IS~クロガネの意志 作:漆屋
俺と龍美は今研究所のロビーにいる。
黒鉄研究所
富士山麓に在るおじいちゃんが国の支援を受けて建てた研究所だ。
富士山を中心に取れるフォトンニューム鉱石を平和利用を目的に建てられた研究所
フォトンニューム・・・おじいちゃんが発明した新元素で其処から発生するエネルギーを光子力とおじいちゃんは名づけたそうだ。(因みにおばあちゃんの名前は光子)
・・・まんま、マジンガーの光子力研究所である。
フォトニュームは人工的に作ったモノと天然モノの鉱石の二つである。
因みにフォトンニュームも当初ジャパニュームと名付けようとしたが、極僅かながら日本以外でも取れる事からと色々な諸事情により断念したそうだ。
話は戻るがこの研究所は当初は平和利用を目的に建てられた研究所だが今では科学と付くものなら何でも研究する研究所となっている。(一部ではパンドラの箱と呼ばれている)
嘗てISも研究開発しようとしたが諸事情により断念
嘗ては国の支援で成り立っていたがおじいちゃんの特許や各国の企業等からの出資等で殆ど為りったっており余り必要としてない事も合ってか政府の意向が通りにくくなっており一部政治家からは煙たがれているが最も国益に貢献しているから手を出しにくい(それも在って煙たがれているのだが)
それ故今クロガネZはこの研究所に運ばれている。
運び出す際地下の天井が開き床が上がり庭の真ん中から出てきたときはご近所から見物する人が居たが、
まさかあんなものが有るとはみんな可也驚いていたな・・・・・
マジンガーだと家を突き破るが正直そうでなくてよかったと思っている。
1号がロビーで受付を済ませてきた。
「龍也様受付を済ませてまいりました。会議室にくるようにとのことです」
ロボットマン1号おじいちゃんが作ったAIロボット量産機の1号機だ
2号も居るが車を駐車場に置きに行っている
「龍也様車を置いてまいりました。」
2号も来て二人の護衛の許俺達は研究所の廊下を歩いた。
ロボットマン・・・おじいちゃんが作ったAIロボット量産機で1号から108号まで居る
主におじいちゃんの研究の為の作業用に作られたものだ。(外見はナンバー以外皆同じ)
作業用と言われているが正式にはま多目的用ロボットである。
全員見た目は同じだが何かしらの戦闘技術を修めており其の戦力は軍隊に匹敵するといわれている
・・・なのに作業用
1号と2号以外は普段この研究所や各地で働いており普段全員が揃うことはまずない
おじいちゃんの葬儀の時は全員参列してたが・・・
おじいちゃんの事もあってか今日は俺達の護衛として二人も一緒だ。
・・・・あの日二人とも出払っていた事もあってかおじいちゃんの事を可也悔やんでおりそれ故か俺達兄妹と行動を共にする事が増えた実際学校まで付いてくる事もあってか周りは引いていた。
おじいちゃんの事で冷やかす輩もいたが、二人の存在に怖気づいて直ぐにいなくなった程だ。
作業用だが格闘技はプロ以上の腕前のロボットを前にしてはそうだろう
「お二人とも此れから何が有っても我々が付いています。」
「ですから、安心してください」
二人の頼もしい言葉に俺は今だ残っていた不安が晴れたような気がした。
よし此れから何が有っても驚かず対応しよう俺はお兄ちゃん何だから妹を守っていく為にもしっかりとしなければ
「ああ、ありがとう二人とも」
俺達は研究所の会議室に着いた
「ようこそ、二人とも」
俺達を出迎えたのは白衣を着た男性陣
その中から出たのは強面の白衣を着た男性・・・
嘗ては所長代行だったがおじいちゃんの後を継ぎ所長に収まった
名字の通り刃物ように切れる男でおじいちゃんの弟子で俺達兄妹の父親とは親友同士である。
因みに刃隼人であって神隼人ではない・・・ここは弓教授だろうと思う人が居るかと思うがそんな人はいない
それっぽい人は探せばいるかもしれないが・・・
「刃さん、それで何か解かりましたか」
俺は刃さんに尋ねた
今クロガネZとアイアンハートはこの研究所に分析の為預けてある。
最初は政府に取り上げられるとこだったが刃さんが話をつけてくれた御蔭で事なきえる。
そして今日はその結果が出たとの報告が来て今後の事について話が有るそうだ。
その為に今日俺達兄妹は研究所に呼ばれた。
「あぁ、とんでもない事が解かった、先ず三博士説明を頼む」
そう刃さんが言うと他の男性陣のうち三人が答えた
「はい、刃所長」
「龍也君、龍美ちゃんよく来たね」
「それではこれを御覧あれ」
三博士と呼ばれた三人・・・モリ博士とタワシ博士、ソリ博士だ
念の為言っておく、もりもり博士でなくモリ博士、セワシ博士でなくタワシ博士、のっそり博士でなくソリ博士だ
会議室のモニターが映った
其処には地下の格納庫にたたずんでいるクロガネZとアイアンハートだった。
先ず画面はアイアンハートをアップで写した
「先ず、アイアンハートにつきましては解かった事が主に3つ」
「一つは機体について」
「大体の構造は同じだが構成する素材が若干違う」
そう三博士が言う
「素材が違うってじゃあぁ、あれは別物」
「ちがうよ、お兄ちゃん」
今まで大人しかった龍美が口を開いた
「あの、アイアンハートはお兄ちゃんのアイアンハートだよ」
「解かるのか?龍美」
コクリ
そううなずく妹はモニターを指差して
「あの機体を構成しているのは特殊合金Zだよ、ただ数値が断然違う」
よくわかったな俺はモニターに映っている数値についてはサッパリだ。
「うん、よく解かったね流石、龍蔵博士のお孫さん」
「御覧のとおりこの機体を構成しているのはネジの一本まで特殊合金Zだが」
「その精度は今までのモノとは断然違う仮に言うなら超特殊合金Z」
其の言葉に俺は・・・
「超特殊合金Z・・・」
って、超合金Zかよ
特殊合金Z其れはおじいちゃんが考案した合金
現代最強の合金と呼ばれそれ故にZとつけられたもので一部では超合金Zかよと突っ込まれる
「じゃあ、あのアイアンハートは俺のアイアンハートを精製し直されたものだと」
「うむ、そうじゃ」
俺の問にタワシ博士は答えた
モニターにはアイアンハートに対して向かって打ちだされるミサイルやレーザー等の攻撃が有ったが其の装甲は傷一つ付かなかった。
って人の愛機に何してんの!?
「次に二つ目機体の大体の構造は基本は同じだが各所ブラックボックス化している」
「その構造はアノISのコアと類似していると思われる。」
「ISてあのインフィニット・ストラトスの事ですよね何故か女にしか反応しないという」
俺の問に三博士は答えた。
「うむ、あの機体にはISの構造が取り入れられておる。」
「実際テストをした際バリアーを展開し装甲が破損してもその場で修復する自己再生」
「オマケに、拡張領域が確認されておる。」
またモニターにはアイアンハートに対して向かって打ちだされるミサイルやレーザー等の攻撃の映像が有ったが少し違ったアイアンハートの周囲に展開される光の壁・・・俗に言うバリアーが展開された攻撃は更に激しさを増して更に何処からか持ってきたのかナパーム弾や戦車砲やらも打ち続けたしまいにはバリアーが破れたが其の装甲には傷一つ無かった。
正直ホッとした
「合成映像じゃないですよね・・・」
「うむ、正真正銘実際の映像じゃ」
「他にもバリアーを緩和させる超振動パルス装置に掛け」
「バリアーを破って同じ事を試した」
さっきと同じ映像が流れた違いは先ほど展開されたバリアーは直ぐに破れアイアンハートは攻撃の雨に曝された。
オイオイ大丈夫かよ・・・・
攻撃が止み煙が晴れると無傷のアイアンハートがあった。
「っな!?無傷!!」
俺は驚く
「やっぱり、合成映像でしょ」
「信じられんのも無理もないが本物だ」
そう刃さんが言う
「最後に三つ目、操縦系統に変わり在りないが」
「誰にも動かせない」
「此方からの解析は出来るのに」
「なっ誰にも動かせないって現に今バリアーとか展開してたでしょ当然誰かが乗って・・・」
俺は合う事にきずいたISは女性にしか反応しないという事は当然乗っているのは・・・
「って何しているんですか、幾ら無傷でも中の女性は唯じゃすみませんよ!!」
「待って、お兄ちゃん」
俺がそう三博士に詰め寄っていると龍美が・・・
「アイアンハートにはだれも乗って居ないよ」
「誰持って、現に今・・・」
「・・・・多分自己防衛機能が働いたんだよ」
龍美がそう言う
「そうか、自己防衛機能か人が乗って居ないで何より・・・・って其れでも人が預けた機体に何しとんじゃ」
俺はそうノリツッコミをしてしまった。
そんな俺に刃さんは・・・
「龍也、落ち着け」
「だけど、刃さん何許可してるんですかもしアイアンハートが壊れたらどうするんですか。」
「俺に言うな、何分鮫島博士達が勝手にやった事だ。」
「・・・・鮫島博士達って・・・・・」
俺はある事に気付いた本来ならこういう処に居るはずの人物達が居ない事に・・・
俺はあたりを見渡し
三博士に聞いた
「三博士、解析には三博士も付いていたんですよね?」
俺がそい言うと三博士は眼をそらしながら答えた
「っそ、其れはじゃなぁー」
「なんというか」
「最初は止めたんだがのー」
「・・・出てくる数値に夢中に為って止めるのも忘れたと?」
「「「はい」」」
そう、三博士は答えた。
「そう責めるな龍也、三博士も最後は止めたんだでなければ今頃跡形も無く溶けていた」
そう刃さんが言う
「っあ、当り前じゃないですかていうか何ですか溶けるって!!」
「龍也、が来たって」
「おおぉ、待ちわびたぞ」
俺がそう怒鳴ると会議室に二人の白衣を着た人物が入ってきた
二人とも一部除いて瓜二つのガタイの良い老人だった。
「どうだ、龍也体は特に変わりは無いか」
一人は顔の半分が若干茶色に変色してる
「何かあったら直ぐに相談しなさいワシが改造してやる」
・・・これでも理性的である。
「ぐひひぃ、龍也どうだワシの作った兵器は?」
二人目の一郎博士と瓜二つの顔にだが変色は無く顔に大きな傷跡が有る
頭のネジが一本抜けてる様な人で狂気じみているが悪人ではない一郎博士共に気の良い老人である。
「あれならどんなISも女もイチコロじゃぞぉー無論男もじゃひゃほーい」
・・・・繰り返す悪人ではない
正直にいえばゲッターロボの敷島博士を具現化したような人物達で日本で何か騒ぎが有ればまた鮫島かとネット上でも話題に為る。それ故政府から危険人物としてブラックリストに載ってるとか無いとか
それでいておじいちゃんとは同級生だとか
「お二人とも相変わらずお元気そうで・・・・」
・・・・あぁーこの二人ならやりかねないし何を言っても無駄だろう・・・・
「それで、アイアンハートの事は解かりました様は凄いが誰も動かせないと」
「ぐひひーまぁそういうことだ、がまだ試していない事が有る、お前が乗って居ないという事だ」
と二郎博士が言う
・・・・っはいぃーアイアンハートに乗れって、と言う事はアノ実験を俺が乗った状態でやるってっか
冗談じゃないアノ実験で使ってた兵器は二郎博士の作ったものだ、この人の作った兵器は通常兵器とは一線を越えているアノ映像を見た限り幾らアイアンハートが頑丈でも中の俺が唯じゃ済まない。
俺は一歩後ずさりしていつでも逃げ出す準備をした。
「二郎博士その言い方では龍也が勘違いしますよ。」
刃さんが入ってきた。
刃さん助かります
俺は刃さんが助け舟をよこしてくれたと思い内心感謝した。
「龍也博士達が言うにはアレを動かせるのはお前だけかもしれないということだ」
「俺が動かすって、あれはISの技術が取り入れられているんでしょだったら男の俺が動かせるはずが」
『其れについては、束さんが説明するよ』
俺と刃さんが話していると突如として会議室に女性の声が響き渡った。
するとモニターの映像が切り替わり一人の女性が映し出された。
「ああ、あなたは・・・束さん」
ISの開発者
やっとISのキャラが登場