従に響くほど泣いたものだそれゆえか俺達は泣く暇も無かった。
その後泣きやむと同時に今使っている端末を使って各国のミサイル基地やら政府機関にハッキングし脅しを掛けて犯人に制裁を加えようとしたほどだ、その場で端末を取り上げなかったら世界規模でどうなるかわからん文字道理
泣く暇も無かった(笑)
葬儀では大人しかったがその裏で犯人に懸賞金を掛けようとしたりおじいちゃんの悪口を言った奴を社会的に抹殺したりと色々在ったが・・・
やはり年相応の女の子これからのことで不安で堪らないのだろう。
世間では天才少女と言われている龍美は其の見た目とは裏腹におじいちゃんの血を色濃く継いでいるのか僅か八歳でそこいらの科学者では発明できないものを作り上げるほどの頭脳でおじいちゃんにこそ及ばないけど幾つか特許を習得している天才児で幼少期からその才能に目を付けた輩に事欠かさない実際俺とおじいちゃんから何かとこじつけて引き離そうとした奴もいるほどだ(笑)
ま、それを抜きにしても自慢の妹であるが
なにせ何時も笑顔で誰にも優しいく言いつけはしっかりと守る我ながらよく出来た妹だ
俺がそう思って龍美の顔を見るとその顔は不安とは無縁の屈託のない笑顔で・・・
「やっぱ世界征服でもってお兄ちゃんのお嫁さんをいっぱい貰うのやっぱ男ならハーレムでしょ」
「・・・・・」
訂正する、やっぱり龍美は龍美だ・・・